気になるシミ・そばかすを治すにはどうしたらよいでしょうか。
日々のスキンケアは欠かせませんが、食生活も大事なんです。
今回は食べ物で治すシミ・そばかすというテーマでお話していきたいと思います。
シミ・そばかすを目立たなくする栄養素
本題に入る前に食べ物に含まれる栄養素の役割について見ていきましょう。
栄養素の役割を理解すれば、お肌の悩みを解決する食材選びに役立ちます。
- ビタミンCには、チロシンという成分がシミの原因となるメラニンに変化するのを抑える効果があります。
- また、すでに黒く色素沈着してしまったメラニンについても、抗酸化作用によって色を薄める作用があります。
- ビタミンEは強い抗酸化作用があります。
積極的に摂取することで紫外線などの刺激から肌を守り、シミの対策へとつながります。 - また、細胞の酸化(老化)を防ぐ作用もあるため、アンチエイジング効果もあります。
- 直接肌に作用するというわけではないのですが、食物繊維の働きは体内に毒素が溜まるのを抑制することにつながり、シミや肌荒れ対策に役立ちます。
- 不溶性の食物繊維は腸内を刺激して排便を促す作用があります。
- また、水溶性・不溶性のどちらも腸内で善玉菌のエサとなって腸内環境を整える効果があります。
シミ・そばかすを薄くする栄養素を摂れる食材
では、上記のような栄養素が摂れる食材には、どんなものがあるでしょうか。
トマト |
美容や健康に欠かせない、栄養素の宝庫です。 トマトにはビタミンC・ビタミンE・食物繊維が豊富に含まれております。 また、トマトに多く含まれるリコピンには、メラニンの生成を抑制する作用があります。 ビタミンEと同時に摂取することによって、この作用がより高まることが分かっています。 |
ブロッコリー |
ブロッコリーにもビタミンCやビタミンE、食物繊維が含まれています。 その他、赤血球の生成に関わる葉酸やむくみ対策になるカリウムなど、色々なビタミンやミネラルを持ち合わせています。 |
ほうれん草 |
ほうれん草には貧血対策に欠かせない鉄分が多く含まれています。 それ以外にも、抗酸化作用があるビタミンAも沢山含んでいます。 加熱をしてカサが減った状態になるスープや炒め物がオススメです。 |
かぼちゃ |
食物繊維やβカロテンが豊富です。 各種のお肌に良いとされるビタミン類も豊富に含まれています。 甘みがあるので、スイーツにするのもおすすめです。 |
玄米(発芽玄米) |
健康食材である玄米には、食物繊維が多く含まれています。 便通の改善や肌の状態が良くなるなどの実感が得られています。 玄米より発芽玄米がオススメです。 発芽玄米は玄米が少し発芽した状態のものを言います。 普通の玄米よりも栄養豊富で、ヌカも軟らかくなり、普通のお米のように炊くことができます。 |
ビタミンCを効率よく摂取するには?
ビタミンCは熱に弱いので、生のまま摂取するのがおすすめです。
ビタミンCを多く含む生食可能な食べ物 | ||
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ビタミンCは水溶性なので、必要以上に摂取すると尿と共に排出されます。
ですので、一度にたくさん摂取するのではなく、一日のうちに数回に分けて摂るようにしましょう。
柑橘類に含まれる「ソラレン」や「フロクマリン」といった成分は、紫外線を吸収しやすくなる作用があります。
紫外線はシミの元のメラニンの生成を促す作用があるため
紫外線を吸収しやすくなる=シミができやすくなってしまいます。
朝に柑橘類を摂った場合、日中の紫外線対策はしっかり行いましょう。
食べてはいけないわけではないですが、注意しましょう。
ビタミンAは摂りやすい栄養素?
食材紹介に登場した、ほうれん草の項目でビタミンAについてご紹介しましたが、ビタミンAもまた、肌に良い栄養素なのです。
ビタミンAの働きとして、皮膚や粘膜に作用し抵抗力を強めて健康に保つ効果が期待できます。
ビタミンAの含まれる食材 | ||
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ビタミンAは脂溶性ビタミンという種類の物で、身体に溜まりやすい性質があり、多少摂り溜めることが可能です。
簡単に作れるシミ・そばかす対策のお料理レシピ
実際には、栄養素をどうやって摂ったら良いでしょうか。
簡単に作れるレシピをご紹介します。
中華風冷やしトマト
- トマトはヘタをとり、1cm幅の半月切りにします。
- ごま油、すし酢、オイスターソースを合わせてトマトにかけ、ラップをして冷蔵庫で皿ごとしっかり冷やします。
- 食べる前に冷蔵庫から取り出し、パセリで彩りを加えます。
お皿ごとキンキンに冷やしましょう。
はんぺんとブロッコリーのカレーマヨ炒め
<下ごしらえ> |
ブロッコリーを小房に分けて耐熱容器に入れ、ふんわりラップをしてレンジで600Wで2分加熱します。 |
- はんぺんをそれぞれ格子状に切り、9等分にします。
- ボウルにカレーマヨソースの材料を入れ、混ぜ合わせます。
- フライパンにサラダ油をひいて熱し、はんぺんを並べて入れて両面こんがりと焼きます。
- ブロッコリーを加えてサッと炒めます。
- 全体に油が回ったら②を加え、全体に絡めたらできあがりです。
ほうれん草とにんじんの白和え

<下ごしらえ> |
・ほうれん草は茹でて冷水にとり、水気をよく絞って3cmに切ります。 |
・こんにゃくは短冊切りにして1分ほど茹で、アク抜きをし、ザルにあげて水気を切ります。 |
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を大きめにちぎり入れ2~3分茹でます。
ザルにあげ、冷めたらキッチンペーパーに包んで水気をしっかりとります。 - にんじんは千切りにします。
しいたけは軸を落として5mm幅の薄切りにします。 - 鍋に◎の調味料を入れて火にかけ、煮立ったらにんじん、しいたけ、こんにゃくを加え、煮汁が少なくなるまで弱火で5分ほど煮ます。
そのまま冷まし、ザルにあげて水気を切ります。 - すり鉢にいりごまを入れ、粒が半分残る程度に粗くすりつぶします。
豆腐を入れてさらにすり合わせ、残りの★の調味料を加えて混ぜ合わせます。 - ボウルに④の和え衣、③の具材、ほうれん草を入れて混ぜ合わせたら、完成です。
- 仕上がりが水っぽくならないように、豆腐と具材の水気をしっかり切ってから混ぜ合わせるのがポイントです。
- 豆腐を裏ごしすると、さらになめらかな口当たりになります。
- 白和えは色がつきやすいので、濃口しょうゆではなく、薄口しょうゆを使うと見た目も綺麗に仕上がります。
かぼちゃサラダ
- かぼちゃの種を取り、3cm角にカットして耐熱容器に入れてラップをふんわりかけます。
電子レンジの500Wで5分程度、楊枝がスッと刺さるまで加熱します。
硬い場合は加熱を追加してください。
かぼちゃが硬くて切れない場合は、電子レンジで1分ほど加熱してから切ると切りやすいです。 - かぼちゃが熱いうちにスプーンで粗くつぶし、塩コショウで下味をつけます。
- マヨネーズとレーズンを加えて和えて、できあがりです。
- かぼちゃに下味をつけることで、よりしっかりとした味になります。
- かぼちゃが熱いうちが味も馴染みやすく、スプーンでつぶしやすいです。
ゴロゴロ野菜のビタミンスープ
- ミニトマトはヘタをとり、フォークや楊枝で一か所穴を開けます。(爆発防止のため)
キャベツはひと口大にちぎり、たまねぎはすりおろします。 - 大きめの耐熱皿に材料を全て入れ、全体を混ぜてからふんわりラップをかけて、レンジで5~6分加熱します。
- お好みでブラックペッパーをかけて、完成です。
身体の内側から綺麗を目指して
今回は食べ物で治すシミ・そばかすというテーマでやってきましたが、いかがでしたでしょうか?
身体の外ばかりに目をやっていては、悩みはなかなか解決しないかもしれません。
もっと根本的に身体の内側からのケアを心がけていきましょう。
シミやそばかすを目立たなくする効果的な栄養素として、ビタミンCやビタミンE、食物繊維を摂り入れてみることをオススメします。
トマトやブロッコリー、ほうれん草などは特に様々なビタミン類が含まれているので、積極的に料理に取り入れていきましょう。
今回ご紹介しているレシピはとっても簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、みなさん綺麗な肌を目指して頑張っていきましょう!
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