肌に暗い影を落としたようなくすみ。
とくに、面積が広く凹凸も何もない頬という部位は、表情の特徴と変化を決めるものといえます。
ここがくすんでしまうと、どんなに元気で明るくても不健康な顔色に見えてしまいますよね。
今回は、くすんでしまった頬をカバーできるチークの使い方、そしてオススメチークをご紹介します。
Contents
くすみの原因
くすみは角質肥厚が主な原因です。ヒトの皮膚は乾燥してひび割れたり紫外線を浴びて焼けたりします。
そこで、ヒトの皮膚はこのような肌荒れを起こさない為に皮脂をたくさん噴き出させて対抗します。
しかし、皮膚の分泌が多すぎて皮脂が残ってしまうので今度はターンオーバーが遅くなってしまいます。
そうすると、剥がれ落ちるべき古い皮脂がいつまでもくっついたままなので、角質がどんどん分厚くなっていきます。
このように角質が本来よりも分厚くなってしまうことを角質肥厚といいます。
古い角質の色はくすぶっていて暗いです。
そんな暗い色をした角質が皮膚の表面にずっと残っているわけですから、鏡で見ると暗く「くすんでいる」ふうに見えるというわけです。
肌のキメに重要なのは水分です。
水分をしっかり入っていると、光の反射率も上がり、透明感やツヤといった見た目の美肌につながります。
くすみの原因は1年中ある!?それぞれの季節と肌質に合った対策法とは
今さら聞けない、チークとはどんなもの?また、使い方
チークとは、頬につける化粧品の1つです。
顔に立体感を持たせたり、血色を良くする等の効果があるので笑顔がパッと明るくなります。
意外にもリップやアイシャドウのようなカラーバリエーションもあり、その日の気分によって色を変えることができます。
- イエローベース→オレンジやコーラル等の黄みがかった色
- ブルーベース→青みがかったピンクやレッド系
このような色の選び方をして頬につけて馴染ませましょう。
但し、あまり高い位置で濃く、丸く塗りすぎてしまうと幼く見えてしまうので軽く円を描くように塗りましょう。
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チークの種類や選び方
チークの種類は「パウダー」「リキッド」「クリーム」といった三つのタイプがあります。
チークの種類 | 特徴 |
パウダーチーク | マットな仕上がりになります。 テカテカしない、上品で大人びた印象を与えることができます。 塗った部分と塗っていない部分の色合いの差は、ゆるやかに変化しています。 |
リキッドチーク | つややかな仕上がりになり光沢を放つ種類です。 塗った部分と塗っていない部分の色合いの差は、急激に変化しますが、ガッツリチークをのせたいときにはおすすめです。 自然な血色感も出せます。 |
クリームチーク | クリームチークは、パウダーとリキッド両方の特徴を併せ持っています。 マット肌になり過ぎずツヤ肌にもなり過ぎない自然な仕上がりとなり、繕っている印象を与えません。 素肌へのフィット感も期待できます。 |
チークの選び方のポイントになるのは自身の肌質です。
肌質によって、使用するチークを選択すれば最適でしょう。
テカテカしないマットな仕上がりとなるパウダーチークは、肌がテカりがちなオイリー肌の方にオススメです。
一方、しっとりとした使用感のあるリキッドチークやクリームチークは、乾燥肌の方にオススメです。
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年代別のチークの色や入れ方
年代によってもチークの色の選び方や入れ方が違ってきます。
10代・20代・30代・40代に分けて、それぞれ解説します。
10代
10代のチークの入れ方から解説していきます。
まず、鏡の前で口角を上げてください。
頬がぷくっと膨らんだ所にチークを入れていきます。
このとき、楕円形ではなくふんわりと円を描くように入れましょう。
薄く重ねることを意識するように仕上げるのがポイントです。
ピンクですと、血色よくフレッシュかつ可愛らしく見せることができます。
一方オレンジですと、ヘルシーで元気なイメージができます。
アグレッシブでスポーティな方には日焼け肌とも好相性です。
20代
次は20代のチークについてです。
20代の方がチークを入れる位置は、目尻から口角をつなぐ線の内側です。
その内側が最も濃くなるところが20代のチークの入れ所です。
その場所をやや楕円形をイメージしながら付けましょう。
かわいさも入りつつ、大人の雰囲気も出せます。
赤は自然な血色感を出すために最適な色ですし、大人っぽくにも見せられます。
そして、ピンクは王道のチーク色です。
やや楕円形に入れると10代とは違った大人っぽさが纏え(まとえ)ます。
30代
今度は30代のチークについてです。
30代ともなると頬骨が出てきますので、今まで通り円形に入れているようだと、チークが不自然に浮き出てしまいます。
この場合は、こめかみから頬骨に向かって楕円形を描くように入れてみてください。
頬骨が突き出ている分、正面から見ると円形に見えますので、自然な仕上がりになります。
ローズやピーチといった色は肌なじみが良く、ふんわりとした女性らしさや洗練された雰囲気に見せられます。
そして、ベージュは一目見ただけではチークを入れているふうに見えないにも関わらず、肌が明るくなるので「自分らしい肌」を表現することができます。
40代
最後は40代のチークの説明になります。
頬骨より少し高めの位置にチークを入れると、小顔に見える効果が出て、ちょっぴり若く見せられます。
また、目元にハイライトを入れている場合、ハイライトのすぐ下にチークを添えてあげると、より明るく華やいだ印象を相手に与えられます。
くすみまでカバーしてくれる色を選びましょう。
要は甘すぎる色は卒業ということになります。
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くすみに効くチークのオススメ商品
前の項目でくすみという単語を出しましたが、くすみに効くチークはどのような商品があるか具体的に見てみましょう。
DHC クリームチークカラー

- メーカー名:DHC
- 商 品 名:DHC クリームチークカラー
- 価 格:¥1,540(税込)
くすみだけでなく、毛穴や凹凸もカバーできちゃうクリームチークです。
カラーはピンク・アプリコット・ローズの3つからお選びいただけます。
Cゾーンとは、目元と目尻を囲むように広がっている部位のことです。
「舞妓さんの目元の紅」といえばイメージしやすいかと思われます。
この商品は目元と目尻に光を取り込むためのベージュであって、紅ではありませんが、目元と目尻にもこだわることは魅力的な形相を構築するのに効果的です。
インテグレート グレイシィ チークカラー

- メーカー名:資生堂
- 商 品 名:インテグレート グレイシィ チークカラー
- 価 格:¥825(税込)
くすみをカバーできるパウダーチークです。
パウダーチークですが粉っぽさはなく、しっとりと肌に馴染む不思議な感触が特長です。
色落ちせず、鮮やかな頬の麗しさが長続きします。
無香料なので香りも気になりません。
オレンジ・レッド・ピンク・ローズ、選べる4色で幅広い年代に対応。
お手頃価格なので、普段使いや旅行先などでちょこっと手直ししたいときに便利です。
セザンヌ ナチュラルチークN

- メーカー名:セザンヌ化粧品
- 商 品 名:セザンヌ ナチュラルチークN
- 価 格:¥396(税込)
ハイクオリティ・ローコストをモットーとするセザンヌがお送りする、発色性の高いパウダーチークです。
コーラルピンク・ウォームブラウン・カシスローズなど、13色もの豊富なラインナップになっています。
ふんわり自然になじむ、なめらかな仕上がりのチークです。
シャイニーパウダーN

- メーカー名:excel
- 商 品 名:シャイニーパウダーN
- 価 格:¥1,980(税込)
輝きを放つシルバーコーティングのパールとオーロラカラーのラメが、くすみをなくし、透明感を引き出し顔を立体的に魅せます。
頬にはもちろん、額・眉間・鼻柱といったTゾーンほか、首筋やデコルテにも使えちゃうのが嬉しいところ!
シルバーピンク・ゴールドベージュ・ルーセントホワイトから選べます。
ドド リキッドチーク

- メーカー名:PALGANTONG(パルガントン)
- 商 品 名:ドド リキッドチーク
- 価 格:¥968(税込)
ふんわりとしたみずみずしい仕上がりになるリキッドタイプのチークです。
目元に寄せてふんわり入れたり、きっちり楕円形に入れてシックに決めたり、ちょっぴり広めの範囲にして塗り方にするなどさまざまに表現できるチークでしょう。
よれずに透明感のある肌に仕上がります。
オレンジ、サーモンピンク、ローズの3色からお選びいただけます。
リキッドブラッシュ

- メーカー名:NARS
- 商 品 名:リキッドブラッシュ
- 価 格:¥4,070(税込)
ポンプ式のリキッドチークです。
ワンプッシュでもしっかり伸びるから使いやすさ抜群。
保湿成分「モノイオイル」と「タマヌオイル」も配合されたNARSリキッドブラッシュは、メーキャップアーティストほか写真家としても活躍する、卓越した功績を残した者にのみ与えられる名誉ある「レジオンドヌール勲章」を受賞した経歴を持つフランソワ・ナーズによって創設されたブランド製品です。
軽い付け心地で自然な輝きをまとわせてくれる、そんなチークとなっています。
くすみをメイクでカバーするには!?色の選び方とメイク技術でくすみを隠そう!
チークを上手に生かしてくすみカバー
肌に暗い影を落としたようなくすみは、特に面積が広く凹凸も何もない頬だと、顔色として目立ってしまいますよね。
肌のくすみは角質肥厚や肌の乾燥が原因です。
古くなった角質がくっついたまま残りが分厚くなってしまうからくすみが起きます。
古い角質の色はくすぶっていて暗いですから、鏡で見ると暗く「くすんでいる」ふうに見えてしまうのです。チークを使えば、肌に透明感と立体感を持たせることができるので、笑顔がパッと明るくなります。
チークの種類はパウダー、リキッド、クリームの3つのタイプに分けられます。
自分の肌質やなりたい肌に合ったタイプと色を選んでみましょう。
年代ごとに、しっくり来るチークの色や入れ方が異なります。
一つの入れ方に固執しないよう、ご自身の顔の変化に合わせて挑戦してみてください。
くすみカバーはもちろん、いつものメイクにそのまま加えても面白くて楽しいチーク。
まだ試していない方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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