乾燥性脂性肌とは何が原因なの?改善方法は化粧水のあの成分がポイント!!

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乾燥性脂性肌とは?

私はいつも肌がベタついたりテカったりすることが多いから、皮脂の対策をしっかりとしているのに肌の状態が全然良くならない…という方がいらっしゃるかと思います。
それはもしかすると、乾燥性脂性肌かもしれません。

乾燥性脂性肌とは、お肌の表面は皮脂によってベタベタしたりテカったりしているのですが、お肌の内側の水分量が不足していて乾燥している状態のお肌のことを言います。

一見すると脂性肌のように思えますが、原因が乾燥からきているため、脂性肌と同じスキンケアをしていると悪化してしまう可能性があります。

お肌が乾燥しているため、弾力やハリがなく細かいシワが目立ってしまうことで、老けてみられてしまうこともあるかもしれません。

また、お肌の水分量が不足しているため、お肌のターンオーバーが正常に機能しなくなってしまうことがあり、ニキビやくすみなどの肌トラブルに繋がってしまうこともあります。

テカリや、頬、口元、顎回りなどが乾燥するのは乾燥性脂性肌の特徴です。

また、肌がゴワゴワする、脂っぽくツッパる感じがある、しっかり化粧したのに化粧ノリが悪いなども乾燥性脂性肌の特徴です。

乾燥性脂性肌のプロセス
  1. 何らかの原因で肌が乾燥する。
  2. 保湿が足りず、さらに肌が乾燥する。
  3. 肌のバリア機能が低下する。
  4. 肌の水分量が低下してしまう。
  5. 水分の蒸発を阻止するため、皮脂が過剰に分泌される。
この5つが乾燥性脂性肌のプロセスなのです。

このような状態では肌のバリア機能が極端に減り、セラミドや天然保湿因子も減り、乾燥性脂性肌が表皮の角質が上がってきます。

個人差はありますが、これが乾燥性脂性肌なのです。

乾燥性脂性肌になる前にしっかりとケアするのが重要です。

これはプロセスの初期段階で、保湿ができず肌の乾燥が進行してしまう前の段階でストップさせましょう。

乾燥を止めることができれば、乾燥性脂性肌を食い止められるでしょう。

乾燥性脂性肌になってしまう原因

キレイな肌の女性
乾燥性脂性肌は、お肌が乾燥していてお肌の内側の水分量が不足しています。

それを補うために肌が皮脂を分泌しすぎてしまうことが原因で起こります。

ではなぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか?

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れていると、乾燥性脂性肌になりやすいです。

食事の時間が不規則で、脂っこいものや糖分の多いものばかり食べていると、皮脂の過剰分泌に繋がりやすいです。

また、栄養バランスのとれていない食事を続けていると、皮脂やお肌の水分量がしっかりとコントロールできなくなり、肌のターンオーバーの乱れに繋がってしまいます。

ターンオーバーが乱れることで肌トラブルを引き起こしてしまうので、規則正しく栄養バランスのとれた食生活を送れるように心がけましょう。

紫外線

紫外線によってお肌がダメージを受けると、お肌のバリア機能が低下してしまいます。

バリア機能の低下によってお肌のターンオーバーが乱れ、肌の内側にある水分が蒸発しやすくなってしまいます。

そうすると、水分の蒸発を防ぐためにお肌は皮脂をたくさん分泌します。

この状態の悪循環で乾燥性脂性肌に陥ってしまうのです。

間違ったスキンケア

乾燥性脂性肌はお肌の乾燥によって引き起こされています。

乾燥が原因で皮脂の分泌が増えているため、その皮脂を一日に何度も洗顔をして落とそうとしたり、ゴシゴシとこすったり、洗浄力の強い洗顔料などを使用して落とそうとすると乾燥性脂性肌をさらに悪化させることになってしまいます。

また、自分の肌質に合っていない化粧品を使っていると肌トラブルに繋がってしまいます。

自分の今のお肌の状態に合った化粧品を使うようにしましょう。

間違ったスキンケアはお肌の乾燥や肌トラブルをさらに促してしまいますので、気を付けましょう。

エアコンなどによる空気の乾燥

普段の生活の中で、空気が乾燥していることが乾燥性脂性肌の原因になります。

特に冬場は空気が乾燥しやすいので、しっかりと乾燥対策をする必要があります。

また、エアコンの風に長時間あたっていると、お肌の奥が乾燥してしまいます。

そしてお肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂の分泌が過剰になり、肌のベタつきやトラブルの原因となってしまいます。

夏は冷房、冬は暖房の使い過ぎや、それによる乾燥に気を付けましょう

加齢

お肌の水分量や、皮脂などの保湿成分は歳をとるとともに減少していきます。

肌質は体質や生活環境、日々の生活のサイクルによって変わりますが、ある程度の年齢を過ぎるとお肌は乾燥しやすくなっていきます。

また、高齢になればなるほどお肌の機能は低下していきますので、乾燥しやすくなっていってしまいます。

乾燥性脂性肌の改善方法

生活習慣の改善

生活習慣の改善は肌トラブルの改善における第一歩です。

規則正しい生活をしましょう。

いつもできるだけ同じ時間帯に就寝し、同じ時間帯に起床できるように心がけましょう。

22時~夜中の2時くらいがお肌のゴールデンタイムと言われています。

その時間帯にはいつも就寝できるようにしましょう。

食事は毎日大体同じ時間に3食、しっかりと食べられるようにしましょう。

また、栄養バランスの整った食事をすることはとても大切です。

今まで肉中心の食生活だった方は、脂の少ない魚中心の食生活に変えることでニキビが改善されたり、皮脂の分泌量が減少したりします。

野菜もきっちり毎日食べるように心がけましょう。

野菜に含まれているビタミンは肌の調子を整えることができるものも多くありますので、できるだけとれるようにしましょう。

アルコールや糖分の摂りすぎには要注意です。

糖分の摂りすぎは、肌を糖化させてしまい、しわやたるみ、くすみ、ニキビなどの肌トラブルの原因となってしまいます。

アルコールは適量を摂取することは、お肌の血行を良くしてくれたりしますので、悪いことではありません。

しかし、飲みすぎてしまうと内臓に負担をかけてしまい、お肌のコンディションを乱してしまうことがあります。

また、お酒の中でも、ビールやカクテルなどには糖分が多く含まれています。

糖分の摂りすぎは肌トラブルのもととなりますので控えましょう。

紫外線対策

紫外線によってお肌がダメージを受けると、肌のバリア機能が低下してしまいます。

それによって肌の水分量が低下し、乾燥性脂性肌にとってよくありません。

お肌を守るためにしっかりと紫外線対策をしましょう。

紫外線対策の日焼け止めには、2つのタイプがあります。

紫外線吸収剤と、紫外線散乱剤です。

紫外線吸収剤はお肌にとって刺激が強いです。

乾燥性脂性肌は刺激に弱い状態になっているので、紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤を使うようにしましょう。

また、ウォータープルーフ入りの日焼け止めは使わないほうが良いです。

ウォータープルーフ入りの日焼け止めは落とすのが大変で、強いクレンジング剤が必要になります。

強いクレンジング剤を使うと肌を傷つけてしまうことになりますので、それを防ぐためにも、ウォータープルーフ入りの日焼け止めは使わないようにしましょう。

紫外線は窓を通り抜け、室内にいても肌に影響を及ぼします。

室内にいるときでも、夏場などの日差しの強い時季はしっかりと紫外線対策をしましょう。

エイジングケア

私たち人間はどうしても加齢による肌の老化や乾燥肌は避けられません。

人間の体は体重の70%は水分ですが、加齢で体も衰え、水分保持機能も一緒に衰えます。

年齢による乾燥を予防するには、毎日のエイジングケアをきちんとすることが大切です。

乾燥性脂性肌に気づかないと肌の老化に繋がります。

またシミ、シワ、くすみ、たるみなどの原因にもなります。

これらを遅らせるには保湿を優先的にすることが大切です。

プリテオグリカン、セラミド、ヒアルロン酸が含まれた化粧品を選ぶといいでしょう。

保湿クリームや美容液にも保湿成分が多く含まれているものがありますので、エイジングケアや乾燥性脂性肌の改善のために使いましょう。

30代~40代の女性は日々のエイジングケアをしっかりとしましょう。

特にこの年代でエイジングケアをすることで、50代からのエイジングケアが楽しくなること間違いなしです!

スキンケアの見直し

間違ったスキンケアをしていると、肌トラブルを改善することはできません。

では、どのようにケアをしていけばいいのでしょうか。

洗顔・クレンジングの時に気を付けること

洗顔はぬるま湯でしましょう。

熱いお湯で洗顔をすると皮脂を落としすぎてしまいます。

これも毎日やっていると肌の水分量を低下させてしまいますので気を付けましょう。

洗顔をするときのお湯の温度は30~35℃のぬるま湯でするといいでしょう。

皮脂が全て落ちず、肌に必要な分が適度に残ります。

洗顔料はできるだけ刺激の少ないものを使いましょう。

刺激が強い洗顔料はお肌にダメージを与え、角質の機能も低下させてしまうのです。

クレンジング剤もできるだけ刺激の少ないものを使いましょう。

強いクレンジング剤は肌の皮脂や内側の水分も洗い流してしまい、お肌の水分量を低下させ結果的にお肌の乾燥を促進してしまうことになります。

洗浄力という点でみると、刺激の強いクレンジング剤はとても優秀です。

しかし、先ほども述べたように、刺激の強いクレンジング剤はお肌にダメージを与えてしまうので良くありません。

ですので、刺激の少ないクレンジング剤でもメイクをしっかりと落としきれるように、メイクを変えることもお肌にとって大切なことです。

スキンケアのタイミング

乾燥性脂性肌が続く時は洗顔をした後、すぐにスキンケアをするようにしましょう。

特にお風呂で洗顔するとスキンケアまでタイムラグがあり、肌の水分が減少してお肌の水分の保護をしてくれる油膜や皮脂膜が失われてしまうのです。

ですので入浴後のスキンケアはできるだけすぐに行い、肌の水分を逃がさないようにしましょう。

乾燥性脂性肌の方の化粧水の選び方

乾燥性脂性肌の原因は乾燥ですので、保湿効果の高い化粧水を選ぶことがとても重要です。

そのために化粧水を選ぶときは、乾燥性脂性肌に有効な成分である、セラミド、保湿成分を多く含んでいる物を選びましょう。

セラミドは保湿力にとても優れています。

また、セラミドは肌のバリア機能を改善し、外部からの刺激や細菌などの侵入を防いでくれます。

多くの化粧水の中で、セラミド配合の化粧水には表記に1.2.3と表示されている、セラミドを含んでいる物が乾燥性脂性肌にはピッタリです。

セラミドは低刺激で肌に優しいのです。

セラミドには「天然セラミド、ヒト型セラミド、動物性セラミド、植物性セラミド」の4つがあり、この中でもヒト型セラミドが高保湿です。

  1. コラーゲン
  2. アミノ酸
  3. ヒアルロン酸
  4. エラスチン
  5. 植物エキス
このような保湿成分が含まれている化粧水が乾燥性脂性肌には適しています。

選んではいけない化粧水

ふき取りが必要な化粧水

この化粧水は擦ることがあり、敏感の乾燥性脂性肌に刺激を与えてしまうので使用するのは控えましょう。

角質を傷つけ肌の水分量を低下させてしまうので、乾燥が更に悪化してしまいます。

アルコールを含んでいる化粧水

アルコールはお肌の水分を奪ってしまうため、乾燥性脂性肌のケアには向いていません。

また、アルコールによって皮脂が取り除かれすぎたり、肌の常在菌を殺してしまって常在菌バランスが崩れたりすることによってバリア機能を低下させてしまい、乾燥性脂性肌を悪化させてしまいます。

ですので、化粧水はアルコールフリーのものを選ぶようにしましょう。

収れんの化粧水

収れんは肌の引き締めには絶大な効果があります。

肌を引き締めて皮脂の分泌量を最低限に納めます。

毛穴や脂っぽさには効果絶大ですが、乾燥性脂性肌には向いていません。

皮脂の分泌量が少なくなると、乾燥しやすくなります。

乾燥性脂性肌を改善して健康で美しい肌に

乾燥性脂性肌の方は、自分が脂性肌だと思い込んで保湿をあまりしていない方が多いかもしれません。

原因はお肌の乾燥からきていますので、乾燥性脂性肌対策で最も重要なのは保湿です。

自分のお肌のトラブルが何からきているかをしっかりと理解してケアをしていくことが大切です。

また、お肌の状態を良くしていくためには、日々の生活習慣を整えていく必要があります。

健康な生活が、お肌にも良い影響をもたらすのです。

ですので、日々のケアだけでなく、自分の生活を見直して、健康なお肌と身体を手に入れられるようにがんばりましょう。

 

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