紫外線はお肌への影響が強く、様々な肌荒れを引き起こします。
太陽光線は紫外線(UV)、可視光線、赤外線(IR)の3つに別れ、このうち光老化に最も大きな影響を与えているのが紫外線です。
紫外線にはA紫外線(UV-A)、B紫外線(UV-B)、C紫外線(UV-C)があり、波長が長いほど皮膚の奥に入り込むという性質があります。
肌に悪影響を及ぼす紫外線はUV-AとUV-Bであり、その作用には違いがあります。
紫外線は UV-A・UV-B・UV-C になんで分かれてるの?
紫外線はスペクトルの紫よりも短波長側に存在する不可視光線であり、400nm以下の光です。
可視光線に比べて波長が短く、X線よりは波長の長い電磁波です。
紫外線はその波長によってUV-A・UV-B・UV-Cに分類されているのです。
ただ、実際に地表へ届くのはUV-AとUV-Bの2つです。
それではその3種類の紫外線について説明していきます。

ほぼ全ての光化学変化は紫外線によって引き起こされます。
研究の上で使われる紫外線の光源では水素放電管、水銀灯、キセノン放電管などが存在し、検出には写真乾板、光電池、光電子増倍管などを使います。
UV-Aってなに?
UV-Aは315‐400nmの波長で大気でほとんど吸収されずに地表に到達します。
太陽からの日射に占める割合はほんの数%程度です。
また、生物に与える影響もUV-Bに比べて小さいです。
- 地上に降り注ぐ紫外線の9割以上を示しています。
- UV-Aのエネルギー自体は弱いのですが、浸透力があり照射量も多いので私たちの肌に大きな影響を与えます。
UV-Aを浴びるとどのような影響があるのか?
肌に大きなダメージがあります。
「そのくらいの事は知っている」という方はほとんどですが、紫外線は数種類存在し降り注ぐ紫外線は肌にどの様なダメージを与えるのか知られてる方は少ないと思います。
ではUV-Aを浴びると私たちの肌にどんな影響を与えるのでしょうか。
UV-Aは肌の真皮層までも浸透し、弾力やハリを与えるエラスチン、ヒアルロン酸、コラーゲンを作る線維芽細胞に傷を与えます。
その為、肌はUV-Aを浴びると肌が黒くなる日焼けや、弾力が無くなることで、たるみやシワなどの肌の老化に繋がるのです。
更にUV-Aはメラニン色素を増加させ、メラニン色素を増加し合成をし目立つシワの原因になります。
UVによりたるみ、シミ、シワを光老化といい、肌の老化の3つの大特徴なのです。
波長が長く、地上まで弱まる事なく降り注いでいるのがUV-Aで、曇りの日でも車のガラス、家のガラスを浸透しUV-Aを肌に浴びてしまうので「生活紫外線」とも言います。
UV-Aの対策
UV-Aの対策はできるだけ浴びない事です。
また、日焼け止めクリームを塗ることも重要です。
その他にもUVカットのフィルムを窓ガラスに貼る、紫外線を遮断するレースカーテンなども効果的です。
日頃からUV-A対策を意識しましょう。
UV-Bってなに?
UV-Bは280‐315nmの波長で、成層圏オゾンによって大半が吸収されてその残りが地表に到達します。
太陽からの日射に占める割合は0.1%と非常に少ないです。
しかし、生物に与える影響はとても大きいです。
UV-Bは波長がUV-Aより短く別名・レジャー紫外線と言われ、大量に浴びると日焼けや炎症を起こしメラニン色素やサンバーンが沈着し、そばかすやシミを引き起こします。
また、UV-Bを浴びることで私たちの皮膚の中に存在している物質7-デヒドロコレステロールが反応を起こしビタミンD3(コレカルシフェロール)を作り出します。
その後体の中で、このコレステロールの仲間であるビタミンD3がカルシウムの吸収を助けます。
食べ物から吸収したカルシウムを体内カルシウムに生まれ変わらせ、骨や歯を助け免疫能力を良くします。
また、ビタミンD3は動物などからも取り入れることができます。
UV-Bを浴びるとどのような影響があるのか?
先述のとおりコレカルシフェロールはUV-Bを体に浴びることで生成されるのですが、UV-Bを浴びることで強い紫外線のトラブルも多く発生します。
UV-BはUV-Aと同じようにメラニンを大量に生成させるため、日焼けに繋がります。
また、UV-Bは持っているエネルギーが強力な為、皮膚癌やシミの原因にもなってしまいます。
シミになってしまう原因は加齢や紫外線でDNAが損傷し、その際肌に溜まってしまったメラノサイトと物質がメラニン色素を多く生成し、これがシミの原因なのです。
より良いシミ対策をする時には、メラニン色素の生成の抑制を目指しましょう。
メラニン色素はシミの原因にそしてメラノサイトは老化や紫外線の刺激で作り出されています。
UV-AもUV-Bも浴びるとシミになるのは避けられません。
UV-Bの対策
UV-B対策はUV-A同様に紫外線を浴びないこと。
日焼け止めクリームを塗るのは勿論、帽子や日傘、手袋やパーカーを着用し肌を紫外線に当てないことです。
目も紫外線で日焼けするのでサングラスも忘れないでください。
紫外線をよく理解し紫外線から大切な肌を守ってください。
UV-Cってなに?
UV-Cは100‐280nmの波長で、成層圏や上空のオゾンと酸素分子により吸収されます。
UV-Cを浴びるとどのような影響があるのか?
UV-Cは紫外線の中で私たちの肌に最も悪影響を与えます。UV-Cは特に厄介です。
UV-A、UV-Bと比較すると波長は短いのですが、悪い影響をもたらすので皮膚癌になりやすいと言われています。
たるみ、シワ、シミにもなってしまい、ほんの数時間浴びるだけで再生できないくらいにボロボロに遺伝子を破壊させる凄まじい紫外線です。
今まではオゾン層に邪魔をされ地上までには降り注いではいませんでしたが、最近になりオゾン層が徐々に弱くなってきているのでUV-Cの危険が増してきています。
UV-Cは殺菌力が非常に強いので殺菌灯などに使用されています。
他には布団やマット、歯ブラシや枕などを殺菌するためにも使用されています。
UV-Cの対策
UV-Cは非常に有害な紫外線ですが現在はまだ対策用の商品がありません。
しかし、UV-Bと同様に通過率は低く、直接日光を浴びなければ大丈夫です。
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