女性の間ではシミ予防や対策が一般的ですが、男性はというと…
たかが”シミ”と思っていませんか?
特に営業や接客などの仕事をしている方は特に重要かもしれませんね。
それは営業成績や昇進にも繋がるからです。
シミも出来てからでは遅いという訳ではないですが、どちらかというと予防が一番大事です。
今回は男性の視点からシミの予防と対策についてまとめてみました。
男性のシミが出来る原因とは
男性のシミが出来る原因には様々なものがあります。
これから、男性のシミが出来る原因について考察していきたいと思います。
日焼け(紫外線)

女性は常に紫外線を気にしており、夏場では特にUVケアに力を入れてますよね?
ドラッグストアでも凄い量の日焼け止めが陳列されているのを結構見かけます。
男性は紫外線対策をしてない方が多いのではないでしょうか?
そして、何故紫外線予防が大事なのでしょうか?
それは紫外線を浴びてしまうとメラニンが生成されるためです。
「日焼け」がしたいという方はサンオイルを塗って下さい。
紫外線のB波(肌を赤くするUAB)を妨げます。
間違ったスキンケア
油症を気にして洗顔の際に強く洗い過ぎていませんか?
タオルで強く拭くのもNGです。
なぜなら、肌のターンオーバーが早まってしまうのです。
タオルで強く拭くと肌への刺激になり、メラニン色素が生成されてしまいます。
ストレス

人間はストレスを感じると活性酸素が発生しますが、活性酸素が増えすぎてしまうと同時にメラニンを刺激する副腎皮質ホルモン(副腎皮質より産生されるホルモンの総称)がメラノサイト(表皮の基底層にあるメラニン生成細胞)を刺激してしまい、シミが出来てしまいます。
また、ストレスを受けると男性ホルモンの量が多くなり、女性ホルモンが減ります。
睡眠不足
睡眠不足も肌細胞の生成を停滞させます。
質の良い眠りを取る事によって成長ホルモンが作られ、昼間紫外線で受けたダメージが回復していきます。
顔のシミの原因はタバコでも!?

煙草の害は有名ですが、その中で主成分であるニコチンは血管収縮作用があるため、末梢神経も収縮させてしまい血行を悪くします。
血流が悪くなれば肌の代謝(皮膚の新陳代謝)が悪くなり、細胞が生まれ変わる速度が遅くなり、見た目年齢が悪くなります。
また、煙草を吸うとビタミンCが破壊されてしまいます。
ビタミンCが不足するとメラニン色素を防ぐ力が弱まり、シミが出来やすくなります。
また、ビタミンを吸うタバコもあります。
さらに、ニコチンやタールは含まれてないタバコがあるのですが、それがVITACIG(ビタシグ)です。
男性のシミの種類とは
男性に多いのは老人性色素斑であり、一般的に言われているシミが老人性色素斑です。
太陽による紫外線が主な原因であり、60代以上の方によく見られます。
額や頬、前腕、手の甲、上背など日光に当たる部分に現われます。
効果的なシミ予防とは
シミを予防する方法について見ていきたいと思います。
紫外線対策や保湿成分が配合されている薬
基礎化粧品ではシミは消せません。
あくまでも予防になります。
シミ予防には紫外線・UVケアがおすすめです。
日焼け止めは女性だけの為ではありません。
特に乾燥肌の方は「保湿成分」が配合されている薬が対策となります。
プロペト(白色ワセリン)などが安くてオススメです。


睡眠との関係
睡眠は成長ホルモンの分泌に影響を与えます。
睡眠の状態にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠は浅い睡眠の状態であり、ノンレム睡眠は深い睡眠の状態です。
それよりも重要なの眠りの”質”です。
脳がリラックスしていると成長ホルモンが多く分泌されるのです。
ですが、眠る直前まで強いストレスが掛かっているとコルチゾール(副腎皮質から分泌されるホルモン)が分泌されるため、負のフィードバック機構が働くため、成長ホルモンの分泌が止まってしまいます。
すると、肌の新陳代謝と肌のライフサイクルが悪くなり、その結果シミが出来やすくなります。
出来てしまったシミへの対策とは
シミが出来てしまった後の対策としては「化粧品」、「レーザー治療」、「ケミカルピーリング」、「ハイドロキノン・トレチノイン治療」などが挙げられます。
老人性色素斑には化粧品とレーザー治療が、炎症性色素沈着には化粧品が多く用いられています。
化粧品・レーザー治療
メリット | デメリット | |
化粧品 |
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レーザー治療 |
|
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ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは皮膚表面にAHA(グリコール酸・乳酸・フルーツ酸など)を塗り、皮膚を剥がす事です。
その事によってターンオーバーが早くなり、肌の再生を手助けさせます。
ケミカルピーリングとトレチノイン治療の違いは強力かどうかの違いだけです。
ケミカルピーリングは肌の表面だけ、トレチノイン治療は肌の奥まで作用します。
トレチノインは強力なピーリング効果がありますので、トレチノイン治療は医師の管理下で行われます。
トレチノイン(日本では化粧品に配合できない)
海外の化粧品には特に美白化粧品と銘打っている商品にはトレチノインが配合されている可能性がありますので注意が必要です。
個人輸入で購入する事が出来ますが、おすすめは致しません。
シミやニキビ跡の治療にも用いられていますが、性質は皮膚のターンオーバー(皮膚のサイクル)の促進を促し、ピーリング効果により、皮が剥けてシミが取れていきます。
また、皮膚の皮が剥けていますので、乾燥しパサパサしている時は保湿剤で保湿ケアを心掛けて下さい。
トレチノインは非常に強い薬ですのでお取扱いには注意が必要です。
使用後は赤みを帯びたり、ヒリヒリしたり、皮が剥けたりしていきますが、痛みが続いているようでしたら使用を止めて皮膚科の病院に行ってください。

また、ハイドロキノンとトレチノインを同時に使うと相乗効果により、更にシミが取れていきますよ。
ですが、ハイドロキノンの成分にアレルギー反応がある方は使用する事は出来ませんので注意が必要です。
トレチノインの保存期間はおよそ1ヶ月です。
光が当たらない様に密封して冷蔵庫での保管をしましょう。
ハイドロキノンとは
数あるシミ対策用化粧品で有効な成分ではハイドロキノンがあります。
肌の漂白剤とも言われており、成分は天然に存在する苺・紅茶・コーヒーなどです。

日本では2001年に化粧品規制緩和を行い、厚生労働省が認めている美白有効成分化粧品に2%以下までであればハイドロキノンの配合が認可されました。
ですが、海外では白斑(皮膚が白くなる)になる方もいらっしゃいます。
日本でも某化粧品メーカーの化粧品を使用したがために白斑になってしまった事がニュースで報道されていましたね。
適切な使い方が重要です。
ハイドロキノン配合化粧品でも化粧水・美容液・乳液などがあります。
化粧品を使用する順番は化粧水→美容液→乳液・クリームとなります。
順番 | 使用 アイテム |
説明 |
1 | 化粧水 | 化粧水の目的は主に保湿ケアになります。 また、メンズ製品にもハイドロキノン配合化粧水というもあります。 ハイドロキノン配合化粧水は美白効果(シミ・ニキビ跡ケア)があり、出来てしまったシミにも効果的です。 |
2 | 美容液 | 美容液とは肌の水分を保持させる事です。 また、美容液には保湿美容液、美白美容液、エイジングケア美容液などがあります。 |
3 | 乳液・ クリーム |
乳液とは化粧水で補った水分を角質層に閉じ込める役割があります。 また、乳液は油分は10%~30%含みます。 そのため、肌の状態によってはニキビが生じてしまう場合があります。 |
また、オールインワン化粧品というのもあり、オールインワン一つで化粧水と美容液と乳液が一度に行う事が可能です。
男性もシミ予防と対策をしてモテ男へ
今回は男性のシミ対策と予防について解説していきました。
様々な化粧品メーカーから特許が出て製品化されていますが、最新の化粧品の有効成分に目がいきがちです。
しかし、必ずしも安全とは限らない成分もあるんですね。
当方は皮膚のアレルギーを持っているため、ハイドロキノンやトレチノインの治療は相応しくないと感じました。
男性も子どもの頃から欧米の方の様に日頃から紫外線UVケアが必要ですね。
男性で化粧品という言葉ではちょっと抵抗があるでしょうが、メンズ化粧品も多く見受けられるようになりましたね。
今ではネットショップもありますから、検索エンジンで「男性化粧品」「メンズ化粧品」で検索してみてください。

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