皆さんは保湿のためにクリームを使っているでしょうか。
店頭やネット通販ではいろいろな化粧品が売られていますね。
ですが、具体的に保湿成分に着目したことはありますか。
中でもセラミドは保湿成分に優れた成分らしいです。
そこで、今回はセラミドが配合されたクリームについて見ていきたいと思います。
バリア機能を高めるセラミドクリーム
セラミドクリームは文字の通り「セラミドが配合されたクリーム」のことです。
では、そもそもセラミドとは何なのかについてから見ていきましょう。
セラミドとは
そもそも健康な肌というのは角層の中に「角層細胞」が幾重にも重なっています。
そんな角層細胞同士の隙間を満たして、細胞同士や水分をつなぎとめているのが肌の必須成分である「セラミド」なのです。
このセラミドというのは「肌を外部刺激から守る働きとして」、つまりバリア機能を保つために必須成分なのです。
セラミドがお肌に十分に潤っていると、お肌のキメが整い、奥から潤いに満ちたふっくらとした状態になるでしょう。
お肌がふっくらすることで、毛穴も目立ちにくくなります。
乾燥しにくく、バリア機能もしっかり働く肌になるでしょう。
セラミドが足らないと
セラミドが不足するとこのバリア機能が低下して、肌荒れしやすい状態になります。
バリア機能の低下が激しいと、ちょっとした外部の刺激にもかゆみを感じたりしてしまいます。
そんな肌はさらにかゆみを感じて肌を搔いてしまいがちになります。
すると、肌が傷ついたり、炎症が起きたり悪循環に見舞われてしまいます。
セラミド減少の要因は以下の３つが挙げられます。
- 加齢
- 洗いすぎ
- ターンオーバーの乱れ
セラミドクリームの効果
加齢やターンオーバーの乱れで、減りやすいセラミドには補給が大事です。
セラミドは外からも内側からも取り入れることが大事ですが、ここでは外側からのセラミド補給を見ていきます。
外からセラミドを補うには、セラミド配合のスキンケア製品を使ってみましょう。
セラミド化粧水、セラミド美容液、セラミドクリームといろいろありますね。
中でもクリームは油分の多いアイテムです。
そして、セラミド自体は水分ではなく脂質の成分です。
これは水より油になじみやすい性質を持っていることになります。
となると、油分の多いクリームの方が化粧水よりもセラミドをたくさん配合することができます。
なので、セラミドを高濃度で取り入れたい場合はクリームを選ぶことをおすすめします。
セラミドクリームは少量でもよく伸びるのでしっとりと保湿することができるので、夜のスキンケアにもしっかり使えますよ。
美肌のためのセラミドクリームを選ぶ基準
次はどんな風にセラミドクリームを選んでいけば良いのか、選び方のポイントをお伝えしていきましょう。
ここでは顔のセラミドクリームについてです。
セラミドの種類に注目
セラミドにはざっと分けて4種類あることが分かっています。
それぞれ期待できる効果が変わってくるので、違いを押さえておきましょう。
酵母を使って生成されるセラミドで、肌への親和性が最も高く他のセラミドの種類の中でも保湿力に優れています。
刺激が少ないことも特徴に挙げられます。
人間の持つセラミドと近い性質を持っているので、肌荒れを改善し、敏感肌やアトピー性皮膚炎の人の保湿に適しています。
ただし希少性が高いです。
肌の表面の保湿に効果があるため、初期の乾燥肌を解決するのには適していますね。
植物由来ということでお肌に優しく、敏感肌の方でも使いやすいというのがメリットです。
はっきりいって低価格な面は魅力なものの“疑似”といういわれる類なので、これを塗ったからといってお肌のセラミドが補えるわけではありません。
それに、このセラミドのタイプだと法律のため、化粧品の成分表示で「セラミド」と表記できません。
（ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドやセチルPGヒドロキシエチルパルミタミドなどと書いてあるらしい）
ただ「リーズナブルなお値段で乾燥ケアをしたい」という方には、おすすめのセラミドです。
セラミドの配合量にも注目
セラミドの種類だけでなく、どれだけ入っているかという量や濃度も重要です。
セラミドがたくさん配合されていれば、保湿力も高いということになります。
製品のパッケージを見て、セラミドがどの位置に記載されているかを確認しましょう。
成分表では多く配合されている順に記載されていますよ。
私に必要なセラミドはどれ？番号から見てみる美容成分セラミドの効果とは
セラミド以外の成分も確認
セラミドクリームを選ぶ際には、セラミド以外の配合成分についても重要です。
セラミド以外にもシミやくすみ、シワなどの肌悩みから理想の美肌へと導いてくれる成分があります。
パッケージを見てプラセンタやレチノール、ビタミンなどが美肌へと効果のある成分なのでチェックして取り入れるようにしましょう。
美容成分セラミドには種類がある！それぞれどんな特徴でどう選べばいいの？
ボディにはどんなセラミドクリームを選ぶ？
先ほどは顔に付けるセラミドクリームの選び方をお伝えしました。
今度はボディ編です。
体にもセラミドクリームは使えます。
では、どのようにセラミドボディクリームを選んでいけば良いのでしょうか。
セラミドの種類には？
先ほどセラミドの4つの種類について、ご紹介しました。
これはボディのセラミドクリームにも当てはまります。
セラミド配合のボディクリームを選ぶには、肌の角質層までへの浸透力が高い「ヒト型セラミド」や「動物性セラミド」を選びましょう。
いずれにしても、浸透力が高い性質のセラミドを選ぶことです。
セラミド以外の保湿成分
ボディのセラミドクリームにもそれ以外の保湿成分が必要になります。
より肌のバランスが整えられます。
おすすめの保湿成分はヒアルロン酸、コラーゲン、スクワラン、グリセリンなどです。
このような成分が一緒に入っていると、高い潤い効果を感じることができますよ。
刺激が少ないものを
ボディクリームは全身に使うアイテムなので、できるだけ肌に優しい成分を使いたいですよね。
よって、次のような成分は避けましょう。
- 着色料
- 香料
- 界面活性剤
- 防腐剤
- 鉱物油
- アルコール
ボディケアも顔と一緒で、日々きちんとケアするのとしないのとでは、その後の肌の状態というのが違ってきます。
なので、こまめに保湿ケアできるものを選んでみてくださいね。
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セラミドクリームおすすめ
おまたせしました。
では、セラミドクリームって具体的にどんな商品があるのか、ご紹介しましょう。
フェイス偏とボディ編に分けて記載しています。
フェイス偏
モイスチャライジングクリーム
- メーカー名：エトヴォス
- 商 品 名：モイスチャライジングクリーム
- 価 格：￥4,180（税込）
- 内 容 量：30g
５つのヒト型セラミド（セラミドEOP、NG、NP、AG、AP）をバランス良く高濃度で配合したセラミドクリームです。
敏感肌や乾燥肌、インナードライの方にハリのある柔らかな肌へ導きます。
セラミドの他にも4種のビタミン（ビタミンA誘導体、ビタミンB誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE）や9種類の植物エキス（アロエベラ葉エキスやトウキンセンカ花エキスなど）を配合し、うるおいのあるつややかな肌に導くよう作られています。
石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、合成香料、パラベン、アルコール不使用です。
モイストエッセンスクリーム
- メーカー名：ink.
- 商 品 名：モイストエッセンスクリーム
- 価 格：￥1,890（税込）
- 内 容 量：50g
サロン技術から生まれた日本最高濃度の「ヒト型セラミド」原料原液配合の高保湿クリームです。
伸びの良いなめらかなテクスチャーで、べたつきもなく潤いがお肌に留まり、乾燥や肌トラブルからお肌をしっかり守ります。
パラベンフリー、無香料、無着色、アルコールフリーで大人から子供まで安心して使えます。
セラコラ 保湿クリーム
- メーカー名：明色化粧品
- 商 品 名：セラコラ 保湿クリーム
- 価 格：￥880（税込）
- 内 容 量：50g
乾燥肌のための肌バリアクリームです。
セラミド１，セラミド３、セラミド６Ⅱといった3種のセラミドが外部刺激から守り、肌内部の潤いを逃がさないようにしてくれます。
浸透性の高い保湿成分が水分の蒸発を防ぎ、もっちりと弾力のある肌が長時間持続します。
セラミドの他にもナノコラーゲンが配合されていて、ふっくら弾力のある肌へと導きます。
無香料・無着色・アルコールフリーです。
ボディ編
ケアセラAP フェイス＆ボディクリーム
- メーカー名：ロート製薬
- 商 品 名：ケアセラAP フェイス＆ボディクリーム
- 価 格：￥1,320（税込）
7種の天然型セラミドを配合したフェイス＆ボディクリームです。
バリア機能に大切な潤いを補います。
- 肌がガサガサで粉を吹いている
- 乾燥して肌がピリピリする
- 肌に触れるものに気を付けている
弱酸性、低刺激性、パラベンフリー、そして敏感肌の方の協力によるパッチテスト済みです。
キュレルクリーム［ジャー］
- メーカー名：花王
- 商 品 名：キュレルクリーム［ジャー］
- 価 格：￥1,320（税込）
- 内 容 量：90g
繰り返しがちなかさつきにしっかり保湿できるセラミドクリームです。
セラミド機能成分が角層の深部まで浸透します。
外部刺激から肌を守る働きを助けます。
顔・体用で赤ちゃんのデリケートな肌にもお使いいただけます。
弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリーです。
オルナオーガニック ボディクリーム
- メーカー名：オルナオーガニック
- 商 品 名：オルナオーガニック ボディクリーム
- 価 格：￥2,037（税込）
- 内 容 量：200g
セラミドはもちろん、コラーゲン・ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体と贅沢に美容成分を配合したボディクリームです。
23種の植物成分も使い、ボタニカルに作られています。
顔・お腹・足にと全身に使えます。
合成着色料不使用、合成香料不使用、鉱物油不使用、ノンアルコール、ノンパラベン、ノンサルフェート、紫外線吸収剤不使用です。
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いかがでしたでしょうか。
セラミドはお肌を潤すのに大切な成分です。
お肌を外側から潤すには、セラミドスキンケア製品です。
それも脂質であるセラミドと相性の合うセラミドクリームを今回紹介しました。
セラミドだけでなく、肌悩みに合った保湿成分と一緒にお肌を潤してみてください。
こちらでは少しですが、具体的なセラミドクリームをご紹介しました。
気に入ったコスメが見つかると良いですね。
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