皆さんは紫外線対策を目に施していますか?
実は目には紫外線対策をしない方って結構いらっしゃるんです。
でも、近年紫外線は目にも白内障等の病気を引き起こしかねないという研究結果が出ています。
そんな目を保護する100カットサングラスについて、どういうものなのか、必要なのかやその能力、99カットの製品との違い、用意できるレンズの色等についてお話していきます。
Contents
紫外線100カットサングラスってどういうもの?
その名の通り紫外線を100%防いでくれるサングラスです。
可視光線を通しつつ、紫外線をカットしてくれる製品です。
UV400であれば紫外線を殆どカットしてくれます。
このUV400は波長400nm(ナノメートル)を指していて、紫外線の波長をカットしているという表記です。
紫外線は周波数の高い光で、レンズに使われている吸収素材は周波数の高い紫外線ほど吸収してくれます。
UV400のサングラスは可視光線部分を邪魔せず、紫外線だけをカットしてくれるように設計されています。
100カットって必要?
目への紫外線の破壊力は近年わかってきました。
100カットサングラスまでいかなくても、紫外線をできるだけ防ぐサングラスが必要です。
できれば透明でいてかつ大きく、UV400をカットしてくれるものが望ましいですね。
70歳、80歳になってからの白内障などの罹患率が格段に違ってきます。
現代人の大半の日常生活では問題はありません。
ですが、屋外で長時間直射日光を浴びていると、角膜や白目を覆う結膜などが傷ついてしまうのです。
これは年齢とは関係ありませんが(正確な統計データが不明なため)、やはり高齢期になってからの罹患率が心配です。
目から紫外線が吸収されると(お肌に紫外線を直接浴びていなくても)日焼けが起こることがあります。
紫外線により病気が引き起こされる可能性もあります。
目に飛び込んだ紫外線のうち、80%以上は表層の角膜で直ちに吸収されます。
残ったこのほかの紫外線はレンズ部分の水晶体でほとんどが吸収されます。
ですから目の奥の網膜まで届いて害を及ぼす紫外線は1~2%です。
この1~2%の紫外線が目の病気を引き起こす原因となる場合があります。
紫外線による目の病気としては以下が代表的です。
さらに悪化すると、水晶体が白く濁って視力が低下するいわゆる白内障になることがあります。
角膜と水晶体までで吸収されず、網膜に到達した紫外線が網膜中心の黄斑部へ長期間にわたりダメージを与えると発症する可能性があります。
中高年期以降に失明する理由の一つとなっています。
このような病気の予防のためにも、紫外線対策サングラスをかけることを習慣にしましょう。
100カットの能力は?
レンズは完全には目を覆っていません。
紫外線はサングラスの隙間から目に入ってきます。
では、サングラスも無意味なのでしょうか?
でも、ここで守るのは目、特に網膜です。
網膜であれば、直射日光をサングラスで遮ることが出来ない角度だけが問題ですが、あとは自分から太陽を直視してしまうことを避けるだけで済みますよね。
UVは紫外線(Ultra Violet=紫を超えた光)のことです。
紫外線は以下の三つに区分されます。
UV-B(波長 280–315 nm)
UV-C(波長 200–280 nm)
UV-Bは普通のレンズでもだいたい防げます。
UV-Aは、UV(紫外線)防止の加工をしたレンズでなければ防げません。
雪面は光を反射します。
特に登山中だと、日光、地面からの反射光、登山している山からの反射光と、何重にも光を受けてしまいます。
真冬でも紫外線をしっかりカットするサングラスを使用するようにすべきですね。
エネルギーは弱いですが、UV-Aの方がより深く細胞の奥まで入り込んでしまうのです。
(UV-Bの方がエネルギーは強いですが、肌の奥までは届きません)
99カットサングラスとの違いは?
あまり差はないように見えますが効果は無限大といってもいいほどに違います。
差はたったの1%差ですが、1%だって侮れません。
たった1%であれ「在る」と、0%のまったく「無い」の差は大きいです。
その1%が積み重なって……という可能性も捨てきれない事だけは覚えておいてください。
どうせ買うのであれば100カットを買って、目の保護を万全にしたほうが安心感も得られていいのではないかと思います。
レンズの色は何種類発売している?
今の時代、色なんてどんな種類でも揃えられますが(あるメーカーは50種)ポイントは透明(クリア)です。
暗い色ですと瞳孔が開き、逆にやけどしてしまう可能性があります。
それから、色の濃いレンズだとアイコンタクトで誰かとコミュニケーションを取ることは難しいですから、透明のサングラスをかけてメガネ感覚で生活すると良いように感じます。
灰色のアスファルト、道路上を移動するならグレー系統の色が使いやすいです。
特に通勤時に車やバイクを運転するとき、特にドライバーの方に朝夕の傾いた日差し対策には必須です。
農作業やキャンプ時、登山などにはグリーン系かブラウン系、フィッシングにはブラウン系かブルー系がおすすめです。
おすすめの100カットサングラスは?
度付きのレンズも販売されています。
価格と重さ、ファッション性、これらをまず兼ね合いに入れましょう。
あとはコスパでは完全に測れない機能(撥水加工、曇り防止加工、ブルーライトカット、偏光グラス、その他)も考慮する必要があります。
サングラスの色の濃さで紫外線対策効果が変わる?調光レンズと偏光レンズとは
おすすめするのは検索するとトップに出てくるZoffの商品です。
UV CLEAR SUNGLASSES (UV100%カット)ZA71G01-B-1
- メーカー名:Zoff
- 商 品 名:UV CLEAR SUNGLASSES (UV100%カット)ZA71G01-B-1
- 価 格:¥3,780(税込)
標準的なプラスチックフレームを採用していて、どなたでもかけやすいサングラスになっています。
お値段は税込み3,780円とお買い求めしやすい価格です。
ただ、度が入っていない段階での価格なので、度を入れるとお値段が変わりますので注意しましょう。
そして、一度度付きにしてしまうとUVクリアサングラスの表記が無くなってしまうので、再度チェックを入れてUVクリアサングラスにしましょう。
UV CLEAR SUNGLASSES (UV100%カット)ZP72G06-C-1
- メーカー名:Zoff
- 商 品 名:UV CLEAR SUNGLASSES (UV100%カット)ZP72G06-C-1
- 価 格¥5,940(税込)
小顔効果も期待できるメタリックフレームです。
ラウンド型なのでかわいらしい印象になるかと思います。
超撥水コート付きでお手入れも簡単で、お値段は最低5,940円となっています。
ZP181G01-14E1
- メーカー名:Zoff
- 商 品 名:UV CLEAR SUNGLASSES (UV100%カット)ZP181G01-14E1
- 価 格:¥3,780(税込)
メタルフレームとプラスチックフレームのコンビネーションフレームでスッキリとした印象を与えてくれます。
細身のフレームなので、きりりとした印象をもたらしてくれるでしょう。
お値段は8,100円となっていて、他2つより少しお高めです。
100カットサングラスで目の保護は万全!
紫外線を目に浴び続けると目の病気になる危険性だけではなく、肌にも悪影響を及ぼす可能性があることはお分かりいただけたかと思います。
それから目を守るために、100カットサングラスは大きな意味を持つということでした。
99では防ぎきれないものを防いでくれるというだけで、買いと言ってもいいくらいだと思います。
今は大丈夫でも高齢者になったときに白内障などにかからないように今から予防しておきましょう。。
そんな未来からご自身を守るために、今から目の保護を考えてみてはいかがでしょう。
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