治らないニキビの原因を病院で!皮膚科や美容皮膚科での検査、診断、治療方法とは

クリーンなクリニックでキリッと働いている女医さん ニキビ

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ニキビについてご紹介する記事が増えて来ましたが、今回は病院で治らないニキビを検査、診断、治療する際に役立つ事をご紹介したいと思います。
ニキビをご自身で予防したりケアすることも大事ですが、例えば治らない場合一人で悩まず、お医者さんに相談する事が大切です。
そんな医療面から見たニキビの検査、診断、治療法を学んでみましょう。

思春期ニキビ、大人ニキビそれぞれの原因

これから登校しようとしているブレザー姿の女子高生本題である病院での治療の前に、基礎知識として年代によるニキビの違いについて説明します。
原因も違えば、処置方法も変わってきますのでご理解ください。

まず、ニキビとは何らかの原因で肌表面の毛穴が詰まってしまい、その内部でアクネ菌が繁殖し炎症を起こすことで発生します。

その毛穴を詰まらせる主な原因が10代の思春期ニキビと、20歳過ぎからの大人ニキビとでは異なることが多いです。
ニキビの発生箇所も、それぞれの原因が発生しやすい場所に集中しがちです。
では、それぞれの原因と違いを説明していきましょう。

思春期ニキビと大人ニキビとの違い

思春期ニキビ大人ニキビ
出来やすい年代10代前半~20代前半~
毛穴を詰まらせる主な原因過剰な皮脂の分泌
  • 乾燥
  • ストレス
  • 化粧品
  • 不規則な生活習慣などによるターンオーバーの乱れ
発生しやすい部位フェイスラインなどのUゾーン など

以上が思春期ニキビと大人ニキビと大まかな違いです。

よくニキビは思春期だけの物と定義しがちですが、ニキビも吹き出物も尋常性ざ瘡の部類に当てはまり、大人のニキビも思春期後ざ瘡と呼ばれることもあるので、大人のニキビは「大人ニキビ」とここでは呼ぶことにします。

ニキビとの原因とは

私達が悩まされる大人ニキビは、主にこれら6つの事が原因で出来るとも言われています。

大人ニキビと思春期のニキビの発症メカニズムは同じですが、大人ニキビは不規則な生活や過労等、何らかの理由で体のメカニズムが乱れると発生しやすくなります。
体のバランスを崩す事で肌の生まれ変わりのリズムが乱れて、ニキビの発生を招きやすくなるのです。

大人ニキビに対してしてはいけないことがあります。
それは絶対にニキビは自分で潰さないことです。

ニキビを自分で潰してしまうと、指や手にはバイ菌がいる上に下手に潰すと芯が残ってしまい、大人ニキビが大きくなったり別の場所に出来てしまう事もあります。
膿を持っている大人ニキビは、自分で治そうとせず早めに皮膚科を受診することをオススメします。

皮膚科でのニキビの検査&治療

私もニキビが出来たら皮膚科に行くようにしています。
そんな皮膚科ではどのようなニキビの検査や治療が行われるのでしょうか。

まずは診察

カウンセリングで患者の症状を聞き出している女性看護師これは言うまでもなく、始めは診察から入ります。
質問される内容はニキビが出来た時期や経過、体調や生活習慣などについてです。
女性の方は月経の周期や程度なども聞かれます。
それらを明かした上で治療法が確立されるでしょう。

検査はどんな物?

実を言うとニキビの検査でこれといったものはありません。
症状が重い場合に必要に応じて血液検査を行ったりホルモンバランスを調べたりすることがあります。

ニキビ治療はどんなことをする?

ニキビの治療には飲み薬や塗り薬が処方されます。
程度が軽い方ならば塗り薬だけということもあります。

飲み薬

飲み薬は以下のような種類が処方されます。

皮膚科の飲み薬とは

  • 抗生物質(菌の繁殖を抑える)や炎症を抑える薬
  • 皮脂の分泌を抑える薬
  • ホルモンのバランスを整える薬 など

場合によっては漢方薬が処方されたりします。

日本皮膚科学会ではアダバレンという成分を強く推奨しています。
アダバレンは毛穴の詰まりに効果があってニキビを出来にくくしてくれるため、その薬とアクネ菌や炎症に有効な抗生物質の飲み薬と塗り薬を組み合わせればニキビは良くなると考えられています。

瓶にたくさん入っているビタミン剤また、補助薬としてビタミン剤を用いることもあります。
ビタミンと言うことなので、皮脂の分泌を抑えるビタミンB2やB6、色素沈着に対してはビタミンCが使われます。

漢方薬では全部の皮膚科が処方するかはわかりませんが、ニキビに効くであろう漢方の種類を調べましたので、参考程度にお読みください。

漢方の種類主な効能
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)皮膚の赤みや痒みを発散し、腫れや化膿を抑えます。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)顔面の赤みや炎症が強い場合のニキビに適応します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)顔色が悪く冷え性で艶がなく隆起もしてないニキビに処方されます。
※色白で冷え性、やせ型で体力のあまりない人向き
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)青黒い感じのするニキビに処方されます。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)不摂生な食事や胃腸障害を伴っている口周りのニキビを中心に適応します。
芍薬甘草湯(しゃくやくあまくさとう)男性ホルモンが関わっているテストステロンの抑制作用がある漢方です。
皮脂腺の分泌を減少させてアクネ桿菌の増殖を抑えます。

塗り薬

塗り薬も菌の繁殖を抑えたり、炎症を和らげたり、毛穴の詰まりを改善させる薬などが処方されます。
もちろん、組み合わせて処方されるもので顔全体に付けたり、ニキビの部分だけ付けるものなど使い方はさまざまです。

主なニキビの塗り薬特徴や効能
ディフェリンゲル毛穴の詰まりに作用するもので、ニキビの進行を防いだりニキビを減らす効果もあります。
ただし、初期段階のニキビ薬です。
  • ダラシンTゲル
  • アクアチムクリーム
これらの抗生物質はアクネ菌を殺菌する作用があります。
ベピオゲルニキビの原因菌であるアクネ菌の抑制に貢献し、古い角質などを取り除くピーリング効果もある薬です。

美容皮膚科での検査&治療

首に聴診器がかかっている外国人医師続いては、美容皮膚科での検査と治療についてのお話をしたいと思います。
ニキビが出来やすい体質の方ですとニキビ自体は数日で腫れが治まるけど、そのニキビの痕が残ると言う事を気にされる方が多いのではないでしょうか?

ニキビ治療の厄介な問題は腫れて刺激があると言うことだけでなく、その後に発疹の部位が痕になって残ってしまうと言う事ではないでしょうか。

シミやシワと同様にこうしたニキビ痕も悩みの1つなので、そんなニキビ痕の治療に力を発揮してくれるのが美容皮膚科です。
美容皮膚科ではニキビが痕として残らないよう、その周辺の肌と共に美しくなるように処置してくれます。

ケミカルピーリング

髭剃りを受けている日本人女性
ケミカルピーリングとはフルーツ酸の一種であるグリコール酸などの酸を塗り、表皮の古くなった角質を化学的に融解して剥離や除去して肌を生まれ変わらせる治療法です。

酸と言うと肌を溶かす不安な要素だと思いがちですが、古い角質を剥がれやすく角質層の構造や機能を改善させる作用が得られるため、ハリのある肌の組織構成に戻す効果があるのです。

光線治療(クロモライト)

レーザー治療を受けている女性あるクリニックでは沢山の波長の光が集合したパルスライトというものを利用した機器を使ってニキビ治療をします。
特に赤ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌してくれます。

光治療によって肌質を根本から改善して、毛穴の縮小も期待できます。
火傷の可能性は極めてゼロです。

イオン導入


イオン導入は、肌に塗布出来ない吸収されにくい水溶性の有効成分を微弱な電流を流すことで、数倍~数十倍浸透してくれる治療法です。
ニキビやニキビ跡が気になる方の他にシミや肌荒れが気になる方にもおすすめです。

投与される導入剤の種類

この他にもクリニックによっては、清潔された専用の器具でニキビの中の皮脂を押し出す「面ぽう圧出法」という治療がされる場合があります。
面ぽう圧出法は一般の皮膚科でも治療が出来ます。

ニキビ治療に保険は効くの?

パソコンを使って処方箋や診療報酬を計算している事務員「ニキビ治療に保険は効くのか」と言う疑問にお答えしたいと思います。
まず、結論からお伝えするとニキビ治療に保険は適応されます。
なので、肌にニキビが出来て悩んでいる女性は、健康保険でしたら3割の負担のみで治療が出来ます。

周知の事実ではありますが、医療機関で診療を受けた場合、健康保険を利用した治療法である「保険診療」と保険が適用されないため受けた治療費用の全額を自己負担する「自由診療」の2つのタイプがあります。

保険診療は「○×の病気の治療法には、これが適切」と国が認めている診療で、全国の医療機関を受診しても同じ金額で治療を受けられるように設定してあり、国の決めた治療費用の3割を窓口で支払います。

これに対して病気の治療でない場合、あるいは病気でも国が認めた治療法に該当しない場合は、自由診療となります。
自由診療では医師は自分のスキルや経験を踏まえて、自由に費用設定をすることができるのです。
そのため受診する医療機関によって治療に掛かる費用は異なります。

診療方法治療の内容
保険診療による治療
  • アダパレン外用
  • 抗菌外用剤
  • 抗生剤内服
  • 過酸化ベンゾイル など
自由診療による治療
  • ケミカルピーリング
  • イオン導入
  • ピル内服
  • プラセンタ注射
  • レチノイン外用 など

ですので、自分が受ける診療方法が健康保険の対象になるのかを、しっかりと確認してから受診してみてください。

ニキビの悩みは、ぜひ医療機関へ

今回は、年代で違うニキビの基本的な知識と病院で検査、診断してもらう方法をご紹介致しました。
思春期と大人とではニキビの発症原因は違えど、病院では処方される薬のパターンがある程度決まっています。

一般の皮膚科では、塗り薬はもちろん抗生物質やビタミン剤を含む飲み薬も処方されます。
今では良い皮膚科の塗り薬が多数出てきています。
お医者さんで処方してもらった薬は、保険が効く場合は安い上に本当に良く効きます。

面と向かってしっかり患者の訴えを聞いている女医さんまた、美容も含めてニキビをきれいにしたいと思う人には、美容皮膚科も役に立ちます。
美容皮膚科ではケミカルピーリングやレーザー関係、イオン導入などの治療が施されます。
もちろん、クリニックによって治療法はさまざまです。
たくさんのクリニックの中で自分の合う治療法をどうか見つけてみてください。

皆さんそれぞれに事情はあるかと思いますが、治りにくいニキビでお悩みの方はストレスもニキビの原因となりますので、病院で先生に診て頂いてニキビの薬の処方箋を頂いてみて下さい。

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