夏の肌荒れで疲れて見える原因とスキンケアについて

肌の疲労を感じている女性 美肌

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あなたの肌、疲れていませんか?
日々の家事や仕事でがんばっている貴方だからこそ肌荒れで肌が疲れてきますよね。
今回は肌荒れで肌が疲れて見える原因とその改善方法について解説していきたいと思います。

どのような肌の疲れがあるか

肌に疲れを与える原因と、身体の疲労の原因はほとんど同じです。

肌疲労(肌ストレス)とは肌が疲れている状態で、肌が疲れてしまうとバリア機能が衰えて、肌老化が進んでしまいます。

それにより、肌トラブルからの回復にも時間がかかるようになってしまいます。

肌疲労は美しい肌にとってよくありません。

どのような肌ストレスがあるか見てみましょう。

ストレス

ストレスを感じている女性
ストレスにより心身への影響が大きいことは良く知られています。

ストレスによって自律神経などやホルモンのバランスが乱れたり、血行不良などが起こってしまいます。

そして、肌にも悪い影響があるのです。

自律神経が乱れると皮脂分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなります。吹き出物やニキビがができやすくなったりくすみが目立つようになります。

睡眠不足

睡眠の目的は「疲労回復」ですが、肌や身体も同じです。

成長ホルモンは、睡眠状態の「ノンレム睡眠」の時に多く分泌されます。

この時に肌の修復や新陳代謝が活発に行われていますが、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌か少なくなります。

身体だけでなく肌の疲労もとれなくなってしまいます。

エアコンによる肌の乾燥

エアコンがきいた部屋の乾燥や直接冷風が肌に当たってしまうと、外部との屋内との急激な温度変化によって、肌に大きな負担をかけてしまい、疲労にも繋がってしまいます。

肌は乾燥すると、バリア機能が衰え、角質細胞が反り返ってしまうことで水分が蒸発しやすくなってしまいます。

肌の水分量を増やす方法とは?年齢別平均から上げる食べ物まで!!

紫外線

人間の身体には、皮膚の表面に免疫反応で大切な役割を持っているランゲルハンス細胞があります。

紫外線を浴びると免疫機能が弱くなります。

免疫力が落ちてしまうため疲れやすくなってしまいます。紫外線に当たると自己防衛によって体の中で活性酸素を発生させます。

活性酸素は多く発生しすぎると正常な細胞まで傷付けてしまい疲労物質が溜まってしまうことになってしまいます。

栄養バランスの乱れ

暑い時期は食欲がわかなかったり、冷えた食物などや口当たりが良く食べやすい食物などの偏った食事によって、ミネラル、たんぱく質、ビタミンなどの栄養不足が起こってしまうことがあります。

栄養バランスの乱れによって肌にもとても大きい影響があることが言えます。

たんぱく質不足だと新陳代謝を妨げてしまいます。たるみやくすみの原因になったり、コラーゲンが不足することでハリやツヤもなくなってしまいます。

スキンケアやエイジングケアで肌をケアすることも、肌疲労の予防になります。

肌疲労のサイン

疲労を感じている女性
どのような肌疲労のサインがあるのでしょうか。

  • 肌の乾燥
  • 肌のくすみ
  • 大人ニキビ
  • 肌のごわつき
  • 肌荒れ
  • 毛穴の黒ずみや開き
  • 乾燥によるほうれい線
  • シミ
このような状態では、肌のターンオーバーが乱れたり、バリア機能が低下している可能性が高いです。

前記の通り、肌疲労の原因は身体の疲労状態と同じです。

もう一度それらを確認し、そして、代表的なストレスによる肌疲労のメカニズムについて見てみます。

肌ストレスの種類
  • 家事や育児のほか仕事が多忙で過労状態
  • ストレスや心身の疲れによる肝臓などの内蔵機能の低下やホルモン分泌の低下
  • 睡眠不足
  • 紫外線ダメージ
  • 冷房による肌の乾燥
  • 不摂生な食生活による栄養バランスの崩れ
  • 胃腸の不調や便秘
  • 過度な運動
  • 急激なダイエット
肌疲労は疲労による急性の肌トラブルです。

ストレスは、脳の視床下部というところで感知されますがそれを受けた脳下垂体が、副腎皮質刺激ホルモンを分泌します。

腎臓の上部にある副腎を刺激し、副腎皮質からホルモンを分泌します。

その一つがコルチゾールと呼ばれるホルモンで、肌のはりを保つコラーゲンやエラスチンの合成を低下させるのです。

そしてまた、ストレスは女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンなどのバランスを崩します。

その結果として皮脂が過剰に分泌すれば、大人ニキビや肌荒れやいちご鼻や角栓などになることもあります。

こうした肌の悩みは比較的に短期で改善しますが、ストレスが長期間続けば、真皮がダメージを受けてたるみなどの肌老化になってしまいます。

このストレスや紫外線で活性酸素が増えると、皮膚の肌の脂質を酸化させてしまい過酸化脂質を生成してしまいます。

他には、喫煙も活性酸素を増やして肌にダメージを与えます。

その結果、皮膚の真皮にある繊維芽細胞やコラーゲンやヒアルロン酸やエラスチンなどの成分にダメージを与えてしまいます。

これが肌の酸化です。

人の身体や皮膚には、抗酸化物質であるビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、スーパーオキシドジムスターゼなどがあるので、肌疲労が軽い場合ならこれらによって回復が可能です。

疲労状態が長い間続き、紫外線ダメージなどが長年蓄積してしまうと肌老化が進んでしまうのです。

年齢を重ねると、抗酸化物質は減ってきてしまいますので、肌疲労による肌老化につながってしまうのです。

肌疲労を感じたら、早く手を打つことが肌老化の予防に役立ちます。

夏の肌疲れ

エアコンによる乾燥や冷え、日焼けなどで夏に蓄積された肌のダメージは、実年齢より老けて見られることを指す「夏老け」をもたらします。

8月・9月の肌色が一年でもっとも暗いのも、これまでの紫外線ダメージが蓄積しているためです。

夏のダメージを放置すると、肌の老化が一気に進みます。

将来のシミやしわを阻止するため、これからやって来る乾燥の季節に備えるために、夏の終わりはいつも以上のケアが必要です。

夏のスキンケアで肌トラブルをまとめて解決

蒸しタオルで代謝を高める

皮膚を温めて血流を良くし、細胞の隅々まで酸素が行きわたれば代謝機能が高まります。

温めはダメージ回復やケアに効果的です。

蒸しタオルには「ヒートショックプロテイン」を増やす効果があります。

ヒートショックプロテインとは傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質です。

熱のショック(ストレス)が加わると増えます。

ヒートショックプロテインが増えることで、

紫外線依存の傷害(細胞死・炎症反応・DNA傷害)が軽減することや、メラニンの素となるメラノサイトにヒートショックプロテインが増えることでメラニン生成が抑制される(シミ形成を抑制する)ことが報告されています。

シートマスクで徹底保湿

夏バテ肌に大切なのは保湿ケアです。

肌にたっぷりの水分を補給できるマスクです。

潤いやハリの不足した肌をケアするにとてもピッタリなものです。

普段の化粧品を使った後でシートマスクを使います。普段使っている肌に合っている導入化粧品として使うことでシートマスクの成分の浸透も良くなります。

ピーリングで角質ケア

大量の紫外線を浴びたり、ターンオーバーが乱れたりするとメラニンがうまく排出されずにくすみの原因になります。

また冷房による冷えが肌のターンオーバーを乱れさせて肌が内側から乾燥してしまい角層が厚くなってしまいます。

古い角質が溜まっていると、しっかり保湿を行っていても肌の内側には浸透しません。

ピーリングを行い、肌のターンオーバーを正常化させて、古い角質を排出させることが重要です。

ピーリングについて簡単に説明いたします。

本来は、人の肌の角質はターンオーバーにより自然とはがれ落ちるものです。

しかし、肌の不調などにより古い角質が肌に残ってしまっている場合があります。

この古い角質を人の手で除去し、ターンオーバーを改善、肌のツヤなどを取り戻すやり方です。

乾燥による肌の疲れ

毎年冬になると、乾燥による肌荒れに悩む人が大勢います。

湿度40%といわれると、夏でも冬でも空気中の水分量は同じだと考えがちですが実は気温が高い方が空気中に蓄えられる水分量は多いので、同じ湿度40%でも夏の方が空気中の水分量は多いのです。

これを相対湿度といいます。

気温が低い冬は、どうしても空気中に含まれる水分量が低くなるので、空気が乾燥しがちです。

空気が乾燥した場合の肌リスクを見てみましょう

例えば、冬は乾燥肌になりやすく注意が必要です。

なぜ、冬に肌が乾燥しやすくなるかと言うと、「低温乾燥」という気候に影響されているからです。

人間の肌は皮膚から分泌される皮脂や水分や、汗腺から出る汗により、肌の潤いを保っています。

極端に言ってしまえば、夏の時期は肌がベタベタになりやすくいです。

これは上で取り上げた皮脂や水分、汗がしっかりと分泌されているということです。

しかし、低温乾燥の季節になるとこれら皮脂、水分、汗の分泌量や放出量は低下します。

さらにこの乾燥している空気は皮膚の水分を奪うため、冬の肌は乾燥がちになってしまうのです。

そして近年はエアコンや電気毛布、電気カーペットといった優れた空調、暖房器具が豊富にあり、これらが皮膚の水分を奪う元になっています。。

そうして乾燥肌に

乾燥肌の皮膚は表面の潤いがなく、柔軟性が無くなり、脆くなっています。

化粧ノリが悪かったり、ハリがない、カサカサする等、ある時を境に一気に肌の乾燥を感じる時が来るかもしれません。

また、乾燥が原因による疾患もあるのでこちらも参考までに見てみましょう。

皮脂欠乏症(乾皮症)/皮脂欠乏性湿疹
症状は最初は皮膚が乾燥し、角質がはがれて、軽いかゆみなども伴います。
ひどくなると、亀の甲のように皮膚がひび割れ、赤みも帯びます。かゆみもさらに強くなります。
さらに症状がひどくなると、『皮脂欠乏性湿疹』という疾患に移行します。かゆみがひどくなり、夜中にかゆみで目が覚めてしまうこともあります。
手荒れ(進行性指掌角皮症;しんこうせいししょうかくひしょう)/手湿疹
症状として、最初は親指、人差し指を中心に、指先に固くなる部位ができたり(角化)、乾燥したり、指紋の消失などが起こります。
進行すると、ほとんど全部の指に広がり、乾燥や角化、皮膚の表面の角質が細かく剥がれ落ちるなどの症状があらわれます。

さらにひどくなると、赤みやかゆみも伴い、じくじくした水ぶくれやひび割れもみられます。
ここまで症状が進むと、手荒れではなく、“手湿疹”と呼ばれます。

スキンケア・改善方法

肌疲労をためこまないようにするためには、日常の生活習慣が重要です。

肌疲労の対策方法は、「規則正しい生活バランスの良い食事適度な運動十分な睡眠」がとても重要です。

抗疲労につながる食べ物や栄養素を摂る

疲労の回復によい栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、Lカルニチン、クエン酸、イミダゾールジペプチド、コエンザイムQ10などです。

これらの栄養素を摂ることで身体の疲労回復が期待できるので肌疲労の回復も期待できます。

これらの栄養素を含む食べ物
  • ビタミンB1(豚肉、うなぎ、かつお)
  • ビタミンB2(豚レバー、牛レバー、鶏レバー)
  • Lカルニチン(ラム肉、かつお、牛肉、豚肉)
  • クエン酸(レモン、グレープフルーツ、ネーブル)
  • コエンザイムQ10(いわし、牛乳、鶏むね肉)
  • イミダゾールジペプチド(鶏むね肉、まぐろ)

疲労回復のためには、これらの栄養素を意識して摂りましょう。

たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルのバランスも考えて摂ることも大切です。

肌荒れを治すために良い・悪い食べ物の成分一覧表で食生活の改善方法を確認しましょう!!

快適な睡眠

アンチエイジングのためには、体内時計に従った生活をしましょう。

そして、毎日の生活において就寝時刻や起床時間を同じににすることが大切です。

就寝前に、ホットミルクやカモミールなどが入ったハーブティーを飲むことやストレッチやヨガなどの軽い運動をするなども効果的です。

他には、ゆっくりお風呂に浸かり身体を温めて、体温を上げれば、寝つきもよくなり質の高い眠りを得ることができます。

少し熱めのお風呂に入ればヒートショックプロテインも出やすくなり免疫力もアップします。

睡眠前の入浴と十分な睡眠で肌の疲労を回復させることが、エイジングケアへとつながっていきます。

適度な運動

運動不足による代謝ダウンなどはかえって身体の疲労の原因になってしまいます。

そのため適度な運動なども肌疲労の予防につながっていきます。

ストレッチやヨガ、ウォーキングなども無理せず取り入れることで、楽しみながらの体の老化や肌の老化防止につながります。

リラックスタイムを持ちましょう

リラックスしている女性
リラックスする時間は、心にも肌にも大切です。自分が好きなことや心が休まることを軽い気持ちで意識的に時間を取ってみてはどうでしょうか。

リラックス
  • 少しでもゆっくりお風呂に入る
  • 友達とおしゃべりをする
  • 好きな音楽を聴く
  • 趣味に没頭する時間を持つ
  • アロマセラピーをする
  • マッサージをしてもらう
このような方法で生活の中の一コマとして取り入れてみると良いでしょう。

また、笑うこともストレス解消やエイジングケアにつながります。お笑いやバラエティー番組を見ることもよい方法です。

紫外線対策を行う

肌疲労にも肌老化にも影響が大きいのが紫外線です。

紫外線による肌の老化は、光老化と呼ばれますがこれは肌老化の80%もの影響を与えています。

肌疲労の予防のためにも、夏だけでなく冬も紫外線を忘れずにしましょう。

肌疲労の予防のためのエイジングケア

肌疲労のスキンケアやエイジングケアは基本に忠実なスキンケアを行うことです。

基本となるのは、肌を清潔に保つための洗顔やエイジングケア化粧品による保湿です。

洗顔

洗顔はスキンケアの大切な第一歩です。
皮脂や汚れを落とすことや、肌の酸化防止することが大切になります。
優しく洗顔を行うことが大切です。

保湿とエイジングケア

スキンケアで大切なのは保湿です。肌疲労を感じている場合は保湿をしっかり意識して行いましょう。

保湿成分としては、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸などです。

体が疲れていると、肌が持っている回復力が低下していることがあります。

繰り返しますが、肌を癒すとともにリラックス効果のリラックスした時間を作るのが、フェイスマスクによるパックです。

肌疲労を感じるのなら週1~2回のフェイスパックを行うと良いです。

フェイスパックする時間は15分から20分以内です。
その時間はソファで音楽を聴いたりするなどリラックスした時間を過ごしたりしましょう。

ただし、肌荒れで炎症している場合は、美容成分が浸透しすぎてしまい、しみたり刺激を感じることがあるので炎症を起こしている場合は、フェイスパックは控えたほうが良いです。

化粧水やジェルは、ミルクやクリーム状もしくはジェル状のタイプで、肌に対して摩擦の少ない低刺激で、保湿力の高いものがオススメです。

他には、化粧品などといった外側からのケアだけではなく、内側からのケアも良いです。
美容ドリンクは内側からケアするのに何よりも最短に効果があります。
疲れた肌に直接欲しい成分が摂取できるので、一番効果がありますよ。

 

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