紫外線が強くなる4月~9月の美白とスキンケアはどの様にすればよい?月ごとのスキンケア方法と紫外線対策をご紹介!!

花の冠を頭にしている外国人女性 紫外線

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近年環境汚染が問題になっておりますが、年々紫外線も強くなってきている感じがします。
実際に真夏の海でないのにかかわらず、日に焼けて肌がヒリヒリする事なんかもありますね・・・
今回は特に紫外線の強くなる4月~9月の美白とスキンケアについてまとめてみました。

4月~9月に紫外線が強くなるのは本当?

気象庁のUVインデックスによると月別の紫外線の強さは以下の様になっております。

前月比
1月 1.8 +0.1
2月 2.6 +0.8
3月 3.5 +0.9
4月 4.3 +0.8
5月 5.1 +0.8
6月 5.1 ±0.0
7月 6.1 +1.0
8月 6.0 -0.1
9月 4.4 -1.6
10月 3.2 -1.2
11月 2.1 -1.1
12月 1.7 -0.4

(1997~2008年平均、観測地:東京)

4月~9月は紫外線が強く、特に7月~8月がピークである事が分かります。
しかし、季節によって気候や日差しの強さも違いがあるため、各月毎に適切な対策が必要になります。

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4月の美白とスキンケア

4月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

4月の季節的特徴とスキンケア

4月の季節的特徴

4月の平均気温はおよそ14℃~15℃であり4月は過ごしやすい月である事が言えます。

湿度については4月の平均湿度50%~70%位の間であり、50%は超えていますので基本的には乾燥の不安が少ない湿度です。
しかし、4月は日によっては湿度の低い日もあり乾燥がする日もありますのでそんな日は要注意です。


気温や湿度の観点から見ますと4月はお肌が育ちやすく、ターンオーバーに良い環境であると言えます。

ただ、4月は新生活の季節でもあり、引越し・人事異動・進学・就職など新たな出会いや環境変化でストレスに晒されやすい月です。

こうした環境変化によるストレスでホルモンバランスが乱れてしまう事があり、その結果として肌に影響を与えてしまい、一時的な敏感肌であるゆらぎ肌になってしまう事もあります。

4月のスキンケアとは

清潔を保つための洗顔
外出すると必ず花粉や黄砂などの埃の影響を受けてしまうため、顔を清潔にする洗顔が大切です。
回数や頻度は1日2回で十分ですが、外出後は特に皮脂や汚れをしっかり落としましょう。

4月も後半になると気温が上がる事によって皮脂腺も活発化し、皮脂の分泌量が増えていきますので脂性肌の方は特に不要な皮脂を洗い流しましょう。
強く擦る洗顔ではなく、優しい洗顔を行う事が大切です。

洗顔の仕方を変えるだけで美白効果がアップする!おすすめ洗顔フォームをご紹介!

保湿でスキンケア
4月は基本的には肌の潤いを増す季節ではありますが、スキンケアの要である保湿に手を抜いてはいけません。
保湿化粧水に加えて乾燥肌ケア用美容液などを使用し、必要に応じて乾燥肌ケア用クリームを使用するのも良いでしょう。

また、肌の調子が良い際にフェイスマスクなどを使用してしっかりと保湿する事によって、肌のバリア機能を高めておく事も大切です。
化粧水パックやハンドプレスなども上手に取り入れるとお肌の保湿力アップに有効です。

4月でも湿度の低く空気が乾いた感じの日もあり、その様な日は普段よりも保湿を念入りにするなどで保湿ケアに注力しましょう。

4月は化粧水+美容液を基本として乾燥が気になる日は乳液または保湿クリームを使用するなど、スキンケアアイテムの使用方法を工夫する事も大切です。

4月の紫外線対策とは

UVインデックスのデータも示している通り紫外線が強くなってくるなるのが4月からです。
紫外線対策と言うとゴールデンウィークの始まる4月末頃から残暑がおさまる9月半ば頃までと言ったイメージですが、本来は年間を通して対策をするに越したことはありません。

特にこの4月からは紫外線の中でも肌に強いダメージをもたらすUVBが急増するため、本格的な紫外線対策が必要になります。

4月はまだ寒暖差があり、それ程暑く感じる日も多くはありません。
長袖の上着を羽織らないと肌寒く感じる日もあり、大量に汗をかく事も少ないかと思います。

また、UVB対策に有効なのは日差しを直接浴びない事です。

ですので、4月の紫外線対策は以下の通りです。

日焼け止めは普段のお出掛け時であればUVBをカットする効果のあるSPFが15~20程度のもの、レジャーなどでずっと屋外にいる場合であればSPFが30以上のものにするなど場面に応じて使い分ける様にしましょう。
まだ日焼け止めが汗で落ちてしまう事も少ない時期ですので、朝お出掛け前とお昼頃に塗り直すのが良いでしょう。

帽子はつばが長くて色が濃い色のもの、そしてUVカット加工が施されている帽子を被ると効果的です。

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5月の美白とスキンケア

5月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

5月の季節的特徴とスキンケア

5月の季節的特徴

5月の平均気温はおよそ20℃です。
4月の気温は15℃程度ですので、5月は前月に比べると5℃も気温が上昇しており、この上昇率は1年間の中で最も高いのです。
5月のスキンケアを考える上でこの気温の急上昇が大きなポイントとなります。

湿度については5月の平均湿度は60%~65%の間です。
4月はバラつきが多い月でありますが5月の湿度は安定する傾向にあります。
また、5月の湿度は常に60%を超えていますので、外気が原因で乾燥肌になるリスクは少ない月です。

柔らかな新緑
気温や湿度の観点から見ますと5月は4月以上にお肌が育ちやすく、ターンオーバーにも良い環境であると言う事ですが、一方で5月は急激な温度上昇で汗や皮脂分泌が増える月であると言えます。

また、4月からの新生活のストレスや急激な温度上昇に対する身体や肌へのストレスが5月病や肌荒れなどの原因になる可能性もあります。

5月のスキンケアとは

清潔を保つための洗顔
5月は4月に比べると花粉の飛散など減る月ですので洗顔にそれほど神経質になる必要のない月ですが、一方で気温が急上昇して皮脂腺も活発化するため、皮脂の分泌量が増えてきます。
不要な皮脂はしっかりと、また優しく洗い流しましょう。

一方、夏間近の5月はしっかりと毛穴の汚れを落とすクレンジングも大切です。
アーチチョーク葉エキスやタナクラクレイなどの海泥配合のものがオススメです。

保湿でスキンケア
5月も基本的にはお肌の潤いが増す季節ですが、スキンケアの要である保湿に手を抜いてはいけません。
ナールスゲン・アミノ酸誘導体・プロテオグリカン・ヒアルロン酸などは水溶性で保湿力の高い成分ですので、化粧水でも補いやすい成分です。
また、皮脂分泌や汗も増えるため、過度なスキンケアで保湿を行わなくてもよい季節です。

この季節ですと乾燥肌・インナードライ肌・敏感肌以外の方は保湿クリームや乳液などは不要であり、化粧水と美容液で十分な保湿をする事が出来るケースが多くなります。

特に脂性肌の方はむしろ皮脂対策が必要な場合もありますので、ビタミンC誘導体化粧水などを取り入れると良いでしょう。

肌が疲れていると感じる場合や紫外線に当たり過ぎたと感じる場合には、しっかり保湿ケアを行いましょう。
そんな場合はセラミド美容液やセラミドクリーム、密閉効果の高いバイオセルロースのフェイスマスクなどを使用する事をおすすめします。

5月の紫外線対策とは

5月と言うと紫外線が強くなってくる時期と言うイメージですが、実際に紫外線のうちUVAは年間を通して一番多く降り注ぐ月です。

UVAはUVBと比べると肌への直接的なダメージは少ないのですが、雲や窓ガラスも透過してしまうため、UVBよりも対策が厄介です。

5月は暖かい日や暑く感じる日も増え、ゴールデンウィークがあったりと行楽日和で屋外に出る機会も多い時期です。
5月の後半になると汗ばむ陽気もあったり、日が暮れる時間も遅くなってきます。
そして、そろそろ日傘を差そうかなと思う方も増えてくる頃です。

ですので、5月の紫外線対策は以下の通りです。

  • 屋内にいる際も日焼け止めを塗る
  • 帽子を被る
  • 日傘を差す
  • なるべく日陰で過ごす

UVAが強いため日焼け止めクリームは屋内にいる際でも塗る様にしましょう。
SPFは4月と同じ位で良いのですが、UVAをカットする効果のあるPAも意識しなければなりません。
普段のお出掛け時であればPAは+~++のものを選びましょう。
また、汗で日焼け止めが落ちる事も多くなってきますので、2~3時間毎に塗り直す様にしましょう。

日傘は濃い色のもので、UVカット加工が施されている日傘を使用するのが効果的です。

5月の日差しは真夏とほとんど変わりありません。
十分な紫外線対策によるケアが必要となります。

抗酸化ケアも意識を
紫外線対策と合わせて活性酸素の対策も大切であり、紫外線防御だけでなく酸化予防のために活性酸素を排除する事を意識しましょう

抗酸化作用の高い食品を意識的に摂取する事ですが、その中でもビタミンACEには抗酸化作用がありますので、それらを含む食品の摂取をおすすめします。

  • ビタミンA → モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草、春菊など
  • ビタミンC → 赤・黄ピーマン、アセロラジュース、レモン、キウイ、ケールなど
  • ビタミンE → ひまわり油、べに花油ほか植物性油脂、いくら、すじこ、たらこ、子持ちがれい、オイルサーディン、モロヘイヤ、ナッツ類など

他ではフィトケミカルも抗酸化力の高い栄養素です。

  • リコピン    → トマト、すいか、さくらんぼ など
  • ポリフェノール → 赤ワイン、ブルーベリー、カカオ など
  • イソフラボン  → 豆乳や豆腐など大豆製品
  • ペクチン    → りんご、みかん、あんず など

これらの食品も意識して摂取する事でお肌の酸化を防ぐ事が可能です。

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6月の美白とスキンケア

6月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

6月の季節的特徴とスキンケア

6月の季節的特徴

6月の平均気温はおよそ22℃~23℃です。
5月の気温は20℃程度ですので、6月には前月から2℃~3℃気温が上昇しています。
これは4月から5月に比べて大きな上昇率ではありませんが、確実に真夏へ向かっている事が分かります。

湿度については6月の平均湿度は71%~75%の間です。
6月の湿度は5月から10%も上昇している事が大きな特徴であり、誰もが感じます通り6月はジメジメしている事が多く、過ごしにくい月です。
6月のスキンケアはこの高い湿度によるお肌への影響を考えることが大切です。

てるてる坊主と紫陽花
気温や湿度の観点から見ますと6月は乾燥のリスクは小さい月である一方、5月よりも気温が高く、汗や皮脂分泌がますます増えてくる月であるとも言えます。
また、湿度の高さで部屋や外がジメジメしている事で肌も汗や皮脂で汚れがちになりますので、肌を清潔に保つ事が大切なのです。

6月のスキンケアとは

6月は湿度の高さによってカビや細菌が繁殖しやすいため、どの様にして肌を清潔に保つかが大切です。
また、6月は曇りや雨で紫外線量が減るとは言っても、紫外線そのものの強さはピークになる月ですので、紫外線ダメージによる肌老化を防ぐ事が大切になってきます。

洗顔でお肌を清潔に!
6月は高温多湿で汗をかきやすい季節であり、梅雨に入れば尚更であり、細菌やカビなどが繁殖しやすくなり肌の表面にも付着するリスクが高くなります。

また、温度・湿度が高いと寝ている間も皮脂が沢山分泌されます。
6月のスキンケアで最も優先すべき事は肌を清潔に保つ事であり、その基本は洗顔とクレンジングです。

梅雨時の6月は洗顔で肌に付着している皮脂や汚れをしっかり落とす必要があります。
夏以外は朝の洗顔時に洗顔料を使用しない方もいらっしゃいますが、朝起きた際に皮脂や汚れがあると感じる場合や6月から9月にかけての暑い季節は朝でも洗顔料を使用して洗顔をしましょう。

しかし、長時間の洗顔や刺激の強い洗顔料はNGです。
洗顔時間はどんな場合も1分から1分30秒程度で終わらせる事がポイントです。
また、お肌を手で擦るのではなく、洗顔料をしっかり泡立てて泡で洗いましょう。

洗う順序は皮脂の出やすいTゾーンからUゾーンへ、そして最後に目元を優しく洗うと言う順番が基本です。
濯ぎは32℃~35℃位のぬるま湯で10回~15回程度までと心得ましょう。

6月は梅雨の季節でベタつきなども気になりますが、必要な皮脂まで取り除いてしまうと乾燥肌やインナードライ肌になってしまいますので、必要な皮脂まで取らない様に注意しましょう。

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油取り紙は使用し過ぎない
6月は昼間のテカリも気になる事だと思いますが、脂性肌の方にとっては尚更かもしれません。
しかし、油取り紙の使用し過ぎはかえって皮脂分泌が多くなる悪循環を生み出すリスクがあります。

油取り紙は基本はTゾーンのみに使用し、それ以外のパーツはあまり使用しない様にしましょう。

6月の紫外線対策とは

6月は梅雨の影響で曇りや雨の日が多いため、紫外線が少ない時期だと思われがちです。
しかし、紫外線の強さは5月と変わらず、UV-Aは雲も透過するため、曇りや雨の日でも晴れの日の30~60%は地上に降り注ぎます。

6月は天気が悪くジメジメした日が続き、5月とは反対にお出かけするのも乗り気じゃなくなるかもしれません。
その分、梅雨の合間の晴れの日には用がなくてもお出かけしたくなりますが、このような日は紫外線が特に強く要注意です。
6月の晴れ間には、真夏と変わらない程の紫外線が降り注いでいるのです。

ですので、6月の紫外線対策は以下の通りです。

  • 天気の悪い日でも日焼け止めを塗る
  • なるべく色の濃い雨傘を差す
  • 不要な外出を避ける

日焼け止めは天気が悪い日でも必ず塗る様にしましょう。
晴れの日はお出掛け時でもSPFが30以上のものを使用しましょう。

雨傘はUVカット加工が施されていませんが、出来る限り色の濃い傘を使用する様にするのが良いです。

そして、貴重な晴れ間だからと言って必要がなければ外出する事を避けるのもありかもしれません。

実は6月の紫外線はかなり危険であり、対策を怠ると思わぬ肌のトラブルにも繋がります。

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7月の美白とスキンケア

7月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

7月の季節的特徴とスキンケア

7月の季節的特徴

7月の平均気温はおよそ26℃〜27℃です。
6月の気温は22℃〜23℃程度ですので、7月は前月から4℃〜5℃気温が上昇しており、まさに7月は真夏へ向かっている事が分かります。

湿度については7月平均湿度は73%~80%の間です。
7月の前半から半ばまでは梅雨ですので、6月と同じでジメジメしている事が多く、過ごしにくい月です。
7月のスキンケアはこの高い湿度・高い気温による肌への影響を考える事が大切です。


気温や湿度の観点から見ますと7月は乾燥肌のリスクは小さい月である一方、6月よりも気温が高く、汗や皮脂分泌がますます増える月であるとも言えます。

7月の前半は肌も汗や皮脂で汚れがちになりますので肌を清潔に保つ事がとても大切なのです。
そして、梅雨明け後は紫外線対策はもちろん、冷房による肌の乾燥対策なども大切になってきます。

7月のスキンケアとは

7月は紫外線量がピークを迎えますので、何と言っても大切な事は紫外線対策です。
また、7月前半は梅雨が続いているため、肌を清潔に保つ事も大切です。
更に、エアコンを使用する機会が増えるため、部屋での乾燥肌の対策も大切になってきます。

美白ケアが欠かせない
多くの方は夏と言えばシミ対策の美白を考えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
シミのない透明感のある肌のために美白化粧水などを使用する事は夏場のスキンケアには当たり前となっています。

また、夏のくすみ対策のためにも美白化粧品を使用する方も多いのではないでしょうか?
ただ、しっかりと保湿と紫外線対策を行えば「美白化粧品」は使用する必要はありません。

大切なのは、

  • 紫外線対策で過剰にメラニンが生成されてしまうのを防ぐ事
  • 出来てしまったメラニンがしっかりと排泄出来る様にターンオーバーを整える事
  • 肌の酸化を防いで肌の老化を予防する事

なのです。
この事が出来ていれば美白化粧品を無理に使用する必要はありません。

もう1つの理由はメラニンは肌を守るためのものであり、無理にそれを強力に抑える事自体が問題を引き起こすリスクがある事です。

美白が女性の憧れである事自体はその通りかもしれませんが、過度に美白化粧品に頼らずに根本的な「美白」を保湿と紫外線対策で行う事をおすすめします。

インナードライ肌に気を付けよう
7月になり、

などを感じることはないでしょうか?

この様に感じる方はインナードライ肌に陥ってしまっている可能性があります。
原因は紫外線ダメージやエアコンなどで肌が乾燥してしまっている事が考えられます。

インナードライ肌の改善には保湿が大切であり、保湿化粧水やエイジングケア化粧水でしっかりと保湿成分を肌に届け、美容液・乳液・保湿クリームで肌の潤いをキープする事も大切です。

ナールスゲン・アミノ酸誘導体・プロテオグリカン・ヒアルロン酸などは水溶性で保湿力の高い成分ですので、化粧水でも補いやすい成分です。

セラミドは油溶性の成分ですので美容液や保湿クリームで補う事が良いでしょう。
ですので、セラミドの配合濃度が高く、複数の種類のセラミドが配合されたセラミド配合美容液やセラミド配合クリームが良い選択肢です。

手のシワ対策も行いましょう
真夏を迎える7月は手の老化対策も意識しましょう。
手は顔やその他の箇所に比べて角質層が厚く、比較的防御力が高い箇所ですが、その特徴故にスキンケアを怠りがちなパーツでもあります。
その結果、気付いた時には手にシワが出来てしまっていた…と言う事になりかねません!

手のシワの大きな原因は乾燥・紫外線・加齢です。
紫外線による肌の老化は光老化とも呼ばれますが、肌の老化の原因の80%が紫外線が原因とされており、手のシワに最も悪影響を与えるのは紫外線なのです。
ですので、手にも日焼け止めを塗ったり手袋を使用するなどの紫外線対策が大切です。

特に5月~9月は手のシワ対策を行うべき時期ですので、7月もしっかり手のシワ対策を実践していきましょう。
UVケアのハンドクリームを使用したり、手袋をするなどの対策を行いましょう。

7月の紫外線対策とは

UVインデックスのデータも示すように、7月は年間を通して一番紫外線が強い月です。
梅雨も明けていよいよ夏本番、UVAとUVBのどちらも多く降り注ぎ、殆どの方が何かしらの紫外線対策を施している頃でしょう。

7月は暑さも本番を迎え、海やプールや登山など夏ならではのレジャーも盛んになる時期です。
紫外線対策は万全にしなければならないですが、この時期に長袖のシャツを着用したり帽子を被るのは暑くて汗だくになるので悩みどころですよね。
また、少し日差しを浴びるだけで肌がヒリヒリするなんて事もあります。

ですので、7月の紫外線対策は以下の通りです。

  • SPF値やPA値の高い日焼け止めをこまめに塗る
  • 麦わら帽子を被る
  • 日傘を差す
  • 出来る限り日陰や屋内で過ごす

日焼け止めはお出掛け時でもSPF30以上・PA+++のものを、炎天下でのレジャーの場合はSPF50+・PA++++と最も強いものを使用しましょう。
また、汗でクリームが直ぐに落ちてしまうため、こまめに塗り直す様にしましょう。

麦わら帽子の素材に使用されている麦稈真田(ダッカンサナダ)は紫外線に強いとされています。
麦わら帽子は通気性も良くつばも長いものが多いため、真夏に被る帽子としては最高の選択肢かもしれません。

また、出来り限り屋内で過ごすのも重要です。
紫外線だけでなく熱中症も気になる時期ですので、外出先でもなるべく日陰や屋内を選んで過ごしましょう。

紫外線対策はアフターケアも!
7月になるとどれだけ紫外線対策をしても外出後のお肌は疲れた状態です。
何もしないと肌疲労で、8月や9月になって夏老け肌になるリスクもあります。
そこで大切なのが紫外線のアフターケアです。

その第一はビタミンACE(エース)を含む野菜や果物などの食べ物をしっかり摂取する事です。
食べ物で抗酸化を行う事が紫外線対策になるため、7月や8月などの夏場は特に意識してビタミンACE(エース)を摂取しましょう。

ビタミンA うなぎ、レバーなど
βカロテン 緑黄色野菜 にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、モロヘイヤなど
ビタミンC 野菜 ピーマン、パプリカ、トマト、ゴーヤ、ブロッコリー、カリフラワーなど
果物 アセロラやキウイ
ビタミンE うなぎ、アーモンドなどのナッツ類、たらこ、アボガド、かぼちゃなど
リコピン トマトやスイカなど
セレニウム ニンニクやタマネギ

但し、食品で摂取した栄養素は直ぐに肌へは届かないため、スキンケアアイテムによる紫外線のアフターケアも大切です。

ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、エルゴチオネインなどの抗酸化成分が配合されたエイジングケア化粧品を使用しましょう。

ビタミンC誘導体には水溶性ビタミンC誘導体・油溶性ビタミンC誘導体・両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)などがあります。

また、ナールスゲン・フラーレン・プラセンタエキス・アスタキサンチン・リコピンなども抗酸化作用のある成分です。

7月は紫外線のピークであり、少しでも紫外線対策を怠ると肌が直ぐに日焼けを起こしてしまいます。
ですので、万全の紫外線対策で大切な肌を守りましょう。

1年の中でもっとも危険?!紫外線がピークである7月はどう過ごせばいいのか?!

8月の美白とスキンケア

8月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

8月の季節的特徴とスキンケア

8月の季節的特徴

8月の平均気温およそ26℃後半から29℃の間です。
8月は7月の気温よりも1℃~2℃上昇しており、30℃を超える日もあり、過ごしにくい日が多いのが特徴です。

湿度については8月平均湿度70%~80%の間です。
8月は梅雨も明けた影響で7月と比べ湿度は少し下がりますが、それでも蒸し暑さを感じる湿度です。
8月のスキンケアは6月・7月から続く高い湿度、高い気温による肌へのダメージの蓄積を考える事が大切です。

団扇と朝顔
気温や湿度の観点から見ますと8月も6月や7月同様に気温や湿度による乾燥のリスクは小さい月です。
しかし、7月に引き続き、汗や皮脂分泌が多い月であると言えます。
夏のスキンケアの一環として肌を清潔に保つ事は大切であり、紫外線対策はもちろん、冷房による乾燥対策も大切になってきます。

清潔と保湿を心掛けよう
8月のスキンケアも清潔と保湿が大切であり、丁寧なクレンジングや洗顔を行いましょう。

8月と言えば角栓やイチゴ鼻が気になる方も多い時期であり、毛穴汚れをしっかり落とせるクレンジング料や洗顔料を使用しましょう。
脂性肌の方は特に毛穴ケアを意識すると共に、くすみのない透明感のある肌を目指して下さいね。

また、紫外線ダメージや疲れで肌がゴワゴワしている場合もありますので、適度に酵素洗顔やピーリングなども取り入れてみましょう。

クレンジングや洗顔の後はしっかり保湿する事が大切です。
保湿化粧水を使用する事が基本になりますが肌質や肌状態によって美容液・乳液・保湿クリームを使用する事も必要です。
特に、目元や口元はダメージが大きくなっている可能性もありますので、小ジワ対策のためにも目元専用美容液などを使用する事も良いでしょう。

また、スペシャルケアとしてフェイスマスクを週1回程度使用する事もおすすめです。
8月は乾燥肌の原因をなくして来るべき秋に備えて乾燥肌対策を行いましょう。

デコルテのケアと手のシワ対策を
8月は首やデコルテのケアにも気を配るほか、手のシワ対策も強く意識しましょう。

デコルテは表皮の角質層は厚いのですが、真皮層が薄くて肌の土台が弱く、皮脂腺が少ないため皮脂分泌が少ないのです。
ですので、

  • 肌のハリ不足やツヤ不足によるシワなど、年齢が現れやすい
  • 角質層が分厚いためくすみ・ニキビ・大人ニキビなどが現れやすい
  • 乾燥肌になりやすい

ことが特徴です。

夏場は特に紫外線ダメージを受けやすいため、しっかりとデコルテのケアを行いましょう。
ハンドケアは紫外線吸収作用のあるダマスクローズ配合のハンドクリームがオススメです。

8月の紫外線対策とは

8月も7月に次いで紫外線が強い時期であり、その強さも殆ど変わりません。
屋外にいると強い灼熱の日差しと猛暑が身体や肌にジワジワとダメージを与えていきます

8月は子どもが夏休み真っ最中という事もあり、7月より更に海やプールに行く機会も多いのではないでしょうか。
また、お盆休みは帰省や行楽に出掛ける時期でもあり、外出する方も多いかと思います。

ですので、8月の紫外線対策は以下の通りです。

  • SPF値・PA値が高い日焼け止めをこまめに塗る
  • 麦わら帽子を被る
  • 日傘を差す
  • 出来る限り日陰や屋内で過ごす

基本的に対策は7月と同じで良いでしょう。
やプールでも水に浸かる事で日焼け止めが直ぐに落ちてしまうため、こまめに塗り直す必要があります。
また、プールも屋内プールに行くなどして少しでも日差しを避ける様にするのが良いでしょう。

8月も紫外線のピークに変わりはありません。
この2ヶ月間は特に徹底した紫外線対策を心掛けていきましょう。

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9月の美白とスキンケア

9月の季節的特徴、スキンケア方法、紫外線対策について見ていきたいと思います。

9月の季節的特徴とスキンケア

9月の季節的特徴

9月の平均気温はおよそ22℃後半から26℃です。
まだ20℃以上あり秋と言っても前半は残暑のため夏に近い気温ですが、9月も後半になれば涼しくなり過ごしやすくなります。
8月の気温よりも3℃~4℃下がり、平均気温は6月と同じ位です。

湿度については9月の平均湿度は68%~86%の間です。
通常は70%程度ですので少し湿気が多いと感じる程度です。
9月のスキンケアは夏からの肌へのダメージの蓄積を考える事と、冬へ向かう中で保湿をしっかり考える事が大切です。

鮮やかな紅葉
気温や湿度の観点から見ますと9月は気温や湿度による乾燥のリスクは小さい月である事です。
しかし、まだまだ汗や皮脂分泌が多い月でありながら段々と気温・湿度とも下がるため、乾燥肌対策として保湿をしっかり行う事が大切です。

9月のスキンケアとは

保湿で角質層のダメージを回復
9月は夏の暑さや紫外線で疲れた肌を保湿でしっかり回復させる事を優先しましょう。
クレンジングや洗顔の後はしっかり保湿することで、保湿力のあるお肌を育てましょう。

9月になると保湿化粧水を使用したケアも夏以上に大切です。
化粧水に配合されているおすすめの保湿成分なら、プロテオグリカン・ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなどです。

化粧水の使用方法を工夫してみましょう。
工夫の1つ目はハンドプレスで美容成分を優しく奥まで届ける事であり、もう1つは化粧水パックを行う事です。
化粧水パックを行う事によって密閉効果が高まり美容成分が肌の奥まで届き、疲れた角質に潤いを与えて肌のハリやツヤを取り戻す事が出来ます。

もちろん、貴女の肌質や肌状態によっては美容液や乳液、保湿クリームを使用する事も必要です。
美容液や保湿クリームはバリア機能をサポートするセラミド化粧品がおすすめであり、中でもヒトの角質細胞間脂質にあるセラミドと同じ構造のヒト型セラミド配合のセラミド配合美容液、セラミド配合クリームがオススメです。

また、スペシャルケアとしてフェイスマスクを週1回程度使用する事もおすすめです。
9月は乾燥肌の原因を出来る限り作らせないための準備をしっかり行いましょう。

ターンオーバーが遅いなら酵素洗顔やピーリングも
もし、夏のダメージなどで次の様な肌状態になってしまったら対策が必要になります。

  • 毛穴の黒ずみが目立つ
  • 角栓が目立つ
  • いちご鼻が目立つ
  • 脂性肌でいつも肌がテカッてしまっている
  • 肌がゴワゴワしてきた感じがする
  • 化粧水や美容液の浸透感が悪くなった様に感じる
  • 肌のくすみを感じる様になってきた

酵素洗顔やピーリング、あるいは収れん化粧水や拭き取り化粧水を試すことも1つの方法です。
但し、いずれも角質に刺激を与えて角質をケアする手段ですので、良い商品を選ぶこと、永続的に行う手段でない事を前提として行いましょう。

普通肌・脂性肌の方は心配はありませんが、混合肌・インナードライ肌・敏感肌の方は控えた方が良いです。

抗酸化ケアで肌老化予防を
9月のスキンケアは夏で疲れた肌の酸化を防ぐ事が大きなテーマとなります。
抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品を使用する事をおすすめします。

エイジングケア化粧品に配合されている成分のうち、ナールスゲン・ビタミンC誘導体・プラセンタエキスはイオン導入に向く成分です。
週に1回程度イオン導入を行う事によって夏のダメージの回復も早くなります。

9月もデコルテのケアと手のシワ対策を
9月も首やデコルテのケアにも気を配るほか、手のシワ対策も強く意識しましょう。

また、ハンドケアは次の条件を満たすハンドクリームがおすすめです。

  • 高い保湿力がある
  • エイジングケアが出来る
  • 抗酸化ケアが出来る

9月の紫外線対策とは

9月に入ると少しずつ暑さも和らぎ、紫外線の強さも4月と同じ位のレベルまで下がっていきます。
夏が終わったと同時に紫外線対策も止めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、少なくとも残暑がおさまる9月までは大切な肌を守るための紫外線対策が必須になります。

9月といっても月初と月末ではかなり気候も異なります
月初は残暑もありまだ暑くて湿気の多い日も続きますが、次第に日が暮れる時間も早くなり、気温も湿気も下がっていきます。

ですので、9月の紫外線対策は以下の通りです。

  • 屋内にいる際も日焼け止めを塗る
  • 帽子を被る
  • 出来る限り日陰で過ごす
  • 保湿ケアを重視する

まだUVAも多く降り注いでいるため、屋内にいる際も日焼け止めを塗りましょう。
真夏よりは紫外線が弱くなっていますので、普段のお出掛け時であればSPFが20~30程度・PA+~++のものを選びましょう。

また、真夏は幾ら万全な紫外線対策を行っていても肌に多少のダメージは残ります。
この時期はダメージ肌を回復するための保湿ケアも重視して下さい。
保湿成分が配合されている化粧水やクリームを使用したり、保湿力を高める青魚や植物油を摂取する様にしてみましょう。

真夏に受けた肌のダメージを回復するという意味でも9月の対策は重要です。
9月の対策を怠ると、8月までの対策も台無しになってしまうと言っても過言ではありません。

9月はまだまだ気の抜けない時期!9月の紫外線量と対策方法とは?

4月~9月の紫外線対策で美白をキープ!

いかがでしたか。

美白とスキンケアには4月~9月までの紫外線対策がとても重要だと言う事がお分かり頂けたと思います。
紫外線の中でもUVAは5月、UVBは7月~8月がピークになります。

また、同じ日でも時間帯によって紫外線の強さが変わり、一日の中で太陽が高い位置に昇る10時~14時位が最も降り注ぐ時間帯です。

各月共通の対策をまとめてみますと、以下の様な事が挙げられます。

  • 日焼け止めを塗る
  • 帽子を被る
  • 日傘を差す
  • なるべく日陰や屋内で過ごす
  • 紫外線の強い時間帯の外出を避ける

日焼け止めは時期やシーンによって使い分け、帽子や日傘は濃い色のもので、UVカット加工が施されているものを選ぶのが良いでしょう。

肌に深刻なダメージを与え続ける紫外線、万全の紫外線対策で肌の美白をキープしましょう!

 

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