お肌のトラブルに多いものとして、やはり乾燥肌は欠かせません。
みなさんは乾燥する時期になると、自分は乾燥肌だからしょうがない、などと思っていませんか?
実は乾燥肌の方でも体質改善が可能なのです。
今回は乾燥肌の原因から、改善につながる肌にいい食べ物まで、これは男性でも使える内容となりますので、ぜひ確認してみて下さい。
また、自分が乾燥肌なのか迷っている方は以下から確認してみて下さい。
Contents
乾燥肌ってどんな肌なの?

そして紫外線などの外的刺激や花粉などのアレルゲンなどからお肌を守り、同時に肌内部の水分を逃さない役割を担うのです。
この状態が崩れる、つまり「角層の水分が20%未満の状態」がお肌の乾燥した状態ということです。
そして、その状態が継続したり、常態化すれば「乾燥肌」です。
脂性肌にお悩みの方はこちら
『脂性肌でニキビができる方必見!原因と今日からできるスキンケア』
乾燥肌になる原因と保湿ケア
原因には、内部的な要因と外部的な要因があります。
季節や環境によって様々ですが、どんなものがあるのでしょうか?
間違った洗顔やスキンケア、化粧品の使い方
女性ホルモンのバランスの乱れや減少
ライフスタイル(食生活、睡眠、運動不足など)
皮膚病などの病気
花粉などのアレルギー源
外気の乾燥
急激な温度や湿度の変化
大気汚染
乾燥肌を意識する方々へ オススメのセルフケア

洗顔やメイク落としのあと、洗い上がりが突っ張るのは必要な皮脂まで洗い流してしまっているサインです。
乾燥肌を防ぐ化粧水選び
肌の乾燥を防ぐうえでは、保温ケアが欠かせません。
一般な保温ケアとして、「化粧水」と「クリーム」を使用して肌に美容エキスの成分を届けるという方法があります。
ここで化粧水の選び方をご紹介いたします。
今までは化粧水というと、肌に水分を補うものとして捉えられていました。
しかし、今では化粧水は水溶液の美容成分を肌に届けるものという捉え方が一般的になりつつあります。
化粧水は配合されている美容成分に着目して選びましょう。
肌の水分量が低下している乾燥肌の場合、水分を吸着して肌の潤いを保つサポートをしてくれる成分を配合した化粧水がオススメです。
大まかな成分として、以下のものがあります。
コラーゲン・エラスチン
セラミド
グリセリン
上記のような保温成分は、化粧水よりもクリームに多く含まれる傾向があります。
化粧水の中で特に保温成分が多く配合されたものを探したい場合は、上記の成分を1つの目安にするとよいでしょう。
厳密な配合量は細かい明記のない製品がほとんどですが、成分表示には配合量の多いものから順に記載されています。
そのため出来るかぎり上の方に保温成分が記載されているものを選ぶことが、保温力の高い化粧水を選ぶための目安になります。
肌の乾燥に効く保湿ケア
クリームというと、化粧水で水分を与えたあとに油分でふたをするためのものと捉える方が多いかもしれません。
しかし、上記の化粧水の項目でも述べたように保湿ケアによる現在の考え方は保湿成分を肌に届けるというものです。
この観点で言いますと、クリームの働きというのは油分が多く含まれる保湿成分を肌に届けることと考えられます。
このクリームに配合される保湿成分の例として以下の成分があります。
肌に潤いを与えたい方はコチラ
肌の水分量を増やす方法とは?
スキンケアの見直しをしましょう
スキンケアの中で特に注意を喚起するのは肌を刺激しないことです。
例えば洗顔時などに擦りすぎることは乾燥肌だけではなく、シミなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなります。
スキンケアをするときは、以下のポイントに気をつけましょう。
洗顔やクリームで保湿をするときには、必要以上に肌を撫で回さない
ベースメイクは塗りこまず、軽い力で叩き込む
化粧水は叩き込まず、顔を覆って浸透させる
男性でも改善できる乾燥肌にいい食べ物
保湿ケアのほかに見直すのが、食事です。
毎日の食事で摂取する栄養素は、肌だけでなく身体を作る原料となるものです。
そのため、食生活の乱れはお肌の調子や身体の状態に影響を及ぼします。
その中でも肌の細胞の生まれ変わりに大きく関係がある物質の一つとして必須脂肪酸があげられます。
必須脂肪酸とは、特に魚介類に多く含まれる脂質です。
肌の健康というところでだけでみると、肌の水分保持力の8割を担っている細胞間脂質の原料となっています。
この必須脂肪酸には、『オメガ6系脂肪酸』、『オメガ3系脂肪酸』があります。
それぞれどのような食品に含まれるのかご紹介します。
また、オメガ3系脂肪酸が不足することが原因で乾燥肌に傾きがちだといわれます。
和食はオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の大体の割合が理想的だとされています。
肌の乾燥が気になる場合は、改めて食生活を見直してみるのもよいでしょう。
ただし、これだけさえ食べていれば大丈夫というものはありません。
肉や野菜も含め、様々な食品を摂り、栄養バランスのよい食事を意識しましょう。
肌に良い食事を確認されたい方はこちら
『肌荒れに効く良い食べ物・悪い食べ物成分一覧表で食生活の改善をしましょう』
睡眠不足と乾燥肌の関係
睡眠が不足していると美肌ホルモンといわれる成長ホルモンが分泌されず、肌のターンオーバーや皮脂分泌のバランスが乱れてしまいます。
病状は人によって様々ですが、空気が乾燥している秋~冬にかけて肌の水分量が減少し、乾燥肌が常態化されやすくなります。
乾燥肌の改善を促進するには、最初の3時間がポイントです。
以前はよくお肌のためには夜10時~午前2時までの睡眠が重要という考えで、その時間帯に成長ホルモンが効率よく分泌されるということでしたが、最近の研究では時間帯に関係なく就寝後の3時間に最も多く分泌されていることが分かってきたのです。
よって、ベッドに入ってからの3時間でいかに深く眠れるかが重要になってきます。
- できるだけ就寝の1時間前には食事を終える。
- 高い体温状態で就寝しない。
- 就寝前に明るすぎる場所で過ごさない。
入浴と睡眠と乾燥肌の関係
上記の3つのうち2つ目の体温が高い体温状態で就寝しないというのがより重要になるポイントです。
特に冬場になるとお風呂で全身温まってから体が温かいうちにベッドに入ってしまいたくなるもの。
しかし、体が温まっているうちに就寝すると交感神経が働いている状態なので、深い睡眠に入りにくく、夜中に目が覚めやすくなります。
入浴後は、体の火照りが取れた程度に体温が下がってからの就寝を心掛けましょう。
就寝の1時間前に食事と入浴を済ませてしまうことを前提に、1時間あれば体温が下がって熟睡に入りやすい状態になりますし、食後に入浴することで食事で上昇した血糖値が下がり、より良い安眠状態が期待できます。
成長ホルモンをしっかりと分泌させる睡眠を意識して、乾燥肌になりにくい肌を目指しましょう。
肌と入浴の関係についてはこちら
『【美肌の湯】重曹で損しない自宅での再現方法から確認しないと危険なこと』
花粉と寒暖差が肌荒れ(乾燥肌)を招く原因

花粉によって起こるアレルギー症状は「鼻がむずむずする」、「くしゃみが止まらない」、「目がかゆい」などが一般の症状です。
風邪とよく似た症状でありますが、風邪とは異なり発熱や全身のだるさなどの症状がないため区別しやすいといえます。
そして花粉症はこのような症状だけではなく、「瞼や首筋にかけて肌が乾燥する」、「肌にかゆみが発症する」など、乾燥や肌荒れの原因になる恐れがあるのです。
そのため、この時期の肌荒れは普通の肌荒れなのか花粉症によるものか判断しづらいです。
花粉症が肌荒れを引き起こす要因にまず考えられるのは肌のバリア機能が減衰している時に花粉が肌を刺激し、肌がアレルギー反応を起こしてしまうものです。
花粉は気温の寒暖差が激しい季節の変わり目に多く飛び、肌がその気温に順応しきれない不安定な状態となります。
また、春先は紫外線の量が増すので、気づかないうちに多くの紫外線を浴びているということになります。
紫外線を受け続けていると角質層が肥厚して肌の内部で隙間が拡散します。
そうすると肌の角質に含まれる水分が蒸散を起こして乾燥したり、コラーゲン組織を破壊したり、肌表面のキメが乱れて、ゴワつき・ザラつき・皮めくれといった肌荒れ状態になってしまいます。
このように不安定になった肌へ飛んできた花粉がさらなる刺激となって、かゆみや乾燥の連鎖を引き起こしてしまうのです。
花粉対策でマスクを着けていれば肌荒れにならない?
花粉の予防にマスクを使い始めた途端に肌荒れになった方に参考にしていただきたいです。
着用したマスクで鼻からあご先まで覆われることになり、その部分の肌とマスクとの間に摩擦が起きます。
摩擦は肌の刺激となるため、肌荒れが起きてしまいます。
マスクの中はいわば半密閉と近い状態にあります。
呼吸で湿度と温度が上がって、常にムレが生じています。
くしゃみや会話でマスク内に飛び散った唾液による雑菌がムレにより繁殖すると、ニキビの発生や悪化などに繋がってしまうのです。
マスクで肌荒れした時の応急処置
敏感肌用コスメでしっかり保湿!
荒れた状態の肌はいつも以上に敏感でダメージを受けやすい状態になっています。
普段使用している化粧品でさえ返って刺激になって、痛みやかぶれが出てしまうこともあります。
こんな時は迷わず低刺激処方のコスメにシフトしましょう。
乾燥・敏感肌用にも使える、肌にやさしいシリーズが発売されています。
大気汚染による肌への影響

私たちの生活の身近に汚染物質は存在しています。
排出された空気中に漂う汚染物質は風に乗っていたるところへ飛ぶので、大気汚染物質の影響をそのまま肌へと届けてしまうのです。
大気汚染物質からしっかりと肌を保護する対策をしましょう。
敏感肌や乾燥肌といった肌トラブルを起こしている方は特に要注意です。
実際に大気汚染によってどんな肌トラブルが引き起こされるのかご紹介しましょう。
シワ・たるみ
若い時から野外活動を頻繁にしていた人と、インドア傾向の人の皮膚を比較すると肌の状態は
まったく対照的です。
なぜなら、紫外線や大気汚染による肌への刺激を受けた量でかなりの差が出るからです。
大気汚染物質を長い間にわたって浴び続けているうちに、活性酸素が肌の中で発生して急激に肌の老化を促進させます。
肌に活性酸素を蓄えると、肌の老化によってシワやたるみの原因になります。
毎日スキンケアを欠かさずにやっているのにシワやたるみが気になるという方は大気汚染の対策が疎かになっている可能性があります。
なかなか治らない肌荒れ
肌荒れがいつの間にか良くなったり、急に悪化したりを繰り返すようになった…。
こんな人は要注意です。
しっかりスキンケアしているのに肌荒れが治っていく気配がないなど、負のスパイラルに陥っているのはスキンケアのやり方が間違っているか、何らかの外部刺激による影響を防ぎきれてないかという事です。
もしあなたが的確に正しいスキンケアをしているにもかかわらず、肌荒れを繰り返すようであれば、原因は大気汚染物質による刺激かもしれません。
PM2.5などにも含まれている大気汚染物質への刺激で治らない頑固な肌荒れで悩んでいる方は、積極的に肌を保護する対策を取り入れたほうが良いかもしれません。
汚染対策には
紫外線対策から同様に大気汚染もブロックしてくれるタイプのコスメを利用すると効果的だと思います。
外出中に浴びる物質をファンデーションなどでカットするのは有効な対策ですが、日頃のスキンケアでも汚染による環境ストレスを軽減することができます。
乾燥からお肌を守って理想の肌に!
肌の保湿成分である皮脂や汗、保水力の源となるヒアルロン酸やコラーゲンは歳をとると共に減少していきます。
ある程度の年齢を過ぎると、全ての人は加齢性乾燥肌予備軍といわれています。
加齢による女性ホルモンの減少も、肌を乾燥させてしまう要因になります。
加齢が原因だからと諦めず、不足しがちな成分を十分に補い、潤いを保つケアを日頃から心がけて年齢に負けない美肌を目指していきましょう。
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