私達は紫外線の影響を気にして紫外線対策を行いますよね?
しかし、それが車だったらどうでしょうか?
車は紫外線の影響を受けて劣化してしまうの?と思う方もいらっしゃると思います。
また、車内においても紫外線の影響を受けています。
今回は車の窓に差し込む紫外線への対策とは、車の窓やボディの紫外線対策などの車に関する事について見ていきたいと思います。
車の窓から差し込む紫外線への対策は?
毎日駅までご主人やお子さんを送り迎えをし、小学生くらいのお子さんには習い事で付き添いをするという方がいらっしゃると思います。
しかし、たった数十分しか運転しない、車内にいるから紫外線対策をしなくても大丈夫と思われていませんか?
車を運転していても窓から紫外線が入り込んでしまい、肌にダメージを与えてしまいますので肌トラブルを招いてしまいます。
たった数十分の為に紫外線対策をしなければいけないの?と思わず、10年後も美しくいる為に紫外線対策は是非行って下さい。
車に乗る際にどんな紫外線対策をすれば良いのか見ていきたいと思います。
日焼け止め
何も塗らないで車に乗るのは良くはないと言えます。
直に紫外線を浴びてしまいますので日焼けをしたり、肌トラブルを招いてしまいます。
ですので、誰かを何処かへ送るなど短時間の運転だけであっても日焼け止めは塗った方が良いでしょう。
車を長時間運転する場合は、2~3時間に1回は日焼け止めを塗り直しましょう。
どれだけSPFやPAの値が高い日焼け止めであっても、汗をかいたり皮脂汚れで日焼け止めは流れてしまいます。
最近ではクリームタイプの他にもスプレータイプの日焼け止めも販売されていますので、お手軽に塗り直す事が可能です。
また、日焼け止めを塗ると肌が乾燥しやすくなります。
ですので、夜の洗顔後は保湿ケアを行って下さい。
保湿ケアを怠ると、秋や冬場の乾燥するシーズンにシワが増えたり、肌荒れが酷くなるなどの肌トラブルを招いてしまいます。
サングラス
肌だけでなく目も紫外線を浴びてしまい、目に紫外線を浴びるとメラニンの生成を始めてそれがシミになったり、白内障や翼状片と言った目の疾患を患ってしまいます。
ですので、目に紫外線を浴びない為にもサングラスをかける必要があります。
レンズの色ですが、出来る限り濃い色は避けた方が良いです。
その理由は、目は暗いと認識すると瞳孔が大きく開いて光を沢山取り込もうとしますが、同時に紫外線も沢山取り込んでしまいます。
近年ではレンズにUVカット加工が施されているサングラスが販売されています。
UVカット加工が施されていればレンズの色がクリアでも紫外線から目を守る事が出来ます。
サングラスの色の濃さで紫外線対策効果が変わる?調光レンズと偏光レンズとは
フェイスカバー
フェイスカバーは見た感じ息苦しそうに見えます。
ですが、メッシュ素材になっていたり、鼻の部分が二重になっている為に風通しが良く出来ています。
息苦しくなく、サングラスと一緒に使ってもレンズが曇る事はありません。
また、フェイスカバーは顔だけでなく首も守る事が出来ますのでおススメです。
ヘアスタイル
運転席は通常右側にある為、特に顔の右側が紫外線を浴びやすいです。
女性の方は髪型を左から右に分けて、少しでも右頬が隠れる髪型にすると紫外線対策になります。
サプリメント
塗ったり着用したりするだけが紫外線対策とは限りません。
身体の内部から日焼けを防ぐ手段として日焼け止めサプリメントを飲む方が増えています。
日差しが強いヨーロッパでは、日焼け止めとしてサプリメントを飲む事は既に当たり前となっています。
日本でも紫外線対策の大切さが言われ始めてから、飲むタイプの日焼け止めが市場に出回る様になりました。
日焼け止めサプリメントは医薬品ではない為、副作用を心配する事なく気軽に飲む事が出来ます。
また、敏感肌である為に日焼け止めクリームが使えないと言う方でも安心して使用する事が出来ます。
車の塗装・ボディ・タイヤなども紫外線で劣化するのか?
車の塗装(ボディ)・タイヤは紫外線で劣化してしまうのか考察していきましょう。
塗装(ボディ)
日光を含めた光は、物質に当たると分子や結晶が共鳴振動を起こして熱エネルギーが発生してしまいます。
その為、紫外線は車の塗装の分子結合を破壊してしまいます。
紫外線を浴びると塗装面のクリア塗装の表面から少しずつ破壊していきます。
やがて、剥げた塗装面に触れると手に白い粉の様なものがつく粉化現象が起こり、塗装の深部まで粉化現象が進行していきます。
タイヤ
タイヤは輪ゴムと同じゴムで出来ています。
ゴムは時間が経過すると熱や紫外線の影響で劣化してしまい、弾力性を失ってしまいます。
タイヤのゴムには柔軟剤や劣化防止剤などが含まれている為、輪ゴムほど早く劣化する事はありません。
しかし、時間の経過と共にこれらの成分が抜けてしまい、タイヤが経年劣化を起こしてしまいます。
タイヤのゴムが経年劣化する原因として挙げられる事は、オゾン・酸性雨・紫外線・熱などです。
車の窓の紫外線対策とは
車の窓は紫外線対策を行った方が良いのか見ていきましょう。
透明断熱フィルム
殆どの車は紫外線対策が施されていますが100%であるとは言えません。
紫外線を防ぐ為には、UVカット機能のある透明断熱フィルムを窓に貼ると言う方法があります。
透明なのでフロントガラスへ貼っても安全面に問題はありません。
カー用品店や専門店で貼って貰う方法があります。
また、車種ごとに窓の大きさや形状に合わせてカットされた貼りやすいタイプが通販などで入手する事が出来ます。
透明断熱フィルムを購入する際のポイントは、可視光線透過率とUVカット率です。
フィルムの種類によって違いがありますので、何種類か見比べてから購入しましょう。
フロントガラス・運転席・助手席の可視透過率は70パーセント以上である事が法律で定められていますので、規定の範囲内で検討してみてはいかがでしょうか。
眩しい西日の対策グッズ
走行中に西日が眩しい時があります。
UVBはわずかでありながらもエネルギーが非常に強く、目の角膜にも影響を与えます。
サングラスを掛けるのも良いのですが、車で左折や右折をした途端に眩しい光が降り注いでくる場合があり、反応が遅れてしまいます。
その様な場合におススメなのが、カーバイザーにクリップで挟むだけで取り付けられるデイ&ナイトバイザーです。
急に眩しくなったらデイ&ナイトバイザーを下へ降ろすだけで、目の日焼けや眩しさを防ぐ事が出来ます。
不要な時は上に上げるだけでカーバイザーと水平な位置になりますので、邪魔になりません。
車のボディの紫外線対策とは
一番効果のある対策は、紫外線が直接当たらない室内式の車庫に駐車する事です。
あなたのご自宅の駐車場に屋内式の車庫が無い場合、カーポートを付けてみるのも一つの手です。
また、月極駐車場やマンション・アパート住まいで室内式の車庫やカーポートを取り付ける事が不可能な場合、クルマカバーを使用するのも良いでしょう。
ただし、風などでカバーが擦れてボディに傷がついたり、つけっぱなしにしておくと塗装や車内が蒸れたりする場合がありますので注意が必要です。
車を紫外線から守るには
今回は紫外線と車について見ていきました。
ほとんど運転しないと言う方も長時間のドライブで運転する方も、車に乗る際は紫外線対策を行う必要があります。
では、どんなアイテムを使って紫外線対策をすれば良いのでしょうか?
- 日焼け止め
- サングラス
- フェイスカバー
- ヘアスタイルで
- 日焼け止めサプリメント
これらのアイテムを使用する事によって、窓から入り込んでしまう紫外線を防ぐ事は可能です。
また、通常は運転席は右側にあり、右側だけが日焼けをしてしまうという事が多い為、アームカバーを使用するのも良いのではないでしょうか。
紫外線を浴びる事で車の塗装(ボディ)・タイヤは劣化してしまうのか確認してみましょう。
塗装(ボディ)は通常3~5層塗装されています。
紫外線を浴び続ける事によって熱エネルギーが発生してしまい、塗装の分子結合が破壊される事によって塗装面が剥げていきます。
それが続くと塗装の深部まで塗装が剥げてしまいます。
タイヤも紫外線によって経年劣化を起こしてしまいます。
タイヤはゴムですが、輪ゴムと違い柔軟剤や劣化防止剤がタイヤに含まれている為に長持ちします。
しかし、紫外線などの影響や柔軟剤・劣化防止剤が抜けていく事によって経年劣化を引き起こします。
- UVカット機能がある透明遮断フィルムを貼る
→通常の窓よりさらにに紫外線をカットする事が出来ます。
- 眩しい西日にはデイ&ナイトバイザーを取り付ける
→西日が眩しい時間帯にサングラスをかけていると、右左折時に眩しくて見えにくいと言う事が多々あります。そのような場合に、取り付けたデイ&ナイトバイザーを下ろす事によって目の日焼けや眩しさを防止します。サンバイザーに取り付けるだけなので簡単に取り付けられ、不要な時は上げるだけでサンバイザーと水平な位置に収まってくれます。
- 一番効果がある方法は紫外線の当たらない屋内式の車庫に駐車する事ですが、無い場合はカーポートに駐車する事も対策になります。
- 月極駐車場などで車庫やカーポートの取り付けが困難な場合は、クルマカバーの使用もおススメです。
紫外線を浴びると私達のお肌が影響を受けてしまうのと同じ様に、車も紫外線に当たると影響を受けてしまいます。
車も紫外線対策をする事で紫外線の影響を減らす事が出来ます。
大事な愛車を購入した時の様な状態を維持する為には、紫外線対策をしてあげる事が大切なのではないでしょうか。
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