暑い夏が過ぎ、本格的な秋を迎える10月ですが「スポーツの秋」「行楽の秋」「読書の秋」と何をしても楽しいシーズンです。
しかし、この時期は空気が乾燥してくるため、空気の乾燥と紫外線ダメージが貴方の肌を襲ってきますが、空気の乾燥と紫外線ダメージを同時に防ぐ方法はあるのでしょうか?
そこで今回は10月の紫外線量、紫外線対策方法、おすすめの服装、子どもの紫外線対策について、考えていきたいと思います。
Contents
10月の紫外線量は?
10月に降り注ぐ紫外線量とは、秋の日焼けの特徴などについて見ていきたいと思います。
10月の紫外線量
10月の紫外線量都市 | 10月の紫外線量 | 8月の紫外線量 |
札幌 | 3 | 8 |
東京 | 5 | 10 |
那覇 | 8 | 12 |
8月のピーク時に比べて降り注ぐ紫外線量は半分程度となっていますが、油断をすると日焼けや肌トラブルを引き起こしてしまいますので、まだまだ油断する事は出来ないと言えるでしょう。
意外と知られていない秋の日焼けとは

秋の日焼けについて知っておきたいポイントは3つありますので、それぞれ見ていきましょう。
紫外線A波の積算量は夏以外の方が多い
肌のハリが低下して起こるシワの原因となる紫外線A波の積算量を合計すると、夏(5~8月)に比べて秋から冬(9~4月)の方が多いと言うデータがあります。
つまり、夏の間だけ日焼け止めを塗っていても、秋から春の期間日焼け止めを塗らずに過ごしていると日焼けをしてしまう事になります。
秋になったからと言って降り注ぐ紫外線を甘く見ずに、引き続き毎日の紫外線対策を行う事が必要であると言えます。
秋の日差しは顔を狙っている
秋は夏よりも太陽の位置が傾いているため、日差しが夏の様に真上からではなく斜め上から降り注ぎます。
そのため、日傘や帽子を使用していても顔をカバーする事が出来ていないことも少なくありません。
そこでおすすめなのがBBクリームや化粧下地タイプのもの、顔用の日焼け止めを毎日のスキンケア→メイクのステップに組み込む事により、顔に当たってしまう紫外線を防止する事が出来ます。
日焼けが乾燥に拍車をかける
秋から冬にかけて特に注意したい事はお肌の乾燥です。
湿気が少なくなって乾燥が気になり始める秋に紫外線を浴びる事によって、さらに乾燥が深刻化してしまう事も生じます。
ある会社の調査によると、紫外線を浴びると約3倍も乾燥しやすいと言うデータが公表されています。
乾燥が厳しくなる秋~冬にかけてお肌の乾燥をより深刻化させないためには、日々の保湿を心がけて日焼け止めや化粧下地にも保湿効果の高いものを取り入れる事が良いでしょう。
10月の紫外線対策方法はなにをすれば良いか?
紫外線対策にはどの様な方法が有効であるのか考えていきたいと思います。
日焼け止め
日焼け止めには様々な種類があります。
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- スプレータイプ
- パウダータイプ
- ミルクタイプ
秋は空気が乾燥するので、「美容成分」が配合されているものの中から「クリームタイプ」「ジェルタイプ」「ミルクタイプ」を選ぶ様にしましょう。
保湿
夏よりも湿度が低下する事でお肌は乾燥状態に陥っています。
そのまま放っておくとシワなどの肌トラブルの原因となってしまいます。
また、夏の紫外線ダメージによりターンオーバーが進まずに、メラニンを含む角質が肌表面に溜まってしまい、シミの原因となってしまいます。
特に秋はターンオーバーをスムーズに促してあげる為にも、保湿をたっぷりしてふっくら肌へ導く事が大切です。
食べる日焼け止め
食品で紫外線対策を行う際のポイントとして、活性酸素を除去する抗酸化作用が含まれている事、シミ予防や美白のためにチロシナーゼの抑制効果が高い食品を摂取することが重要となります。
どの様な食品に上記のような働きが期待できるのか見ていきましょう。
ハーブティー(ローズヒップ+ハイビスカス+ヒース+スギナ)
水溶性ビタミンは体内に一定量以上を貯め込む事が出来ないため、少しずつ飲む事が出来るハーブティーを水筒に入れて持ち歩きましょう。
ビタミンCには日焼けやシミの元になるメラニンの生成を抑制し、既に出来てしまったメラニンを漂泊してくれる働きがあります。
また、コラーゲンの生成を促進する効果もあるので美肌効果も期待する事が出来ます。
夜に温めて飲むトマトジュース
トマトに含まれているリコピンは活性酸素を除去する効果があり、メラニンの生成に必要な酵素であるチロシナーゼの働きを抑制してくれます。
トマトは加熱をする事によりリコピンが増加します。
トマトジュースを摂取してから、8時間かけて身体の中を巡って肌表面にリコピン作用(抗酸化作用)が上がってくるため、夜飲む事で次の日の日焼け止めになります。
アボカドやアーモンドなどのナッツ類を間食に
アボカドやアーモンドなどのナッツ類にはβカロテンやビタミンEが含まれており、日焼けによる肌ダメージを回復してくれます。
ミネラルや食物繊維も豊富であり、オイリーな食材なので油による摂取が促進される栄養素との相性は抜群です。
10月の紫外線対策におすすめの服装は?

10月は最高気温と最低気温の差が大きくなる月でもあります。
昼間は過ごしやすくても夜は寒いと感じる様になります。
ここでは、温度別の服装と紫外線対策におすすめの服をご紹介していきたいと思います。
温度別に見る服装
ここでは温度別にどんな服装が良いのかを見ていきたいと思います。
最高気温が21℃~25℃の過ごしやすい場合
最高気温が20℃台前半であれば、暑くもなく寒くもなく快適に過ごす事が出来ます。
半袖にするか長袖にするか迷ったら七分丈のトップスがおすすめです。
また、半袖にジャケットやブルゾンなどを合わせれば、見た目にも丁度良い爽やかさをキープする事が出来ます。
屋内と屋外を行き来する場合はエアコンによる温度差に気を付けましょう。
カーディガンなどの羽織るものを持ち歩いて調節して下さい。
最高温度が16℃~20℃で朝晩が肌寒くなってくる場合
重ね着コーディネートを楽しめる季節であり、長袖トップスにカーディガンやストールを合わせたレイヤードスタイルがオシャレに見えておすすめです。
最高温度が16℃~20℃前後の日が続く期間は、日によって朝晩の冷え方が違う事もあります。
最低気温もチェックして、肌寒くなりそうな時は軽い上着を持って出掛けましょう。
UVカットドルマンスリーブロングカーディガン(長袖)

- メーカー名:UNIQLO
- 商 品 名:UVカットドルマンスリーブロングカーディガン(長袖)
- 価 格:¥3,289(税込)
日差しの強い時期に嬉しい紫外線カット機能をプラスしました。
程よい深さのネックラインで女性らしくシャープな首元を演出し、ボディラインを拾い過ぎずに気になるヒップラインをカバーするロング丈です。
綿混スラブ素材指穴開きデザイン 2丈ジップパーカー

- メーカー名:Pierrot
- 商 品 名:綿混スラブ素材指穴開きデザイン 2丈ジップパーカー
- 価 格:¥1,598(税込)
こちらのパーカーは綿混でさらっとした肌触りになっています。
熱の放出がしやすく、肌との間の蒸気を素早く外部に放出します。
気になる紫外線をカットするUV機能がついており、日焼け対策には嬉しい手の甲までしっかりと覆う指穴デザインを取り入れています。
10月でも軽めの紫外線対策を小さな子どもにはしてあげましょう

日焼け止めや紫外線対策と聞くと夏に行うものと思われがちですが、紫外線の影響は今の時代は暑い夏に限った事ではありません。
特に子どもはお肌がデリケートであり、秋からのシーズンに行う日焼け止めが大切です。
秋の紫外線は夏に比べて半分になるとされていますが、降り注いでいる事には変わりがありませんので、紫外線対策をしてあげないと影響を受けてしまうのです。
秋からは紫外線ダメージに加えて空気が乾燥するため、肌が乾燥します。
乾燥、及び紫外線の影響を受けると肌は乾燥肌になりがちで、そうすると肌はバリア機能を失ってしまいます。
肌がデリケートな体質の子どもや、乾燥肌や敏感肌の子は肌トラブルを起こしてしまいやすいので日焼け止めが必要となります。
秋の日焼け後に徹底したい保湿ケア
秋は空気の乾燥が気になりますが、肌が乾燥すると外部刺激から皮膚を守ってくれるバリア機能が落ちてしまうため、より紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。
肌が乾燥しない様に日々の保湿ケアを万全に行い、その上で外出後は念入りにお肌をいたわってあげましょう。
子どもの日焼け止めは忘れずに
秋の時期のお出掛けにおいて、特に長時間の外出をする際には子どもに日焼け止めを塗ってあげる必要があります。
子どもの日焼け止めは、肌の負担にならないようにSPFとPAの値は大きすぎない様に注意し、SPF15~20くらいの日焼け止めを塗ってあげましょう。
また、秋からは乾燥肌になりやすいので、子どもの肌に余計な負担を掛けない様に低刺激の日焼け止めを選ぶ事も大切です。
ノンケミカル処方はもちろん、オーガニックである事や保湿成分などが入っているかどうかにまで気を遣ってあげましょう。
10月の紫外線対策は保湿ケアも同時に行いましょう!

今回は10月の紫外線量や紫外線対策などについて考察しました。
10月に降り注ぐ紫外線量は、夏場と比べておよそ半分になる事が分かりました。
しかし、夏に比べて半分になったからと言って油断をしていると日焼けや肌トラブルを引き起こしてしまうので注意が必要です。
次に紫外線対策を見ていきました。
秋は紫外線ダメージ以外にも空気が乾燥してきますので、乾燥のダメージも加わって私達のお肌を襲ってきます。
ですので、紫外線対策以外にも保湿による肌の乾燥を防ぐ対策も一緒に行っていかなければなりません。
そこで、日焼け止めは美容成分が配合されているものを選ぶと、保湿と紫外線対策を同時に行う事が出来ます。
また、食品を摂取する事により紫外線対策になる事が分かりました。
食品を摂取する際は、活性酸素を除去する抗酸化作用が高いものと、シミ予防や美白のためにリコピンが含まれている食品を摂取する事がポイントです。
秋からの紫外線対策は保湿をして乾燥から肌を守る事がポイントとなってきます。
保湿成分が配合されたファンデーションや日焼け止めを使用する事によって日焼け止めと保湿を同時に行う事が可能です。
ぜひ、秋~冬にかけての紫外線対策には保湿ケアも行い、乾燥にも紫外線にも負けない肌を目指して下さい。
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