10代の肌悩みはニキビが大半!?10代の思春期ニキビの原因と予防はどうすれば

ピンクの背景で同級生と語らう10代の男女 ニキビ

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ニキビがここにもあそこにも…。
学生時代ってニキビが出来やすい年ごろです。
仕方ないと思いながら、綺麗な肌の子を見るとヤバイって焦りますよね。
何か対策があればいいんですが…
ということで今回は10代に対象を絞ってニキビの原因と予防を見ていこうと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

10代女子の肌の悩みやニキビの原因

中学生や高校生などの10代の女子は、どんなことで肌の悩みを抱えているのでしょうか。

10代の肌悩みワースト3
1位 ニキビ・ニキビ跡(53.6%)
2位 毛穴の詰まり(40.0%)
3位 シミ(8.2%)
ちなみに10代女子の最も多い肌タイプは

  1. 乾燥肌
  2. 敏感肌
  3. 混合肌

だそうです。

肌悩みワーストランキングでも断トツに高いのがニキビです。

まず、どうして思春期にニキビができてしまうのかその原因を見てみましょう。
その後に予防法もお伝えします。

もちろん年齢的にも皮脂の分泌が増え、ニキビが出来やすい時期でもあります。
でも原因はそれだけではないかも知れません。

これからニキビの原因になってしまうNG習慣をお教えします。
これ私のことかも?なんて思うことばかりかも知れませんよ。

NG:顔を手で触る

顔にニキビができて嫌で憂鬱な女子高生ニキビができた時つい顔を触る癖がありませんか?
ニキビに触ったりこすったりするのはあまり良くないんです。
手は意外と汚れているので顔に雑菌がついて、そこからニキビの原因になる危険性があります。
顔はなるべく触らないよう意識しましょう。

皮膚科で処置する以外で、ニキビを潰すのは絶対にいけません。
出来たニキビの炎症を早く沈静化させるために、不必要な刺激は良くないです。
触る、こする、潰すといった行為は絶対にご法度!
刺激が強い化粧水や化粧品も避けた方が良いでしょう。

NG:何度も洗顔する

顔がべたつくからと何度も洗顔するのはいけません。
皮脂を取り過ぎると、かえってより皮脂の分泌を促すことになってしまいます。
洗顔は朝と夜で充分です。
べたつくからと顔を洗い過ぎないよう注意しましょう。

実は、乾燥こそが思春期ニキビの大敵です。
皮脂を取り除き過ぎてしまうと、肌は皮脂が不足していると思い込んで余計に皮脂を分泌します。
これが皮脂の過剰分泌に繋がりますので、ニキビを予防するには肌の潤いを守るスキンケアが必要です。

NG:偏った栄養バランス

ジャンクフードを飲み食いしながらテレビを点けようとしている女の子食生活において栄養バランスは摂れていますか?
偏った食事はニキビの原因になります。
バランス良く食事を摂るよう心掛けましょう。

もし、過度のダイエットをしていて食事を摂らなくしている場合、それも肌荒れに繋がります。
成長期で皮脂がたくさん分泌されるのが主な原因ですが、食べない・偏った食事はニキビの原因になるので、食生活にも気を配りましょう。

NG:夜更かしして寝不足

睡眠は凄く大事で、眠り始めてから4時間ぐらいが重要です。
寝不足はなるべく解消し、ぐっすり熟睡出来るよう心掛けましょう。
寝不足は様々なところで悪影響を及ぼしますので、早く寝るようにしましょう。

ニキビを治す鍵は、眠り始めてから4時間の間とお伝えしましたが、この間は肌の新陳代謝が一番活発な時間だからです。
この間にぐっすり熟睡できれば、ニキビも徐々に改善していきます。

10代のニキビケアはどうすればいい?中学生や高校生でも出来るケア方法をご紹介

ニキビは何故できる

おしゃれなワンピースを着ていて疑問を投げかけている女の子そもそも何故ニキビができるのか、考えてみましょう。
ニキビが出来てしまう根本的な原因は毛穴の詰まりです。
何かの原因で多く分泌された皮脂や外部の汚れ、古い角質などが毛穴に入り込み、それを元にアクネ菌が増殖して、炎症が起き、進行するとニキビとなっていきます。

そして、思春期ニキビができる理由はホルモンの分泌が活発になるということが挙げられます。
思春期は第二次性徴期に当たる時期で、成長ホルモンや性ホルモンの分泌が活発になりやすい時期なのです。

成長ホルモンや性ホルモンが活発になると、皮脂腺が刺激されて皮脂の分泌が促進されます。
こうしてより多く分泌した皮脂が毛穴に詰まってしまい、思春期ニキビの原因となるのです。

なので、ニキビで悩まないようにするためには、日頃からニキビケアを行い、悪化して炎症を起こさないようにすることです。

ニキビとはどんな物?ニキビの種類による症状と原因について詳しく解説します!!

10代の思春期ニキビと大人ニキビ

再確認しますが、思春期ニキビとは10代に出来るニキビのことで、主な原因は上記しましたが過剰な皮脂分泌活発なホルモン分泌が原因となります。

思春期には成長に必要な性ホルモンや成長ホルモンが分泌され、これらの刺激によって皮脂が大量に分泌され、毛穴が詰まってニキビができてしまいます。
なので、皮脂分泌が多い鼻おでこにニキビができやすいのが特徴です。勉強をしている女子高生

一方、大人ニキビとは大人にできるニキビのことで、思春期ニキビに比べて原因の特定が難しいです。
可能性のある原因として睡眠不足や肌の乾燥、ストレス、食生活、使用している化粧品などが挙げられます。

大人ニキビができる場所も思春期ニキビと見分けられ、大人ニキビはフェイスライン首筋にできやすいとされています。

30代の大人女性に出来てしまったニキビの原因は?大人ニキビのケアについて解説します

思春期ニキビの予防とスキンケア

思春期だからとニキビ肌を諦めていませんか。
きちんとした対策を行えば、ニキビ肌がきれいな肌に改善します。

では、思春期ニキビの予防法について見てみましょう。
繰り返しますが、思春期ニキビは第二次性徴期の成長ホルモンや性ホルモンが活発になることにより、皮脂が多く分泌されることが原因です。
皮脂が多く分泌されると皮脂腺が刺激されて、ニキビが起こります。

なので、端的に言ってしまえば思春期ニキビの予防方法は毎日のスキンケア規則正しい生活を送るのが、最適な改善策なのです。

では、正しいニキビケアの方法を見ていきましょう。

洗顔は適度な力加減と回数で

緑の背景で顔をパシャパシャ洗っている日本人女性まず1つ目は洗顔を適度な力加減、回数で行うということです。
洗顔の回数を多くしたり、力強くゴシゴシと行うと肌にとって強い刺激になり、肌に必要な分の皮脂だけでなく、本来肌にある筈のバリア機能も無くなってしまいます。
こうなると肌自体も刺激に弱くなってしまいます。

なので、洗顔を行う際は1日2回の朝と夜に留め、ぬるま湯で優しく洗顔しましょう。
洗顔料を使用する際は泡立てられる物はきちんと泡立て、泡で洗うのをイメージして、ぬるま湯で洗顔料を洗い流すようにすると効果的です。

肌への刺激が少ない、保湿性が高い洗顔料で

2つ目は肌への刺激が少ない、保湿性が高い洗顔料を使うことです。
スクラブが入っている洗顔料など刺激が強い洗顔料を毎日使うと、強い刺激により皮脂がなくなるだけでなく、雑菌などで毛穴が刺激されていってニキビができやすくなります。

なので、毎日使う洗顔料も低刺激で保湿性が高いもので洗顔して、スクラブ入りの洗顔料は週1回~2回の回数で洗顔を行ないましょう。

最近では思春期ニキビをケアしたり予防する洗顔料もあるので、ご自身の肌に合う洗顔料を探すのも良いと思います。

規則正しい睡眠を取る

睡眠をとる3つ目は規則正しい睡眠を取ることです。
思春期の時期ですと、テスト勉強や宿題のため徹夜する人も多いと思いますが、睡眠時間が減ってしまうと、成長ホルモンの分泌が滞ってしまいます。

そうなると肌を生まれ変わらせるターンオーバーの働きも乱れ、結果として思春期ニキビの原因となる皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

なので、毎日規則正しい時間で眠れるように努めるのが、思春期ニキビのケアとしては大事なポイントです。
成長ホルモンが活発になる時間帯である夜10時から夜中2時までの間に眠れるよう、日頃の生活を見直しましょう。

バランスの良い食生活を心掛ける

4つ目はバランスの良い食生活を心掛けることです
思春期ニキビはホルモンの分泌が活発になると、皮脂が多く分泌されるのが原因なので、皮脂を抑制するための栄養素を積極的に摂取すればケアに繋がります。

中でも思春期ニキビをケア出来る栄養素として注目なのが、ビタミンB2ビタミンB6です。

ビタミンB2を多く含む食品
  • 緑黄色野菜
  • セロリ
  • 海苔
  • チーズ
  • 納豆
  • 米ぬか
  • 小麦胚芽
  • 抹茶
  • 粉乳
ビタミンB6を多く含む食品
  • キャベツ
  • レバー
  • 卵黄
  • 牛乳
  • 米ぬか
  • 小麦胚芽

皮膚科を受診する

カウンセリングを受ける女性5つ目は皮膚科に行くことです。
様々な要因で思春期ニキビが悪化したときは、ご自身でニキビケアの正しい方法を取り入れても改善しないこともあります。
そんなときは皮膚科に行くのも一つの手です。

病院では抗菌薬を処方する内服薬や、塗り薬として治療する外用薬処方があります。

この他にも代表的な治療法は2種類あります。
ケミカルピーリングとイオン導入です。

ケミカルピーリング
ケミカルピーリングはピーリング剤と呼ばれるフルーツ酸などを原料としている酸を、肌の状況に合わせ決められた濃度や量に調整したものを顔に塗り、毛穴詰まりを起こす皮脂や汚れ、古い角質などを溶かす治療法です。

ニキビの原因、汚れ、古い角質、皮脂などをしっかり取り除いて、肌のターンオーバーを促し、皮脂などが毛穴に入りにくくなる効果が期待されています。

しかし、ケミカルピーリングは酸を使用するので、肌が敏感な状態だと赤みを帯びるなど肌が炎症を起こす可能性もあるので、注意しなければなりません。

イオン導入
イオン導入とは、ビタミンC誘導体をはじめ美容成分を肌に塗った後に、ローラーという機械を使って微弱電流を流して、肌の深い部分へ浸透させる治療法です。
皮脂の過剰分泌の抑制だけでなく、毛穴詰まりを起こしにくくする効果も期待できるので思春期ニキビにも効果があります。

しかし、ニキビそのものを減らすための治療というよりは、減らすための補助に当たる治療法といった感じです。

以上の他に様々な治療法がありますので、皮膚科で専門医の方と相談して治療を進めましょう。

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規則正しい生活を送りながら、ニキビケアをしましょう

10代の思春期ニキビはこんな手順でセルフケアしていけば良いと思います。

  1. 洗顔
  2. スキンケア
  3. 食事
  4. 睡眠
ニキビは突然現れるわけでなく、ちゃんと原因があります。
しかし、できてしまったことを後悔しても始まりません。
ニキビの原因を学んで頑張って治しましょう。

 

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