今回は運動とニキビの関係についてのご紹介記事を書かせて頂きたいと思います。
皆さん、最近運動不足になっていませんか?
学生だった頃は通学だったり、体育の授業だったりで運動の習慣がありましたが、大人になって、あまり運動していないっていう方多いのではないでしょうか??
そんな私も最近は運動不足になりかけています…。
そんなわけで運動とニキビには、どんな関係があるのか見ていきたいと思います。
Contents
運動不足はニキビの原因
まず初めにお伝えする事は、運動不足がニキビの原因になってしまうと言う事です。
子供の頃は週に何回かは、体育の授業があったり、習い事をしていた方はもしかしたら殆ど毎日の様に運動をしていたかと思います。
そんな幼少期を過ごしても大人になると、殆どスポーツをやらなくなっていませんか?
運動不足はニキビの原因になってしまいます。
運動するということは体に多くの酸素を取り込んで血行を促します。
運動をすることにより血の巡りは良くなり、健康の維持はもちろんのこと、肌を綺麗に保つ為に必要な栄養素も行き渡ることになるので、肌のターンオーバーが活性化し、ニキビや吹き出物などの肌荒れ予防にも繋がると言われています。
さらにいうと、軽い運動はストレス発散になりますね。
運動をするとセロトニンやドーパミン、エンドルフィンといった幸福感やリフレッシュさせる効果、精神状態を安定させるような効果のある脳内ホルモンの分泌を促します。
これがストレス解消に繋がるのです。
また、運動不足になると便秘になる恐れがあります。
便秘などで腸の動きが鈍ってしまうと、ニキビは出来やすくなってしまいます。
このように便秘まで影響が出てくるなんて、肌だけじゃなく運動ってこんなにも多くのメリットがあり大切なのです。
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なぜニキビが出来てしまうのか
ではなぜニキビが出来てしまうのでしょうか。
ニキビの仕組み
ニキビの主な原因は「過剰な皮脂分泌」「ニキビの原因菌の増殖」「毛穴の出口が閉じてしまうこと」の3つです。
通常、健康な肌では皮脂の出口となる毛穴が開放しているため、皮脂は毛穴の中には溜まらずに外に排出されます。
問題は毛穴の出口が閉じてしまって、皮脂が毛穴の中に溜まってしまった時です。
そうなると毛穴が詰まってしまい、皮脂を栄養源にしているニキビ菌であるアクネ菌が炎症を起こして発疹ができるという仕組みなのです。
毛穴が閉じるということは、つまりアクネ菌にとってとても居心地が良く増殖しやすい環境となってしまうのが恐ろしいところです。
毛穴が閉じるとすぐにニキビになってしまうのか
直ぐに痛みのあるニキビになると言う訳ではなく、ニキビの出来方としては大きく4つに分けられます。
ニキビの段階 | 説明 |
①微小面皰(びしょうめんぽう) | 単純に毛穴が閉じている状態で、実際目で見てもほとんどわからない状態のことです。 もちろん痛みもありません。 しかし、毛穴の周りの角質が厚くなり、皮脂が詰まりやすい状態にあります。 |
②面皰(めんぽう) | 肌の表面に吹き出物が出ている状態です。 面皰はコメドと呼ばれていて、微小面皰の中でアクネ菌が増えて少し表面が盛り上がっています。 毛穴が閉じて白く見える物を白ニキビ、毛穴が開いて黒くボツボツしたコメドが見えるのをを黒ニキビと呼びます。 この段階では炎症しているわけではないし、痛みもまだありません。 |
③丘疹(きゅうしん)、膿疱(のうほう) | 皮脂が溜まり毛穴の中でアクネ菌がどんどん増えて、炎症が起きた状態です。 丘疹は赤ニキビのこと、膿疱は黄ニキビのことと言って良いでしょう。 アクネ菌がいろいろな炎症を起こす物質を産生します。赤ニキビは炎症を起こして患部の周りが赤く腫れ上がった状態、黄ニキビはさらに炎症が進んで、広がった毛穴の壁が破れて膿のようになった状態です。 この時点で炎症が起こったり痛みを持ったりしてから、やっとニキビに気付く人が多いです。 |
④嚢腫(のうしゅ)、硬結(こうけつ) | 炎症が進んで毛穴の構造自体が破壊されてしまった状態で、ニキビの中でも最も重症ともいえる状態です。
嚢腫は皮膚の下に膿が溜まった袋が残って出来る状態、硬結は硬く大きくなっているニキビです。 |
このようにニキビは段階的に進んでいく疾患なのです。
できるなら炎症のない段階でニキビをくい止められれば一番良いです。
できたらすぐに治すのが鉄則ですね。
その他の原因
仕組みとしてはこんな経路を辿りますが、他にもニキビができてしまう原因があります。
運動による汗とニキビ
運動をする事によってニキビが改善されると言われています。
そして、その要因はいくつかあります。
汗が毛穴から流れることによって、身体の中の老廃物が出て行くだけでなく、ニキビの原因になる皮脂が溜まりにくくなり、その結果ニキビの予防に繋がります。
一口に汗と言われましても何でも良いわけではありません。
汗にも「良い汗」と「悪い汗」があり、それらの性質は以下の様に分類されます。
体に必要な成分を残したまま、体温調整の役割を果たします。
(この良い汗は銭湯などで、サウナに入った時に掻く汗に似てると思われます)
また、体に必要なミネラルなどの成分を一緒に排出してしまう為、ベタついて不快な臭いを発生します。
(この悪い汗は夏などに掻くベタベタとして、臭いのある汗だと思います)
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ニキビの予防と対策に効果的な運動は
ニキビ改善の為に運動をするなら、筋力トレーニングよりもウォーキングやジョギング、スイミングなどの有酸素運動がおすすめです。
過度に負担の掛かるトレーニングは活性酸素を発生させ、むしろ余計にニキビなどの肌トラブルが回復されにくくなってしまいます。
運動する時はなるべく心拍数を上げずに楽に出来る程度のペースで行うようにしましょう。
これらもニキビ跡を薄くする効果まであります。
なかなか時間が取れないと言う方は、通勤、通学時になるべく歩くように心がけたり、起床後と就寝前にストレッチをするだけでも違います。
出来る事から始めてみましょう。
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運動以外にも出来る簡単なニキビ対策
では、運動以外にすぐにでも出来るニキビ対策をお伝えしましょう。
メイクを落として洗顔を
十分にクレンジングをしないとニキビの元になるバクテリアがお肌に残り、さらに増えてしまいます。
メイクをしている方は必ず落とすことから始めましょう。
クレンジングを使い、力を加えずに指を滑らせたり円を描くように落とします。
クレンジングを落としたら次は洗顔です。
洗顔は朝晩1日2回が適切な回数です。
いずれも余分な皮脂や汚れを落とす大事なスキンケアとなります。
洗顔料をしっかり泡立てて、その泡で優しく洗いましょう。

保湿をしよう
ニキビができていても、まだできていなくて予防の段階でもニキビができにくい肌環境を整えるためには保湿が大事です。
思春期ニキビは皮脂の分泌量が多いことが特徴なので、オイルフリーの保湿アイテムを選びましょう。
大人の方も化粧水と乳液で保湿しましょう。
ニキビ肌になってしまっている方は同じく低刺激で油分が少ない物を選びましょう。
「ノンコメドジェニック済み」と表記された化粧品は、ニキビの元になりにくいよう作られていますので、そういった製品で保湿しましょう。
食事をしっかり摂ろう
食事というのは内側からのニキビ対策となります。
1日3食の規則正しい食生活を心がけ、バランスの良い食事にしましょう。
効果的な栄養素 | 特徴や具体的な食べ物 |
タンパク質 | 筋肉を作っているのはタンパク質で、代謝をアップさせる栄養素です。 お肉は脂っぽいと思うかもしれませんが、それでは筋肉量が減ってしまいます。 タンパク質にもいろいろな食材がありますが、魚類や鶏肉なら脂身も少なく有効です。 卵、大豆製品などもおすすめです。 |
ビタミンB2 | ビタミンB2は脂質の代謝を助け、皮膚を健康に保ちます。 卵やレバー、焼き海苔や納豆などに含まれます。 |
ビタミンB6 | ビタミンB6は細胞の代謝を助け、肌荒れを防ぐ効果があります。 マグロやカツオ、鮭、それにバナナやにんにくに含まれます。 |
ビタミンA | ビタミンAは粘膜を保護して皮膚や髪を丈夫にする効果があります。 にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜、他にもチーズや卵が有効です。 肌細胞の生産やライフサイクルを正常化してくれるとのことです。 |
食物繊維 | 先ほど運動不足になると便秘になるとお伝えしましたが、便通を良くするためにも食物繊維を摂りましょう。 穀物、イモ類、豆類、海藻類、きのこ類…もちろんビタミンの部類で挙げた野菜や果物も有効です。 |
睡眠も大事
睡眠もあなどってはいけません。
睡眠不足になると肌の免疫も低下してしまいます。
体の新陳代謝を促すホルモンが22時~2時に出るため、その頃に睡眠に就くようにしましょう。
寝る前に脳を興奮させるようなカフェインを摂取したり、ついついスマートフォンを見てしまったり、そういう習慣は控えるようにしましょう。
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いかがでしたでしょうか。
運動とニキビの関係をご説明致しましたが、何か気になる内容はございましたか??
ニキビが出来やすくて困っている方、日頃あまり運動をしていないと言う方はこの記事をご覧になり、明日から身体を動かしてみませんか。
また、通勤の時に自動車に乗って通勤していたと言う方は自転車に変えてみてはいかがですか?
自転車にはゆっくり走っても全身の血流を良くしてくれるのでおすすめです。
皆さんもこの記事をきっかけに少しずつ身体を動かして、顔、身体に出来てしまうニキビを少しでも減らせるようになれば良いなと祈っています。
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