夏は紫外線だけではない!紫外線対策を含めた夏の肌荒れ対策をご紹介!

プールサイドにたたずむ女性 肌荒れ

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これを書いているのはただ今3月です。
当然既に夏は過ぎてしまいましたが、それもついちょっと前までのこと。
前回の夏で、色々肌のトラブルに見舞われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな夏の肌トラブルについて語っていきたいと思います。

夏の肌荒れの原因

太陽の影響が最も強く気温の上がる夏は、肌にとってもとても厳しい季節です。
夏の肌荒れの原因も様々です。
多様な原因が考えられますが、特に肌に影響のあるものについてこれからいくつか挙げてみたいと思います。

冷房の効かせ過ぎ等

どうしても暑いときは冷房をご使用されますよね?
大体の方がそうですし、筆者もかなりの温度設定で風量を最大にすることもあります。

やはり涼しいと精神的にも肉体的にも楽ですし、作業などもはかどりますし、窓を開けてしまうと蚊が…なんてことも。
ですが、冷房を効かせ過ぎると乾燥の原因になります。

乾燥すると湿度や水分などは奪われやすく結果、肌の潤いも失いカサカサなどの原因にもなります。

また、暑いところと冷えているところが極端になり、日に何度もそのような格差を味わっていると、体の機能が低下し分泌物などが過剰になったり、過不足になることでも起こります。

冷房の標準な設定温度は25~28℃です。
どうしても早く冷やしたい場合はせめて風量を自動調節にしてタイマーを30分辺りにセットして、以降はもう十分冷えているわけですから、継続して使うにしても温度を上げるなどのひと手間を加えると良いです。

運動などの体の水分不足によるものや汗

運動の後や休憩中、何かしら汗を掻くことをするとそれだけで体の水分が体温調節のため、汗として皮膚の表面に出ます。

そこでしっかりと水分を摂っていないと、体の水分は不足しますし、皮膚が乾燥してトラブルの元になります。

そして、汗は塩分を含んでおり、何かしらのひっかき傷やケガの後に汗が入ればそれだけで患部は悪化したり、黒ずみになってしまう場合もあります。

それだけでなく、化粧品と混じったりして毛穴に残りそれがニキビの温床やトラブルの原因等々、様々な原因の元になります。森で運動をする女性

定期的に水分を摂り、激しい運動は一時間に一度休憩をとったり、夜はしっかりと入浴で体の表面の塩分を洗い流しましょう。

強い日差し

言わずもがな、強い日差しはそれだけ紫外線を含み皮膚の組織(コラーゲン等)を破壊します。
また、紫外線でのダメージはそれだけで肌の生まれ変わらせるサイクルであるターンオーバーを狂わせるはめになります。
後半で紫外線対策をお伝えしますが、日よけの場所を選んだり日傘などを使用しましょう。

間違ったスキンケア

暑いとたくさん汗を掻きます。
となると、べたつきをさっぱりさせるためにゴシゴシと念入りに洗顔したくなりますよね。
だけど、それが落とし穴なのです。

肌をゴシゴシさせすぎると皮脂の分泌を活発にさせてしまい、余計にニキビや肌トラブルに見舞われます。
また、肌を擦るわけですから肌のバリア低下に陥ったり、乾燥肌を招くことにもなります。

やりすぎない丁寧な洗顔を心がけましょう。

海岸部に住んでいる方や、台風の影響など

海岸部の方は目の前が水辺ですからどうしても風も強く潮風に当たったり、台風時はチリなどを含んだ強い風等によって、肌にぶつかり皮膚が損傷することや毛穴に入り込むことがあります。
よって、マスクなどの防護対策をしましょう。

食生活・日常生活

暑いからといって何も行動を起こさずにいると、あまりお腹も減らなくもなり疲労も蓄積することになります。

そうするとただでさえ暑くてバテ気味だったり、寝苦しい夜などであまり食べられず・寝られずになり、結果栄養の偏りや休息の不足などによる崩れからの皮膚の分泌物の異常などが起こります。

逆によく働き動いた場合でも、それだけ夏というだけで体力消費の大きい環境です。
例えば疲れて帰ってくると、逆に食べすぎたり、寝すぎたりしすぎて今度は過剰によることでしわよせが皮膚に現れます。

みずみずしいたくさん獲れたきゅうりとトマトしっかりとビタミン豊富な野菜やお酢などの酸味の効いた、夏に食べやすいさっぱりとしたものなどを摂取しましょう。
食事の助けとして食べ過ぎには気を付け、夜は冷房も適度な温度設定の下でどうしても眠れない場合は、ストレッチなどを試して睡眠に挑みましょう。

蚊などの生物的な物

蚊に刺されれば痒くなりそれだけで寝づらくなったり、ストレスからホルモンバランスが狂い、皮膚の分泌物の過不足を招きます。

また、特に寝ようとしてるところで羽音などが執拗になると、非常に苦痛を伴いますし、ストレスの原因や睡眠不足になります。

恐ろしい蚊のリスク
さらに、蚊は伝染病のリスクがあり、日本脳炎があります。

これは今ではワクチンなどでほとんどが予防接種などで、予防されていますが、物事には完全ということはありません。

ごくまれに現在でも数年に一度感染される方がおり効果のほどは強烈で3割の確率で亡くなり、免れても半分以上の方が麻痺等の後遺症は残ります。

気にしても仕方のないレベルですが、単純にかゆいのは嫌ですしなるべく刺されないようにしましょう。

ただ、免疫力の低い物心前のお子様(小学生になりワクチン接種をまだ受けてない方)などは必然的にリスクも高まりますので、注意を払うようお願いいたします。特に幼児期等です。

蚊除け品や窓の戸締りはしっかりしましょう。

このようにして様々な肌荒れの原因があり、またそれも複合的に起こったり、1つ問題があると他も誘発したりしますので十分お気を付けください。

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夏の肌荒れの原因はプール?その予防と対策

夏のプールは気持ちの良い物ですよね。
気分も開放的になり風景も明るく、涼めて気分の良いものですが、プールには様々な肌荒れ要因を含みます。

単純にプールに入る時の恰好は水着だけの状態ですので強い紫外線をモロに浴びてしまいます。
日焼け止め対策品は必要になりますし、落ち葉や何かしらのものが混入するうえに不特定多数の人が入るため、水質も良いとは言えません(雑菌など)

プールサイドのビーチボール

更にそれをプール側も衛生面の強化のために塩素を含む消毒液をプールの水に入れます。
皆様も塩素独特の臭いをプールで感じたことがあると思います。

塩素の作用
人は通常弱い酸性の皮脂に覆われており、それが外的要因から肌を守る役割をしている一つなのですが、大半の塩素を含むプールはアルカリ性です。
となると、皮膚は中和して肌の皮脂膜を減退させてしまいます。

そうなると肌が油分を失い乾燥します(実際プールの後はさっぱりしますが、乾燥を感じる方もいるかと思います)

これにより、肌の防護機能が弱まり、湿疹やニキビといった人によっては炎症なども考えられます。

保湿効果のあるクリームや乳液などでしっかり潤いを与えましょう。

そして、プールに入るとき以外ではシートなどを敷いてください。
寝っ転がったり座ったり、直接地面に肌を付ける方もいるかもしれませんが、そこにはカビやダニなどの微生物も存在するため、あまり良くありません。

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すぐにでも出来る紫外線対策

肌荒れを気にしつつ、紫外線対策も兼ねて行うにはやはり日焼け止めグッズを使うことです。
紫外線対策として真っ先に挙げられるのは日焼け止めクリームですが、これは次の項目でお伝えするとしましょう。

その他の日焼け止めグッズとして日傘、帽子、アウター、サングラスなどがあります。

日傘
日傘はUVカット効果がちゃんとされているタイプを選びましょう。
日傘はなるべく低めに差すのが効果的です。
帽子
帽子はつばが広めであれば光が差し込んできても、広範囲に肌や目を守れます。
キャップやサンバイバーよりもおすすめです。
アウター
薄手の羽織ものも便利です。
紫外線対策だけでなく冷房の寒さ対策の場でも活躍できます。
これもUV加工がされているカーディガンやアウターを選びましょう。
サングラス
最後にサングラスですが、意外なことにUVカット効果のある、淡めの色で広めなタイプを推奨します。
よくサングラスのイメージは黒色ですが、それだとレンズが真っ黒なので瞳孔が開きやすくなり、光が目に入りやすくなってしまうからです。
また、日中は10時~2時までがもっとも日差しが強いので、その時間帯での日差しに過剰に当たることは避けましょう。

肌荒れを防ぐ紫外線対策とは?紫外線による肌荒れを防ぐ効果的なスキンケアとおすすめグッズとは?

日焼け止めクリームの選び方とその効果

紫外線には紫外線Aと紫外線Bというのがあります。

A波は一時的に肌を黒くし長い時間をかけて肌の弾力を減らします。
一方、B波は短い時間で肌を炎症や赤くさせ、それが肌の黒化の素になります。

ですので、肌が白い方は赤くなりがちです。
紫外線B波(UVB)を防ぐSPFというカテゴリーに属する日焼け止め品をご使用されることをお奨めいたします。

肌が黒め、小麦色の方などは逆に紫外線A波(UVA)を防ぐPAに属するカテゴリーの日焼け止め品をご使用してください。
一般的に数値が50+までの最高値があり、数値が高いものほど高い効果を発揮いたします。
しかし、数値が高ければ同時に肌への負担も高くなることを理解しましょう。

日焼け止めと生活習慣の目安
SPF10~20/PA+~++ 家事や短時間の買い物など
SPF30/PA+++ 日常生活
SPF50~50+/PA++++ 海やプールなどのレジャー、炎天下でのスポーツなど

また、乾燥肌の方に合う物(クリームタイプ)やスプレーなどで手軽な物、水に強い物など様々なものがありますのでご自身の肌質に合わせてお選びください。

日焼け止めクリームでかえって肌が荒れてる人必見!敏感肌の日焼け止めの選び方をご紹介!

オススメの日焼け止めクリーム

今回の記事は夏の肌荒れについてですが、それも兼ねてどんな日焼け止めクリームが良いのでしょうか。
ご紹介していきます。

アリィーエクストラUVパーフェクト

アリィーエクストラUVパーフェクト
  • メーカー名:カネボウ
  • 商 品 名:アリィーエクストラUVパーフェクト
  • 価   格:¥2,130(参考価格)
  • 容   量:60ml

落としやすくタオルで拭いても取れず水に強い商品です。
ヒアルロン酸や加水分解コラーゲンなど美容液成分が配合され、べたつかないさらさらミルクタイプです。
顔だけでなく体もお使いいただけます。

UV&WHITEモイスチャーゲル50+

ドクターシーラボUV&WHITEモイスチャーゲル50+
  • メーカー名:ドクターシーラボ
  • 商 品 名:UV&WHITEモイスチャーゲル50+
  • 価   格:¥3,520(税込)
  • 容   量:60g

紫外線は日焼けの原因となるだけでなく肌の水分も失われます。
乾燥した肌はバリア機能が弱くなるために肌がダメージを受けやすくなります。
そのため、この商品には保湿成分が含まれています。

アネッサパーフェクトUVスキンケアミルク

アネッサパーフェクトUVスキンケアミルク
  • メーカー名:資生堂
  • 商 品 名:アネッサパーフェクトUVスキンケアミルク
  • 価   格:¥3,300(税込)
  • 容   量:60ml

落ちにくく、性能も非常に高く、軽めのテクスチャーです。
ちょっと日焼け止め製品が顔にこってり重すぎる方はこちらがオススメです。

スポーツビューティサンプロテクトジェル

スポーツビューティサンプロテクトジェル
  • メーカー名:コーセー
  • 商 品 名:スポーツビューティサンプロテクトジェル
  • 価   格:¥2,200(税込)
  • 容   量:90g

スーパーウォータープルーフ仕様のUVカットジェルになっています。
ほんのり爽やかな香りがし、摩擦にも強いため、塗り直しが出来ない時などにオススメです。

他にも様々な商品がございますので、目的、状況、肌の状態に合った商品をお使いになりましょう。

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夏を上手に過ごしましょう

夏は暑いので紫外線だけを気にされる方もいらっしゃると思いますが、紫外線と肌荒れは実は隣り合わせです。

それには紫外線対策も含めた肌荒れ対策です。
こちらには紫外線グッズや日焼けどめクリームをご紹介しました。

肌の状態や目的等人によって一概に言えません。
ご自身の肌のタイプ、最近の生活を振り返って頂き、どこで使いたいか自分の肌をどうしたいかをご考慮の上、紫外線対策をこなしてみてくださいね。

 

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