コラーゲンってどう身に付くの?コラーゲンが美肌を作るプロセスとは

コラーゲンの成分 表紙 成分

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お肌に良いとされるコラーゲン。
よくフカヒレや鶏の皮に多く入っていると聞きますね。
でも、このコラーゲンってどんな成分なのでしょうか
今回はそんなコラーゲン成分についての記事です。
コラーゲンについて知識を深めたい方は是非ご覧下さい。

コラーゲンとは

コラーゲンとは美容や健康に良いのはもちろんのこと、生命自体に必要不可欠な成分です。

今や常に日々の美容と健康に必要不可欠となったコラーゲン。
サプリや化粧品などに使用されたり、食事でもコラーゲンたっぷりと聞くとお肌がプルプルになるのかな?と思う印象ですよね。

コラーゲンの成分 鶏肉

でも、体内における役割などはあまり詳しくわからないまま摂取していますよね。

コラーゲンは体内の様々な組織を形作っていて、維持し続けるというかなり重要な役割を担っている成分です。
タンパク質の一種であるコラーゲンは、体内に存在している成分です。

体中の様々な組織に存在しており、その量は全体のおよそ1/15です。

私達の体は60兆個という想像を遥かに超えた数の細胞から成り立っていますが、コラーゲンはその一つ一つの細胞間に存在する細胞外マトリックスに存在していて、細胞の粒をつなげて組織を作り、その活動を維持しています。

それは体重60kgの人だと、1kgでおよそ1兆個、たった1gで約10億個と言うことができます
体内のコラーゲンは、細胞の粒を一つ一つ繋げて体を作っているのです。

体にとって大事なのは元気なコラーゲンです。
なのに、そんなコラーゲンは年と共にどんどん減少してしまいます。
25歳を過ぎて40歳だと約1/2、60歳で約1/3になってしまうとされています。
しなやかさも丈夫な支えもコラーゲンがあるからこそということができます。
体を支えるためカルシウムが必要だとよく知られていますが、実はコラーゲンも重要です。
カルシウムは身体を支えるため“硬さ”の役割がある一方、コラーゲンは柔軟性の役目を持っています。

体を曲げたり伸ばしたりするのにもコラーゲンが重要です。
特に体重を支える足首の曲げ伸ばしだと、コラーゲンが大事な役割を担っています。
歩行時は全体重を持ちあげる力に耐え、走るときはその数倍もの力に耐えます。

年を感じない綺麗さを支えているのもコラーゲンと言えます。
髪の毛のケアにもコラーゲンは大事です。

毛髪の直接的な成分ではないのですが、頭皮も顔と同じく皮膚でできていて、その根元はコラーゲンが支えています。

また、ネイルケアもコラーゲンが必要です。
実は若い人ほどに爪が折れやすく欠けやすいという悩みを持っている人が多くいます。

コラーゲンの成分 ネイル

生活や季節・健康状態や年によりその様相は変わっていくので、常に肌や体の変化に目を向けるということも必要だと言えます。

人類誕生の理由の一つはコラーゲン?
美容と健康に深く関係している言葉として見られているコラーゲンなのですが、実は人だけでなく、生物の進化にも深く関わってきました。

人の歴史は150~500万年程とされていますが、コラーゲンの歴史を辿ると6億から8億年前も昔と考えられています。

そのときの地球は凍結という超低温期が終わって、急激な気候変動により酸素がたくさん作られ、それまで地球に住んでいた単細胞生物がコラーゲンを作り出すようになったのです。

コラーゲンの細胞と細胞をつなぎ合わせる働きかけが、原始は単細胞の生物を進化させて複雑に形作る鍵になったと言えます。
人類の誕生もコラーゲンの力と言えそうです。

コラーゲンって一体何?コラーゲンと肌との仕組みを知って正しく美活!

コラーゲンが分解されると

食べ物は体内で消化され、それから体内に吸収されます。
コラーゲンを含む全てのタンパク質は、体内で消化酵素によってアミノ酸やペプチドといった凄く小さな分子にまで分解されます。

なので、そのまま吸収されるわけではありません。
吸収されたアミノ酸は、体内でタンパク質を合成する材料に変わります。
その後必要な箇所へ行き、体を作るための材料として再合成されていきます。

コラーゲンはどのように作られる?コラーゲンと栄養素の関係と摂取した方が良い食べ物とは?

ゼラチン、コラーゲンペプチド、アミノ酸の関係

難しい話になりますが、コラーゲンに関係のあるこれらの成分の関係性について学んでいきましょう。

各成分との関係性とは

端的に話すと

コラーゲンが分解されてゼラチン → ゼラチンが分解されてペプチド → ペプチドが分解されてアミノ酸
このように分解されるたびに成分が物質が変わっていくのがこの3者です。

コラーゲンは高分子な成分で、熱をかけるとゼラチンになります。
ですが、反対に冷やしてもコラーゲンに戻るわけではありません。

そんなゼラチンを酵素などで分解したのがペプチドや加水分解物です。
ペプチドはコラーゲンペプチドとも呼ばれますね。
これらが分解されてアミノ酸になります。

ですが、コラーゲン、ゼラチン、ペプチドは大きさが違うだけでなく、化学的にも全く異なる物質なのです。

アミノ酸について

アミノ酸は体の材料やエネルギーとして欠かせないものです。

まず、摂取したタンパク質は胃酸で消化されやすく加工されていきます。
その後に胃や十二指腸で分解され、小腸で小さなペプチドやアミノ酸の形になっていきます。

そして、吸収されていったん肝臓に集められ、そこから全身に運ばれます。
それから筋肉や神経伝達物質やホルモンなどに作り変えられていくのです。

その必須アミノ酸には種類があります。

バリン

筋肉を作ってくれます。
不足してしまうと食欲を低下させ、栄養不良になってしまうと考えられます。

働き

  • 成長に深く関わっている
  • 血液内の窒素バランスを調整する
  • 肝機能を向上させる

イソロイシン

イソロイシンはタンパク質、特に筋肉を作るのに大切です。
ヘモグロビンを形成します。

働き

  • 成長促進
  • 神経機能補助
  • 血管拡張
  • 肝機能向上

ロイシン

ロイシンは子供の成長や成人の筋肉を維持するのに大事です。
ロイシンはタンパク質を作り出し、分解を調整して、それにより筋肉の維持を支えます。

働き

  • 肝機能の向上
  • 肝細胞を増やす
  • 血糖制御
  • タンパク質を作り出すのを促す
  • 筋肉グリコーゲンを合成そ、酵素活性を促す
  • 筋タンパク質を維持する

メチオニン

メチオニンは、体内でタンパク質を作るとき必ず一番最初に必要な必須アミノ酸です。
これが足りないと、全てのタンパク質を作り出すことに支障が出てしまいます。

メチオニンは、脂肪をエネルギーに変化させるときに必要なカルニチンという物質の生合成に関わっています。

働き

  • 開始アミノ酸の役割
  • 薬物中毒解毒
  • 肝機能改善

リジン(リシン)

リジンは小麦や米など穀類に少ない成分です。
脂肪をエネルギーに変える際、必要なカルニチンの素です。

働き

  • 身体組織修復
  • 成長への関与
  • 肝機能向上

フェニルアラニン

ニキビを気にする女性フェニルアラニンは、脳内神経伝達物質ノルアドレナリンやドーパミン、ほくろや肌を黒くするメラニンの材料となります。
合成甘味料アスパルテームの原料になるアミノ酸です。

働き

  • 血圧上昇
  • 鎮痛作用
  • ドーパミンとノルアドレナリンの素

トリプトファン

トリプトファンは、体内でナイアシンになり、脳内神経伝達物質であるセロトニンの素です。
トウモロコシの中には少なくて、昔はトウモロコシを主食の土地でナイアシン欠乏症(ペラグラ)が起きました。

働き

  • メラトニンとセロトニンの素
  • 血圧とコレステロール制御

スレオニン

スレオニンは体内で合成不可能な必須アミノ酸です。
魚や鶏肉、肉などに多く含まれます。

働き

  • 成長の促進
  • 脂肪肝抑制

ヒスチジン

幼児が不足してしまうと湿疹ができるおそれがある必須アミノ酸です。
不足すると貧血になってしまいます。

働き

  • 成長に関わる
  • ヘモグロビン、白血球の生産に関わる

アルギニン

成長期のときに合成する能力が不足しているため小児にとっては必須アミノ酸です。
アルギニンは成長ホルモン、グルカゴンやインスリンの分泌促進に関わります。

働き

  • 成長ホルモン、インスリンやグルカゴンの分泌に関わる
  • 一酸化窒素の前駆体

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アミノ酸を多く含む食べ物

堅苦しい話をしてきましたが、アミノ酸は身近な食材で摂れます。
特に体内では合成することができない必須アミノ酸はタンパク質を構成するにあたり重要です。

その必須アミノ酸の中でもバリンやロイシン、イソロイシンといわれる「分岐鎖アミノ酸」が筋肉の保持や増量に重要な役割を果たしています。
どんな食材に多く含まれているのでしょうか。

食材にあたる分岐鎖アミノ酸の量【可食部表記のないものは100gを基準】
まぐろ4800mg
かつお4300mg
あじ(中1匹)3760mg
サンマ生(中1匹)3650mg
鶏肉(むね肉)4300mg
鶏肉(もも肉)3290mg
牛肉(サーロイン)2360mg
卵1個(50g)2610mg
納豆1パック(50g)1305mg
木綿豆腐1/4丁1210mg
牛乳コップ1杯(200ml)1360mg
チーズ小1個(20g)1020mg

ただし塩分や脂質には注意しましょう。

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コラーゲンの生成を促す栄養素

体の中に吸収されたコラーゲンは一旦アミノ酸に分解されます。
ですので、コラーゲンを飲食してもそのまま肌のコラーゲンになるというわけではありません。

まず大事なことは、コラーゲンにアミノ酸が再合成されるときに、コラーゲン生成を助けてくれる栄養素を体内に取り入れるということ。

その栄養素とはビタミンCです!
ビタミンCはコラーゲンを生成するときに、必要な酵素の働きを助けてくれる大事な役目を持ちます。

コラーゲンの成分 赤ピーマンビタミンCが不足している状態が続いてしまうと、コラーゲンが円滑に生成されません。
コラーゲンをどうにか生成したいならば、ビタミンCを一緒に摂取することを意識すると良いです。

また、豚足や牛すじなど、コラーゲンがたくさんに含んでいる食べ物の方が良いように見えますが、そういったものは高カロリーである場合が多し、栄養価もそんなに高くありません。
なので、摂取しすぎないよう注意する必要があります。

ビタミンCを多く含む食材
レモン、ブロッコリー、いちご、キウイフルーツ、ピーマン、アセロラジュース、赤ピーマン

注意点として、ビタミンCは水溶性なので生で食べられるならばなるべく生で食べた方が良いです。
また、一種類の食材だけで栄養素を取り入れるのではなく、バランス良く色々な食材から摂取するようにすると良いでしょう。

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重要な役割のあるコラーゲン

コラーゲン成分についての記事でした。
いかがでしたか?

コラーゲン成分、どんなものなのか気になりますよね。
今回コラーゲン成分とはどんなものなのかについて詳しくまとめてきました。

この記事を参考にコラーゲンや体に必要な成分を摂取してみてください。
この記事が読んで下さった方のお役に立てたなら嬉しいです。

 

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