紫外線とシミの関係とは?手遅れで後悔する前にすべきこと

砂浜にいる女性 紫外線

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美肌を目指す人にとってシミは大敵ですよね。
シミがあるだけで実年齢より老けて見られてしまう事も・・・。
今回はシミ知らずの美肌を目指す方必見ではないでしょうか。
紫外線とシミについて焦点を当てていき、紫外線とシミの関係・シミのメカニズム・シミの予防方法などを見て行きたいと思います。

紫外線とシミの関係とは?

紫外線とシミはどの様な関係があるのか見て行きたいと思います。

紫外線とは

太陽から降り注ぐ紫外線は波長の長さによって次の3つに分けられます。

波長の長さとUVの分類
UVA → 波長が長い

UVB → 中間の波長

UVC → 最も波長が短い
UVAはオゾン層に遮断されずに地表に到達します。

UVBは地表へ到達する量がオゾン層と関係し、オゾン層が破壊される程にUVBは地表に届きやすいのです。

UVCに関してはオゾン層により遮断されるので地表まで到達しません。

UVAはそこまでパワーが強くないので皮膚に対するダメージは殆ど与える事が無いと言われていましたが、近年の研究により皮膚の深くまで到達する事が分かって来ています。

UVAはシミだけではなく、シワやたるみといった様々な肌トラブルを引き起こす要因であると現在では考えられています。

紫外線は日焼けだけでなく、シミ、シワ、たるみなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。

紫外線とシミ

ところでシミには様々な種類があります。

シミの多くは老人性色素斑という、紫外線や加齢の影響で出来るタイプのものです。

老人性色素斑は日光性黒子とも呼び、通常は40歳以降に現れますが早いと30歳代で現れてしまう場合があります。

現れた当初は薄い茶色ですが年月が経つに連れて濃い茶褐色になり、そしてはっきり境界線が浮かび上がって隆起するケースもあります。

顔の側面や、手の甲、腕など、良く日光が当たる箇所に出来やすいという特徴があります。

シミのメカニズムは?

紫外線を浴びるとメラノサイト(=メラニン細胞)が活性化し、シミの原因になります。

メラノサイトが活発化する要因
直接的経路
→紫外線により直接メラノサイトが活性化される

間接的経路
→紫外線によってダメージを受けた表皮細胞からたんぱく質が放出される事によりメラノサイトが活性化する
どちらかの要因によって活性化されたメラノサイトがメラニン顆粒を排出可能な量をいつも以上に作り、それが肌に留まってしまうからです。

「本来の肌の生まれ変わりであるサイクルが崩れてしまう」という事が「シミが出来る大きな原因」なのです。

肌が紫外線を浴びると肌を守る為に「メラニン色素を合成しろ」という命令がメラノサイトに出されます。

チロシナーゼ
という酵素がメラノサイトの働きを活性化させ、それによりメラニン色素が作られます。

作られたメラニン色素はケラチノサイトが角化細胞に取り込み、ケラチノサイトは分裂しながら肌表面へと運ばれます。

肌表面の近くまで送られたケラチノサイトは多くのメラニンを含んでいる為に肌表面が黒ずみ、それがシミやそばかすとなるのです。

通常肌で作られたメラニン色素はターンオーバー(=肌の新陳代謝)により排出されるので色素沈着は起きません。

しかし紫外線や摩擦といった刺激を強く受けるとメラニン色素も過剰に作られる為に排出しきれなかったメラニン色素が肌に残り、それがシミとなってしまうのです。

またターンオーバーが乱れるとメラニンの排出が滞るのでこれもシミの原因となります。

メラニンの働きを正常にする為には肌に紫外線や摩擦といった刺激を与えない事、ターンオーバーを崩さない生活習慣を維持する事が大切なのです。

メラニンってなに?

メラニンは人間だけでなく、動物や植物、一部の菌類などに形成される色素です。

ユーメラニン → 黒色メラニン

フェオメラニン → 肌色メラニン  の2種類があります。
黒人・白人・黄色人種で何故肌の色や髪の色に違いがあるかというと、黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)の量が違う為です。

黒色メラニンの量が多ければ多い程、肌や髪の色も黒く濃くなります。

シミの予防方法

シミ予防にはどの様な対策をすれば良いのか見て行きたいと思います。

日焼け止めを塗る

シミを作る主な原因は紫外線です。

紫外線は一年中、季節や天候を問わずに降り注いでいるので夏だけなく、一年を通して紫外線対策を行いましょう。

基本的には日焼け止めを使い、マスクや帽子を着用し、サングラスをかけ、日傘を差す事などが効果的なので、紫外線対策に取り入れたいアイテムです。

日焼け止め
日焼け止めはSPFとPAで表示されますが、紫外線から肌をガードする強さの度合いというものがあります。

しかしSPFやPAが強い方が良いのかと言うとそうとも限りません。

日焼け止めは強ければ強くなる程肌への負担も大きく、その負担がかえってシミの原因となる可能性もあります。

日焼け止めは用途によって上手く使い分けましょう。

そして購入する際は商品の裏に書いてある注意事項を良く読み、日焼け止めを落とす方法についても気を付けましょう。

日焼け止めに表記されているPAって何の事?PA値が高いと紫外線対策として有効なのか?

スキンケアは美白ラインにチェンジ

毎日使うスキンケア化粧品は美白成分が含まれるものを使用するのが良いでしょう。

ビタミンC誘導体を含有する化粧水やクリームなどは特におススメです。

美白成分が含まれたものを毎日使用する事でメラニンの発生を防ぐ事が出来ます。

紫外線が多い時間帯は外出しない

一日の中で紫外線量が最も多い時間帯は午前10:00~午後2時の間の時間帯です。
この時間帯は出来るだけウォーキング、ランニングや外出は控え、そして出来るだけ朝方や夕方に外出をすると肌にかかる負担も少なくて済みます。

食事・栄養素によるシミ予防

食事や栄養素を摂取する事で出来るシミ予防を見て行きたいと思います。

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンAなどの摂取

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンAは全て紫外線予防に効果がある栄養素です。

ビタミンを多く含む食べ物やサプリメントなどを摂取し、体内から補う事により美肌ケアを効果的に行う事が出来ます。

紫外線対策に効果的なビタミンとは?

トマトを食べる

ビタミンのサプリの他におススメな食材はトマトです。

トマトにはビタミンCはもちろんのこと、ビタミンEとビタミンAも沢山含まれています。

中くらいの大きさのトマトを2個食べれば1日に摂取したいビタミンC・ビタミンE・ビタミンAのおよそ半分の量を補えます。

一定量以上のビタミンCを体内に蓄積する事が出来ないので、ビタミンCを多く含む食材やサプリメントなどを上手く活用して毎日こまめに摂取する様にしましょう。

紫外線対策できる食事方法とレシピは?

シミは治せるの?

できてしまったシミを消すには肌のターンオーバーを促進する事が効果的です。

ターンオーバーを促進させる事によりシミを薄めていく事が出来ます。

ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことであり、ターンオーバーによって肌が新しく生まれ変わり、傷んだ古い肌やメラニンなどは角質となり排出されるのです。

通常であればターンオーバーのサイクルはおよそ28日とされており、お肌の新陳代謝は年を重ねると共に周期が遅くなるとされています。

周期を正常に保てるように健康的な食事や、7時間程度の良質な睡眠の確保、ストレスを溜めない生活など日頃から気を配るようにしましょう。

適度な運動やマッサージで血行を良くする事もおススメです。

ピーリングやスクラブ(=擦って磨くという意味)などで古くなった角質を落とし、美白化粧品を継続的に使用する事も効果があります。

新陳代謝を促進しながら美白化粧品を継続的に使用しましょう。

即効性を求めるならレーザー治療です。

今人気なのが『フォトシルクプラス』という治療法です。

これは反応性の高いUPLという光をメラニンに当て、シミの色素を分解するという方法です。

治療からおよそ3日~7日程経つと反応したメラニンがかさぶたの様に肌からポロリと剥がれ落ちます。

そして回数を重ねる事によって肌にハリがもたらされ、肌のトーンも明るいものに変わります。

後悔する前に早めのシミ対策を!

プールのいる女性

今回は紫外線とシミ対策について見て行きました。

紫外線には波長の長さによってUVA・UVB・UBCの3つがありますが、その中でもオゾン層を突き抜けて降り注いでくるUVAとUVBが私達のお肌にダメージを与えてしまいます。

そして紫外線を浴びたら日焼け、シミ、シワ、たるみなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。

シミには様々な種類がありますが、その多くは老人性色素斑という紫外線や加齢の影響で出来るタイプのものです。

このタイプのシミは顔の側面、手の甲、腕など良く日光が当たる箇所に出来やすいという特徴があります。

メラノサイトで作られたメラニン色素は通常はターンオーバーによって排出されますが、ターンオーバーが乱れる、紫外線や摩擦といった刺激を強く受けて過剰メラニン色素が作られ、排出しきれなかったメラニン色素が肌に残る事によってシミとなってしまいます。

シミを予防する方法として日焼け止めを塗る、スキンケアを美白成分が含有されているものを使う、午前10:00~午後2:00の間は出来るだけ外出を控える、ビタミンC・ビタミンE・ビタミンAなどの栄養素を食品やサプリメントからの摂取する事などを挙げました。

できてしまったシミを消すには肌のターンオーバーを促進する事が効果的です。

ターンオーバーを乱れさせない為にも健康的な食事、十分な睡眠、ストレスを溜めない、適度な運動、マッサージ、ピーリング、スクラブ後の美白化粧品の使用、レーザー治療がおススメである事を挙げました。

ターンオーバーを崩さない生活習慣を維持するよう心掛けましょう。

そしてシミが出来てしまったらターンオーバーを促進させる行いをしていきましょう。

シミの原因となるメラニンを増やさない為には毎日のUVケアをしっかり行うことが重要です。

ぜひ紹介した内容を参考にする事でシミのない美肌を手に入れて下さい!

 

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