bbクリームは日焼け止め、美容液、ファンデーション、化粧下地、など様々な機能を一つに盛り込んだオールインワン化粧品です。
これ一つでお肌を綺麗に見せるカバー力、お肌を保護する機能を盛り込んでますので、初心者の方にも楽々使えるアイテムです。
今日はその毛穴ニキビをカバーできるbbクリームについて見ていきましょう。
bbクリームの歴史的背景
本来、bbクリームは「blemish balm,blemish base,beblesh balm」などを省略したもので主に東アジアや東南アジアで販売されている化粧品です。
「blemish balm」は日本語で傷や欠点を修復するという意味があります。
なぜ傷や欠点を修復してくれるクリームという名がついたのかというと、歴史的な背景があります。
ドイツのクリニックで生まれた
現在では化粧の下地として使われているbbクリームですが、作られた目的は化粧品ではありませんでした。
その誕生はドイツの皮膚科のクリニックであったと言われています。
そのためピーリングを行った後の肌を守るためbbクリームが作られたと言われています。
そこで、ダメージを受けやすい肌を再生させながら肌を保護してくれるbbクリームが開発されました。
このように現在のbbクリームとは全く違った使われ方をしていたわけですが、高いカバー力があるのはこういった歴史的背景があるためといわれています。
韓国での歴史
また、美容医療の盛んな韓国では、治療後の患者の肌の赤身や傷跡を目立たなくする肌色補正と保湿や紫外線防止などの美容効果の目的で使われてきました。
メイク下地、コンシーラー、ファンデーションの役割があるので洗顔後のケアから、時短でキレイな肌を完成させベースメイクの仕上げまでを簡単に任せられることが特徴です。
bbクリームでニキビが悪化することも
オールインワンタイプの化粧品の代表格と言えるbbクリームは、一つで色々な機能を果たしてくれる便利なアイテムです。
しかし、肌が荒れているときに使うと肌荒れやニキビが悪化してしまうこともあります。
その理由は油分や紫外線吸収剤による影響とも言われています。
成分による影響としては製品によっても異なりますが、多くのbbクリームには合成界面活性剤や防腐剤などといった肌に悪影響を与える成分も含まれています。
そのためバリア機能が弱っているときにbbクリームを使用すると、肌荒れやニキビの悪化の恐れがあります。
合成界面活性剤による悪影響
合成界面活性剤は化粧品だけでなく様々な分野で使用されてます。
その分野は歯磨き粉、洗剤、調味料などです。
水と油を混ぜることによって化粧品に含まれる成分を皮膚に浸透させる目的で使われ、なじみが深く安全のように思いがちですがニキビが悪化する場合があります。
肌へ与える負担が大きく、使用を続けると肌荒れを起こす危険があります。
日焼け止め成分による悪影響
また、日焼け止め成分による影響として紫外線吸収剤があります。
その名の通り紫外線を肌の上で吸収しますが、その化学反応によって肌に刺激を与える恐れがあります。
これらの成分の影響で肌が荒れたり、ニキビが悪化してしまうことがあります。
また、落としきれなかったメイク汚れなども、ニキビの原因になりますのでしっかりと落としましょう。
bbクリームの選び方
それではbbクリームの選び方を見ていきましょう。
カバー力で選ぶ
しっかりと肌をカバーしてなめらかできれいな肌にしたいという方はカバー力が高い物を、反対にあまり化粧っぽさを出したくないという方はナチュラルな物を選ぶと良いでしょう。
人によってbbクリームに求めるカバー力は異なります。
bbクリームを購入する前に、自分はどの程度のカバー力を求めているかということを知っておく必要があります。
そのためにも購入する前にお試しでチェックするようにしましょう。
成分によって選ぶ
また、bbクリームは自身の肌質を考慮しましょう。
特に脂性肌や混合肌の方は潤い成分が入っていると、メイク崩れをしやすいと思われがちですが肌の皮脂は乾燥が原因で出やすくなっている場合もあります。
最低限の保湿や美容液が入っている物を選びましょう。
暑い季節に使う場合や肌が紫外線に対して弱い方は、日焼け止め成分が入っている物が良いでしょう。
様々な成分が入っているのでそれらの成分も参考にしましょう。
bbクリームの伸びの良さも大切
bbクリームは延ばして使うので伸びの良さは重要です。
伸びが悪いとムラや厚塗りになりやすく、メイクしてから時間が経ったときに違和感が出てきます。
bbクリームはできるだけ伸びが良い物を選びましょう。
ニキビを悪化させないための選び方
特にニキビを悪化させないためには、ノンコメドジェニックテスト済みと書かれている製品を選びましょう。
コメドとは毛穴が詰まった状態でニキビの第一段階の状態です。
この表示はニキビができにくい成分を使っているという証明になります。
そして、化学反応によって肌に負担を掛ける紫外線吸収剤、この成分が使われてない製品を選びましょう。
bbクリームの使い方
次は使い方についてです。
どのようなことに気をつけたら良いでしょうか。
bbクリームの塗り方
最近ではUVケア成分やビタミン、美容液成分が入っている商品もあります。
紫外線からカバーすることもできて、すべて1回1回バラバラに塗る物をこれ1本で保湿からファンデーションまで完了できます。
メイク初心者でも使いやすく、またクレンジングしなくても済む便利さと刺激が少ないところが魅力の1つです。
使用量を守る
使い方で重要なことは推奨されてる使用量を守ることです。
しっかりカバーしたいからと多くの量を塗ると厚塗り感が出てしまいますし、逆に少ないと十分にカバーできなかったりムラになったりしてしまいます。
塗り方の順序
- 塗り方はまず額、顎、鼻、両頬にのせます。
- 各箇所にのせた後は顔全体に伸ばしていきます
(その際は顔の内側から外側にむかって馴染ませていきましょう。) - 毛穴が気になる部分や崩れやすい小鼻などは、軽くたたいてしっかりと押さえこみます。
(このひと手間を加えることで時間が経ってもヨレにくくなるのでおすすめです。) - 塗り終えたら顔全体を包み込むように押さえて密着させます。
気になる部分には重ね塗り
bbクリームならば気になる部分には重ね塗りをしていきます。
このとき気を付けたいのは、bbクリームを少量にして軽くたたき込むことです。
厚塗り感が出てしまうと、気になる部分がかえって目立ってしまうこともあるので注意が必要になります。
bbクリームの使用テクニック
bbクリームの使用前には保湿をしましょう。
朝の忙しいときは飛ばしてしまいがちですが、保湿されない肌ではどのクリームもうまく伸びず化粧崩れの原因になってしまいます。
美肌を守るためには、必ず洗顔後の保湿を怠らないようにしましょう。
単品塗りと重ね塗り
使い方としてはbbクリームは本来は単品で塗ってもOKです。
質感がアップするからその上からフェイスパウダーを重ねる方もいますが、単品でもある程度肌が整います。
しかし、厚づきになってしまう場合もありますので、全体に塗らず肌のきれいの見せどころに塗るのがおすすめです。
きれいの見せどころにファンデ
肌のきれいの見せどころとは目の下の三角ゾーンです。
このゾーンは崩れにくい上に面が広く、ファンデーションも生かせるのできれいにしておくと効果的です。
ここにファンデを塗って外側に向かって薄くぼかすだけで、全体に厚塗りでなく肌がきれいな人に見せることができます。
bbクリームのデメリットと対処法
最後にデメリットとして、まずbbクリームは「テクスチャーはやや重い」「ファンデに比べ色の種類が少ない」という事が挙げられます。
bbクリームはカバー力に優れている分、使用感はやや重たく感じ、使う量が多すぎるとベタついたり厚塗りに見えてしまうこともあります。
そういうときはスポンジを使ってトントンと馴染ませるように塗るのがおすすめです。
そうすることで指で広げるよりもムラなく均一に乗せることができてカバー力を発揮しつつ、より自然な仕上がりになります。
他にも、ファンデーションに比べて色の種類が少ないことから、bbクリームが上手く自分の肌の色になじまないという悩みもあります。
おススメbbクリーム
ここで毛穴ニキビにおすすめなbbクリームを見てみましょう。
どんな商品があるでしょうか。
ミネラルエッセンスBBクリーム
- メーカー名:YA-MAN
- 商 品 名:ミネラルエッセンスBBクリーム
- 価 格:¥4,400(税込)
90%以上がミネラル・天然由来分でできてるミネラルファンデーションタイプのBBクリームです。
植物エキス・ビタミン・セラミド3種・シアバターなどが配合されており、皮脂対策・ダメージケア・保湿など美容クリームのような特徴を持ったBBクリームです。
エテュセ・BBミネラルクリーム
- メーカー名:エテュセ
- 商 品 名:エテュセ・BBミネラルクリーム
- 価 格:¥1,980円(税込)
79%が美容液ベースでできたファンデーションです。
余分な皮脂を除去しコメドができやすい状態を予防するだけでなく、カバー力があるにもかかわらずキレイな仕上がりになるのが特徴です。
オルビス・ホワイトニングBB
- メーカー名:ORBIS
- 商 品 名:オルビス・ホワイトニングBB
- 価 格:¥2,970円(税込)
紫外線吸収剤・酸化しやすい油分が不使用のBBクリームです。
最大の特徴はBBクリームには珍しく、美白成分である持続性ビタモンC誘導体が配合されていることです。
ニキビケアにおけるbbクリームとは
オールインワンタイプの代表格ともいえるbbクリームは、一つで様々な機能を果たしてくれる便利なアイテムです。
しかし、油分や紫外線吸収剤による影響により肌が荒れている時に使うとニキビが悪化してしまう場合があります。
ですので、選び方としては紫外線吸収剤が使われてない物、そしてニキビができにくい成分の物を使っているというノンコメドジェニックテスト済みというものを選びましょう。
また、自分の肌質に合う物、求めるカバー力の者を選びましょう。
使い方としてはbbクリームは単品で塗ってもOKです。
単品で塗ってもある程度整います。
しかし、厚づきになってしまう場合がありますので、全体に塗らず肌のきれいの見せ所、目の下の三角ゾーンに塗るのがおすすめです。
そして、bbクリームの使用前には美肌を守るため洗顔後の保湿を怠らないようにしましょう。
朝の忙しいときには飛ばしてしまいがちですが、保湿されない肌ではクリームはうまく伸びません。
以上を踏まえてぜひ、bbクリームでニキビケアをしてみて下さいね。
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