潤い肌になるために必要なこと!美肌に大切なキーワードとは

スタバのコーヒーを持って、階段から下りてくる女子 成分

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お肌に重要なキーワードはご存知ですか?
覚えているのといないのとでは、美容の成果にも多少なりとも影響してくるでしょう。
ここではそんなキーワードについて少しでも知識を深めていただけると幸いです。

セラミド

宣伝でもよく見かける人はいるかも知れません。
セラミドには大事な役割がたくさんあります。

細胞間脂質の主成分

お肌の表皮には細胞や活動の止まった細胞がたくさんありますが、その隙間を細胞間脂質が埋めています。潤い肌に重要なキーワードを覚えておこう キーワード

この細胞間脂質はゴミやチリや紫外線など色々なものを水溶性、脂溶性のラメラ構造によってお肌の内部を防護していたりします。
これがないとお肌は刺激を受けやすくなり、様々なトラブルに見舞われてしまいますね。

細胞間脂質の主成分はセラミドですが、これだけではなく脂肪酸やコレステロールなど色々な成分があります。

ですので、セラミドを多く摂る事は確かに有効ですが、摂りすぎてもあまり意味はなく、むしろニキビなどの原因になってしまいます。

また広告等でもセラミドを摂ればとても良く改善するような万能に思わせる広告がありますが、実際にはそんなことはありません。
過度な期待はしないでください。

バリア機能の正常化

細胞間脂質がバランスよく働くおかげで、セラミドが満ちていると外部の刺激から肌を守るバリア機能も正常に働きます。

紫外線や摩擦、空気や室内の乾燥といった外部刺激から肌を守ってくれる働きがあるため、肌トラブルが起きにくい状態にしてくれます。

シグナル

セラミドには細胞に信号を送るような役割も有しています。
主に分化、増殖、プログラム細胞死(PCD)、アポトーシス(タイプI PCD)など様々な機能を有しており、これにより細胞は高い効率を誇り健全に保たれ正常な機能として働いています。

また、ガン治療の分野でも注目されているところです。

潤い肌に重要なキーワードを覚えておこう シグナル

セラミドとはどんな物?乾燥肌に効く保湿効果のあるセラミド配合製品とは

コラーゲンとヒアルロン酸

こちらは体における保水や体の関節の緩衝材及び補強材、人体の主パーツの一つになったりと様々な働きをしますね。

コラーゲン

コラーゲンは人体のそこらかしこに存在しています。骨から内臓、皮まで多岐にわたります。

  • 皮膚では弾力性や保水のためにエラスチンやヒアルロン酸とともにお肌の真皮という部分で、肌の弾力を守っています。
  • 腱では骨と筋肉を結ぶ接着剤のような役割を果たしています。
  • 関節では緩衝材として軟骨の補助をして、骨では骨質量の90%を占めるコラーゲンはカルシウムや他のミネラルを有する構造的枠組みを供しています。
    また、コラーゲン繊維は骨の柔軟性も生み出しています。
そして、内臓でも大切な働きをしていて、臓器の材料や臓器を支えています。

このように様々な役割を担っています。
コラーゲンは様々な形の繊維となって人体に貢献しているんですね。
しかし、コラーゲンは加齢とともに減少していきます。

ヒアルロン酸

次にヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸は1gで6Lの水を保水することができる成分なんです。

この保水能力がお肌のうるおいの助けとなったり、表面のオイルの材料を出したり、紫外線やゴミやチリを防ぐ構造の一部を担うなど色々な能力を持っています。
例えるならば水をたっぷり含んであるスポンジというところでしょうか。

ヒアルロン酸は皮膚や関節眼球などに多く存在しています。
これが減ってくると体にはしわが多くなり、カサカサの乾燥したお肌になってしまいます。

それだけでなく、間接などが痛くなってきたり目の涙腺などから水分を眼球に補給しているため不足するとしみて痛くなってドライアイになったりなどなど、いろいろな不具合が生じてきます。

残念ながら表面から塗っても、お肌の奥内部まで浸透することはできません。
ヒアルロン酸注射などで直接患部内部に物理的に通すことになりますね。
食事で補給しても同じです。
ヒアルロン酸は一度消化の過程で分解されて更にヒアルロン酸に再合成するという過程を含むため、最初から生産量が決まっている体では食事で増える事はありません。

何故そんなまどろっこしいのかは、体のセキュリティーに関係してくるからです。

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ビタミンC

ビタミンCは多くの方が知っている成分ですよね。
ビタミンCもまた、ものすごくたくさんの役割を兼ねている成分です。

治癒能力向上

まず、コラーゲンを作るときの合成過程で、ビタミンCはその燃料となっています。
コラーゲンが不足すると、内部の血管が脆くなり傷の治りが遅いなどの問題が起こってしまいます。

メラニン色素の阻害

紫外線に当たると体内では活性酸素が発生し、その活性酸素の影響で皮膚中の色素細胞(メラノサイト)でメラニンが合成されます。

ビタミンCはメラニンが作られる際に働く酵素(チロシナーゼ)の活性を阻害すると言われています。

潤い肌に重要なキーワードを覚えておこう ビタミンCまた、一度合成された酸化型の黒色メラニンを還元型の淡色メラニンにすることも分かっており、黒色メラニン合成抑制作用と合成された黒色メラニンを脱色する2つの効果が期待できます。

抗酸化作用

ビタミンCには抗酸化作用という体のサビつきに対して耐性をもたせてくれ、酵素の働きを助けてくれます。
抗酸化が強ければそれだけ細胞は元気でいられますね。

白血球の補助

血液中の白血球の働きも助けます。

白血球には身体の内部に入ってきた細菌や害のある侵入者をやっつける働きがあるために、とても重要です。
免疫力を高めてくれるんですね。

よく風邪をひくとビタミンCを摂れといわれるのはそのためです。
喫煙者はビタミンCがたくさん失われていくため特に注意です。

ステロイドホルモン

他にも腎臓の上にある副腎から、ストレスに対する耐性になるステロイドホルモンを生産するために必要になります。

普段の怪我や病気、空腹時など身近な部分でも必要になってきます。
これがないとお肌はストレスによって酸化してさび付いてしまいます。

ストレスが加わるだけで蓄えられているビタミンCはどんどん減っていきますので、そうなるとお肌の分などが不足する問題があると思います。

鉄の吸収を助ける

多くの女性は貧血気味だと言われています。
ビタミンCを多く摂ることで鉄分の吸収を助けてくれます。

もともと女性は筋肉の力が男性より弱いため、血液を流すポンプの力も弱いため注意が必要ですね。

ほてってる女性
などなど様々な効果があります。

ビタミンCは体内で生産することもできないし、時間と共に消滅してしまうため定期的に摂らなければいけません。

しかし、食事などで加熱をするとなくなってしまうという問題もあります。
生で食べたり、ジュースやスムージーにして補給してみましょう。
もちろんサプリメントで摂っても効果があるでしょう。

また、ビタミンCにはビタミンC誘導体という安定した吸収しやすいものも開発され、市販の化粧品や医薬品にも含まれていますね。

ビタミンはシミと美白に効く!?ビタミンCはお肌に良いかを解説します

角質層細胞間脂質と線維芽細胞

難しい肌用語が出てきましたが、潤い肌には必要な部分です。

角質層細胞間脂質

角質層細胞間脂質というのは、角質層という生命活動が止まった細胞が落ち葉のように重なった層でその隙間を埋める脂質です。

これにより隙間なく防護できる状態となっており、先述の通りセラミドや脂肪酸、コレステロールなどの色々なもので構成されています。

これが2層の脂溶性、水溶性の防護壁として脂に溶けるものは水溶性に阻害され、水に溶けるものは脂溶性によって阻害されるバリア機能になっていたりしています。

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線維芽細胞

線維芽細胞は表皮や真皮、皮下組織などの生産工場とも言えるでしょう。
ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどを生み出して各細胞はみずみずしくなり代謝が活発になります。

そうしてみずみずしく弾力性のあるお肌を維持しますが、加齢や紫外線などの影響によってそれは減少していきます。

すると、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンも減少していき、お肌の細胞全体の代謝が衰えて元気をなくし、結果としてシミやシワとなって影響が表れ始めてしまいます。

コラーゲンは運動によって増える!?どんな運動がいいのかコラーゲンの吸収を上げる方法をご紹介!

美肌をめぐる迷信と事実

こちらのサイトでもいろいろな美容情報を載せていますが、美肌のために良かれと思ったことが「じつは合っていない=迷信だった」という事柄もあります。
どんなものがあるか見てみましょう。

化粧品が浸透する真実

美肌に1滴たらした保湿成分皆さんは500ダルトンルールというのはご存じですか?
これは分子量という物質が集まって出来た分子の大きさみたいなものです。
そして、皮膚の内部はこの500という分子量以下のものでしか通しません

実は大半の化粧品というのはこの分子量を透過することができないんです。
大きさが大きすぎるため、500分子量の隙間を通り抜けることができないためです。

何故かというと薬機法というもので、角質層までしか影響をしてはいけないというルールになっているからです。
それは専門の医療機関ではない民間の化粧品会社では事故などを懸念しているためです。

肌の内部へは通り抜けないとはいえ、肌表面を潤すだけでも十分意味があります。
それは肌を外部刺激から守るためです。

肌のバリア機能を丈夫にするのも、保湿には重要な意味が込められていますので落胆せずに保湿を続けましょう。

化粧品の保湿は究極な思い違い!それでも化粧品を選ぶには何に気を付けたらいいか

コラーゲンと美肌の仕組み

コラーゲンの食べ物やサプリメントって魅力ですよね。
「たくさん食べたから美肌になる!」と考えがちですが、肉体はそんなに賢くありません。

コラーゲンを体に入れたとしても、体としては「これはタンパク質だな」と判断してアミノ酸に変換するだけです。

しかし、アミノ酸は健康な肌の細胞を作る材料になるわけですので、無駄なことではありません。
むしろ、コラーゲンを吸収率を上げるタンパク質やビタミンCも一緒に摂りましょう。

温泉や半身浴の真実

皆さんは入浴は好きですか?
温泉や半身浴をするとお肌がきれいになる感じしますよね。
じつはその思い違いが見えてきました。

温泉では

潤い肌に重要なキーワードを覚えておこう 温泉日本や世界各地ではさまざまな温泉があって、それを巡る旅も楽しいでしょう。
でもよく「美肌の湯」や「美人の湯」と紹介されているのは、アルカリ性だということを知っている方はどのくらいいるでしょうか。

アルカリ性というと石鹸を例にとりましょう。

肌の表面にある皮脂膜は弱酸性です。
そのアルカリ性の石鹸で肌を洗うと、皮脂膜が中和されて洗い流されるので肌の汚れを洗い落とすことができます。

同様にアルカリ性の温泉も浸かると水を含んで柔らかくなり、表面の古い角質が剥がれ落ちていきます。
これがピーリング効果というものです。

こうして温泉に浸かった肌は「温泉=保湿ではないため」バリア機能が落ちた状態になっています。
温泉後は保湿ケアをしましょう。

半身浴では

半身浴も行なったからといって、美肌に結びつくわけではありません。
半身浴というのはもともと肥満や高血圧といった「生活習慣病」の方への入浴法なのです。

冬場などは自宅の浴室で脳卒中や心筋梗塞が起こりやすくなりますが、その原因は急激な血圧の変動です。
つまり、半身浴は健康のためであって、美肌のためにはならないのです。

全身浴などの入浴は肌に良い効果をもたらします。

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美肌のキーワードを知り賢く美肌

美容には色々な成分が有効です。
これらの成分がいろいろな作用を作り出し、私たちの肌になっているのです。

これらを持続するためには化粧品だけではなく、食事からも摂れますし運動やストレッチといった普段の過ごし方によっても効果が違ってきます。

ご自身の環境や状況をよく踏まえてから、どれが最善かということを考えていただきたいと思います。

美容にはいろいろな情報が飛び交っていますから、注意して行なってくださいね。

 

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