頬にできる白や赤、ニキビは色によって治し方が違います!

赤いブラウスを着たベトナム人女性 ニキビ

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頬にニキビができてしまうことがあるかと思いますが、頬のニキビを甘く見ては駄目です。
何故なら、頬のニキビを放置しておくと直ぐに頬全体に広まってしまい、更に誤ったケアを行うとデコボコのクレーター肌を招きます。
頬に生じるニキビは白ニキビ赤ニキビが一般的です。
どちらにせよ、頬のニキビは少しでも早めに改善と予防をしたいところです。
頬にニキビが生じる要因をきちんとマスターして、正しいケアと予防策を覚えるのが重要ですね。
今回は頬ニキビに焦点を当てて改善法を探りたいと思います。

頬にできた白ニキビの原因と治し方

まず、白ニキビからです。
白ニキビは何故生じるのでしょう?

白ニキビができる理由

白ニキビは皮脂や角質が毛穴に詰まった状態を指します。
皮脂が大量に分泌されるのが要因だと言えるでしょう。

その他にも、思春期ニキビの場合は洗顔を行うときに洗顔料を使わない、大人ニキビの場合は保湿クリームを使ってないなどが考えられますね。

皮脂が大量に分泌する要因はホルモンのバランスが乱れるからだと言われています。
男性ホルモンは皮脂の分泌を活発にする作用があり、女性ホルモンのエストロゲンには肌をキレイにするが肌を乾燥させ、プロゲステロンは皮脂の分泌を活発にするのです。

男性ホルモンは思春期の方や体を鍛えている方に大量に分泌され、女性ホルモンのプロゲステロンは生理前に多くなります。
これらが白ニキビが生じる大まかな要因です。

白ニキビは20~50代の大人も中高生も生じますが、大人と中高生では改善法が異なります。
それでは、どうやって治すのかをそれぞれ見ていきましょう。

中高生

歩く女子高生足元中高生の場合は思春期ニキビと言ってホルモンのバランスが悪くなる理由で、皮脂が大量に分泌するのが原因につながります。

よって、洗顔をするのが最も重要です。
なるべく、朝と夜一回ずつ洗顔を行うのが良いと思います。

また、洗顔するときは水の他に洗顔料も使用しましょう。
何故なら、思春期ニキビは皮脂が多いので水のみでは十分に洗い流せないのです。

そういう訳で、洗顔力の強い洗顔料で汚れを洗い流して、その後に保湿クリームを使ってフタをすると良いです。

ただし、敏感肌の方は洗顔力の強い洗顔料だと肌にダメージを与えるため、刺激が弱い洗顔料を使うと良いです。

大人(20~50代)

大人の場合はホルモンのバランスがほぼ一定なので、多くの方は皮脂の分泌量が少ないですね。

それなら、何故大人にもニキビができるのでしょう?
大人ニキビは一般的に、乾燥肌における乾燥ニキビが大半を占めます。

肌は乾燥を起こすと毛穴が小さくなり、皮脂が直ぐに詰まってしまいます。
よって、大人ニキビは肌の乾燥を対策するのが重要なので、洗顔料を用いて洗い過ぎるのは良くないのです。

だけども、女性ですとメイクをする機会も多いと思いますから、クレンジングは使いましょう。
クレンジングはミルクタイプジェルタイプを選んでください。
そして、洗顔を行った後は必ず保湿をして肌の乾燥を対策します。

頬にできてしまうニキビの原因と対策とは

頬にできた赤ニキビの原因と治し方

赤ニキビは小さくても目立ちやすいし時々かゆくなりますし、触ると痛いですよね?

そこで、赤ニキビの無いキレイな肌を手に入れて人と対面しても堂々としていられるように、赤ニキビの要因と改善策に関して説明します。鏡を見る女性

赤ニキビが生じる要因はアクネ菌の増殖

赤ニキビは毛穴の中にアクネ菌がたくさん増殖するのが要因です。

ニキビは最初は先述した白ニキビと言われる毛穴に皮脂とか汚れが溜まった状態ですが、ニキビの原因菌と言われるアクネ菌はその溜まった皮脂を餌として大量に増えてしまうのです。

アクネ菌は我々の肌を守ってくれる常在菌なので決して悪い菌ではないのですが、餌とする皮脂が大量に増えたり白ニキビがダメージを受けたり汚れたりすると増殖して、周りの細胞を攻撃するのです。

増殖したアクネ菌は白血球遊走因子という物質を出して炎症を生じさせます。

赤ニキビを治すなら炎症の抑制を優先

炎症の抑制が優先な訳は、長引くとニキビ跡が生じたりクレーター肌を招くためです。

ニキビの改善策において思い浮かぶ食生活とか睡眠習慣を改めたり、ストレスを和らげる手段は確かに大切ですけれど、体の中からのケアはたくさんの時間を要します。

ニキビが無いのに、肌が赤くなった経験はありませんか?

これは赤ニキビが治るのに時間がかかり炎症が起きて肌の細胞や毛細血管が傷を負うことにより、赤みだけが肌に残る症状です。

これを防ぐためにも、抗炎症成分を配合した化粧品を使って赤ニキビによる炎症を予防しつつ、生活習慣を改めてニキビが治りやすく生じづらくするのが重要です。

抗炎症成分の化粧品を
化粧品に使われる抗炎症成分は、ビタミンC誘導体グリチルリチン酸の2種類です。

ニキビ跡の赤みが生じていればビタミンC誘導体が良いですが、高価なものがほとんどです。
なので、赤ニキビが2~3個くらいの場合はグリチルリチン酸を配合した化粧品が良いでしょう。

更に、抗炎症成分と保湿成分の両方を配合した化粧水は、炎症を予防しつつニキビを生じづらくする効能もあるためとても良いです。

特に赤ニキビが多かったり肌に赤みが生じている重度のニキビに対しては、ビタミンC誘導体が良いです。

ビタミンC誘導体には
  • 炎症を防ぐ
  • 美白効果をもたらす
  • 皮脂を抑える
  • エイジング効果をもたらす

このような働きがあり、ニキビ跡の改善において必要不可欠です。

ニキビケア化粧品と比較すると高価なものの、重度のニキビやニキビ跡に高い効果を発揮するため、お金に少しでも余裕があればビタミンC誘導体を配合した化粧品を選びましょう。

赤ニキビを治すには!?顔に出来た赤みのあるニキビの原因とその対策とは

ニキビの色による症状の違い

実はニキビは色の違いで分けられるんです。
白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビの5種類が存在します。
では、それぞれのニキビの症状の違いにおいて見ていきます。クレヨン

白ニキビ

白ニキビは毛穴が閉じてそこに皮脂が溜まり、白く盛り上がったニキビです。

白ニキビは炎症が生じている訳ではなく、他のニキビと比べると軽症です。
軽症なのでスキンケアを少し見直せば改善可能です。

白ニキビが生じたと言っても、肌に大きなトラブルが生じている訳ではない為、心配し過ぎなくても大丈夫です。

とは言え、何もせずに放置しておくとどんどん進行しますので油断は大敵です。

黒ニキビ

黒ニキビは悩んでおられる方が非常に多いです。
黒ニキビは炎症は起こしていないものの、白ニキビが進行した段階で白ニキビより重度です。

白ニキビと異なり、皮脂が毛穴から漏れておりそれが酸化を起こして黒く変色したのが黒ニキビです。

白ニキビの内に対策を行わなかった、もしくは行なったけれど改善しなかったときに黒ニキビへと変化するのです。

名前の通り黒く変色していて、とても目立ちやすいです。
黒ニキビは治りづらいので、早めに治すように心がけるのが重要です。

赤ニキビ

赤ニキビは痒みを伴うので非常に厄介です。
赤ニキビは炎症が生じているので、赤色を帯びています。

黒ニキビが進行した後に、赤ニキビになると言う流れです。
黒ニキビも治すのが困難ですけれど、赤ニキビは更に困難です。

炎症が生じて赤く盛り上がった状態なので、早く対策を行わなければどんどん進行します。
赤ニキビは頬や顎など様々な箇所に生じます。

血行が良くなると痒みが進むので、赤ニキビの痒みが辛いならアルコールを避けた方が良いです。
鼻の頭にも生じて、目立ちやすいので恥ずかしいと悩む方も多いです。

黄ニキビ

黄ニキビはニキビの中でもとても重度な部類に入るニキビで、赤ニキビよりもさらに酷いニキビです。
赤ニキビの中にウミが溜まっている状態のニキビです。

赤ニキビは炎症を起こしているため治りづらいですが、黄ニキビはそれよりもさらに重度で治りづらいです。

赤ニキビを治せない状態が続くと、黄ニキビになってしまいます。
黄ニキビは絶対に放っておいてはいけません。
放っておくとニキビ跡が残りやすくなります。

紫ニキビ

紫ニキビはニキビの種類の中でも最も重度のニキビです。
炎症を起こしたニキビが悪化していき、皮膚の奥までウミや血液が溜まった状態です。

ここまでの工程に炎症や化膿が何度も繰り返されたということで、ニキビがとても悪化した状態です。
ウミと血液が混合したものが皮膚の表面に盛り上がっているため、紫色に見えるということです。

ここまで進行してしまうと、もう自分の力でどうにかできるレベルではありません。
皮膚をキレイにして洗顔を行うことも重要ですが、皮膚科に通って切開などの処置を受けることになるでしょう。

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年齢によってニキビの原因は違う

ニキビの原因は年齢によって違ってきます。
冒頭でも触れましたがニキビには中高生に出来る思春期ニキビと、大人になってから出来る大人ニキビの2種類があります。

思春期ニキビの原因

思春期にニキビが発生しやすい原因は、ホルモンによって皮脂腺がダメージを受けて皮脂の分泌が活発になることが考えられます。

すなわち、皮脂腺の多い箇所に出来やすいという特徴があります。
特にTゾーンは顔の中で一番毛穴が多く、その数は頬のおよそ7倍にも達します。

思春期に皮脂が大量に分泌されるのは、第二次性徴に伴いホルモンのバランスが変化するためです。

この時期には、男性ホルモンが大量に分泌されてそれが皮脂腺を刺激することで、皮脂の分泌を活性化させます。

大人ニキビの原因

次は大人ニキビですが、大人ニキビにはさまざまな原因があるようです。

大人ニキビの原因は
  • ストレスを溜め込む
  • 睡眠不足
  • 喫煙をする
  • 乾燥肌
  • 誤った洗顔法

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

ストレスを溜め込む

頭を抱える女性現代社会にストレスは付き物だと思いますが、ストレスを溜め込むと自律神経のバランスが乱れて副賢皮質ホルモンというストレスと戦うホルモンが分泌されます。
それに伴い男性ホルモンが分泌されるのです。

男性ホルモンは皮脂量を増やす作用があるため毛穴詰まりを起こして、ニキビが出来やすくなります。

睡眠不足

睡眠習慣が崩れると肌トラブルが発生するため、大人ニキビと睡眠は親密な関係にあるのです。
睡眠不足だからと言って、ただ睡眠時間を増やせば良いわけではありません。

睡眠中に分泌される成長ホルモンによって、肌細胞が分裂して細胞の修復が行われます。
細胞が再生されるには最低6時間はかかります。

よって、6時間以上睡眠を取れば問題ないということです。

喫煙をする

タバコを持つ手煙草が有害なのは皆さんもご存知でしょう。
煙草は美肌の天敵と言われていて、直ぐにニキビを進行させる原因につながります。

また、自分が煙草を吸わなくてもレストランの喫煙席など煙草の煙を吸ってしまう環境(受動喫煙)にいる場合は、十分に気をつけましょう。

乾燥肌

実は、皮脂だけでなく乾燥も大人ニキビの原因につながるのです。
乾燥肌になると肌のバリア機能が低下します。
低下すると外からの刺激を受けやすくなり、ニキビが出来てしまうのです。

誤った洗顔法

洗顔するときにゴシゴシと強く擦ると、必要な皮脂まで洗い流してしまうため乾燥を招く原因になります。
そのため、肌に優しくかつきちんと汚れを洗い流す洗顔法を知ることが重要です。

跡を残さない大人ニキビのケア方法、ニキビを改善させるための生活習慣とは?

ニキビが出来た時のNG行為

最後に、ニキビが出来た時に絶対にやってはいけない行為を説明します。

ニキビを潰す

ニキビをつぶそうとしている男性「ニキビを潰して中のウミを出せば早く治る」と言ったことを聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それは間違った行為です。

何故なら、周りの皮膚まで傷を負ってしまい雑菌によって炎症を招く恐れがあるからです。
ニキビ跡が残ってしまう危険性もあるため、絶対にやめましょう。

ファンデーションで隠す

ニキビが目立つ個所に出来ると、ファンデーションを重ね塗りして隠そうとする方が多いと思いますが、それもNG行為です。

何故なら、ファンデーションに含まれる成分がニキビの炎症を進行させてしまう恐れがあるからです。
そのため、敏感肌の方でも使える低刺激なものを使うのがおすすめです。

しっかりニキビケアしているのに治らないのは何がいけない?間違ったケアを改善して正しいニキビケアを

白と赤、色で違うニキビケア

いかがでしたでしょうか?

白ニキビは皮脂や角質が毛穴に詰まった状態を指すため、皮脂が大量に分泌されることが原因であると言えます。

白ニキビの治し方
  • 中高生の場合→洗顔したり肌を清潔にすること
  • 大人の場合→肌の乾燥を対策する
赤ニキビは毛穴の中にアクネ菌がたくさん増殖することが原因です。
赤ニキビの治し方
治し方は、抗炎症成分を配合した化粧品を使って赤ニキビによる炎症を抑制しつつ、生活習慣を見直してニキビが治りやすく出来にくくすることが重要です。
ニキビの色の種類においては、白ニキビが一番軽く紫ニキビが一番重度です。
そのため、出来るだけ白ニキビのうちに対策を心がけるようにするのが理想です。

ニキビが出来た時に絶対にやってはいけない行為は、ニキビを潰すことです。
周りの皮膚まで傷を負ってしまい雑菌によって炎症を招く場合があるからです。

あなたも是非この機会に、白ニキビや赤ニキビを治してキレイな肌を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

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