今回は日頃何気なく過ごしている習慣について見ていきたいと思います。
普段貴方が生活しているその習慣によって、シワやたるみを増やすことも減らすこともできます。
一体どんなことに気をつけたら良いか見ていきましょう。
Contents
シワやたるみの原因となる悪習慣は?
まずは、シワやたるみの原因を作ってしまう間違った習慣を見ていきましょう。
加齢等と共に起こる弊害
人間は年齢を重ねるごとに表皮の下でコラーゲンなどの、肌のハリや弾力などを保っている成分の生産能力が落ちます。
そして、ハリや弾力を失い顔のシワに現れたりします。
また、加齢によって筋肉量が減ったりして、重力に逆らい人間の健全な肉付きを維持する抗重力筋が減ります。
そうして、支えきれずに皮膚が垂れ堕ちてたるみのような事が起こってしまいます。
ですので、悪習慣ではないのですがいつもと同じような生活というのは、段々年を取るごとにできなくなります。
体が衰えてきているのに、筋肉を維持するためにこまめに運動を行う必要が出てきたり、食事なども偏った食生活などをいつまでもするということが加齢と共に問題になってきてしまいます。
乾燥や紫外線などの外因
夏の暑い日、真昼の日差しなどの時に何の対策を立てないと紫外線をもろに受けてしまいます。
体内のコラーゲンが破壊されてシワなどの原因になってしまいますし、風の強い日などにマスクなどを着けずに外出すると、肌が乾燥してしまいますのでご注意ください。
食生活、日常生活
食生活や日常生活が乱れていると、それもシワやたるみの原因になります。
常にストレスで緊張状態の人や喫煙飲酒に夜更かし、過眠、過食などの方は気を付けましょう。
このような生活を続けていると胃などの内臓にもストレスを常に受けている状態となり、皮膚から分泌するものに過不足が起こります。
それがシワやたるみの原因になってしまいます。
喫煙も血流の流れを阻害するため、しっかり栄養が送られず代謝が遅れたり、ビタミンが破壊されてシワなどの原因にもなります。
吸い過ぎには気を付けましょう。
また、お酒も呑み過ぎることで、酒太りで皮膚がたるんだりむくみの原因になってしまいます。
呑むことによって眠くなり、つい寝すぎてしまうとお酒は睡眠でしっかり疲労がとれず、翌日起きたら体が水の中にいるように異様に重くなる場合もあります。
それはアルコールなどで疲労がしっかり抜けてないためですし、それだけ体に及ぼす悪影響も大きいのです。
そして、寝すぎ・食べ過ぎはいうまでもなく、筋肉が休まりすぎで筋肉がなまってきてしまったり、過剰に栄養を摂りすぎることによって体の中や筋肉の中に脂肪が出来ます。
それもたるみやシワの原因になってしまいます。
なるべくリラックスできる環境を持ち、喫煙やお酒もほどほどに、偏食に気を付けつつ、一日8時間の睡眠を目指しましょう。
間違った美容
自分の肌質などを見誤ると出てくる要因となります。
例えば、乾燥肌なのに潜在力の強いクレンジング商品をごしごしと強く擦り過ぎることにより乾燥を招くことがあります。
しっかりご自身の肌を観察したり、化粧品の成分もよく調べてから購入し使用しましょう。
姿勢や表情
姿勢が悪い人(猫背や常に顔が地面を剥いている人)は、顔の肉が下を向いてる時間が長い分、それが落ちたり垂れてきてたるみの原因になります。
それに加えて、猫背の人は腹の臓器もろともより下に落ち込みますから、これもまた皮膚のたるみの原因になってしまいます。
更に、股を大きく開脚して座る方は骨盤が開いてしまい、そこに臓器や肉が落ち込み、臀部(お尻)のたるみを招きます。
それと併せて足をよく組む人は、骨盤が閉じ気味になり正しく臓器や肉が乗っかることができなくなり、あぶれてそれもまたたるみの原因になります。
心当たりのある方は改善しましょう。
また、スマホなどの視線の角度も意識しましょう。
口で呼吸する
口呼吸もまた、シワやたるみにつながります。
そのような方は常に口が一定の形で開いており、唇に力が入らずに、周りの筋肉が衰えてしまうからです。
それに、口呼吸をしていると「片噛み」や横向き寝を促し、使わない側の筋力低下や寝る際に下に来る側のたるみを引き起こします。
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スキンケアでシワやたるみは改善できるか?
スキンケアというのは、化粧品などを用いたものからパック、マッサージなど様々な方法があります。
化粧品
シワの改善としては、顔の乾燥肌や水分不足が原因である事も多いため(筋力不足による皮のたるみは例外)顔に水分の保湿を補助する化粧品などによってハリを取り戻し、潤いを与えることでしわの改善へと導きます。
中でもシワやたるみにおすすめなアイテムとして、美容液やクリームが役立ちます。
コラーゲン生成を促す働きでハリを与えるレチノールや、肌の代謝や血行を促して肌にハリを出すナイアシンアミド、こういった成分を取り入れましょう。
パック
パックによる高い密着率と水分補給により、上記と同じようにシワなど肌の改善へ導きます。
シワなどの改善だけならこちらのほうが効果が高くおすすめです。
値段も控えめで、くすみなども改善してくれます。
非常に高い密着度と、毛穴まで届く効果によって成分を無駄にせず角質まで届きます。
マッサージ
直接患部やリンパなどを刺激や心地よい圧力を加える事によって、患部の血行を良くしたり、筋肉をほぐしたり、リンパ管に詰まった老廃物の流れを正常に循環させることによって、循環不随で起こるシワたるみを改善します。
また、意外かもしれませんが頭皮ケアも取り入れてみましょう。
頭皮と顔は1枚の肌でつながっていますから、頭皮がたるむことで顔もたるんでいきます。
それらのマッサージもすることで血行が促され、余分な老廃物が流れていくでしょう。
方法についてもインターネットやテレビの特集でやっており、特別難しい事もなく、覚えてしまえば好きな時にできて実質無料ですから一番最初に試していただきたいです。
以上のように改善はできますが、誤った方法や肌や体の状態に合ってないものでは、効果が乏しくあるいは、症状が悪化してしまうのでご注意ください。
たるみが良くなる、効果のあるマッサージの方法のご紹介、美容グッズまで
食事でシワ・たるみは改善できるのか
次は食事においてのシワやたるみの改善方法を見ていきましょう。
たるみ
主な食事のたるみの原因として、糖質の摂りすぎによるAGESという物質の生成に因るところがあります。
たるみとAGES
人体のタンパク質に糖質が熱を加える事によって茶色気味の物質が出来ます。
糖化処理がされたタンパク質とも言えます。
勿論人間には体温があるので、出来てしまう可能性はありますね。
これをメイラード反応といいます。
老化するとそれが出来やすくなっていき、出来たら出来たでさらにそれを加速させる悪循環にもなります。
筋肉はタンパク質でできていますのでこの糖化されたタンパク質の状態になると、ブヨブヨとした肌になったりしてたるみの原因になります。
また、タンパク質がAGESに変化した状態のものを取ることも体内に溜まるため良くありません。
例えますと、お肉の類の食物を揚げたり焼いたりするとお肉のタンパク質がAGES状態に変化したものを多く含んでしまいます。
なので、それを食べるにしてもレモンをかけたり、何かしらレモンやお酢などのクエン酸を多く含むものでマリネにしてから調理することで改善ができます。
それに、煮る・蒸す・生の状態でもAGESの生成を抑えられるので、それもお勧めです。
たるみが気になる方は絶対に食べてはいけないという事ではないですから、上記の方法で食してたまには普通に揚げたり、焼いたりしたものを楽しんではいかがでしょうか?
たるみやAGESにおすすめな食べ物
たるみ、老化、AGESに抑制や予防にお勧めの食べ物は次のとおりです。
赤い食べ物 | サケ、赤ピーマンなど |
ビタミンCなどを多く含む食べ物 | |
ビタミンE | アーモンド、ほうれん草など |
お肉類 | コラーゲンが豊富の手羽先 |
ポリフェノール | タマネギ・ナス・ブルーベリー・ブドウ・リンゴ・赤ワイン・緑茶等々 |
色々対策できる食べ物もあるので日頃の食事に摂り入れてみてください。
しわ
食事にしわ対策として、食品添加物や油脂が多く含まれているインスタント食品、ファストフードはなるべく控えましょう。
カロリーが高いものが多い上に、食品添加物を過剰に摂取すれば健康を害する恐れがあります。
コーヒーや紅茶などに多く含まれるカフェインやお酒に含まれるアルコールには、利尿作用があります。
体内の水分の排出を促してしまうため、より肌の乾燥を進めてしまいます。
菓子パンやお菓子など甘い物も多く食べると、糖分や脂肪分を摂りすぎてしまう可能性があります。
過剰な糖分は肌の老化を早めてしまいます。
また、冷たい物の食べ過ぎや飲み過ぎも良くありません。
冷たい物を多く摂ると胃腸に負担がかかるほか、血行が悪くなり新陳代謝を鈍らせてしまうのです。
- ビタミンA(鶏肉や人参、南瓜)
- ビタミンB(レバーや卵)
- ビタミンCの食べ物
- ビタミンEを多く含む食べ物(小腹がすいたなどの時はナッツ類)
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その他シワ、たるみの改善方法
シワ、たるみは、年齢を重ねると共に、避けようのない部位でもあります。
まず、優先として乾燥に気を付けてください。
外に出る時のマスクや水分の補給をこまめに行い、部屋にいる時は加湿器を使用したり冷暖房器具の使用のし過ぎの乾燥に気を付け、湿度の調整も心がけましょう。
加湿器がなかったら、湿ったタオルや洗濯物を室内に干したり、入浴後の浴室のドアを開放したりといった方法があります。次に、マッサージや適度な運動です
体への負担があまり大きくないエクササイズや、表情筋にとって良いマッサージなどにより、美顔をキープしましょう。
スクワットや腕立て伏せなどの簡単な筋トレや手軽に始められるウォーキングは、シワやたるみに良いらしいです。
最後に姿勢です。
スマホを見る時に眉間にシワを寄せるクセがある方、パソコン作業の際に猫背になってしまう方は、目を休ませたり、首や背筋を伸ばすストレッチを行なって、たるみの軽減に努めましょう。
スマホは目の高さまで持ってくれば、体幹のインナーマッスルまで効きますよ。
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シワやたるみに良いことを習慣にしよう
しわ、たるみは意外と今までの日常の過ごし方の大半で回避できる部分が多いかと思われます。
気になる方は自身の過ごし方や普段の生活を顧みて思い当たる節を改善していきましょう。
それでも満足いただけない方は、市販のスキンケアグッズやエステなども利用してみてはいかがですか。
セルフで直せるところはたくさんあるはずですから、あきらめないでケアしてみていって下さいね。
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