肌は年齢と共に肌の乾燥が強くなって、肌の状態も少しずつ悪くなっていきます。
しかし、肌のケアをしていけば、若々しい肌を維持したり、質を上げたりすることが出来ます。
そのためには、保湿液に含まれている成分も考えていく必要があります。
保湿をすると、どのように若々しい肌を維持できるようになるか挙げていきます。
保湿は乾燥肌へどのような効果があるの?
保湿には、肌を潤わせることで水分を逃がさないように、バリア機能を回復させて肌の状態を整える働きがあります。
肌の状態が良いとターンオーバー(肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み)時にきれいな肌に生まれ変わります。
つまり、逆に肌の状態が悪いとカサカサ肌になりやすくなります。

保湿をすると、カサカサになっている肌の隙間から水分が皮膚の中の細胞に入り込んで、水分を逃がさないようにして肌が乾燥するのを防ぎます。
肌にバリアがあれば肌の水分も逃げにくいので、乾燥を防ぐとともに肌の状態が良くなります。
年齢と共に肌の状態が悪くなり、若い頃のようなハリが無くなってしまいます。
ハリと弾力が維持できれば、肌の調子が損なわれることがなく、自然な肌を維持することができます。
セラミドは人の角質層に含まれている成分で、肌を構成している細胞に必ず含まれています。
セラミドの物質にはバリア機能があり、保湿効果を高めるとともに肌の水分を維持する働きがあります。
しかし、歳と共に肌のセラミドは減少していくので、肌に残留しているセラミドも減ってしまいます。
セラミドが減ると、細胞の水分が蒸発して肌の状態がカサカサになる原因になります。
つまり、セラミドを含んだ製品を選ぶと、肌の保護を助けるので保湿しやすくなります。
セラミドの成分が多いほど保湿に高い効果を発揮するので、肌に良い成分が含まれている量が多いものを選ぶのが良いでしょう。
また、ヒアルロン酸も肌の潤いを与える効果があります。主に化粧水などに含まれています。
肌トラブルに影響がない成分を選ぶとなお良いでしょう。
成分が合わないと逆に肌を傷めてしまうので、パッチテストをしてみて、アレルギーではないかを確認してから選ぶと確実です。
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保湿をしないと乾燥肌はどうなってしまうのか?
保湿がしっかり出来ていないと、肌から水分が逃げてしまい乾燥してしまうので、肌のバリアが壊れてしまいます。
皮膚のバリアが弱まると、肌の水分が蒸発しやすくなり、皮膚がカサカサにもなるので、肌の状態が悪化する原因になります。
肌の状態が悪くなると、余計にカサカサになってしまい肌荒れの原因となるので、水分の蒸発を防ぐには、正しく保湿をして肌のケアをしなければなりません。
また、年齢やストレス、紫外線などの外部からの刺激や生活習慣の乱れ、もちろん空気の乾燥でも肌の水分を奪われるのでそれらからも肌荒れになります。
よって、肌の質感が悪くなって乾燥肌になってしまいます。
他にも、便秘による老廃物の成分が身体に溶け込んでも、肌に悪い影響を与えます。
生活リズムが狂っていても、肌のバランスが崩れますので、改善できるところは直していきましょう。
保湿をする際にも、スキンケアの仕方を間違えると逆に肌の状態が悪くなる時もあります。
例えば、化粧水が合わないと肌が荒れてしまう可能性がありますので、アレルギーテストをしてから商品を選んだ方が良いでしょう。
皮脂が減ると保湿している量も減るので、ちょうどいい感じの保湿をするのがベストです。
ちなみに、顔の頬と顔まわりのUゾーンや目の周りには皮脂が少なく、乾燥し易いです。
繰り返しますが、セラミドが足りないと肌のカサカサ感が増します。
敏感肌だと状態が悪くなる時があります。
可能でしたら、入浴時にセラミドを流さないように洗うと、肌の維持に必要なセラミドまで失わずに済みます。
ぬるま湯で洗うと、刺激が少ないので肌を傷ませずに洗うことが出来ます。
強く洗うと肌への刺激が強すぎて、細胞を傷めてしまい逆に状態が悪くなってしまいます。
手などで優しく洗うと良いでしょう。
そして、アトピーが原因による肌荒れも乾燥し易いです。ダメージが出やすいので注意してお手入れしましょう。
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保湿の効果を上げる保湿液の使い方とは?
肌に充分に保湿液を馴染ませることにより、肌に十分浸透して状態の良い肌を作り出します。
保湿をするときは、先に肌に化粧水を付けてから乳液を付けます。
化粧水を500円玉くらいの大きさまで出して、肌に馴染ませるようにやさしく撫でるように塗ります。
そして、乳液を10円玉の大きさまで出して、化粧水のときと同じように塗ります。
塗る量は少なくではなく、適量を塗ることが重要です。
コットンを使う場合は、中指と薬指にのせて人差し指と小指で挟んで使います。
保湿は1日に2回程度、お手入れをすると十分な仕上がりになります。
歳を取ると肌の保湿性が減少するので、こまめに乳液などでお手入れをするのがベストです。
そして、保湿液の上にクリームを塗ると保湿力が高まり、もっちりと仕上がります。
お風呂上がりには肌の水分が抜けているので、そこに保湿液を塗りこむと水分が抜けた毛穴に入り込むので保湿力が増します。
Uゾーンと呼ばれる顔の乾燥し易い部分は、保湿液を重ねても良いでしょう。
しかし、保湿を行うときも順番があり、その手順を守って使わないと、充分な効果が期待できない場合があります。
お風呂上がりは皮膚から水分が抜けて乾燥しやすいので、早めに保湿液を塗る事がオススメです。
熱湯を使うと肌も乾燥しやすくなるので、保湿液を良く塗りこみましょう。
商品としては、オールインワンのものを使うと、保湿の工程がこれ一つだけで済みます。
しかし、オールインワンと銘打っていても、そうではないものもあるので気をつけないといけません。
安全性の高い成分やビタミンCが配合されている製品を使うと、保湿力が上がるでしょう。
また、肌の油分の多さや乾燥肌の度合いによって選ぶ保湿剤は変わってくるので、保湿成分が合った物を選ぶと、高い効果を期待できます。
保湿液の選び方が分からない方の為に、参考に何種類か紹介します。
SHISEIDO フューチャーソリューション LX コンセントレイティッド バランシングソフナーe
メーカー名:資生堂
商品名:SHISEIDO フューチャーソリューション LX コンセントレイティッド バランシングソフナーe
価格:13,200円(税込)
資生堂の保湿液で、化粧水を使わなくても浸透しやすい商品です。
単価が高価格なので、手にしにくいかもしれません。
スキンケアで使うときもさらさらした触感・トロリとした使用感なので、潤いも保ちやすく、使い心地も悪くありません。
価格は高いですが、効果は良いのでリピートしやすいのでオススメです。
コットンで使用してもべたつきが無いので、気持ちよく使用できます。
乳液と美容液がこれだけでいいので、これ一本でスキンケアが済みます。
ポンプを2回プッシュすれば、充分な量が使えます。
詰め替え用もあるので、中身を補充するだけで簡単に使えます。
オルビスユー ジェルモイスチャライザー
メーカー名:オルビス
商品名:オルビスユー ジェルモイスチャライザー
価格:3,300円(税込)
オルビスの保湿用のジェルクリームで、肌の潤いを維持する働きがあります。
ジェルには水分保持力があり、肌の水分を閉じ込めて、逃がさない働きがあります。
みずみずしいジェリー状なので、肌に溶けこんで潤いを与えます。
即効性があるので、水分の膜を作り保護し角質のバリアを維持することで、肌荒れを防ぎます。
また、ミネラルにより肌への成分の浸透を助けて、成分が行き届くようにします。
クリームの刺激でしみることがあまりないので、敏感肌の方でも安心して使用できます。
ラメラ構造という水分と油分が交互に重なっているものが、肌の浸透と保護をして状態を維持します。
Gローション
メーカー名:HABA
商品名:Gローション
価格:1,980円(税込)
笹や海藻から抽出したエキスを使い、天然のミネラルを使用したローションなので安全性としても問題ありません。
さっぱりした触感で肌への刺激は少なく、無添加でアレルギーになるものもあまり使用していないので、敏感肌やアトピーでも安心して使用できます。
サラサラ感でしっとりしていて不快感はなく、液が肌に浸透しやすいので気持ちよく使えます。
あまり多い量を使わなくても、十分肌が潤います。
価格も安価なので、コスパの点でも安心して使用できます。
それにポンプタイプなので、好きな量を調節することが出来ます。
キュレル 潤浸保湿 乳液
メーカー名:花王
商品名:キュレル 潤浸保湿 乳液
価格:2,090円(税込)
花王のキュレルシリーズで乳液タイプの商品です。
セラミドが含まれていて、セラミドの配合されたカプセルの成分が肌に浸透するので状態を維持できます。
やさしい触感でべたつかないので、肌に嫌な感覚を与えません。
消炎剤が含まれていて肌荒れにも強い働きがありますので、塗って肌に問題が起こることもないでしょう。
価格も高くはないので、コストもあまりかからずにリピートできます。
プッシュタイプですから使いすぎる事もありません。
リニューアルされているので、前シリーズの物とは少し違うかもしれません。
詰め替え用も発売されているので、使い切っても詰め替えるだけで使用できます。
保湿はほどよくが良い!乾燥肌で保湿をしすぎるとどうなってしまう?
何の保湿液が合うかは、自身の肌次第
肌の状態の維持には乾燥肌を防ぐ必要があります。
怠るとすぐに悪化するので、こまめに保湿する癖が身に付くと良いでしょう。
ただ保湿液を付けるだけではなくて、正しいスキンケアも必要です。
しっかり守らないと、効果が無いばかりか悪化させる一因にもなってしまいます。
個人の肌の成分に合った保湿液を選んで、正しい使い方で使うと高い効果が出るでしょう。
保湿液を購入する際も、コスパや成分、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
ベタベタしたり、塗り心地が悪いと使っていたりすると、肌に不快感が残ります。
しっとりした感じの保湿液ですと、そのような感覚が残りません。
そういった製品を出来るだけ選んで使うと、肌に気持ちよく使えるでしょう。
コスパも考えると、詰め替え用が存在する製品だと金銭的に安く済みます。
保湿をする為には色々と合うものを考えて、自身に合うやり方で肌の健康を維持しましょう。
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