学校生活って何かと制約が多いですよね。
それで守られている部分もあるのですが、それでもその制約があると守れないものもあります。
紫外線対策は学校の制約下ではなかなか実施するのが大変だということが調べた結果分かりました。
では、学校生活を送るうえで1日中効果のある対策や、体育・プールでの対策、服での対策法と修学旅行などで紫外線の多い地域に行くときの対策についてお話します。
Contents
一日中効果のある対策
子供は学校に行って勉強するのが日課となっていますが、親御さんとしては学校でのお子さんの肌についても心配になってきます。
特に子供は休み時間に外で、サッカーや鬼ごっこやかくれんぼなどで遊びます。
外で遊ぶとなると、紫外線を浴びてしまうので子供の肌に影響が出てしまいます。
紫外線が強く出ている時間は10時から14時の間なので、この時間は避けるのが対策となります。
しかし、小学校の時間は午前8時15分から午後15時半の学校がほとんどです。
中学校では、部活も含めると18時前後まで学校にいることになります。
時間帯に左右されない対策としましては、服装に気を遣うことや日焼け止めを塗るのが対策になります。
学校によっては日焼け止めを化粧品と考えているところもあるので、日焼け止めを塗ることを化粧と捉えて禁止にしている学校が少なくないのも現実です。
やはり、子供の服をUVカットの長袖にして肌を守るのが一番適切な気がします。

体育での対策
学校生活で紫外線を一番浴びやすいのは体育の時間です。
特に、体育祭や中学からの運動部の大会の行事は一日中外に出ることも多いので、念入りに対策をする必要があります。
小学校の運動着は半袖、短パンのみの学校が多いので、服装の対策はできません。
頭部は赤白帽子を着用するので、顔の対策は比較的できます。
そこで考えられるのは日焼け止めですが、学校では化粧品扱いになってしまうところも少なくないので、学校では塗らずに通学前に家で前もって塗っておきましょう。
子供にSPFの高いものは肌の刺激が強すぎるので、数値が15程度のものが、SPF15×30で7時間半と考えるとちょうど良いです。
中学・高校となると、体操着の他にジャージも着用できるので小学校と比べると紫外線対策は容易と言えるでしょう。
※SPF15は日焼けまでの時間を15倍に引き伸ばしてくれるという意味です。
日焼けまでの時間は平均して30分程度なので、30分×15で450分日焼けから守られます。
ただし、汗などにより落ちてしまう可能性も考慮して、ウォータープルーフタイプがおすすめです。
ウォータープルーフタイプを使うときは使用後にきちんと落としきらないと、それがダメージになってしまうのでご注意ください。
プールでの対策
夏になると学校で水泳の授業が始まります。
夏休みは学校のプールが開放されるところもあるので、学校に遊びに行く子供も多いです。
水面の紫外線の反射の影響を含めると、かなりの量の紫外線を吸収してしまいます。
紫外線を吸収しないためには、ウォータープルーフ使用の日焼け止めを塗るのが良いですが、学校のプールでは水質汚染などの理由で認められていないところが多いです。
ラッシュガードで肌を覆って、紫外線から守るというのも考えられます。
しかし、ラッシュガードの金属部分が危ないことや、肌のゴミがシャワーで流れないことが理由で禁止されているようです。
ですが、肌が弱いなどの理由で学校に申請すれば着用が認められるケースもあるようです。
禁止されているとしても、紫外線の影響を受けてしまうと子供の肌は弱いので、影響はないとは言いきれません。
対策はしておくに越したことはないでしょう。
しかし、最近の研究で日焼け止めはプールの水質汚染との関係はないとの結果が出ています。
PTAなどで相談してみるのも良いのかもしれません。
服での対策
中学生以上の場合は学校指定の制服でなければなりませんが、小学生の場合は私立以外は服装に縛りはないので、小学生のうちに紫外線対策をしておきましょう。
将来の肌トラブルのリスクを減らすことができます。
小学生は肌に気を使わないといけない時期でもあるので、紫外線を通しにくい素材を選択するのが良いでしょう。
例を挙げると、綿、ポリエステルなどの生地は隙間が無いので紫外線を通しにくいです。
それらの素材を使った長袖を使うと良いでしょう。
UVカット素材はかなりの効果を期待できます。
対策できる服装と言っても子供が遊べるように動きやすい服装にして、動きにくい服装は避けてあげましょう。
オーストラリアへ修学旅行に行った際の対策
修学旅行で海外に行く私立学校が増えてきていますが、オーストラリアの紫外線の強さはどれほどのものなのでしょうか。
オーストラリア上空のオゾン層は破壊されているので、日本と比べてかなりの強さとなります。
日本の冬の紫外線量と比べると約5倍の量です。
日本では、紫外線が当たると心地よい感覚になる場合もありますが、オーストラリアの場合は刺激が強すぎて肌が火傷しそうなほどの痛みを感じます。
真夏に修学旅行に行く学校もありますので、南半球に旅行に行くときは対策が必須になってきます。
シドニーを例に挙げると、平均UVインデックスは10~11とかなりの強さが出ています。
日本の夏のUVインデックス(気象庁のデータ)は北海道で4~6、一番高い沖縄のほうで12程度なので夏の沖縄と同じ紫外線量が、降り注いでいます。
紫外線対策には日焼け止めが良いですが、オーストラリアの紫外線の強さでは日本の日焼け止めは複数回塗るのが良いでしょう。
また、基本的に長袖を着るのが良い対策となります。学校指定の帽子を持って来ているのであれば頭部の保護に被るのも良いです。

学校でも使えるおすすめの日焼け止めは?
学校に塗っていくUVクリームはどんなものが良いのでしょう。
基本的に子供向けは無着色、無添加、無香料の刺激の少ないものを選ぶと良いといわれています。
またSPFも少ないものが理想的と言えるでしょう。
子供にとって使いやすい日焼け止めを挙げます。
アネッサ エッセンスUV マイルドミルク

- メーカー名:資生堂
- 商 品 名:アネッサ エッセンスUV マイルドミルク
- 価 格:¥2,678(税込)
- SPF35/PA+++
アネッサは子供の肌に優しい低刺激で、石鹸で簡単に洗い流すことができます。
このクリームは塗っても白っぽいムラができにくく、角層に浸透するヒアルロン酸が配合されていて、紫外線を通しにくい配合になっているので肌の保護の効果が期待できます。
SPFは35と高めですが、合成料は入っていないので安心して使うことができます。
また、汗などに強い性質やウォータープルーフ仕様なので、外で遊ぶ場合もクリームが落ちる心配はありません。
アレルギーテストもしてあるので、多くの方に安心して使っていただけるかと思います。
UVミルク

- メーカー名:ユースキンS
- 商 品 名:UVミルク
- 価 格:¥1,008(税込)
- SPF25/PA++
低刺激なので肌に異常がある方でも安心して使うことができます。
ミルク状なので、塗りやすくて色も目立ちにくいです。
また、弱酸性以外は使っている合成料が少なく、アルコールは一切使ってないので、肌の弱い子供でも気軽に使うことができます。
素材にシソの葉エキスを配合しているので、肌の調子を整えることができます。
クリームも簡単に石鹸を使って落とすことができます。
SPF25なので、塗り直しは必要になってきます。
UVクリーム

- メーカー名:パックスベビー
- 商 品 名:UVクリーム
- 価 格:¥648(税込)
- SPF17/PA+
低刺激なので荒れにくく紫外線吸収剤が含まれてないので、赤ちゃんの肌に優しくて痒みも出づらいです。
また石鹸で落としやすいので、肌に優しいです。
SPF17なので、こまめに塗りなおす必要は出てきます。
最初はクリームが固いですが、体温で温まればクリームも柔らかくなるので、子どもに塗りやすくなります。
学校での紫外線対策は服が基本!
学校での紫外線対策は子どものためにもしておきたいことなのですが、日焼け止めは家で塗っておいても塗りなおしが先生の目のあるところでは難しい場合もあります。
やはり、小学生の場合は服で対策をするのが一番良い方法のようですね。
プールでの対策が必須ですが、プールは水の汚染などが懸念されてウォータープルーフの日焼け止めでも禁止の学校が多いようです。
中学生・高校生は長袖の制服を着ることが対策になると思います。
高校であれば日焼け止めを塗るのに厳しい制約はないはずですので、高校生の子を持つ親は使用を検討されてみははいかがでしょうか。
子供の皮膚が弱い場合は、学校の許可を得て水の紫外線対策グッズを使用するのが望ましいようです。
学校の許可を得て日焼け止めを使う場合、子供用のクリームはたくさんの会社から販売されているので、その子に合ったクリームを選んであげましょう。
幼稚園生の紫外線対策は服から帽子・日焼け止めクリームなど様々なアイテムを使用しましょう!
おすすめの紫外線対策アイテムはこちら
高SPFなのに無添加!エポラーシェ カラー&UVベース