20歳を境に始まる顔のたるみ、油断できないお肌の仕組みとは

鏡を見て悩むビジネスウーマン たるみ

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20歳というのはいろいろと節目の時期です。
成人式などもあってお祝いムードにもなりますよね。
しかし、めでたいことだけではなく、肌などの機能の節目で気を付けていかなくてはならない歳でもあります。
今回は20歳を境に始まる顔のたるみに、スポットを当てて行きたいと思います。

20歳前後で薄くなる真皮層 肌の構造について

20歳のお肌についてですが、実は20歳前後でも真皮層は薄くなり始めているのです。
ここで真皮層って何?という方もいるかもしれません。
そこで、まずは肌の構造から説明していきます。

皮膚というのは大きく分けて3層から成り立っています。
美容の基本であるきれいな肌というのは表皮・真皮・皮下組織と言われる3層が、それぞれ役割を担うことで成り立ちます。
1つずつ確認していきましょう。

表皮

まずは表皮について説明していきます。
表皮というのは肌の最も外側にあたり、肉眼で認識できる部分のことを指します。
平均的な厚さは0.2mmほどで、皮膚の3層のうち一番薄い層です。

表皮はさらに細かく分けると4層からできていて、基本的な役目は外部の刺激から肌を守っているバリアのような機能を担っており重要な部分です。
表皮は肌の美しさを決めることにも関わっています。

滑らかで水気のある肌は、表皮の中にある水分・油分の釣り合いがうまく保っている時に成り立ちます。

この肌を保つ決め手として、表皮の内側のターンオーバーが正しいリズムで行われている事で、古くなってしまった細胞を外部に出している事が重要になっています。
ターンオーバーについては後で詳しく触れていきます。

この機能のおかげで新しい細胞が次々と生まれて、肌が新鮮でみずみずしい状態を維持することができます。
この他に、表皮はシミの原因となるメラニンとも深い関わりを持ちます。

真皮

次は真皮の説明です。
真皮は肌の最も大事なものであると言える部分であり、表皮の下部にあって肌の老化が見た目でわかる事に最も関連深いとされています。

美肌には欠かすことのできないコラーゲンの繊維などから構成されていて、肌を触った際に感じ取れる柔軟さ・弾力・ハリなどに関わっています。
コラーゲンについても後ほど詳しく説明します。

繊維と細胞の合間は水分・糖質・タンパク質・ヒアルロン酸などがあります。
そして、真皮と表皮は深く関係しており、真皮は毛細血管があり、そこから表皮へと栄養成分を送って新陳代謝や細胞分裂を維持する役目を担っています。

透明感やもっちりとした肌を維持するために、日常での食事から得られる栄養など体の中からのアプローチも重要です。

皮下組織

最後は皮下組織の説明です。
皮下組織は皮膚の最も下にあります。
脂肪を多く含み、皮膚と筋肉や骨を接合させる部位です。

強力な衝撃を与えられても筋肉や骨にダメージがいかないようにする役目を担っていて、本体である身体を守ります。
また、保湿とも深く関わっていてこちらも見た目でわかる老化に関係してきます。

20歳を超え加齢が進行すると共に女性ホルモンが分泌しにくくなってきます。
それにより、肌のハリなどを保つためのコラーゲンの量が減っていき真皮が薄くなります。
これを皮膚の菲薄化(ひはくか)と言います。

美肌の女性のイメージ図

肌のターンオーバーとコラーゲン

まずはターンオーバーについて説明していきます。
肌のターンオーバーというのは、表皮が新陳代謝することを意味します。
新陳代謝の一連の流れは角化と呼ばれます。

新たに発生した肌の細胞が角化し、役目を果たしたのちに垢になって剥離し、また新たな肌の細胞が発生することをターンオーバーと呼称されています。
体の部分によって違いはありますが、これらの一連のターンオーバーの流れの周期は約28日と言われています。
ターンオーバーは年齢に伴い周期が遅くなっていきます。
これが原因で古い表皮にある角質が肌に残ってしまいます。

すると、肌の細胞が新しくなれないので、紫外線などのダメージを受けた肌を回復させるのが遅くなります。
ターンオーバーが正常でなくなる理由はさまざまあります。

  • 成分が強力なスキンケア製品
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランスの乱れ
  • ストレス など
これらの理由の中から、今回老化について取り上げます。

ターンオーバーが正常でなくなる原因(老化によるもの)

ここでは老化が原因のものにスポットを当てて行きます。

人の体にはとても多くの細胞があります。
これらは細胞分裂を繰り返して新陳代謝をはじめとする身体を正常に保つために、必要な役割を担っています。

ですが、加齢に伴い活性酸素などで酸化を起こしやすくなり、本来の機能だけでなく新陳代謝のサイクルに遅延が発生するようになっていきます。
ターンオーバーも新陳代謝であり、加齢によって乱れていきます。

老化とコラーゲンの関係

次にコラーゲンについて説明していきます。
コラーゲンとはタンパク質の1つで、体内にある成分の1つです。
体のいろいろな部分にあり、総量は体重の約15分の1にもなります。
細胞の間の細胞外マトリックスにあり、細胞同士を結んで組織を形成し活動を維持させています。

ですが、歳をとるたびに減少していき40歳になると2分の1、60歳になると3分の1になってしまいます。

皮膚のコラーゲンは真皮にある繊維芽細胞が作ります。
この細胞の活動が弱まると肌の老化が起こります。
コラーゲンは体に吸収され、アミノ酸・ジペプチド・トリペプチドなどに分解されます。
その後は小腸で吸収され血液により体の細部に行き渡ります。

これらのことからコラーゲンを含む食品やサプリメント等を利用しても、それが直接肌に行き渡るわけではないことがわかります。

お肌のターンオーバーの図

何で起こるたるみのメカニズム

そもそも何故たるみは起こるのでしょうか。
その原因を紹介していきます。

皮膚の弱体化

皮膚へのダメージの原因となる紫外線・大気汚染などにより、老化を進行させてしまう活性酸素が皮膚内部に発生します。

これにより肌にハリを与える役割をもつコラーゲンが壊されてしまい、コラーゲンを新しく作ることも難しくなってしまいます。

歳をとるにつれ皮膚の細胞を産み出す力もなくなっていくので肌がどんどん弱くなり、脂肪を始めとする組織を皮膚が支えられなくなっていき重力に耐えられずたるんでいきます。

皮下脂肪の容積が増す事によるもの

歳を重ねていくと代謝機能も落ちていき、食事の際の食べる量が減らないと身体だけでなく顔にも脂肪が増えていきます。
これにより増えた脂肪を皮膚が支えきれず、たるんでいってしまうのです。

筋肉が弱まる事によるもの

顔にももちろん筋肉がありますが、歳を重ねると共に筋肉が衰えていくと筋肉の上層にある脂肪・皮膚を支えきれなくなっていきます。

顔の部分の骨が縮んでいくことによるもの

歳を重ねると全身の骨密度が減っていきますが、顔の骨も例外ではありません。
骨密度は30歳頃から徐々に減り始め、40代になると女性ホルモンが減少していく影響で骨密度の減少も早まっていきます。

体全体の機能の低下によるもの

体はあらゆる害のあるものからの影響を防ぐ防御機能がありますが、歳を重ねていくと防御機能も弱まっていきます。

この防御機能は皮膚への悪影響にも当てはまり、例えば活性酸素があるにもかかわらず、十分にそれから守ることができなくなったりします。

顎の皮膚にたるみのある女性

加齢ではない若い年齢でのたるみの原因

1つ前の項目では主に歳を重ねることによるたるみの原因について紹介していきましたが、若い年齢でもたるみは表れます。

その原因の多くは姿勢です。
デスクワークを黙々としている時は無表情ですし、さらに口元が「へ」の形になっていることが多く見られます。

スマホを長時間使用している時も同様です。
口元が「へ」の形になってしまう理由は猫背、つまり姿勢が悪いということです。
デスクワークを長い間行なっていると、あごが突き出た状態で猫背になることがあります。

この状態が続くと首の後ろにあたる筋肉が縮んでしまい、頭部の後ろにあたる筋肉が下方向に引き寄せられます。
その結果、顔全体も下に引き寄せられた形になり、口角が下がることによって口が「へ」の形になります。

これらのことから導かれる答えとして、姿勢が猫背であると顔の肌が常に下へ引っ張られている状態であると言えます。
これが顔のたるみの原因とされています。

猫背でスマホをする女性

すぐにでも始められるたるみケア

まずは前の項目で指摘した姿勢の悪さを改善しましょう。
こちらは正しい座り方を行うことで改善できます。

姿勢を改善する事による顔のたるみケア

座る状態というのは自然と猫背になってしまいがちなので、自分から正しい姿勢を意識することが大事です。
足の裏は床にぴったりとつけて、ひざと足首を直角に向けましょう。
骨盤を立てながらお尻あたりの骨に体重を乗せて座ることで、正しい姿勢が維持しやすくなります。

同時に簡単なエクササイズも取り入れてみましょう。
やり方はとても簡単です。

正しい姿勢、簡単エクササイズ
いわゆるラジオ体操の要領で、最初の背筋を伸ばす運動を行う際に姿勢が正しいかどうか確認します。

その後両腕を上方向にまっすぐ伸ばして、手のひらを外側へと向けます。
この時、目・肩・骨盤が水平になるように意識して行いましょう。

あご周辺のたるみの改善方法 舌の筋肉を鍛える

あご周辺のたるみの原因は、日常で舌をあまり動かさないことが原因です。
英語ではRに当たる言葉を言う時に舌の筋肉を使いますが、日本語だとどうしても舌を動かす機会があまりなく、舌の筋肉が衰えやすい傾向にあります。

そこで舌の筋肉を鍛えるエクササイズを紹介します。

舌の筋肉を鍛えるエクササイズ
舌を力いっぱい下に伸ばしてから肩を下げるイメージで5秒維持します。
同じ感覚で上・左・右と順番に行います。

この時、鏡を見て舌が動いているのを確認すると良いでしょう。

あご周辺のたるみの改善方法 リンパマッサージ

体の血液、リンパの流れを促進するマッサージも効果的です。
頭そのものの重さを使って溜まってしまった老廃物を出させます。

老廃物を排出させるエクササイズ
座りながら両肘を膝に乗せて目を手で覆います。
上半身を前側に傾けて頭そのものの重さを手にのせて、10秒から15秒これを行います。
その結果、目の周囲の疲労が取り除かれます。

もう1つは頬や顔の輪郭を引き締めて緩みを改善します。

老廃物を流し顔の輪郭を引き締めるマッサージ
手を頬に当て鼻が出る状態で軽めに押して、10秒から15秒これを行います。
その結果、老廃物が流れて行き顔の輪郭が引き締まります。

頭皮のケアで顔のたるみを改善する

最後は頭皮にスポットを当てて顔のたるみを改善しましょう。
頭皮と顔はもちろん同じ皮膚がつながっているのですが、髪に覆われている分ついつい見逃しがちな部分です。

頭皮が下がると顔の皮膚も自然と下がります。
よって、頭皮の筋肉を鍛えることが効果的です。

簡単頭皮マッサージ
いつも行うシャンプーの時に頭皮をギュッと指でマッサージしましょう。
時間は5分程度で大丈夫です。
これだけで硬化してしまった頭皮がだんだんと柔らかくなっていきます。
毎日続けることが大切です。
舌のトレーニングをする犬

様々なたるみの原因をみてきて

たるみについて肌の構造や加齢による機能の衰え、加齢以外でのたるみの原因を紹介してきました。
加齢だけではない理由で姿勢の悪さがありましたね。

現代人はスマホを長時間使用したり、デスクワークで姿勢が自然と悪くなってしまいがちな方も多いです。
現在たるみにお悩みの方も、まだたるみがない方も、今日から意識してたるみケアを行なっていきましょう。

 

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