大人になっての鼻周りのニキビ、その原因と対処法とは?鼻周りのケアについて解説します

鼻をつまむ日本人女性 ニキビ

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顔にニキビが出来ると、気分が落ち込んでしまいますよね?
特に、鼻周りのニキビは目立ちやすく非常に厄介です。
ここでは、そのような鼻周りのニキビの原因や対処法について詳しく説明していきます。

鼻の周りにできてしまうニキビの原因

鼻は他の顔の部位と比較して皮脂量が多く、毛穴も奥が深いという理由で皮脂が毛穴に詰まりやすいといった特徴を持ちます。

ですので、鼻は思春期ニキビが出来やすい部位なのですが、大人の鼻ニキビも次のような要因で出来る場合があります。

  • ホルモンバランスが崩れる
  • 紫外線を浴びる
  • 指で触れた際の刺激や菌が付着する
  • メイクの洗い残し
  • 生活リズムが崩れる

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

ホルモンバランスが崩れる

不規則な生活習慣やストレスの多い日々が続くと、男性ホルモンが大量に分泌されて毛穴が詰まったり、皮脂が大量に分泌される事でニキビが出来やすくなります。

崩れたホルモンバランスを元通りにするには、日頃の生活習慣を改善する事が重要です。

紫外線を浴びる

太陽と雲がある空肌が無防備なまま紫外線にさらされると、肌をガードしようと角質が厚く硬くなる過角化が起こります。
過角化が進行すると毛穴が塞がり、ニキビが出来やすくなってしまいます。

さらに、紫外線を浴びると肌の水分も蒸発してしまうので、肌の乾燥を進行させてバリア機能も低下します。

指で触れた際の刺激や菌が付着する

日常の中で、つい鼻を擦ったりゴシゴシと力いっぱい洗顔する人が多いと思います。
外から刺激を与えると肌のバリア機能が低下して、ニキビが出来やすい状態に陥ります。

その他、出来てしまったニキビが気になって指で頻繁に触れてしまうと、指から菌が付着してニキビを進行させる恐れがあります。

メイクの洗い残し

残りわずかなパウダーファンデーション鼻は顔の中でもデコボコが多い部位で、鼻の毛穴は他の場所と比較して大きいです。
よって、化粧品の油分や細かな粒子を洗い残してしまうとニキビの要因に繋がります。

メイクを行なった日は、しっかりとクレンジングを行うと共に正しい洗顔や保湿を意識するのが重要です。

生活リズムが崩れる

脂の多い食事がたくさん摂る等、偏った食生活や睡眠不足等も鼻ニキビを招く要因につながります。
外からきちんとスキンケアを行うことも重要ですが、中からのケアも重要です。

これらの要素はどれか一つだけとは限らず、複数の要因が重なっている事もあり得ます。

例えば、誤ったスキンケアや不規則な生活習慣に加えて紫外線における肌のダメージが重なると、肌のターンオーバーが崩れてしまい古くなった角質が剥がれずに肌の表面に溜まっていきます。
元々鼻は皮脂の分泌量が多い理由で、毛穴が詰まりやすくニキビが出来やすいのです。

若い頃のニキビと大人になってのニキビの違い

ここで、鼻周りのニキビはもちろんのこと、若い頃のニキビ(思春期ニキビ)と、大人になってのニキビ(大人ニキビ)の違いを知っておきましょう。
そもそも年齢によってニキビの特徴は違うようです。

思春期ニキビ

10代の大学生ぐらいの女性10代の若い頃に出来る思春期ニキビは、皮脂が大量に分泌される事が主な要因です。
毛穴が小さいので皮脂が詰まりやすく、その皮脂を餌としてアクネ菌が繁殖する事で、ニキビが発生します。

思春期ニキビは顔全体に出来るのが特徴です。
特に、皮脂の分泌が盛んなおでこや鼻などのTゾーンに出来やすいです。
また、思春期ニキビは汗をたくさん掻く春や夏に注意しましょう。

大人ニキビ

大人ニキビは、古い角質が上手に剥がれずに蓄積していき、毛穴を詰まらせる事で生じます。
大人ニキビの原因は、ストレス・睡眠不足・月経等と様々ですので、全部をクリアするのはとても厳しいです。

大人ニキビは乾燥肌の方でも出来る事があります。
特に、や顎と言ったUゾーンに出来やすいです。
また、大人ニキビは同じ箇所に繰り返して出来る事も多いです。

鼻周りのニキビの治し方とケア

洗顔をする女性ここから具体的に鼻ニキビを治す方法をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

鼻ニキビを治す洗顔方法

鼻周りのニキビの治し方は、正しい洗顔を行うことで皮脂を上手くコントロールする事です。
低刺激な無添加石鹸をいっぱい泡立てて、強く擦らずに丁寧に洗ってください。

泡立てネットを使えばきめ細かい泡がいっぱい作れるのでオススメです。
一日に2~3回ほど、洗顔料や石鹸をいっぱい泡立てて優しく洗ってください。

ゴシゴシと強く洗うと肌に負担をかけてしまい、むしろ皮脂の分泌が促進されたり、肌をガードする為に角質が厚くなって毛穴詰まりを引き起こす恐れがあります。

毛穴は温めてあげると開きやすくなり汚れが落ちやすくなるので、洗顔する直前に蒸したタオルを使って顔を温めた後に洗顔を行うのがオススメです。

クレンジングボトルと黄色のバラ鼻ニキビを改善するならクレンジングオイルが有効です。
クレンジングオイルとは、オリーブオイルやミネラルオイル等をベースとして様々な界面活性剤が使われているクレンジング剤です。

皮脂と同様の油脂成分を使うことによって毛穴の汚れを効率良く除去する事が可能で、界面活性剤が配合されている事から水でスッキリ洗い流す事が出来ます。

週に1~2回ほどとペースを決めて行うことで、徐々に毛穴や化粧の汚れが改善されて、毛穴の開きも小さくなっていきます。
強く擦らずに、優しくマッサージする感じでクレンジングを行うのがポイントです。

ただし、クレンジングは必要以上に皮脂を洗い流してしまうので、乾燥肌や敏感肌の方にはオススメ出来ません。

また、使った後は必ず化粧水美容液を塗ってきちんと保湿を行なってください。
そして、肌にかかる負担が大きいのでやりすぎないようにしてください。

鼻ニキビを治すビタミン

ビタミンCのオレンジのイメージ鼻ニキビを改善するには、水溶性のリン酸型ビタミンC誘導体が有効です。
ビタミンCには美白効果・抗酸化作用・皮脂抑制効果等があり、鼻ニキビやニキビ跡が出来にくい環境をもたらします。
ビタミンC誘導体は水溶性と脂溶性に分かれますが、脂性肌の方は水溶性がオススメです。

水溶性のビタミンC誘導体といっても種類がいくつが存在しますが、中でもビタミンCをリン酸と結びつけたリン酸型ビタミンC誘導体がオススメです。

何故なら、肌に塗ると生体が持つホスファターゼと言う酵素が結合を解き、ビタミンCが皮膚の内部で効果的に働くからです。
また、ビタミンB2やB6を摂るのもオススメです。

ビタミンB2
ビタミンB2は補酵素として肌の代謝に大きく関わる水溶性のビタミンであり、脂質の代謝に関わって皮脂の分泌を抑制し、皮膚の成長と健康維持の効果が期待出来ます。
さらに、過酸化脂質の還元効果も期待出来ます。
ビタミンB6
ビタミンB6は肌作りを補助して皮膚炎を防止する効果や、皮脂をコントロールする効果が期待出来ます。
ビタミンB2やB6が足りないとニキビが出来やすくなる為、皮膚科ではニキビの治療でこれらを処方する事も多いくらいです。
また、これらのビタミンはサプリメントを使用してみるのもオススメです。

ニキビだけではない鼻周辺のデキモノ

鏡を見て肌トラブルに困る女性鼻周りはニキビが最も代表的ですが、ニキビと勘違いしてしまうデキモノも多く、それらは対処方法が全然異なります。
初期段階ならば自分で改善出来ますが、こじれたり痛みを感じる場合は耳鼻科や皮膚科で診察してもらう必要があります。

ニキビとよく間違えやすいのが面疔(めんちょう)です。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることでアクネ菌が繁殖して起こる症状ですが、面疔は黄色ブドウ球菌が毛穴の奥に侵入して炎症や化膿を起こす症状です。

面疔は、鼻の血管を通じて黄色ブドウ球菌が脳にまで達して重度の髄膜炎等を引き起こし、かつては命に関わることも珍しくなかったらしいです。
しかし、今は抗生物質が開発された事でそこまで恐ろしいデキモノではなくなりました。

みなさんも鼻にデキモノが発生すると、一日中気になってしまって、つい気になって指で触れてしまうと思いますが、菌が侵入し化膿を起こしてしまう恐れがありますので、やめましょう。

鼻のデキモノは種類や対処方法を知って、出来るだけ早めに改善しましょう。
鼻のデキモノは顔の中心部にある為、化粧で誤魔化そうとしても目立ってしまいがちです。
早めに治療して目立たなくしましょう。

鼻周りに多い黒いブツブツの正体とケア

次は鼻周りに出来る黒いブツブツについてお伝えします。
鼻周りのあの黒いブツブツって、一体何なのでしょうか?

鏡で顔を見る外国人女性鼻周りの黒いブツブツは、角栓というものが毛穴に詰まることで出来るものです。
角栓とは体内から分泌される皮脂と古くなった角質が混ざり合ったもので、これが時間が経つと酸化を起こして黒ずみます。

すると、鼻の毛穴が黒くなりブツブツ状態になるのです。
目立ちやすい鼻周りの黒いブツブツをケアするには、毛穴に詰まった角栓を取り除かなければなりません。

絶対にやってはいけない誤った取り方

毛穴に詰まった黒い角栓を、力ずくで取ってしまう方も多いと思います。
しかし、鼻をキレイにしたいのならば下手に触れるのは良くないのでやめましょう。

指を使って押し出したり、毛穴パックやピンセットを使って抜こうとするのは良くありません。
これを行うと、毛穴が広がったり鼻の皮膚に傷を負わせて炎症を招いてしまう等、悪いことばかりの結果になります。

少しでも早く黒い角栓を無くしたいと思いますが絶対に触れないようにしましょう。

正しい鼻の黒い角栓のケア方法

鼻から鼻水が出ているイラストザラザラした毛穴の黒ずみの正しいケア方法として、一度洗顔を見直してみるのが良いでしょう。
鼻のブツブツとした角栓をキレイにしようと、顔を力いっぱいゴシゴシ洗ってしまう方が多いと思いますが、それはNGです。

鼻のブツブツの正体である角栓は乾燥によって出来る為、顔を洗いすぎると肌が乾燥し、逆に鼻の黒ずみは進行していってしまいます。
そういった事態にならないために、洗顔は優しく行いましょう。

洗顔料は、洗顔用の石鹸が有効であり肌に優しく毛穴のトラブルを改善するのにピッタリです。
洗顔用の石鹸で優しく顔を洗ったら、ぬるま湯で丁寧に泡を流します。

そして、洗顔を終えたら保湿を忘れずに行い、肌がしっとりするようにケアしましょう。
こういったスキンケアを行うことにより、ターンオーバーが活性化して鼻の角質は次第に取れていき、少しずつ鼻の黒い角栓も消えていきます。

一見遠回りに思いますが、キレイな鼻にする為にはこれが意外と近道です。
毛穴の黒ずみを改善するには、日頃のスキンケアで改善するのが一番自然なやり方で効率が良いのです。

鼻周りのケアは洗顔を中心に丁寧に

ファイルを持っている大人の日本人女性いかがでしたでしょうか?
鼻周りにニキビが出来る原因は、最も一般的なのがホルモンバランスの崩れです。

不規則な生活習慣やストレスの多い日々が続くと、男性ホルモンが大量に分泌されて毛穴が詰まったり、皮脂を大量に分泌する事でニキビが出来やすくなります。

治し方やケア方法は、正しい洗顔を行う事です。
蒸したタオルで顔を温めた後に、肌に優しい無添加石鹸で優しく洗いましょう。

鼻周辺のデキモノは、ニキビ以外にもあります。

面疔
面疔とは、黄色ブドウ球菌が毛穴の奥に侵入して炎症や化膿を起こす症状です。
ニキビと間違えやすい症状なので注意しましょう。
鼻周りの黒い角栓は、洗顔用の石鹸を使って優しく洗った後にしっかり保湿を行う事で改善出来ます。

あなたも是非この機会に鼻周りのニキビを改善してみてはいかがでしょうか?

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