



でも、いつ行くの?





今回は北海道や沖縄、パリ、カイロ、ハワイなどのスポットに行く場合に何月から紫外線対策が必要なのかについて見ていきたいと思います。
Contents
日本本州では何月から紫外線対策した方が良い?
紫外線は一年中降り注いでいますが、時期により紫外線の強さに違いがあります。
それは、太陽と地球の間の距離と太陽の高度(太陽の位置)が年間を通じて変化をしたり、紫外線を吸収するオゾンの量が時期によって異なるからです。
太陽が地球に近くなり、太陽高度が次第に高くなり始める4月頃から紫外線は強くなります。
紫外線量は6月頃が一番強くなりますが、この時期の日本は多くの地域で梅雨入りをします。
空は雲に覆われる事によって地表に降り注ぐ紫外線が遮断されて減少しますが、それでも雲を通り抜けて紫外線は降り注ぎます。
本州では梅雨入り前の5月頃が紫外線量が最も多くなります。
梅雨のない北海道や梅雨が本州よりも早く終わってしまう沖縄地方は注意が必要です。
また、6月に梅雨入りする地域でも梅雨の合間の晴れた日には非常に強い紫外線が降り注ぐ為、気を抜かずに注意する必要があります。
太陽が地球から遠くなる時期(秋~冬)は紫外線は弱く、降り注ぐ量も少なくなります。
この事から本州では4月頃から紫外線対策を行うべきと言えます。
- 春(3~5月) 5~9
- 夏(6~8月) 9~10
- 秋(9~11月) 2~7
- 冬(12~2月) 2~4
※指数の目安
- 0~2 弱い
- 3~5 中程度
- 6~7 強い
- 8~10 非常に強い
- 11+ 極端に強い
北海道に行くなら何月から対策が必要か?
北海道は日本の中で最も広大な地域であり、様々な観光スポットや海産物と言ったグルメ巡りが楽しいですね。
そんな北海道に旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
- 春(3~5月) 4~5
- 夏(6~8月) 6
- 秋(9~11月) 1~4
- 冬(12~2月) 1~2
UVインデックスを見ると、東京と比べて紫外線量が多くなる時期は多少遅くはなります。
春を迎える3月から指数4を超え、夏場の紫外線量は東京と比べて少ないですが指数6を示しています。
冬場の北海道は雪が降り、紫外線対策をしていないと雪で紫外線が反射しますので日焼けを起こしたり、目が痛くなってしまう雪目になってしまいます。
北海道に行く場合は5月から紫外線対策を行うと良いでしょう。
また、冬場でも雪による反射で紫外線を浴びてしまいますので、指数が低いからと言って対策を怠らずにしましょう。
沖縄に行くなら何月から対策が必要か?
沖縄はマリンスポーツや、首里城や美ら海水族館と言った観光スポットなど様々な魅力がありますね。
他にもそのままの自然が楽しめる水納島(みんなじま)や2万本のフクギがトンネルをなしている「備瀬のフクギ並木」もいいですね。
そんな沖縄に旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
- 春(3~5月) 6~7
- 夏(6~8月) 9~10
- 秋(9~11月) 4~8
- 冬(12~2月) 3~5
日本の中で最も低緯度で晴天が多い地域である沖縄は、冬の時期(12月~2月)を除いて常に紫外線指数が高いです。
また、沖縄で浴びる紫外線は紫外線以外にも同じ太陽光の仲間である可視光線と赤外線も一緒に浴びている為、浴びると「ジリジリ焼ける」感じに襲われます。
沖縄の日差しは焼け付く様な感じで、1時間も放っておくと日焼けで火傷状態になる程の強さです。
沖縄に行かれる場合は、行く月を問わずに紫外線対策を行って下さい。
また、普段の紫外線対策では不十分になる可能性がありますので、念入りな紫外線対策が必要となります。
『海外旅行編・欧州』フランスのパリに行くなら何月から対策が必要か?

パリは北海道より北に位置する西岸海洋気候の都市です。
北海道より北にあると言われると冬は寒いんじゃないないのかなと思われがちですが、実際は暖流の影響もあって比較的過ごしやすいです。
また、日本と比べると温度差が肌で感じられ、冬の冷え込みは厳しく夏はカラッとして気持ちの良い天候です。
そんなパリに旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
- 春(3月~5月) 3~6
- 夏(6月~8月) 6~7
- 秋(9月~11月) 1~4
- 冬(12月~2月) 1
UVインデックスを見るとパリに行く場合、5月から紫外線対策を行う必要があります。
春・夏シーズンは紫外線量は東京と比べれば少ないです。
秋に入る9月から急激に紫外線量が落ちてきます。
ですので、9月~2月の秋・冬シーズンにパリに行く場合は紫外線に対してあまり神経質にならなくても大丈夫かと思われます。
『海外旅行編・南米』ペルーのマチュピチュに行くなら何月から対策が必要か?

ほぼ赤道直下から南緯18度にわたる多様な地勢を持ちます。
年間を通じて殆ど雨の降らない乾燥した砂漠から、標高6000m級の雄峰が連なるアンデスの高地、ジャングルに覆われたアマゾン河流域の密林地帯まで変化に富んだ風土と気候がひとつの国に存在しているのがペルーです。
ペルーは南半球にあるため季節は日本とは反対であり、日本の夏に当たるのが11~4月ですが、日本の様にはっきりとした四季はありません。
そんなマチュピチュに旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
- 春(3月~5月) 11~12
- 夏(6月~8月) 10~12
- 秋(9月~11月) 12
- 冬(12月~2月) 12
UVインデックスを見ると一年中指数が高い事が分かりますね。
ペルーは低緯度地域なので赤道に近く、またアンデスは高地である為にUVインデックスの紫外線指数が高くなる条件が揃っています。
マチュピチュに行く際は、月を問わずに紫外線対策は必要になってきます。
マチュピチュに行く際には、紫外線対策として日焼け止め・サングラス・帽子・アームカバー・UVカットパーカーなどが必要です。
また、マチュピチュに行く際に持っていくべきものは、高山病の薬・トレッキングシューズ・折り畳み傘などの雨具・カイロなどの登山をする時に欠かせない物が必要になっていきます。
11月~3月頃(ペルーでは夏です)に訪れる場合、ブヨなどの虫が物凄く多いので虫よけスプレーは必須と言えるでしょう。
『海外旅行編・中東』エジプトのカイロに行くなら何月から対策が必要か?

カイロに旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
エジプトは言わずと知れたピラミッドなどの歴史的建造物が多く存在する国ですね。
また、国土の広いエジプトはサハラ砂漠が国土に広がっています。
しかし、サハラ砂漠があるエジプトでも地域によって4つの気候に分ける事が出来ます。
- カイロ周辺のエリア
→半乾燥気候+半砂漠気候 - アレキサンドリアなどの地中海沿岸のエリア
→地中海性気候(夏は紫外線が強くて乾燥し、冬は雨が多いです。) - カイロより下の南部エリアと東方砂漠・西方砂漠
→砂漠気候
- 春(3月~5月) 7~10
- 夏(6月~8月) 11~12
- 秋(9月~11月) 5~9
- 冬(12月~2月) 3~5
UVインデックスを見るとエジプト・カイロに行く場合は2月から紫外線対策を行っていく必要があります。
エジプトは冬場である時期以外は紫外線量がとても強いと言えます。
その為、紫外線対策アイテムは欠かすことが出来ないでしょう。
『海外旅行編・南半球』オーストラリアのコアラガーデンズに行くなら何月から対策が必要か?

オーストラリアは日本のおよそ21倍の面積を持つ広大な国であり、南半球に位置するため日本と季節が逆になります。
春は9~11月、夏は12~2月、秋は3月~5月、冬は6~8月となります。
また、「冬」と一言で言っても広大なオーストリアは州や都市によって寒さや雨の降り方など「同じ国なの?」と言う位異なります。
そんなコアラガーデンズに旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
コアラ、カンガルー、ワラビー、アメリカワニ、エリマキトカゲ、ウォンバットなどを観察する事が出来ます。
コアラは抱っこ写真が可能であり、カンガルーやワラビーには備え付けの餌で自由に餌付けする事が可能です。
年間を通じて温暖であり、冬でも26℃に達する日も珍しくないです。
12~2月の雨季の時期は湿度が高く、夜間には激しい雨が降る事も多いです。
- 春(3月~5月) 8~12
- 夏(6月~8月) 6~9
- 秋(9月~11月) 10~12
- 冬(12月~2月) 12~13
冬の日本から夏のケアンズに行くと紫外線量が5~7倍になります。
冬から春にかけてケアンズに出掛けるとしたら、紫外線には細心の注意が必要となってきます。
オーストラリアのコアラガーデンズに行く場合、月を問わずに紫外線対策が必要であると言えます。
紫外線対策として欠かす事の出来ないアイテムとして、日焼け止め・帽子・サングラス、水着・ビーチサンダル、長袖の羽織ものの他に、運動靴やスニーカー、虫よけが欠かす事の出来ないアイテムです。
また、日焼け止めは持参した方が良いでしょう。
オーストラリアは皮膚がん発症率世界1位と言われており、日焼け止め対策をいい加減には出来ません。
ケアンズのスーパーでは特大な容器に入った日焼け止めが販売されているくらいです。
現地で売られている日焼け止めのSPF値は最高でもSPF30です。
また、PA値はPA+かPA++の日焼け止めが殆どです。
現地で売られている日焼け止めは匂いがキツイ、脂っぽい、クリームの白い色が肌に残るなど日本製の日焼け止めには劣りますので、普段から使い慣れた日焼け止めを持参する事をおススメします。
『海外旅行編・北米』ハワイに行くなら何月から対策が必要か?

太平洋にあるハワイ諸島はアメリカ合衆国50番目の州です。
ハワイと言えば海水浴に日光浴、マリンスポーツにトレッキング、レストラン巡りにショッピングなど上げたらキリがないですよね。
ハワイ諸島はオアフ島、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島など、どの島も個性があって訪れる人を飽きさせません。
そんなハワイに旅行に行く場合、何月から紫外線対策を行えば良いのか見ていきましょう。
紫外線の強さは緯度によって変化し、赤道に近くなる程紫外線は強くなります。
同じ日本国内でも東京より南に位置する沖縄は紫外線量が東京と比べて2倍近く多くなると言われています。
その為、沖縄より南方に位置するハワイは更に紫外線量が強くなると言う訳です。
- 春(3月~5月) 10~12
- 夏(6月~8月) 12~13
- 秋(9月~11月) 6~11
- 冬(12月~2月) 5~9
日本よりも低緯度にあるハワイに行く場合は、月を問わずに紫外線対策が必要になってきます。
ハワイは日本で降り注ぐ紫外線の3倍の強さの紫外線が降り注いでいます。
紫外線が少ない冬の時期(雨季)でも、日本の夏場と同じ位の紫外線量が降り注いでいます。
日本と世界各国の紫外線量の違い

今回は日本(本州・北海道・沖縄)やフランス・パリなどに行く場合に紫外線対策を何月から行えば良いのかUVインデックスを用いて見ていきました。
UVインデックスはWHOが作成した紫外線量を数値化(0~11+)して、その数値によって紫外線対策をしなければいけないなどを分かりやすくした指標です。
今回取り上げた各国の紫外線量は、北半球・赤道付近・南半球など何処に位置しているか、その国がどの様な気候条件(熱帯地域や砂漠地域など)なのか、その国が平地にあるのか・山にあるのか(標高差など)、海に面しているのかなどで紫外線量が変わってきてしまうと言う事が分かりました。
どの国に行くにしても紫外線対策は必要です。
旅行に行く国は何月が紫外線が強くて何月が弱いのかを知る事によって紫外線を気にする事なく旅行を楽しむ事が出来るのではないでしょうか。
これからは、旅行情報の他にUVインデックスを用いて旅行先の紫外線量を調べる事もおススメ致します。
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