皆さんは秋と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
食欲の秋、読書の秋など、秋は何をするにしてもちょうどいい季節と昔から言われてきました。
気候的にも涼しくなってきて、動きやすい時期ですよね。
そんな秋ですが、紫外線量や対策ってどうすればいいのでしょうか?おすすめの服装や子供の対策法についてもお話していきましょう。
秋の紫外線量はどれくらい?
秋の紫外線量はどのくらいなのでしょうか?
さまざまな意見がありますが、調べたところ「初夏と同じくらい」、「8月の7割ほどくらい」という意見が一般的です。
秋の日差しに含まれている紫外線量は、8月の下旬から緩やかに減少していきますが、9月~10月くらいまではまだまだ多いと言えます。そのため、紫外線対策は必須といえるでしょう。
気温も落ちてきてだんだん涼しくなるとはいえ、油断するとUV-AとUV-Bによって肌の奥深くまでダメージを負ってしまう可能性があります。
秋の紫外線対策方法は?
秋の紫外線対策はどんな物があるでしょうか。
秋の紫外線対策でのスキンケアは?
秋になっても残暑は厳しく、日焼け止めクリームが手放せない方も多くいらっしゃると思います。
日差しが弱くなっても、2~3時間おきにしっかりと塗り直した方が望ましいでしょう。
とくに、日焼け止めクリームを塗るタイミングは外出直前ではなく、家を出る30分ほど前のメイク時や洗顔後にすぐに塗るのが良いでしょう。
化粧水については、高濃度のビタミンC誘導体が配合されている商品を選びましょう。ビタミンC誘導体は有効な紫外線対策手段であり、肌の老化を予防してくれます。
ビタミンC誘導体が配合された化粧水はシーズンを問わず、たっぷりと肌に乗せて保湿を心がけましょう。そうすることにより、将来的にプルプルなお肌が手に入る可能性が高いです。
秋の食べ物からでの対策は?
そして、食事ではビタミンCやビタミンA、ビタミンEを意識した食事をしてください。
サプリではなく食材から取り入れるよう心がけましょう。
涼しくなってくると、ついつい日焼け対策も面倒くさく感じて三日坊主になりがちです。
夏に紫外線を浴びると、肌の奥ではメラニンが大量に作られています。
メラニン色素は肌を紫外線から守ってくれる大切な色素ですが、作られたメラニン色素をそのままにしておくとシミ・シワ・たるみなどの原因となってしまいます。
また、肌は常に生まれ変わっており、この肌が生まれ変わる機能のことをターンオーバー(または肌の新陳代謝)といいます。
体内でこのターンオーバーが繰り返し行なわれることで、肌は常に新しく生まれ変わっているのです。
これがシミ・シワ・たるみなどの原因です。
また、秋ごろから乾燥しやすい時期になっていきます。
夏の強烈な紫外線で受けた肌ダメージをケアしないでそのままにした上に、肌を乾燥させてしまったらシワや皮膚のたるみになる確率が飛躍的に上昇します。
秋は紫外線対策に加えて肌を休ませてあげなければなりません。
そのためには保湿が非常に大切になります。
秋のスキンケアには肌に刺激が少なく、保湿効果のある物がとてもオススメです。
海やプールで出来た日焼けあとや、シミを消す食べ物でオススメはこれから秋にかけて旬の「サツマイモ」です。
サツマイモ
サツマイモには食物繊維の他にもさまざまな栄養素が含まれていて、サツマイモに含まれているビタミンCの美肌効果はたくさんあります。
サツマイモは実の部分が青く変色することがありますが、この変化はクロロゲン酸が作用したことにより起こったものなので、特に気にせず食べて大丈夫です。
サツマイモの中に含まれる美肌成分は、いずれも調理しても失われることはなく、唯一熱に弱いビタミン類も、でん粉に覆われていて守られているので壊れる心配もさほどありません。
基本的にはどんな調理でも大丈夫ですが、先ほども申し上げた通り皮にも有用な栄養素が豊富なので蒸かして食べるか、もしくは秋は新米の時期でもあるので、新米を使ったさつまいもご飯が美味しくてオススメです。

栗
あとは秋の味覚代表と言えば「栗」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
あまり知られていませんが、栗はビタミンCを豊富に含んだ食品です。
樹木に成る果実としてはトップを争うほどビタミンCが多く、特に日本産の物はカロリーも低く、ダイエットをしつつ美肌成分を摂取できます。
ビタミンCだけでは日焼け対策としては頼りないと思うかもしれませんが、栗には最強の日焼けキラー成分が含まれています。
それは渋皮に含まれている「タンニン」です。
お茶などにも含まれる成分ですが、栗はタンニンをとても多く含んでいます。
普通の調理方法では渋皮は捨ててしまうことが多いですが、レシピを工夫することで秋の肌ケアの最強の味方になるポテンシャルを秘めている食材です。
そこでオススメしたい栗料理は栗の渋皮煮です。

秋になると、たくさんの方が作ってみようと挑戦する栗の渋皮煮は手順が多い上に複雑なので、若い人は敬遠しがちですが、美味しくて美容効果も高い秋の甘味レシピです。
保存の仕方次第で長く日持ちするものでもあるので、秋の紫外線対策にぜひ取り入れましょう。
できれば秋も紫外線を意識した服装を
UVカット加工の服であれば、何を着ても大丈夫です。
秋には秋のオシャレがありますから、オシャレを楽しみたい方としてはUVカット服で選択肢が少なくなってしまうのは苦痛ですよね。
なので、UVカットスプレーやUVカット機能の付いた洗剤で一度洗ってからオシャレな服を着るということも可能ですので、オシャレを諦めることはありません。
UVカット機能の付いた眼鏡やサングラスをかけるのも紫外線対策に有効ですが、印象が変わってしまって嫌という方は、UVカット機能付きの度なしコンタクトレンズを使用することをおすすめします。
カラーコンタクトレンズもこの部類に入りますし、オシャレをしながら気軽に紫外線対策が出来ると思います。
帽子や日傘も直射日光を避ける目的で使い続けるのも良いでしょう。
特に日傘はオシャレな物も増えてきていますし、オシャレついでに使うこともできるのではないでしょうか。
秋の紫外線は危険と言いつつも、しっかりと対策を取ればオシャレと両立できますので、オシャレを楽しみながら紫外線対策してみましょう。
サングラスで紫外線対策!紫外線から目を守るにはどのようなサングラスが必要?
子供の紫外線対策は?
子供であっても大人同様、紫外線を浴びすぎると、しわやシミなどの皮膚老化を早め、将来、皮膚がんや眼病(白内障、翼状片、網膜のメラノーマという癌など)を起こしやすくなるということが分かっています。
日焼けをしすぎないようにするには、一日のうちで紫外線が一番強くなる10時から14時の時間帯に、長時間屋外で活動するといったことがないように計画を立て日陰を選んで遊ばせましょう。
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日なたでは、ひさし、屋根、パラソルなどの下で遊ばせましょう。
また、服装についてもこれも大人同様に肌の露出の少ないもの、目の詰まった布でできているもの、紫外線をカットしてくれる黒かUVカットスプレーを使った服を着せましょう。
紫外線防止効果のある繊維でできた衣類も売られているので、それらを使ってみるのもいいでしょう。
帽子はつばの広いものをかぶせましょう。
また、日焼け止めも小さい赤ちゃんの頃から使うことができます。
店頭やインターネットなどで、ベビー用や子供用として販売されているものを購入してください。
- 日常の生活でSPF15~20、PA++
- 山や海といったところではSPF20~40、PA++~+++
このあたりを目安にするといいでしょう。
汗や水では落ちにくい、ウォータープルーフの製品などであればなお効果的です。
普通の石鹸やボディーソープで落とせるものがほとんどですが、わからないときはお店に尋ねておきましょう。
秋を楽しみながら紫外線対策を
秋の紫外線量は8月の4割~7割程度といってもまだまだ強いです。
また夏のダメージも残っていて肌の奥にはメラニンが生成されています。
肌は常に生まれ変わり、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が起こっています。
通常なら28日で行われているこのターンオーバーが正常に行われないと、肌にメラニンが残りシミの原因になります。
また、秋から乾燥しやすい時期になりますので、夏に受けたダメージをそのままにしておくとシミやシワになってしまうことになるので、秋は紫外線対策に加えて肌を休息させるケア、保湿対策もしっかりやっていかなければなりません。
秋の日焼け止めには刺激が少なく保湿効果がある物がオススメです。
食事ではビタミンCやビタミンAを積極的に摂るように心がけましょう。
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