入浴の時間で美白や美肌が叶う!?肌がきれいになるお風呂の入り方と体の洗い方とは

緑のタオルを敷いて泡風呂の中でこちらを見ている女性 美白

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お風呂は体の疲れを取ってくれて、気分もスッキリとリフレッシュさせてくれます。
お風呂に入ることは健康に良いとされています。
では美容面ではどんな効果があるのでしょうか。
今回、お風呂の入り方を美白という観点から考えて見ていくことにしましょう。

入浴が美白・美肌に繋がる理由

冷え対策や体のコリといった健康面を改善させるために、シャワーではなく湯船に浸かるという考えの方がいると思います。
お風呂が美白や美肌に繋がる…たった湯船に浸かるだけなのにと疑問に思うかもしれませんが、入浴と美白・美肌には深い関係があるのです。

シミ対策と入浴

皆さんは日焼けでシミが出来ないように、いろいろ美白ケアをされていると思います。
しかし、実は香りの良いお風呂に入ることも美白や美肌になる立派な対策と言えます。

なぜシミが出来るのかは何らかの理由で肌のターンオーバーが滞ったり、メラニンの生成が過剰になったりするからです。

そこで、お風呂がもたらす美白・美肌効果がメラニンの排出を促すこと、すなわち外へ出す働きです。
湯船に浸かれば体が温められてきて血行も良くなります。

すると、血液からの栄養が肌まで行き届いてくれるため、正常なターンオーバーがされやすくなって、メラニンの排出へと繋がるのです。

疲労回復が美肌に

健康と美白・美肌も関係があり、お風呂にきちんと浸かれば血流がスムーズになって疲労が回復します。

夏や冬は気候やエアコンの影響で手足や内臓が冷えやすいです。
冷えはさまざまなトラブルの原因にもなり、肌にも影響してきます。

お風呂で体内の老廃物を排出すればその冷えが改善され、お肌も身体も良くなります。

また、お風呂は足のむくみにも効果があります。
お風呂に浸かると体には水圧が掛かりますから、それによって血液とリンパの流れも良くなり、むくみが取れやすくなります。
これと関連して筋肉の強ばりもほどけて、肩凝りなどの症状も和げることができます。

深い睡眠にさせてくれる

睡眠をとる入浴をうまく取り入れれば、しっかりした深い睡眠へと繋げることができます。
なぜならお風呂に入るとリラックスしながら深部の体温を上げられるからなのです。
睡眠には体温の変化が大切で、特に体の内部の温度である深部体温が低下し、体の表面との温度差が小さくなるときに眠くなるようになっているわけです。

お風呂に入ると一度は湯船のせいで体温が上がりますが、その後は効率よく熱を放出させ体温を下げることが出来ます。
このことからスムーズな良質な眠りにすることが出来るのです。

また、湯船の中では浮力が働きます。
首までお湯に浸かると体重が軽くなってリラックスしてきます。
この流れが自律神経をも良くするので、快適な眠りへと繋がるのです。

美白や美肌になるためには睡眠をとることが大事です。
このことから「お風呂に入る⇒良い睡眠が得られる⇒美白・美肌になる」と連動していくのです。

入浴剤の種類を知ろう

皆さんは普段入浴剤を使用していますか。
店頭ではいろいろな種類の入浴剤が販売されていて、どれにしようか迷ってしまいますよね?
これらの入浴剤をうまく組み合わせれば、健康や美白・美肌に思わぬ効果をもたらすかもしれません。

入浴剤の成分

入浴剤は何で出来ているかは下記をご覧になれば、どんな材料で構成されているか分かると思います。

入浴剤の成分
無機塩類 入浴による温熱効果や清浄効果を高めたり、お湯を軟らかくする
生薬類 入浴における温熱効果を高める
酵素類 皮膚を清浄にする
有機酸類 重曹などの炭酸塩と組み合わせて配合し、炭酸ガスを発生させる
保湿剤 肌をしっとりさせる
着色剤 お湯に色を付ける

入浴剤の種類

また、入浴剤にはいくつかのカテゴリー別に分けることが出来ます。

入浴剤の種類 説明 どんな方に合うか
無機塩類系 一般的な入浴剤のほとんどが当てはまるカテゴリーで、お湯の肌触りを柔らかくします。
硫酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムなどが含まれています。
  • 冷え性な方
  • 風邪をひきやすい方
  • 湯冷めしやすい方 など
炭酸ガス系 炭酸ガスには血管拡張作用があり、保温効果が期待できます。
炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムなどが配合されています。
  • 疲れている方
  • 肩凝りや腰痛などがある方
スキンケア系 セラミド等の保湿成分が含まれているため、肌に潤いを与えてくれるため、美肌効果に期待できます。 乾燥肌敏感肌の方
発汗系 トウガラシエキスなどの発汗作用を高める成分が配合されていて、血行促進や発汗効果で新陳代謝が活発になります。
また、汗と一緒に体や皮膚の老廃物なども洗い流してくれます。
  • ダイエットやデトックス効果を目指している方
  • 美肌になりたい方
生薬(ハーブ)系 生薬(ハーブ)が配合されている種類の物で、疲労回復や冷え性に効能があると思われます。

ハーブの香りでリラックス効果もあります。
生薬やハーブは香りもそれぞれで個々の好みもありますので、アロマテラピーのように使うことが出来ます。

気分転換やリラックスをしたい方におすすめ
酵素系 肌を洗浄してなめらかにしてくれます。
美肌やデトックス効果が期待でき、皮脂の汚れも分解します。
背中やデコルテなどにニキビができやすい方
清涼系 主にI-メントールを配合した物が多く、入浴後にさっぱりと清涼感を味わいたい方におすすめです。
清涼成分が入っていますので夏場におすすめです。
暑さが苦手な方におすすめ

入浴剤の効果とは

きれいな薔薇色のバスソルト先ほどまで入浴剤の成分と種類を見てきましたが、入浴剤は自然から湧き上がる天然温泉とは違います。
とはいえ、入浴剤の効果は「血行促進、保温、保湿、清浄、リラックス作用」とさまざま挙げられます。

それに炭酸入りの入浴剤は浸透圧によって物理的に皮膚の内側に入り込みますので、代謝機能が活発になります。
実際炭酸入りの入浴剤を入れて、サーモグラフィーで見てみた結果ストーブで温められるときよりも、体内の温熱作用が長く保たれることがわかりました。

このように入浴剤は通常の更湯(さらゆ)よりも数々の効能があると言えるでしょう。

効果的な入浴方法

入浴のメリットをお伝えしたところで、美白や美肌に繋がる入浴方法があります。
では、ご覧ください。

美白や美肌になるための基本的な入浴方法

まず、入浴前にコップ1杯の水を飲んでください。
お風呂ではご自分でも気が付かないうちに大量の汗を掻いてしまうからです。
脱水症状を防ぐためにも水分補給をしてから入りましょう。

次にお湯の温度を何度にするか見ていきます。
理想は38~40℃くらいのお湯に10~20分程度浸かるのがおすすめです。
熱いお湯で温まりたい方もいると思いますが、40℃以上だと交感神経が活性化されて目が覚めてしまうため、特に夜には不向きです。

それに42℃以上になるとお肌の保湿成分や皮脂が流れ出てしまい、肌が乾燥してしまうからです。
目安は体温より少し高い温度が適温だと言われています。ホテルでの外国人女性の入浴

ヒートショックプロテイン効果を利用する

ヒートショックプロテインとは「熱ショックタンパク質」とも言われ、傷んだ細胞を修復する働きを持っているタンパク質のことです。
この熱ショックタンパク質は体温が上昇することで作り出されます。

紫外線による肌細胞のダメージやDNAの傷を修復するときに起こる炎症を和らげる作用があります。
また、メラニンを減らす働きもありますので、美白や美肌ケアに最適な入浴法だと言えます。

では、その入浴方法をお伝えしましょう。

ヒートショックプロテイン効果が得られる入浴法
1 入浴前にはたっぷりと水分を摂る
2 お湯の温度は40~42℃に設定
3 そのお湯に10~20分ほど浸かる

  • 40℃→20分
  • 41℃→15分
  • 42℃→10分
    (入浴剤を入れた場合は5分短縮)
4 入浴後も脱水を予防するため水分補給を(このとき冷水は控えること)
5 入浴後は急激に体温を下げないように注意すること
エアコンが効いた部屋や冷たい風に直接当たらないようにすること

この入浴法だと入浴の2日後に活性化のピークを迎えますので、週2、3回のペースで続けるとヒートショックプロテイン効果が持続されるでしょう。

ただし、熱いお湯を使用するので途中で気分が悪くなったり、ふらついたりといった症状が出たら、すぐ中止しましょう。
熱いお湯は血圧を急激に上げたり、体に負担が掛かるからです。
もし、とても暑くてお風呂から上がった後も汗がダラダラと流れるくらい暑い方は、クール系の入浴剤を使用しましょう。
メントール入りの入浴剤ならミントに含まれる成分でひんやり冷たく感じられます。

美白・美肌に良い体の洗い方

体を洗う時にもほんのちょっとしたことを心がけることで、美白や美肌に近づけます。
そのポイントをお教えしましょう。

体は1番最後に洗う

最初に体を洗うと、顔や髪を洗った時のシャンプーや石鹸が体に付着して残ってしまうことがあります。
そうなると雑菌の影響でニキビや肌荒れを引き起こすこともあります。

体を洗う時は、いきなり肌にボディソープを乗せるのはやめましょう。

素手で洗う

お肌を優しく洗いたいなら、タオルやボディスポンジを使うより素手で洗うことをおすすめします。
こうした道具はどうしてもゴシゴシと力を入れがちになるので、お肌を傷つけてしまったり、乾燥させてしまうからです。

十分な泡を使って洗う

泡だて体を洗う時に最も大切なのはしっかり泡立てて洗うことです。
十分に泡立っていれば毛穴の汚れを泡が吸着してくれて、手だけでもしっかり汚れを落としてくれます。
泡立てにくいという方は泡立てネットを使ってみるのもおすすめです。

なお、この場合ボディソープは洗浄力が弱い物を使用しましょう。

洗う順番は上から下

体を洗う手順は首から下に向かって洗っていくのが基本です。
この順番で行うと落とした汚れが、再び付着することも少なくなります。

おすすめの順番は
首→腕→お腹→背中→足→デリケートゾーン となります。
汗を掻く脇や足の裏、皮脂の分泌が多いデコルテや背中もしっかり洗いましょう。

美白や美肌は入浴の仕方でも変わります!

いかがでしたでしょうか。
今回は入浴剤やボディソープの紹介ではなく、入浴そのものについてをお伝えしました。
入浴は疲れや健康に良いとされていますが、お風呂の入り方にも美白や美肌に繋がる方法はあったのです。

泡風呂の中で足を上げてリラックスして入浴している女性こちらでは主に全身浴を勧めて記載してきましたが、時間のある方や目的によっては半身浴が美白や美肌に合う方もいらっしゃいます。
半身浴について知りたい方は、他の該当記事をご覧いただけると幸いです。

毎日のお風呂の時間を美白・美肌ケアの時間にされてみませんか。

 

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