持ち上げる時や階段の時、誰しも困った事があるのが膝の痛みです。
筆者もまだ膝というほどの悩みを持つ年齢ではありませんが、それでも子供の頃から山登りなどをしたときの帰りはとてもつらいのを覚えています。
そんな膝の痛みについて解説させて頂きます。
膝の痛みの原因
膝はなぜ痛みを感じてしまうのでしょうか。
いくつか理由があるようです。
加齢
これは誰しも避けられません。
よほど運がいいのか、毎日綿密に鍛えていれば別ですが、それでも高齢になればやはり膝が痛んでしまうでしょう。
歳をとると体内のヒアルロン酸が19歳の頃に比べて、25%まで減少してしまいます。
そうすると膝のヒアルロン酸や他の物質が減少してしまい、クッションや潤滑油の機能の低下により痛みが起こります。
ヒアルロン酸は1gで6Lの水を保持できるすごい能力です。
それが通常なら水を保持してぷるぷるなお肌のような弾力で、膝の負荷を助けてくれているのです。
運動不足
膝を長い間あまり動かさなくなると、膝関節を曲げ伸ばしする動作にあたる「大腿四頭筋」や「ハムストリングス」といった筋肉が衰えて、膝に過剰な負担が掛かるようになってしまいます。
また、膝関節の柔軟性も失われていきます。
膝関節の新陳代謝が鈍って膝関節が硬くなります。
そして、膝だけでなく、周囲の筋肉も影響してきます。
ふくらはぎに負荷をかける歩き方になり、股関節を痛めることにもなります。
そうなると心理的にも動くのが億劫になり、また運動をやらなくなるという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
運動による過負荷、慢性障害
逆に運動のしすぎや、あるいはジャンプなど膝に強い衝撃がきすぎるとやはり痛めてしまいます。
登山で経験あると思いますが、下りきった時などは膝がもう笑っている・半分感覚が飛んでいるという状態です。
ですので、運動による損傷が起きた場合は治るまでは運動を控えましょう。
完全に治りきらないでまたすると慢性化します。
もちろん一度やってしまって完治しても慢性化することもあります。
太り過ぎ
人間の体重は基本的にすべて両足によって支えられています。
ですので、太り過ぎは良くありません。
それだけ負担が大きくなりますし、太り過ぎて動けないなんて方も世界にはいたりしますよね…
ともかく膝は関節部で精密で細かいため、そんな太り過ぎの自重と方向ベクトルの過負荷がかかると、損傷したり、ケガして痛みの素になってしまいます。
病気
病気による膝の痛みも挙げられます。
いくつかご紹介しましょう。
| 膝痛に関わる病名 | 説明・特徴 |
| 関節リウマチ | 免疫の働きが過剰になってしまい、ばい菌どころか自分の細胞や組織まで攻撃してしまうものです。 結果膝の細胞が減ったり、炎症を起こして腫れや赤み、痛みとなって表れます。 |
| 特発性膝関節内血腫 | 膝の内部にある滑膜の血管が切れて出血し、血液が膝の内部に溜まる多い時は100ccくらいの血液が膝に溜まることがあります。 |
| 半月板損傷 | 膝関節の内と外にある板状の組織である半月板は損傷すると膝のクッション能力がなくなる、減少してしまうため痛みが生じます。 半月板自体も様々なことが原因で損傷します。 |
| 変形性膝関節症 | これは女性の方が多い症状で、膝の軟骨がすり減ることで起きてしまう病気です。 加齢や肥満だと余計起こりやすいです。 |
| オスグット病 | 中学生前後の子供がなりやすい病気です。 いわゆる成長期の弊害の類です。 この時期は組織が急激に成長するため、また既存の組織との格差があるため、体が完成せず、追いついていないため激しい運動を加える事で、起こってしまいます。 ですが、成長期を過ぎれば治る病気です。 |
膝が痛むとどれだけ不便になる?
では実際膝が痛むと生活上、どんなことが不便になってしまうのでしょうか。
運動制限
運動は単純にできなくなりますね。
安静にならざるをえず、ヘタに運動すると膝にもっと負担が掛かってしまいますからね。
階段や物の持ち上げ
階段などは昇り降りがありますので、膝を曲げて膝に力が入る以上やはりつらいです。
特に降りるときは衝撃がモロに来ます。
また、持ち上げるという行為もつらくなります。
特に重い物・大きい物は膝に掛かる負担も大きいです。
これは腰にダメージを与えないように膝の屈伸で物を持ち上げるからです。
正座
膝が痛むと正座自体ができなくなります。
出来てもツラく長時間はできなくなります。
正座ができても立ち上げるときに痛みがつらくなります。
また、これが椅子でも椅子から立ち上がるときに膝に負担が生じて、つらい思いをするかと思われます。
自転車や車
ペダルを踏む行為は膝に力が入ったり、曲げたりするのでできなくなります。
これは膝の外側が痛いそうです。
特に曲げるだけでも痛いのですから、車の運転の場合は避けた方が良いかもしれませんね。
このように膝が痛むとあらゆる面で制限・制約が掛かってしまいます。
予防と改善方法
膝が痛いと動きづらくて悲しい気持ちになりますよね。
そこで予防法や改善法をご紹介しましょう。
運動療法
膝が痛むのを予防・改善させるためには膝、周囲の筋肉を鍛えましょう。
単純に筋肉を鍛えるということは筋肉量が増えて衝撃の吸収、つまり何かしら体勢を崩したときに足腰が強ければそれだけ体の体勢の持ち直しもしやすくなります。
太ももの大腿四頭筋を鍛える筋トレ
椅子に座って片足をこれ以上は無理というくらいに上に上げて、その状態を30秒維持します。
これを5セット行いましょう。
胴の筋肉である体幹筋を鍛える筋トレ
お腹を両手で思い切り締め付けた状態にして、30秒間息を止めます。
3~4回続けると汗が噴き出しますので、これで体を支えている筋肉の衰えを防ぐことができます。
すねの前側とふくらはぎを鍛えるストレッチ
- 床に座って両足を伸ばす
- つま先をゆっくりと遠くに伸ばして、すねを伸ばす
- 今度はつま先をゆっくりと手前に引き寄せて、ふくらはぎを伸ばす
- これを10回繰り返す
特にウォーキングは膝への負担を少なくしながら行えば、立派な改善法になります。
ウォーキングシューズを履いて、膝に衝撃を掛けないようにかかとから着地するようにしましょう。
距離も頑張らなすぎずに1万歩以下を目安にしましょう。
食事減量
前半の原因の部分で肥満の人が膝に痛みをおぼえやすいと記載しました。
実際、体重が重くなるほど膝に掛かる負担も大きくなります。
また、太っている人はO脚になりやすいです。
膝の内側が余計に負担になるからです。
O脚が進むと内側の軟骨がすり減って、ますます関節に負担が掛かってきますので、適正な体重の維持が必要です。
食事は摂取カロリーを抑えながら1日3食摂りましょう。
必要な栄養素をバランスよくです。
ビタミンやミネラルは代謝を良くしますから積極的に、野菜・きのこ類・海藻類も1日350g摂ることを意識しましょう。
食べ方もゆっくり食べるのが満足感を得る効果があるので、おすすめです。
ぜひ、むやみに食べる量を減らすのではなく、食べる物を変えましょう。
ヒアルロン酸を使った治療法
膝の痛みをヒアルロン酸で治療するにはどういう方法があるのでしょうか。
それはヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射は直接膝の内部にヒアルロン酸を入れます。
注射することによって、ヒアルロン酸を直接補い、関節でのヒアルロン酸の産生能力を高めたり、痛みや炎症を抑えたりする効果があります。
- 関節の痛みを抑える
- 炎症を抑える
- 関節の動きを良くする
- 軟骨のすり減りなどを抑える
ヒアルロン酸自体は人体の中に存在し、もの凄い量の水分を少量で保持することができます。
これらの成分がお肌の潤い、保湿、弾力や膝のクッション機能などの役割の素でありとても重要です。
ですので、これらを補うことはとても重要となります。
そして、ヒアルロン酸は分子量(ただ単に大きさだと思って下さい)が大きく、お肌になじむことはあっても、お肌の奥の組織にいくことはできません。
単純に網目を通過できないと思って下さい。
実際の治療は
ヒアルロン酸注射を受けます。
注射した後、2、3日は少し違和感があるかもしれませんが、その後痛みが楽になります。
1週間に1回の頻度を5回受けるのが一般的な治療法のようです。
膝が痛いために市販の鎮痛剤でごまかし使い続けるよりかは、ヒアルロン酸注射は副作用もなく済みます。
たまにその注射が「痛い」という場合は、関節の外にヒアルロン酸が漏れている可能性がないということなのです。
本来関節にヒアルロン酸が入るときは痛みがありません。
ヒアルロン酸サプリはどうなのか
今の時代膝の痛みのための健康食品が多く出回っていますよね。
サプリメントもその一種ですが、残念ながら基本的にそこまで効果があるものだとは思わないでください。
あくまで補助的な要素が強く、普段の生活での改善やしっかりとした暮らしをすることが重要です。
その上での足りない分を補うという形になります。
この理由としてそもそもヒアルロン酸は、先述の通り分子が大きいため、腸などに入っても分解して人体が吸収できるような大きさの成分になるからです。
ともかく、膝の痛みをサプリメントで解決するのは科学的なデータでは有効性が認められていないためおすすめできません。
膝の痛みのヒアルロン酸はヒアルロン酸注射
如何でしたでしょうか?膝の痛みはとてもつらいですが、対処法もしっかりございます。
膝が気になる方は日常生活に気を付けて、ストレッチや色々運動療法で鍛えて、ケガやトラブルを未然に防ぎましょう。
そして、それでもダメならばヒアルロン酸注射を利用して早急に改善されることを望みます。
皆様、膝に気を付けて健康な日々を送っていきましょう。
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