10代女性の紫外線対策とは?10年20年先のお肌のために出来る事は?

本を読む若い三つ編みの女性 紫外線

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小さい頃は夏場は外出して遊び、小麦色の肌になることが健康的と言われていましたが、最近では産まれたばかりの赤ちゃんでさえ、日焼けを防止するように努めることが理想的であると言われるようになりました。
その理由は、紫外線を浴びると皮膚の組織が破壊されることが分かったからです。
子供の頃に紫外線を浴びすぎると皮膚がんを引き起こす可能性が高くなるため、男女問わず10代の頃からしっかり紫外線対策を行う必要があります
それでは、紫外線対策に効果的な服装やおすすめの化粧品について詳しく見ていきましょう。

簡単に紫外線対策できる服装は?

紫外線は体全体に降り注いでいますが、特に気になるのは肌が露出している部分です。

服に覆われている部分は日差しを浴びても大丈夫な気がしませんか?

実は、布は思いのほかたくさんの紫外線を通してしまうのです。

ならば、紫外線対策に効果的な服装は一体どのようなものがあるのか、詳しくご紹介しましょう。

UVカット加工が施された服

近年は紫外線対策を意識する人が多くなり、あらゆるショップやブランドでもUVカット加工の服を目にすることが多くなりました。

服のUVカット加工は2通りの方法があります
  • 紫外線吸収剤を商品に吹き付けたもの
  • 紫外線吸収剤を素材に練り込んだもの
紫外線吸収剤を商品に吹き付けたものは洗濯を繰り返すと効果が次第に弱まっていくので、素材に練り込んだものの方が効果が長持ちします。

長袖の服

紫外線が多くなる時期は春から夏にかけてです。

暑い季節ですので半袖を着用したくなりますが、紫外線対策を意識するなら基本的に長袖です。

室内では半袖でも大丈夫ですが、紫外線が多く降り注ぐ外に出る際はUVカット加工のされた洋服などを着用した方が肌に良いでしょう。

UVカット加工のされているカーディガンなどが一枚でもあると非常に便利です。

長袖でセミロングの女性

黒などの濃い色

黒などの濃い色は紫外線を吸収する効果のある色です。

紫外線を吸収してしまえば他の箇所には当たることがないため、昔から紫外線対策に効果的な色は黒というイメージが強いですよね?

紫外線透過率は最も低く、1.7%とほぼ100%紫外線を通さないというデータも出ています。

黒は熱も吸収してしまうため夏場などの暑い季節は大変ですね。

しかし、紫外線も吸収できて黒い服ほど熱を吸収しない色があります。

その色は夏を代表する黄色です。

スポーツ選手は黒よりも黄色っぽいサングラスをかけているイメージがありますよね?

黄色は紫外線を遮りつつ、可視光線の大部分を通してくれるため多くのスポーツ選手に高い人気を誇ります。

10代におすすめの紫外線対策化粧品は?

化粧品の説明に入る前に、紫外線の種類と特徴について説明したいと思います。

紫外線は波長の長さによって、UV-A・UV-B・UV-Cの3つに分けられます。

UV-Cは現在オゾン層によって完全に遮られているため、我々が浴びることはありません。

そのため、普段我々が浴びている紫外線はUV-AとUV-Bになります。

UV-A
雲や窓ガラスを通り抜けて肌の奥にある真皮まで到達します。

生活紫外線とも言われていて、シミ以外にシワやたるみなどの肌トラブルを引き起こします。

UV-B
屋外での日焼けの主な原因になります。

たくさん浴びると肌が赤い炎症を起こします。

レジャー紫外線とも言われていて、シミ以外にそばかすや乾燥の原因につながります。

以上のことを踏まえて、紫外線対策の化粧品について見ていきましょう。

まず、紫外線対策で使われる日焼け止めクリームやUVカット機能のある化粧品には、SPFとPAという数値が記載されています。

PAとは
一方でPAとはUV-Aを防ぐ効果を示すものです。

+の数が多いほど肌の黒化や弾力がなくなるのを防げます。

PAは現在では4段階に区別されているため、日焼け止めを選ぶ際には必ず確認しましょう。

SPFとは
SPFとはUV-Bを防ぐ効果を示す値です。

この値が高いほど肌が赤く炎症を起こすのを防ぐ効果があります。

それでは、紫外線対策におすすめの日焼け止めを紹介します。

アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク

アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルクの商品画像
  • メーカー名:資生堂
  • 商 品 名:アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク
  • 価   格:¥2,678(税込)
  • SPF50⁺/PA⁺⁺⁺⁺

アネッサの史上最高のUV防御力&スキンケア成分を50%配合しています。

汗や水に触れるとUVブロック膜が強まるアクアブースター技術がさらに進化し、肌をきちんと紫外線からガードします。

また、厳選配合した美容成分が肌に潤いをもたらして乾燥ダメージを修復します。

塗っても白くならず滑らかに広がり、キシキシしないので肌に優しいです。

水に強いのが特徴ですが、ゴシゴシ洗わなくても石鹸で簡単に落とせます。

専科 パーフェクトジェル モーニングプロテクト

パーフェクトジェル モーニングプロテクトの商品画像
  • メーカー名:資生堂
  • 商 品 名:専科 パーフェクトジェル モーニングプロテクト
  • 価   格:1,350円(税込)
  • SPF50⁺/PA⁺⁺⁺⁺

UVカット効果のあるオールインワンジェルは「あと十五分で支度しなきゃいけない!」といったような時間のないときにとても便利な商品となっています。

こちらの商品は化粧水と乳液、美容液にプラスし、UVカット化粧下地までこれ一本で行える優れモノです。

みずみずしいジェルは肌に潤いを補給、濃密なバリアによって紫外線や乾燥などの日常生活で避けられない様々な刺激からお肌を保護し、化粧のノリもアップします。

通常の日焼け止めと違い、べたつかずにサラサラな状態にしてくれるのが、UVカット効果のあるオールインワンジェルの特徴です。

しかし、UVカット効果のあるオールインワンジェルはあくまでも「肌にファンデーションが乗りやすい状態にしてくれるもの」と考えて使用してください。

マキアージュ ドラマティックパウダリー UV

マキアージュ ドラマティックパウダリー UV商品画像
  • メーカー名:資生堂
  • 商 品 名:マキアージュ ドラマティックパウダリー UV
  • 価   格:¥3,000 (税込)
  • SPF25/PA⁺⁺⁺

ファンデーションにはパウダーやリキッドなど様々な種類があります。

これはどの商品についてでも言えることですが、化粧品は使い方や使う場所に合わせて選ぶことが重要です。

こちらの商品はパウダーファンデーションが苦手とするカバー力に優れ、シミや毛穴などの気になる部分をしっかりと隠してくれます。

また、スポンジに水を含ませるとクリームのように使用でき、求めるカバー力に合わせて使い分けが出来ます。

紫外線カット率はSPF25PA⁺⁺⁺で高過ぎず、普段使いのファンデーションとしての使用もおすすめです。

タイプ別の肌特徴

肌のタイプは、皮脂と水分量で分けると「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」の4種類あります。

この他に、「アレルギー肌」と言う言葉もよく耳にしますが、アレルギー肌とは特定の物質に敏感に反応する肌質で、皮脂と水分量の関係とは異なるのでここでは除外します。

それでは、この4つの中で自分の肌はどれに当てはまるのか確認しましょう。

普通肌

皮脂の分泌量が多くもなく少なくもなく、肌がカサついていなければ普通肌です。

最も理想的な肌と言えるでしょう。

美容のイメージ 頬に手を当てている女性

乾燥肌

肌全体が乾燥していて、カサカサしているなら乾燥肌です。

肌の皮脂の分泌量が少ないので、肌の表面にある水分が蒸発しやすい肌状態です。

乾燥肌が進行すると、角質がどんどん剥がれ落ちて皮膚のバリア機能が弱まり敏感肌になります。

敏感肌とは、乾燥肌がさらに進行して様々な刺激に敏感になった肌状態です。

乾燥肌の方は乾燥を予防するため水分と油分の両方を与えて、保湿力とバリア機能を向上することが重要です。

脂性肌

顔が皮脂でベタついているなら脂性肌です。

特に、額と鼻をつないだ部分のTゾーンは、皮脂の分泌量が多いのでベタつきやすい傾向にあります。

皮脂の分泌が過剰だと肌荒れニキビの原因になり兼ねないので、余分な皮脂をあぶら取り紙などで定期的に取ることが重要です。

混合肌

混合肌とは、乾燥肌と脂性肌の両方を合わせ持った肌状態です。

例えてみると、Tゾーンは皮脂で脂ぎっているのに頬やフェイスラインはカサついている肌状態です。

脂性乾燥肌とも呼ばれています。

脂ぎっている箇所は皮脂を取り除き、乾燥している箇所は水分と油分をこまめに与えなければならないため、4種類の肌の中で、一番スキンケアで手間がかかってしまう肌です。

紫外線を浴びると将来どんな悪影響が?

10代と言えば、中学や高校の部活などで大量に紫外線を浴びる時期ですよね?

まだ子供だからと言い、紫外線を気にしたことがない方も多いでしょう。

しかし、それは実は10年後や20年後の肌に大きな影響をもたらすって知っていましたか?

10代のときは肌の新陳代謝がとても良いため、紫外線対策をしなくてもキレイな肌を保つことができるのですが、10代の頃にきちんと紫外線対策をしないと沈着された色素が体に蓄積されていき、その影響が30代くらいになると急激に肌表面に現れるのです。

主な症状
  • 肌荒れや湿疹
  • シミ、シワ
  • たるみ
  • そばかす
  • 大人ニキビ
  • 毛穴の開き

さらに、先ほども説明した通り、子供の頃に紫外線を浴びすぎると大人になってから皮膚がんを引き起こすと言った深刻なケースもあります。

その人の体質や生活環境によって症状は異なりますが、10代の頃に浴びた紫外線は30代になって急激に肌を老化させることは確実です。

肌がきめ細かくて若々しい方もいれば、シミ・シワ・そばかすなどで年齢よりも老けて見える方もいます。

その原因は、10代の頃にきちんと肌の手入れを行っていたかどうかです。

10代の頃から肌の手入れを行っていれば、30代になっても化粧が必要ないくらいのキレイな肌を保つことができます。

それくらい、10代の紫外線対策は重要なのです。

年齢に合わせた紫外線対策を!

10代の紫外線対策について、いかがでしたでしょうか?

子供の頃にでもしっかり紫外線対策をしないでいると、大人になってから皮膚がんを引き起こす可能性が高くなるため、男女問わず10代の紫外線対策はとても重要ですね。

服装については、夏場の暑い季節でもしっかり長袖のものを着用しましょう。

色は黒が紫外線を通しにくいですが、は熱もたくさん吸収してしまいます。

黄色であれば紫外線を遮りつつ黒ほど熱を吸収しないので、暑さ対策も兼ねておすすめの色ですね。

UVカット加工がされていれば何色でも紫外線を防ぐことができるので、そういったものを選ぶと良いでしょう。

化粧品は、紫外線の量が多い夏場などはSPFとPAの高い日焼け止めクリームを塗ると良いでしょう。

肌については、乾燥肌の方はこまめに水分と油分を補給して脂性肌の方はあぶら取り紙で余分な皮脂を取ることが重要です。

気をつけることについては、子供の頃からしっかり紫外線対策を行わないと大人になってから皮膚がんを発症したり、シミやシワなどの肌トラブルを招く恐れもあります。

なので、子供だからと言って紫外線対策を怠ってはいけません。

10代のお子さんがいる方は、是非この機会に紫外線対策を勧めてみてはいかがでしょうか?

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