マスクは花粉症や風邪の予防の時などに、使用したりしてなくてはならないものになっていると思います。
果たしてマスクで肌荒れは起きるのでしょうか。
今回は肌荒れの原因やマスクで肌荒れする原因、その対策等を紹介します。
Contents
肌荒れの原因
肌荒れの原因を大別するものは6つあります。
以下では、それをご紹介していきます。
紫外線
1つ目は紫外線です。
紫外線はシミだけでなく肌のハリや水分保持力の低下、赤みや炎症、乾燥につながります。
肌にダメージを与えてバリア機能を低下させてしまいます。
ビタミンDが増えたり、体内時計を整えたりしてくれる効果です。
乾燥
2つ目は乾燥です。
エアコンによる温度の低下で、皮脂の分泌や角層の水分が減少してしまい乾燥につながります。
よって、肌のバリア機能が下がってしまいます。
- 肌の角層細胞内の「天然保湿因子」が保持する水分
- 「細胞間脂質」による隙間のない構造
- 角層表面の皮脂膜
これらのバランスがそろうことでバリア機能が保たれます。
間違ったスキンケア
3つ目はスキンケアです。
スキンケアを行う際にゴシゴシとこすってしませんか。
それでは肌の表面が摩擦されて肌のバリア機能が低下してしまいます。
洗顔に時間をかけすぎたり、必要以上に何度も洗顔することが肌に負担をかけている可能性もあります。
不規則な生活習慣
4つ目は生活習慣です。
生活習慣も肌荒れの原因になります。
過度なダイエットや偏った食事を続けていると栄養不足で肌荒れになります。
また、睡眠不足になっても肌荒れが起きてしまいます。
自律神経が乱れたり、成長ホルモンが分泌されずに肌の生まれ変わりであるターンオーバーの働きが鈍くなったりします。
そして、睡眠不足になると食欲が増えます。
食欲増進ホルモンであるグレリンの濃度が上昇するからです。
これによって食べ過ぎたりカロリーがオーバーになって、肌荒れにつながってしまうのです。
内臓の不調
5つ目は内臓の不調です。
内臓と肌荒れには密接な関係があります。
ここでいう内臓とは腸内環境のことです。
腸内環境が悪化していると便秘にもつながります。
便秘になると大腸内の悪玉菌が有害物質を作ります。
この有害物質ともいえる毒素が新陳代謝を低下させて、血液の循環を悪くします。
そうなるとツヤやハリが不足した肌荒れとなってしまうのです。
皮脂分泌
6つ目は皮脂分泌の増加です。
女性の場合は排卵後から月経前まで女性ホルモンが分泌されます。
この影響で皮脂の分泌が活発になる為、肌荒れしやすくなります。
マスクで肌荒れは起きる?その原因とは
では、マスクを付けたことによって、なぜ肌荒れが起きるのでしょうか。
その原因は素材や摩擦、蒸れや抗菌剤アレルギーや同じマスクを使うことにあります。
マスクの素材は主に不織布とガーゼです。
マスクの素材が合わなくて肌荒れを起こしてしまう方もいます。
ガーゼは洗濯して清潔に保てますが、その分不織布に比べてフィルターの機能が低下します。
不織布は繊維が絡み合うことでフィルターとしての役割も大きいですが、肌に当たる時の摩擦がガーゼマスクに比べて大きく肌荒れを起こしてしまいます。
蒸れるのは長い間マスクをつけていると呼吸でマスクの内部の湿度が上がってしまうからです。
そのため、マスクの中で雑菌が繁殖して肌荒れになってしまいます。
マスクに配合されている抗菌剤は細菌やカビを退治してくれるのですが、体内の免疫が刺激されてアレルギーの原因になる可能性もあります。
それに、何日も同じマスクを使用することは良くありません。
汗や汚れが肌を刺激してしまうからです。
このようにマスクをすることによって、摩擦や蒸れで肌荒れとなってしまうのです。
マスクをしたまま出来る肌荒れ対策
マスクをしたままでも出来る対策があります。
それはマスクの内側にガーゼを挟むことやマスクをこまめに交換することです。
肌荒れ対策はマスクと同じ大きさのガーゼを内側に挟んで使用しましょう。
これをすることによって肌荒れが軽減されます。
肌とマスクの接触を避けられ、マスク内の蒸れが解消されるからです。
このガーゼはマスク内の水蒸気を吸い取ってくれます。
こうした手間を加えるだけで刺激や蒸れから肌荒れを防ぐことができます。
そして、マスクを清潔にする為にはこまめに変えることです。
マスクは蒸れやすく細菌の繁殖もしやすくなりますから「換気」の意味でも、交換も対策の1つとして覚えておきましょう。
また、大きめのマスクを付けることも大事です。
小さいマスクを使用していると摩擦が多くなったり肌に刺激が加わったりします。
このことから、大きめのマスクを付けるのは摩擦防止とマスク内の空間確保の為です。
しかし、大きすぎてしまっても感染予防が薄れてしまうので注意しましょう。
マスクで出来てしまった肌荒れの治し方
でももし、気をつけていても肌荒れしてしまうことがありますよね。
次はマスクで肌荒れしてしまった場合の治し方について、説明していきましょう。
治すにはワセリンがおすすめ
マスクで出来てしまった肌荒れはワセリンを使用して治すことができます。
自宅で治すことができるのがワセリンです。
ワセリンは皮膚の上に保護膜を作り、乾燥で硬くなった皮膚を柔らかくします。
水や空気等の外部の刺激から皮膚を守ります。
角質層へ浸透せず皮膚の表面に留まり続けるので、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使うことができます。
肌荒れがひどい場合は皮膚科を受診しましょう。
保湿とスキンケアを欠かさずに
マスクが当たる部分の肌は、摩擦が起きやすいためバリア機能が低下しがちです。
このバリア機能を保つためには肌の水分と油分のバランスが重要になります。
肌に大切なのは保湿です。
マスクを外したときはこまめに保湿を行いましょう。
肌のバリア機能を高め、シワを防ぐ為にも毎日の保湿ケアが大切です。
スキンケアやクレンジングは肌に合う物を使用しましょう。
もし、肌荒れがひどかったら敏感肌用のコスメでも良いでしょう。
特にオールインワンがおすすめです。
ちょっとした刺激でもダメージを受けてしまう肌に優しく包んでくれます。
そして、普段の化粧の習慣がある方はメイクを薄めにしておくのがポイントです。
濃いメイクだと毛穴を塞いでしまい、肌の負担が大きくなってしまいます。
また、メイクを落とすときのクレンジングもパワフルなものは、これも肌への負担になります。
クレンジング不要のコスメがあれば、それらを使うのも手です。
肌荒れさせない食生活
また、栄養バランスが乱れると肌が荒れやすく、ニキビもできやすくなってしまいます。
肌荒れの改善に欠かせない栄養素やその働きをご紹介します。
栄養素 | 説明 | 具体的な食べ物 |
ビタミンB₂ | 皮脂のバランスを整え、皮膚や粘膜の健康を維持します。 |
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ビタミンB₆ | 肌のターンオーバーのリズムを改善します。 |
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ビタミンC | 紫外線等から肌を守ります。 コラーゲンの生成を促進する役割もします。 |
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ビタミンA | 乾燥や色素沈着を防ぎます。 また、粘膜を正常に保ちます。 |
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ビタミンE | 紫外線等から肌を守り、血行を促します。 |
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鉄分 | 血流を良くし、くすみやクマを予防します。 |
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たんぱく質 | 肌細胞やコラーゲンを作るのに欠かせない栄養素で肌代謝を促進します。 |
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肌荒れしないマスクの選び方とそのオススメ
毎日マスクを使用するとなると低価格で使い捨てのマスクが人気ですが、ポリエステル等の化学繊維が使われていることが多いので強い摩擦が起こります。
肌への負担が少ないのはガーゼマスクです。
ガーゼマスクでも化学繊維が使用されている物もあるので、コットン100%なのか必ず確認しましょう。
使い捨てのマスクを使用したい場合は紐が太いものを選びます。
また、自分の顔にフィットするサイズのマスクを選びましょう。
オススメのマスクをご紹介します。
UVカット&撥水立体マスク コットン100%

- メーカー名:クオーレ・アモーレ
- 商 品 名:UVカット&撥水立体マスク コットン100%
- 価 格:¥1,500(税込)
ニット素材で肌に触れる所は全てコットン100%の立体的なマスクです。
耳にかける所のゴムはコットンでくるんでいます。
刺激の少ないマスクを探している方にオススメです。
UVカットの機能もあり、炎症日焼けを引き起こすUV-Bをブロックします。
また、通常の日焼けを引き起こすUV-Aもブロックする素材になっています。
メラニンを作り、シミや色素沈着の原因となっています。
一方、UV-Aは紫外線の約9割を占めています。
生活紫外線とも呼ばれており、家の中や車の窓も通り抜けてしまいます。
シワやたるみの原因となります。
セブンプレミアム 綿100%ガーゼマスク ふつう

- メーカー名:祐源
- 商 品 名:セブンプレミアム 綿100%ガーゼマスク ふつう
- 価 格:¥149(税込)
- 容 量:1枚入り
コットン100%で呼吸が楽になり、肌に優しいガーゼマスクです。
保湿と保温に優れています。
超快適マスク プリーツタイプ

- メーカー名:ユニ・チャーム
- 商 品 名:超快適マスク プリーツタイプ
- 価 格:¥404(税込)
- 容 量:ふつう7枚入り
シルクが配合されており、心地よい肌触りになっています。
通気フィルターで息苦しくありません。
伸縮素材の為長い時間付けても耳が痛くありません。
全面フィット構造で隙間を作らずに遮断します。
ノーズフィットも搭載されています。
また、空気中の飛沫ウイルスや花粉を99%カットしてくれます。
肌荒れさせないマスクとの付き合い方
マスクをすると安心しがちになりますが、マスクをしても肌荒れが起きてしまうことが分かりました。
肌荒れの原因は様々です。
特に栄養バランスが重要になります。
肌荒れの改善に欠かせない栄養素や食材を記載しましたので、参考にして料理をしてみるのも良いかもしれません。
衛生面を徹底していれば肌荒れをしないで済みますのでもう一度マスクの使い方を見直し、肌荒れを予防することが大切です。
また、肌荒れしないマスクの選び方やオススメのマスクを紹介しましたので、参考にして自分に合ったマスクを購入できたらいいですね。
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