黒染め予定の方必見!髪を黒染めする時のやり方と正しい知識とは

髪を黒染めする時の方法と正しい知識 表紙 美髪

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黒染めとはじつは学校の頭髪検査や仕事に就くのに、黒に染めざるを得ないときに使われます。
白髪を黒に染めるのではないんです。
店頭では黒染めするアイテムが多数販売されていますよね。
今回は黒染めの方法をご紹介していきます。

染める前に知りたい黒染めのメリット・デメリット

まず、黒染めとは黒いカラー剤で髪を染めることです。
主にカラーやブリーチ履歴のある明るい状態の髪を地毛に近い黒にするために使用されます。

就活や仕事の関係で黒い髪に戻さなくてはいけない、あるいは学校の頭髪検査で引っ掛かりたくないから黒染めしなくてはいけない、こんな背景が黒染めを行うきっかけでしょう。

言葉だけみると「白髪染め」にも見えますが、今ある色と関係なく黒く染めるのが黒染めになります。
「白髪染め」は白髪を好きな色に染めるための染料なのです。

では、この「黒染め」にはどんなメリットやデメリットが存在するのでしょうか。

黒染めのメリット

黒染めのメリットの一つ目は、特に日本人の場合頭髪を黒にすることによって真面目さや清楚さが強調できることです。
日本人の多くは黒い髪の毛を持って生まれてきます。髪を黒染めする時の方法と正しい知識 高校生

日本人は肌が白い方も多いため、黒髪とのコントラストで目鼻立ちがくっきりとなる利点もあります。
そうした社会的な理由が存在しています。

他にもこんなメリットがあります。

  • しっかり染まるので色持ちが良い
  • ハイトーンの明るめの髪でも1回の黒染めで真っ黒まで持っていける
  • ツヤが出ているように見える

黒染めのデメリット

一度染めたらずっと黒のままでいられるのが「黒染め」のメリットなら、デメリットは「明るくしたくても出来なくなる」点です。
黒は色落ちしづらいのです。

白髪の方を除くと髪の毛を漆黒に染めるには、メラニン色素を徹底的に破壊する必要があります。
ですからブリーチ(酸素漂白)を強めにします。
そうなると当然、髪の毛のダメージもとても大きくなります。

もし、このような髪の毛にもう一度、明るい色を投入しようとすると再び強いブリーチを掛けることになります。
なので、一度黒染めしてしまうと次のカラーにしない方がいいし、その点がデメリットなのです。

セルフで行う黒染めと美容院で行う黒染めの違い

黒染めするのに美容院だとお金が掛かるから、セルフで済ませたいという方多くいるでしょう。
たしかに店頭にはいろいろな黒染めの製品が販売されています。
市販薬で行うのと美容院で行うのとでは何が違うのでしょうか。

セルフで黒染めを行う場合

まず、基本的に自分や美容師さんではない人が塗るのでだいたいムラができます
それは内側が十分に塗れてないのが多く、表面でも強く濃い黒が入ってしまうからです。
そのため光がきれいに反射されず、ツヤが出ない髪になります。

髪を黒染めする時の方法と正しい知識 セルフ

それにセルフだと「黒100%」の髪染めで髪を染めることになるので、不自然に見えるほど真っ黒になることがあります。

カラー剤の中にトリートメント成分がほぼ含まれていないので、髪がかなり傷んでくるのもセルフのデメリットです。

トリートメント成分がないと染料が薄まらないので、必要以上に黒色が濃く入ってしまうことになります。

また、市販の黒染めは3原色の「青・赤・黄色」の色素がたくさん入っていますが、「青」だけが非常に抜けやすいため、だんだんと髪が赤くなっていきます。

美容院で黒染めを行う場合

まず、美容院は専門の美容師さんが行うので、塗っていくうえでムラが生まれづらいです。
そのため全体に均一に同じ色になるので、光もきれいに反射されてツヤも出してくれます。

美容師さんなので黒染めの比率もコントロールしてくれます。
その人の肌や目の色に合わせて調合してくれるので、より自然な黒髪に仕上げることも可能です。

髪を黒染めする時の方法と正しい知識 黒染め

そして、美容院で使われる薬剤にはトリートメント成分が配合されているので、髪を極力傷めずに染めることができます。
美容院では料金を取る分、髪に優しい施術をしてくれるのですね。

セルフで行う際の注意点と綺麗に染まる方法、アフターケアとは

でもやっぱりコスパからして、セルフでやりたい!という方にはセルフで黒染めをする方法やポイントをご紹介しましょう。

用意するもの
  • 黒染め薬剤(多めが良い)
  • クシ
  • 流さないトリートメント
  • 新聞紙(カラー剤が飛んでもいいように保護)
  • ケープやタオル
  • タイマー
  • ヘアクリップやヘアゴム(髪をブロックするため)
  • ティッシュやコットン
使う前は必ずパッチテストを行いましょう。
アレルギー反応が起きることもあるためです。

黒染めをする際は色ムラができてしまうと困るので、ケチケチせずにたっぷりと使いましょう。

ほとんどのヘアカラーは1箱でセミロングヘアくらいの長さの量です

また、塗る部分の順番も守りましょう。
まずはしっかりとブロッキングし、塗りにくい襟足から塗っていきます。

そして、トップ側・サイド側・前髪といった、後ろから前に塗っていくイメージで塗っていきましょう。トップをカラーリングしている光景放置時間は必ず使用方法に従いましょう。

そうして髪の毛全体に薬剤を塗ったらシャワーでしっかり洗い流しましょう。
あまり高温のお湯ではなく、ぬるま湯でゆっくりと洗い流すのがコツです。

洗い流した後は黒染めに付属している、あるいはお手持ちのトリートメントを使って髪の毛を保護しましょう。

黒染めにオススメの市販アイテムとは?

では、髪をできるだけ傷ませない黒染め市販アイテムとはどんな物でしょうか。
おすすめ商品をまとめてみました。

選ぶ基準は?

黒髪にしたい期間に合わせて選ぶ

1ヶ月以上 ヘアカラー
3週間だけ ヘアマニキュア
1~2週間だけ カラートリートメント
1日だけ ヘアカラースプレーやヘアマスカラ

自然な色味を選ぶ

黒染めの度合いのことです。
漆黒のような黒にしたいのか、ナチュラルな黒にしたいのか選ぶ物が変わってきます。

かえって不自然に見えてしまうこともあるので、パッケージの色見本を参考にして仕上がりが地毛に見えるものが良いですね。

ケアアイテムが付属しているもの

ここでいうケアアイテムとはトリートメントのことです。
黒染めをした際、アフターケアは大事です。

特に加水分解ケラチンなどの毛髪保護タンパク質が配合されたものなら、キューティクルを保護してくれます。

おすすめの黒染め剤

ミルクジャム髪色もどし#ナチュラルブラック

  • メーカー名:ルシードエル
  • 商 品 名:ミルクジャム髪色もどし#ナチュラルブラック
  • 価   格:¥534(参考価格)

髪表面から伸ばすだけで、内側の髪までムラなくさっとなじみます。
コラーゲン、パールエキス、シルクエッセンス、ツバキオイルといったヘアケア成分が髪を包み込みます。

カラー剤特有の匂いを抑えて、優しい香りになっています。

フレッシュライト ミルキー髪色もどし

  • メーカー名:ヘンケル
  • 商 品 名:フレッシュライト ミルキー髪色もどし
  • 価   格:¥436(参考価格)

8種類のアミノ酸(うるおい成分)配合できれいに染まります。
ムラなく塗れる「くし型ノズル」です。
グリーンアップル&カシスのさわやかな香りがします。

リーゼ泡カラー

created by Rinker
¥648 (2024/04/20 04:29:44時点 楽天市場調べ-詳細)
  • メーカー名:花王
  • 商 品 名:リーゼ プリティア 泡カラー髪色もどしブラック
  • 価   格:¥915(参考価格)

泡タイプのヘアカラーです。
高純度はちみつ配合でしっとりツヤツヤの染め上がりになります。
アフターカラーヘアパック付きです。

クイスクイス デビルズトリック キラーブラック

  • メーカー名:石澤研究所
  • 商 品 名:クイスクイス デビルズトリック キラーブラック
  • 価   格:¥240+税

こちらはカラートリートメントの黒染め剤です。
イオン化したプラスの色素が傷んだ髪に多いマイナスイオンとくっついて発色します。
色持ちは1週間ほど。ローズの香りです。

美容院で行う黒染めの平均料金と失敗しない選び方

美容院で染める場合、黒染めの料金は通常のヘアカラーとほとんど変わりません。
平均で5,000~8,000円と思っておいた方が良さそうです。
ただしカットとシャンプーは別料金です。

さらにロングヘアだとレングス別で追加料金が掛かるところもあります。
初めてのお店ではお得なクーポンや特典が利用できるところもありますから、料金を気にするならそれらも活用しましょう。

美容院ではどんなやり方で黒染めするのか

それぞれ料金も異なりますが、美容院で使われる黒染めの種類は4つです。

①アルカリカラー
この4つの中で一番色落ちしにくい薬剤です。

白髪染めと同じ構造なので髪の内部までしっかり黒染め薬剤が入り込み、色落ちしにくいのです。
持ち期間は1~2ヶ月ほどです。

②ヘアマニキュア
髪の表面のみに色素を乗せる染料でダメージはゼロです。
持ち期間はだいたい3週間で色落ちしやすいですが、髪の傷みが気になる方にはおすすめです。
③カラースプレー
こちらは1日だけ黒染めしたいという方向けの染料です。
なので、シャンプーすればすぐ色落ちしちゃいます。
スプレーですから衣服に付かないよう注意しなくてはなりません。
④カラートリートメント
こちらは毎日トリートメントすることによって徐々に黒染めしていくやり方です。
ダメージはほぼゼロですが、すぐ黒染めしたい方にはおすすめできません。
毎日染めるタイプになりますので、持ちは良く色落ちもしないのがメリットですね。

良い美容院を選ぶには?

黒染めに限ったことではないですが、良い美容院や美容師さんを見つけるにはどんなポイントがあるでしょうか。

知人の紹介

髪を黒染めする時の方法と正しい知識 美容院美容師さん側から最もおすすめしたいのが「知人による紹介」です。
それが美容院探しで失敗しないコツだそうです。

一番ベストな方法として、貴方から見て素敵なヘアスタイルやヘアカラーをしている方に紹介してもらうことです。

もし、紹介で受付すれば「紹介割引」という待遇が使えます。
身近にそんなつながりができれば、それを活用するのが一番の方法です。

インターネットで探す場合

いやいや、そんな紹介なんてつながりないよという方にはインターネットでの探し方です。

美容院検索なら「ホットペッパービューティー」や「楽天ビューティー」といった美容院の店舗数が多く載っているサイトがおすすめです。

それらのサイトの検索欄に「黒染め」やご自身の要望の事柄を検索してみてください。
口コミや料金なども載っていますよ。

あなたも黒髪美人へ

髪の黒染めというのは「白髪染め」とは違って、仕事や学校の頭髪検査などで急遽髪を黒くするヘアカラーです。

白髪染めとちがってデメリットは、一度黒くしたらなかなか明るい髪に戻せないことです。
それに髪の毛にもダメージが付きますね。

なるべく美容院で行なってほしいところですが、コスパの点からセルフでも髪を傷めずに行う方法も記載しました。

お金をかけたくない方はこの方法で黒染めをしてみてくださいね。
そして、美容院の魅力は髪を傷めずにムラにならないよう塗ってくれること地毛やその人の要望を汲み取りながら施術をしてくれることです。

美容院で黒染めしたい方は、ぜひ信頼できる美容院を見つけてみてください。

これを書いているのは1月です。
受験や仕事に向かって、黒染めを行う予定の方の力になれていたら嬉しいです。

 

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