ニキビができると憂鬱ですが、皆さんはどんなニキビケアをしていますか。
ニキビには保湿や規則正しい生活が必要です。
セルフケアだけではなく、皮膚科や美容皮膚科の治療を受けている方もいるかもしれません。
それだけではなく、ニキビケアに有効なサプリメントもケアのうちの1つなのです。
今回そんなニキビケアに向いているサプリメントについて取り上げます。
ご興味ある方は是非ご覧ください。
ニキビ予防と治療に必要な栄養素
ニキビを予防するには、ニキビに必要な栄養素を把握していなければなりません。
食べ物と同様にどのような栄養素を摂ればニキビ予防が適うのでしょうか。
ここでは主なビタミン類を紹介します。
ビタミンA
まず、肌が再生する周期を正常にしてくれるビタミンAです。
過剰な皮脂を抑えてくれ、ターンオーバーの働きも正常化にし毛穴を詰まりにくくしてくれます。
常に肌は新陳代謝を繰り返して新しい細胞へ生まれ変わりを繰り返しています。
この周期は28日前後に保たれ、健康で美しい肌を作り出してくれます。
なので、ニキビ痕のケアにも必要な栄養素です。
ビタミンB群
ビタミンB群とはビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。
この中でニキビケアに必要な栄養素はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6です。
ビタミンB1
ビタミンB1は主にエネルギーの産生に深く関わっています。
肌に関して言うと、糖質の代謝に関係してきます。
不足すると糖質がエネルギーに変換されにくく、食欲がなくなったり、疲れやすくだるいといった夏バテのような症状になってしまいます。
ビタミンB1が不足すると脳や神経に障害を起こし、重症な場合は足にむくみやしびれなどを引き起こす脚気(かっけ)になってしまいます。
ビタミンB2
脂質代謝をケアし、過剰な脂肌になってしまうのを防いでくれ、「元気のビタミン」「美容のビタミン」と言われています。
その他にも体に脂肪を溜め込みにくくしてくれます。
皮膚や粘膜を健やかに守り、皮脂の分泌の量もコントロールしてくれるため、肌の状態を安定させる働きもあります。
皮脂の分泌過剰を抑えればアクネ菌のエサになる皮脂を減らし、悪化を防げます。
ビタミンB6
ターンオーバーを促してくれる栄養素です。
生活が乱れがちになると、肌のターンオーバーも乱れてきます。
ビタミンB6はタンパク質の代謝を活発にして、肌細胞の活性化にも貢献してくれます。
ビタミンB6もまた、皮膚や粘膜の健康維持に役立っているのです。
ターンオーバーの周期を正常にすれば、ニキビ跡の色素沈着を防げます。
ビタミンC
ビタミンCもまた、皮膚や骨の健康を維持したり、傷を治したりする大切な栄養素です。
ビタミンCには美肌に対してたくさんの効果を与えてくれます。
- メラニン色素の合成を抑えて、できてしまったメラニン色素を薄くする
- コラーゲンの生成を助ける
- 抗酸化作用がある
- 肌の新陳代謝を整える
これにより過剰な皮脂の分泌を抑えてニキビ予防をしてくれます。
ニキビ跡に対してもメラニン色素が沈着するのを予防してくれるので、エイジングケアにも効果あります。
また、コラーゲン生成を促す力もあるので、クレーター状に陥没したニキビ跡のケアにもなります。
ニキビ跡も肌のターンオーバーが正常に行われていれば、徐々に薄くなるので肌の新陳代謝を整えるビタミンCは役立ちます。
ビタミンE
美肌ビタミンとも呼ばれるビタミンEは、ホルモンバランスをケアしてくれます。
また、ニキビの出来にくい肌質にもしてくれます。
ビタミンEは毛細血管を拡張してくれる作用があるので、肌の隅々まで血液を行き届かせ、肌荒れも解消してくれます。
女性ホルモン優位の状態をキープすることが出来るなら、ニキビの初期段階の角栓による毛穴詰まりを予防することができます。
ダイレクトにニキビケアができる栄養素です。
食事からでもニキビケアはできる!ニキビの原因を改善する栄養素とは
出来てしまったニキビにはサプリメントは効果ないのか?
サプリメントは栄養補助食品で、病気を治す医薬品とは違います。
ですので、サプリは「〇〇に効く」というあからさまな表現はできません。
サプリは12種類のビタミン、それに5種類のミネラルのどれかが一定量含まれていれば栄養機能食品と表示できます。
ですが、出来たニキビにサプリは効果がないのかと言えば効果はあると言えます。
それには肌のターンオーバーが関係してきます。
ターンオーバーは大人の女性でおよそ28日、もしくは40日で回っている情報もあるので、美肌を目指すサプリメントを服用した場合は最低2か月飲み続けましょう。
また、サプリメントを選ぶ際目的とする栄養素の含有量が書かれていなかったら、避けましょう。
飲む際も特にビタミンやミネラルは日本人の食事摂取基準の上限量を超えない方が良いでしょう。
したがって、この成分の適量はどのくらいなのかを確認しながら飲んだ方が良いですね。
ニキビを治すには皮膚科に行くのが確実ですが、軽症ならばなるべく市販薬で対処したいと思うのもわかります。
一方で、ニキビ用の市販薬は肌質を改善してくれるのもありますので、ニキビ以外の肌荒れに悩む方にはおすすめです。
医薬品で美白に?医薬品とサプリの違いやおすすめの美白に効果がある市販薬とは
ドラッグストアで買えるサプリ
ニキビに効くサプリメントはドラッグストアという身近なところで手に入れることができます。
どんなサプリがあるか詳しく見てみましょう。
ペアA錠

- メーカー名:ライオン
- 商 品 名:ペアA錠
- 価 格:¥1,440+税(希望小売価格)
- 容 量:60錠
ビタミンB2は30mg、ビタミンB6は100mgと充分な量が含まれ、さらに各種有効成分が配合されています。
大きな特徴は肝臓でグルクロノラクトンという生薬が働き、その効果により老廃物の解毒・排出がスムーズに行われます。
生薬であるヨクイニンも消炎や肌荒れに効果のある成分です。
ハイチオールBクリア

- メーカー名:エスエス製薬
- 商 品 名:ハイチオールBクリア
- 価 格:¥3,580(税抜)
- 容 量:180錠
ハイチオールはハイチオールCの方が有名ですが、ニキビの改善ならハイチオールBクリアがおすすめです。
ビタミンB2が最大量配合されています。
ビタミンB群に加えて、ビタミンCの他バランス良く配合されていて、ニキビや肌荒れに最適です。
他に人気の理由に1日1回服用という非常に飲みやすい面もおすすめです。
チョコラBBプラス

- メーカー名:エーザイ
- 商 品 名:チョコラBBプラス
- 価 格:¥4,928 (税込)
- 容 量:250錠
チョコラBBプラスは、なんといってもビタミンB2の配合量がたっぷりあることです。
一般医薬品、承認基準の最大量である38mgも配合してます。
特に、外食やジャンクフードで食事を済ませたり、忙しく不規則な生活が続く方にはビタミンB2を補うのが必須です。
体内で直接働く活性型で、その他の有効成分も充実しています。
新エバユースB26

- メーカー名:第一三共ヘルスケア
- 商 品 名:新エバユースB26
- 価 格:¥2,618 (税込)
- 容 量:120錠
ビタミンB2の量が他の商品よちょっと少ないものの、ビタミンB群以外もバランスよく有効成分が配合されていて、コストパフォーマンスも最高です。
L-システインやヨクイニンエキスもバランスよく配合されていて、ニキビや肌荒れなどに優れた効果を発揮します。
本草ヨクイニン錠S

- メーカー名:本草製薬
- 商 品 名:本草ヨクイニン錠S
- 価 格:¥1,880 (参考価格)
- 容 量:360錠
こちらもニキビに効果があることで人気な内服薬です。
生薬そのものを錠剤にしました。
シンプルに有効成分がヨクイニンだけ配合されていて、成人が1日に飲む量のおよそ4200mgものヨクイニンが含まれています。
ただし、服用回数は1日に3回と多く、1日の服用錠数も6錠と多いです。
クラシエヨクイニンタブレット

- メーカー名:クラシエ薬品
- 商 品 名:クラシエヨクイニンタブレット
- 価 格:¥1,200(希望小売価格・税抜)
- 容 量:126錠
肌荒れやニキビに効果があるヨクイニン。
ハトムギの種皮を除いた種子で、古くから皮膚治療に用いられてきた成分です。
肌荒れや皮膚の角質が増殖してできるイボにも効果があります。
マスチゲンBBゼリー錠

- メーカー名:日本臓器製薬株式会社
- 商 品 名:マスチゲンBBゼリー錠
- 価 格:¥670(参考価格)
- 容 量:40錠
毎日忙しくて、決まった時間に薬を服用できないと悩む人におすすめなのがこちら。
ニキビや口内炎、または体の疲れに身体の内側から取り組みます。
ゼリー錠剤タイプで水がなくても噛んで服用することができ、携帯していればタイミングを逃さず摂取できるので生活が不規則な人でも安心です。
ビタミンCやニコチン酸アミドなど4つの成分の作用で、ニキビをケアしてくれます。
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サプリメントと上手に付き合い、ニキビケアを
今回、ニキビケアに有効なサプリメントを紹介しました。
食べ物にも当てはまりますが、サプリメントでも以下のような栄養素が必要です。
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
この記事を参考に、ニキビに効くサプリメントをぜひ利用してみてください。
どれもドラッグストアや身近なところで手に入るサプリばかりです。
この記事が見て下さった方のお役に立てることを願います。
服用するときは各栄養素の1日の成人の摂取基準量の上限を守りましょう。
皆さんも内側からのニキビケアを実践しましょう。
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