足も乾燥しているその原因とは!?フットケアグッズを使ってすべすべな足に

冬場の乾燥はヒリヒリしたり痒くなったりで不快なものです。
乾燥しなければどれだけいいでしょうか。
本日は足の乾燥です。
乾燥の原因や足や足裏の乾燥対策などについて掘り下げて見ていきたいと思います。
保湿もただ化粧水をつけて保湿すればいいわけでなく、保湿のための成分の違いなどから生じる注意点がありますので少し注意しながら見ていきましょう。

Contents

1 足や足の裏が乾燥してしまう原因
2 足の部分ごとの乾燥してしまった時の対処法
3 足の乾燥の一つの「うろこ脚」ってどういうの？
4 かかとの乾燥を改善するかかとケア靴下とは
5 フットクリームの選び方とオススメ５選
6 足をケアして健康的に

足や足の裏が乾燥してしまう原因

足や足の裏が粉吹いて、皮膚が白くなったりあかぎれ状態になり血が出てしまうってことないでしょうか。

それにスネ部分も粉を吹いてしまい、まるで枯れた木のようになる方も居るのではないでしょうか。なぜ足は乾燥してしまうのか原因を見ていきましょう。

皮脂腺の少なさ

通常、肌には皮脂腺が巡っていて、そこから皮脂が分泌されてニキビになったりします。
しかし、足には汗を出す汗腺はあっても皮脂腺は少ないのです。

皮脂腺の良いところは皮脂という脂がお肌の潤いに役立つことですが、足にはそれがないためにカサカサになりやすいと考えられます。

角質が厚くなる

足は普段靴を履いて動かしていますね。
足の裏はそうした毎日の歩行や靴の刺激から身を守るために自然と厚くなっていきます。

しかし、角質層が厚くなってくると、体内から浸透するはずの水分が行き渡らなくなってしまいます。
水分が巡ってこないゆえに足の乾燥が起こるのです。

加齢による水分量の減少

よく赤ちゃんや子供の足は潤いがあってぷるぷるしていますが、年齢も足の乾燥に関係あります。
肌の潤いは皮脂や天然保湿因子、細胞間脂質（セラミド）が保たれてスベスベの状態をキープします。

ですが、このバランスは加齢とともに減少していきます。顔などと同じように足裏も次第に水分量が低下していって、乾燥へとなってしまうのです。

冬の過ごし方にも影響が

冬は防寒のためタイツやストッキングなどを着ける事が増えますが、これらの線維は速乾性が高いため皮膚の水分が奪われやすくそれが乾燥を引き起こします。

また、着用時の刺激（摩擦などによる）も乾きや肌荒れを進めます。
それに足は心臓から遠いために血流が悪くなりがちで、そのせいもありしばしばむくみも起きます。

血行不良になる事で代謝も下がりますから、肌が生まれ変わるサイクル（ターンオーバー）もスムーズでなくなり、角質も残りやすくなってしまいます。
冬は寒いですから足の冷え性対策も考えねばなりませんね。

スネの乾燥にはこんな原因が

肌への負担という点ではカミソリによるムダ毛処理も一因なのだとか。

剃り残しがないようにカミソリを何度も当てるのが通常ですが、これで表面の角質層が削られて皮膚の潤いを守るためのバリア機能が壊されてしまいます。
ムダ毛処理を行なったときはアフターケアとして保湿も一緒に行いましょう。

足の部分ごとの乾燥してしまった時の対処法

足の特徴や原因が分かったところで、今度は具体的な対策法です。
足の部分ごとに対策をご紹介していきます。

かかとのケア

足は角質が分厚くなってしまう部分であるため、分厚くしないようにケアしなければなりません。
夏は暑いから裸足で過ごすことも多いですが、薄い靴下を履くだけでも角質の厚さを抑えられます。

また、部屋の乾燥には十分に気を付けましょう。
冬は暖房をつけ、床にはホットカーペットといった電化製品類に頼っているとかかとも乾燥しやすくなります。

昔ながらのお湯を入れる湯たんぽは一番乾燥しにくいアイテムです。

かかとの保湿

かかとも顔のように保湿してあげましょう。
それには尿素系の保湿クリームが効果的です。

尿素という成分は肌にうるおいを与えて角質を柔らかくしてくれます。
尿素以外にもワセリンでも代用可能です。

スネのケア

スネは先ほど挙げたムダ毛処理の場合以外にも気を付けることがあります。
それはお風呂の入り方です。

熱いお湯に入っていたり、ゴシゴシ体を洗ってしまっては刺激が強いし肌が傷ついてしまいます。
お湯の温度は38～40度が理想です。

洗い方もネットを使って、たっぷり泡立てて洗いましょう。
そして、入浴後はできる限り早くオイルやクリームで保湿しましょう。
セラミド配合の物なら皮膚内に潤いを蓄えることができます。

足の裏のケア

足の裏には入浴後の角質ケアがおすすめです。
月1～2回程度に軽石などで軽くこする程度のケアをしましょう。

入浴後の皮膚が柔らかい状態が一番ベストです。
この際やりすぎには気を付けましょう。
そして、終わったら保湿も忘れずに行いましょう。

靴選びも重要

足の幅やヒールの高さなどが合っていない靴を履いていても、角質層が厚くなり足が乾燥します。
足にしっかりフィットするサイズの靴を選びましょう。

また、たくさん歩くときはヒールのある靴は避けるようにしましょう。

足の乾燥の一つの「うろこ脚」ってどういうの？

うろこ脚というのは足の肌が乾燥してうろこのような模様になって粉を吹いた脚のことです。
乾燥肌の代表格でみかんの皮が時間経過でカピカピになるように、寒い冬の時期に空気が乾燥し肌をも乾燥させてしまうのです。

肌が乾燥するときちんと生まれ変わるはずの古い角層が足の表面に残ります。
それがうまく剥がれなくなり足の表面に積もってうろこ模様になります。

その結果うろこ脚と乾燥肌が同時に進行してしまうのです。
このうろこ脚をどのように改善していけば良いのかお伝えします。

規則正しい生活をする

うろこ脚は強いストレスとも関係してきます。
それを解消することにより、脚の方も改善されるでしょう。

ストレス解消には睡眠です。

うろこ脚も肌の生まれ変わりが重要で寝る時間と関係してきます。
肌のゴールデンタイムともいわれる夜10時から午前2時には眠っているようにしましょう。

バランスの良い食事

バランスの取れた食事は体の内側から「うろこ脚」を改善してくれます。

レトルトやインスタント食品ばかりで済まそうとせずに、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素を摂りましょう。

たんぱく質	魚介類・肉類・乳製品・卵・大豆製品
ビタミン	パプリカ・ケール・トマト・パセリ・バナナ・まいたけ
ミネラル	魚介類・海藻類・キノコ類・ほうれん草・納豆