皆様今日は美肌に欠かせない3つの成分についての話をします。
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸です。
この3つの成分のことを知らない方は本記事をお読みになり、美肌のための一つの知恵として覚えて頂ければ幸いです。
Contents
プラセンタとは。特徴や効果
プラセンタは胎盤のことで英語読みした言葉が語源です。
胎盤には胎児に送る栄養がたくさん入っています。
様々な栄養や酵素、成長因子と呼ばれるものなどざっと説明するだけでも非常にたくさんの成分を有しています。
それはそうですよね、この胎盤の栄養素を基に胎児は母親のお腹の中で人間の全ての部位が作られ成長するわけですから、たくさんの成分が入っていることは頷けます。
このような胎盤は2000年も昔から紫河車(しかしゃ)という名称で、漢方として活用されてきました。
現在では医療や美容目的でホルモンを助け、細胞を元気にするその成分を有効に活用してきています。
美容目的では馬や豚の胎盤が使われていますし、こちらの方が盛んです。
そうした哺乳類の胎盤から抽出されたエキスのことを「プラセンタエキス」と呼び、内服薬や健康食品、化粧品などに利用されています。
プラセンタの効果
科学的研究が進み、プラセンタは医療目的で幅広く使われるようになり、プラセンタには体の解毒を司る肝臓の機能を再生させる作用があるため、アルコール性肝障害や肝硬変などの治療薬として利用されています。
肝臓が正常に働くとうまく解毒ができるようになるので、体が疲れにくくなったり、不眠や肩こりが改善したり、皮膚のくすみが良くなったりと、全身にさまざまな良い影響を及ぼすようです。
栄養が良くホルモンにも影響しますから体に活力を与えてくれますね。
- メラニンを生産するメラノサイトを活発にする
- チシロナーゼという酵素を抑制したり、白い肌を助けてくれる
更に、プラセンタには成長因子があるため上皮細胞増殖因子(EGF)で肌細胞の回復・生成や繊維芽細胞増殖因子(FGF)でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やすという効果があります。
具体的にはお肌の新陳代謝やハリや保湿のアップ、お肌の活性酵素を除去してくれるという様々な効果です。
このようにプラセンタには、お肌や体に色々と改善や美しさに対してアプローチを掛けてくれる有効な成分なのです。
摂取方法は?
プラセンタを摂取するには、体の中に直接摂り入れる方法と外側から摂り入れる2つのやり方があります。
体の中から摂り入れる
プラセンタは胎盤の組織のこと自体を指すので食事等では馬や豚の胎盤は流通しているとは言い難いため、なかなか食事などの機会はありません。
また、ビタミンCのように特定の栄養素を指すのではなく、様々な栄養成分を含んでいるので通常の食品から摂り入れることは困難です。
そこでプラセンタを摂取できる方法がサプリメント、ドリンク、ゼリーなどです。
プラセンタのサプリはプラセンタの「純度」と「含有量」を確認して選びましょう。
プラセンタドリンクも美容サプリに匹敵するくらい成分が豊富に含まれていますので、サプリよりも続けやすいと思います。
成分はもちろんのこと、好みの味を見つけて飲んでみましょう。
ゼリーも同様です。
体の外側から摂り入れる
外側からの摂取方法として、注射器などでプラセンタを注入してホルモンを助けるやり方です。
厚生労働省で医薬品として認可されているもので、美容目的の場合は保険が適応できないと思ってください。
注射は皮下注射と筋肉注射の2種類で行なえますが、献血ができなくなったり、アレルギー反応が起きたりと厄介な面もあります。
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コラーゲンとは。特徴や効果
コラーゲンとは人の体内でも生成される成分です。
コラーゲンの特徴
人体のコラーゲンは様々な型があるようでなんと28種類ものタイプが存在します。
このコラーゲンはお肌の弾力や細胞同士の接着、線維のように集まって骨や関節部などで重要な役割を果たしています。
お肌の内部では水分を含んでぷるぷるとした弾力や細胞同士を結び合わせて、ハリを保ったり細胞同士の情報伝達、あるいは線維になれば骨の内部で骨折などの衝撃から守ってくれます。
関節では摩擦しますから、その緩衝になり滑らかに動かすことを助けます。
摂取方法とは
手っ取り早い摂取方法だと私たちの食事からできます。
例えば鶏の皮や手羽先などの部位から食すのです。
まるまる煮込んだ冬瓜のスープなどや手羽先などの料理などは手軽に摂れるかと思います。
それだけでなく、コラーゲンは豚こま切れ肉やウナギなどにも含まれています。
しかし、コラーゲンは一度胃で分解されてアミノ酸などのコラーゲンの材料に戻りまた体内で生産されるため、大量に摂取してもあまり効果がないようです。
なので、アミノ酸を含んだ食材とも併せて摂りましょう。
- 真アジ
- かつお
- しじみ
- 鶏卵
- 牛乳
こちらも一緒に摂りましょう。
コラーゲンには動物系と魚系の2種類が存在しますが、魚側のコラーゲン(フィッシュコラーゲン)を選んでください。
臭いや味にクセがありませんし、吸収力も高いです。
配合量としては1日目安量5000mg前後が平均なので、参考にしてみてください。
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ヒアルロン酸とは。特徴や効果
次はヒアルロン酸ですが、こちらも人体に存在する物質です。
この成分はなんと1gで6リットルもの水を保持することができるんです。
ヒアルロン酸は体内の中でも広く存在しています。
眼球や肌、軟骨など様々な部位にとても重要な役割があります。
眼球においては特に目の水分維持や水分補給のために機能しています。
粘性があり水を保持するためこれが乏しいとドライアイや目の寿命にも関わってきますし、目の汚れを洗い落とすためにも重要です。
お肌には柔らかさや瑞々しさ、肘や膝などの関節などにはスムーズに動かすことにも働いてくれます。
身近な物でヒアルロン酸を含む動物性の食材といえば、鶏の軟骨、鶏手羽、豚足、フカヒレ、ウナギ、鮭、魚の目玉などがあります。
植物性では、山芋、オクラ、納豆、モズクなど、ネバネバした食材が挙げられます。
納豆や鮭などは朝食で摂れる機会もありますし、健康的な食事の代表的なものの一つでもありますから積極的に摂ってほしいですね。
肘や膝がうまく曲がらない、痛いなどの場合などでは医療現場で直接患部にヒアルロン酸溶剤を注射なりで注入して改善を図ります。
これは食材などで摂っても体の中で分解されてしまうため、直接関節に作用するわけではないからです。
また、年齢が高い方はヒアルロン酸の生産量自体も落ちているために注射という方法を用いるのです。
ヒアルロン酸注射は先が丸く針の先端の手前側面に穴がある注射器などを用いて安全に治療することができます。
美容整形にも使われていますね。
その他美容目的では、サプリメントやヒアルロン酸入りドリンクで一日の必要量を補う事で体の若々しさの改善を図ることができますが、コラーゲンと同じく過剰に摂取してもやはり体の生産量は一定ですので、日々の生活の中で足りない分をサポートするような使い方がここでのおすすめです。
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3つの成分の違いとは
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸:これら3つの成分はどれも美容や健康の面で良い影響を及ぼす成分です。
カタカナだけでピンとこない方もいらっしゃるでしょう。主な特徴は以下のとおりです。
- プラセンタ:肌のシミを防止したり、代謝を上げる働き→美白
- コラーゲン:肌にハリを与えて骨や血管の調子を整える→たるみ
- ヒアルロン酸:肌を保湿して関節や眼の調子を整える→保湿
どちらも加齢とともに減少します。
- プラセンタ→分子が小さいからイオン導入で肌の奥まで浸透。
ターンオーバーを促してメラニンを排出。抗酸化成分も豊富でエイジングケアにも。 - コラーゲン→コラーゲンは大きい分子なのでエレクトロポレーションなどで深く導入してシワやたるみケアに。
またはラジオ波で光や熱を照射してコラーゲン生成を促す施術もある - ヒアルロン酸→エレクトロポレーションなどで微弱電流を流して導入し、細胞間の潤いを保つ
サプリメントはあくまでも健康食品の分野で医薬品ではありません。
医薬品には効果や副作用があり「効いた」という実感がわくかもしれません。
ですが、健康食品は食事では十分に摂れない栄養を補助するものにすぎないため、悩みの症状を直接治療するわけではありません。
過剰な広告宣伝に躍らされず、よく成分表示を確認するのが肝心です。
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同時に摂取しても大丈夫なのか。同時に摂取する方法など
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸の3つの成分を同時に摂取するのは特に問題ありません。
同時に摂取しても特別何かしら問題になるような文献もありません。
ではこれらをまとめて摂るにはどうしたら良いでしょうか。
全てまんべんなく摂ろうとしてそれぞれのサプリメントに手を出していたら、お金が掛かっちゃいますよね。
究極のサプリの存在
そんな悩みにこれらがまとめて摂れるサプリがあるんです。

- メーカー名:白石薬品株式会社
- 商 品 名:美コラーゲン+ヒアルロン酸&プラセンタ
- 価 格:¥3,044(税込)
- 容 量:180粒
フィッシュコラーゲンペプチドと豚プラセンタエキス末をバランスよく配合したサプリメントです。
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸をまとめて摂れる、美容が気になる方におすすめの一品です。
美容だけでなく健康を考えている方にもお得な商品です。
ただし、先ほども言ったようにサプリメントは補助食品です。
病気が治療できる類ではないのを留意してお飲みください。
また、ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタの3つの成分のうち、2つどれかが同時に摂れるサプリメントなどなど色々御座いますので活用してみては如何でしょうか?
食事で補いつつの摂取
プラセンタ以外の成分を食事で摂り入れるのも一つの手です。
例ですが、食事でお味噌汁代わりに鶏のスープなどを飲んだり、焼き魚を食べるメニューです。
焼き魚などは皮の部分に脂っけを含めて豊富なコラーゲンがたくさん含まれています。
他にもビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2など色々なビタミンが実は身の部分より多かったりします。
パリパリっとした皮には食感やお魚の風味などがとてもおいしく感じられます。
他の魚類では柔らかいお魚料理、例えばカレイの煮付けなどでしたらとても柔らかくなるまで煮ることで身と同じくおいしくいただけます。
一緒にたんぱく質も豊富に摂れます。
更に魚の目玉には豊富なヒアルロン酸があります。
さすがに目玉は食し難いですが、目玉の周囲の筋肉はぷるぷるでとても柔らかく、DHAやEPAなどの栄養素があり結構有名です。
出来る方は目玉も食べましょう。
そして、オクラや納豆などは加熱せずに、かつお節やネギなどと混ぜて温かいご飯のおかずにしたらヒアルロン酸が摂れますね。
最近は魚離れや洋風、パンなどの食事の方も多くなってきましたが、本来日本人の昔からある馴染みの食事には美容に対してとても有効な栄養素がたくさん含まれています。
医療技術で成分投与を
更なる改善や向上を求める方は医療や美容外科などでヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタなどの注射といった投与の仕方もあります。
ですが、この方法はお金に余裕があればの話になりますね。
施術のデメリットや副作用に気をつけて挑んでいただけたらと思います。
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3つの成分をできることから少しずつ
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸:3つともお肌に有効な成分だということが分かりました。
体にも良い成分ではありますが、全てそれを普段の日常で摂ることはなかなか難しいですね。
それでも医療部門や美容部門共に様々な形で生かされている成分です。
何かしらの肌トラブルでお悩みの場合、例えばお肌のハリが気になる場合はコラーゲンを含む物を摂り入れてみるなど、適材適所として活用するのが一番効率が良いでしょう。
また、金銭的に余力がある方ならば更なる美容のために医療を含めて、3つの成分をしっかりと摂ることで美しさの向上と維持に努めることもできましょう。
ここではサプリメントを含めた経口の摂取方法もご紹介してきました。
サプリメントも食品と考えれば食事からの摂り入れ方が一番手軽ではと考えました。
成分を摂れるときは該当する食品をよく食べ、美容に努めましょう。
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