紫外線対策に椿油は有効か?椿油の効果や成分、利用方法とは

髪の毛を引っ張っている女性 紫外線

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紫外線対策に使用されるアイテムは実に数多くの種類があります。
今回ご紹介する椿油も紫外線対策に効果のあるアイテムの一つです。
椿油って髪の毛に使うんじゃないの?などの疑問を抱くと思います。
今回は椿油とは何か、椿油の効果・成分・利用方法など取り上げていきたいと思います。

椿油って何?

椿油とはツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂です。
他の食用油と比較して、酸化しにくく固まりにくい性質を持ちます。
ホホバオイル・オリーブオイルと並び、世界三大オイルの一つと認められています。

その歴史は古く、日本では平安時代から日本人の綺麗な黒髪を保つ為に使用されていました。
数十年前までは日本の至る所に椿油の製油所があり「油屋」と言われて皆がこぞって買いに行き、現在でも老舗製油所が多く残っています。

しっとりとした肌触りの椿油は美容などの様々な効果がある事で女性に人気があります。

椿油の効果

椿油には一体どの様な効果があるのでしょうか?

肌の保湿効果

オレイン酸を多く含む椿油を肌に使用する事は、不足している皮脂成分を補う事によって乾燥予防に効果があります。

私達の肌の皮脂成分のおよそ40パーセントはオレイン酸であり、椿油の成分と皮脂成分は非常に似ているため肌に使用しても低刺激です。

また、オレイン酸は不乾性油と呼ばれる水分の蒸発を抑える作用がありますので、乾燥を防いでくれます。


乾燥による肌トラブルを防ぐ

皮脂分泌量が減って肌が乾燥してしまうと肌トラブルを招いてしまいます。
椿油は乾燥による肌トラブルに有効であり、皮脂成分に似た優しい成分で肌を保湿して肌のターンオーバーを整えます。

椿油にはサポニンと言う成分が含まれており、ニキビの原因のアクネ菌や炎症物質を退治してくれます。
椿油の保湿力と殺菌作用のダブルの力で乾燥トラブルの予防・改善をする事が出来ます。


髪に潤いを与え、ダメージから守る

日本人の美しい黒髪を支えてきた椿油には、次の様の効果があります。

  • 髪に潤いを与え水分の蒸発を防ぐ
  • 髪に艶を与え指通りを良くする
  • ヘアダメージから髪を守る

椿油は保湿力が高い為、使用する事によって髪に潤いを与えます。
水分の蒸発を防ぐ効果がある為、椿油の油分がコーティングするので水分やたんぱく質が失われないで済みます。
また、椿油は髪を保護するので摩擦や熱や紫外線などのヘアダメージから髪を守ります。

椿油を髪に馴染ませる事で髪を保護してキューティクルが揃い、継続して使用する事で髪に光沢が出でサラサラとした指通りになります。

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椿油の成分

椿油には一体どの様な成分が含まれているのか見ていきましょう。

椿油100g当たりの主な脂肪酸

飽和脂肪酸

  • ステアリン酸   2.6g
  • パルミチン酸   7.8g

一価不飽和脂肪酸

  • パルミトレイン酸 0.4g
  • イコセン酸    0.5g
  • オレイン酸    85g

多価不飽和脂肪酸

  • リノレン酸    0.3g
  • リノール酸    3.4g

オレイン酸

オレイン酸は不飽和脂肪酸であるオメガ9系脂肪酸の1つであり、椿油以外に有名なのがオリーブオイルです。
オリーブオイルに含まれているオレイン酸は75パーセントですが、椿油は85パーセント以上オレイン酸が含まれています。

オレイン酸は不乾性油で蒸発しにくく、保湿力が高い油であるため食用以外に髪や肌の美容や健康維持の為に塗って使う事が広く行われてきました。

ヘアダメージによって傷んだキューティクルによる枝毛や切れ毛などに効果を発揮します。
キューティクルが剥げてしまうと髪の内部の水分が蒸発して潤いが無くなってしまい、パサつきや静電気といった症状が起こってしまいますが、椿油を塗る事によって傷んでしまったキューティクルをコーティングして内部の水分を閉じ込め、潤いと艶のある髪の毛を作ります。

パルチミン酸

パルチミン酸の効果
  • ビタミンAを安定化させてシワを抑える
  • 過剰な皮脂分泌を抑えてニキビを減らす
  • 善玉コレステロールを増加させて動脈硬化を予防する

パルチミン酸は飽和脂肪酸の1つであり、ヘキサデカン酸とも呼ばれる脂肪酸です。
飽和脂肪酸の中にはステアリン酸・ミリスチン酸・ラウリン酸があり、これらの飽和脂肪酸が血中の中性脂肪やコレステロール値を増やす働きをしています。
また、パルチミン酸は抗酸化作用があります。

ステアリン酸

ステアリン酸の効果
  • 水と油を乳化させる作用がある為、肌を保湿します
  • 抗菌作用がある為、肌を清潔に保ちます

ステアリン酸は飽和脂肪酸の1つであり、動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸です。
ステアリン酸の働きは抗酸化作用がありますが、ステアリン酸の摂取量が少ないと肌にシワが出来てしまいます。

ステアリン酸は乳化させる作用があり、抗菌効果があるため石鹸や化粧品に用いられる事が多くなっています。

リノール酸

リノール酸には高い保湿効果抗炎症作用があります。
リノール酸は肌馴染みが良く、角質を整えて柔らかくする効果があります。
また、角質から水分が蒸発するのを防ぐだけでなく肌を滑らかにしてバリアする働きがあるため、乳液・美白クリーム・ヘアコンディショナーなどの多くのスキンケアアイテムに活用されています。

シミやシワの予防、肌のターンオーバーを整える効果などアンチエイジング効果も期待出来ます。

椿油の利用方法は?

ツバキと椿油

食用

酸化しにくいオレイン酸を多く含んでいる椿油は、他の食用油と同じ様に炒め物や揚げ物やドレッシングなどに最適です。
しつこくなく、素材の味を引き立てるのでカルパッチョにも合います。
また、日本の伝統食である『天ぷら』を椿油で揚げるとカラッと揚がり、『金ぷら』と呼ばれて割烹などの高級なお店で味わう事が出来ます。

オレイン酸は悪玉コレステロールを抑えて血管を強くし、生活習慣病を予防してくれるため多く摂取した方がいい油とされています。

紫外線対策ができる食べ物とは?

皮膚の保護や予防

老廃物や毛穴に詰まった脂肪コレステロールを溶かすのでニキビ予防にもなります。
椿油の成分であるオレイン酸は皮膚から吸収されやすくお肌を柔らかくしてくれるので、顔や体のお手入れにも使用する事が出来ます。

椿油の主な使用方法として、入浴後に化粧水などで肌に水分を与えたら椿油を数滴手に取って優しく肌に馴染ませると、水分の蒸発を防ぎしっとりとした肌触りになります。
角質ケアとしてカカトやひざなどの乾燥しやすい箇所に馴染ませるのもおススメです。

夏の紫外線対策

椿油を薄く延ばして化粧下地として塗ると紫外線の侵入を防ぎ、日焼け止めによる副作用から肌を守るため更にキレイな肌を保つ事が出来ます。

紫外線によるシミやそばかすなどの肌トラブルの原因となるUVBを吸収する為、結果的に日焼け止めの効果が得られます。
肌につければ日焼け止めや肌ダメージ対策になり、髪につければ紫外線ダメージによるパサつきを防止すると言う事になります。

しかし、椿油だけでは紫外線から肌を守る事は出来ません。
椿油はUVBを吸収する事は出来ますがUVAを吸収しきれない為、椿油はUVBによる日焼け止め効果しかない事がデメリットです。

ですが、椿油をつけた上に日焼け止めクリームを塗ればより強力な日焼け予防が出来ます。
日焼け止めを素肌に塗ると、肌が荒れやすい方や日焼け止めで肌トラブルが起こってしまった事がある方がいらっしゃると思います。
椿油を塗る事によって肌が保湿され、日焼け止めを塗っても乾燥しにくく日焼け止めに配合されている成分の影響を受けにくくなります。
是非、椿油を塗った上から日焼け止めを塗る事をおススメします。

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椿油は高価なの?

椿油は高価な油ですので、買いたいなと思ってインターネットで調べたりしてみるといい値段がするなと思う方もいらっしゃいます。

ドラッグストアなどで購入した場合、800円1500円程度で購入する事が出来ます。
また、食用の椿油は700円~5000円と幅広い値段設定になっています。

椿油に毒性はあるのか?

椿油は食品にも使える油ですので毒性はありません。

皮膚疾患を患った方や、アトピー性皮膚炎の患者の方に対する実験でも重大なアレルギー報告が見当たらない事から、皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)は殆ど無いものと考えられています。

椿油でアレルギー反応って出る?

「椿油に毒性ってあるの?」で触れましたがアレルギーは殆どありません。
しかし、椿油の元はツバキという植物である為、椿アレルギーというアレルギーを持っている人もいます。
椿アレルギーは聞き馴染みのないアレルギーですが、椿油を使用する事によって頭皮に痒みがなどの症状が発生する場合があるので注意が必要です。

椿油を使用する際、先ずは毛先のケアなどの少量で行える事から始めてみるのがおススメです。

紫外線対策と椿油

手に顎をのせている女性

今回は椿油について取り上げていきましたがいかがでしたでしょうか?
椿油には様々な効果があり、水分の蒸発を抑える作用によって肌を保湿する効果、人の皮脂成分に似た成分で肌を保湿してターンオーバーを整える効果、殺菌作用によってニキビの原因となるアクネ菌や炎症物質を退治する効果、椿油を髪に馴染ませる事で髪を保護してキューティクルが揃い、髪に光沢を与えてサラサラとした指通りになる効果があるなど、私達の美容には欠かせない役割を果たしています。

椿油にはオレイン酸が豊富に含まれています。
オリーブオイルにもオレイン酸が含まれていますがその割合は75パーセントに対して、椿油にはオレイン酸が85パーセント以上も入っています。
蒸発を抑える作用があり、保湿力が高いので食用以外に髪や肌の美容健康維持の為に使用されています。
椿油の効果の殆どがオレイン酸によるものであると思っても良いのではないでしょうか。

一方、紫外線対策にはどうなのかというと、椿油は化粧下地として薄く塗る事によって紫外線の侵入を防いでくれます。
椿油は塗る事によってUVBを防ぐ事が出来ますが、UVAは防ぎきる事は出来ません。
ですので、椿油を塗った上から日焼け止めを塗ると、日焼け止めの成分を肌に受ける事なく紫外線対策をする事が出来ます。

但し、椿油には毒性はありませんが椿アレルギーには注意が必要になります。

椿油は美容と言うイメージが大きいと思いますが、実は紫外線対策にも効果があります。
皆さんも是非美容以外にも紫外線対策として椿油を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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