スーパーやドラッグストア、雑貨屋さんなどに行くと色鮮やかなスキンケア用品やメイク用品がキラキラして見えますよね。
以前に比べて、こうしたケア用品が手軽に手に入れるようになってきているので、キレイな肌を目指しやすくなりました。
しかし、どれだけメイク用品を買ったり、付けたりしてもキレイの基本が何なのか分かりますか?
キレイの基本は実は洗顔なのです。
夏はともかく、冬は洗顔をするのが億劫になることもありますよね。
こちらではキレイ(美肌)と洗顔の関係をみていきます。
洗顔の基本
洗顔は男性でも女性でも、たいていの人にとっては毎日の日課になっている行為です。
朝起きれば洗顔、夜もメイクを落とす際や入浴中に顔を洗うでしょう。
そうしためんどくさいルーティンにもちゃんとした効果があるのです。
洗顔の役割
毎日過ごしている私たちの顔のお肌は、洋服でおおわれている体の部分とは違って、常に外部にさらされています。
そこには次のような汚れがたくさん付着しています。
- 汗
- 皮脂
- 古い角質
- 空気中のほこりやチリ
- 排気ガス
皮脂の酸化は毛穴の黒ずみやお肌のくすみなどにもつながります。
毛穴の黒ずみとは、毛穴の出口が狭くなって、毛穴に皮脂や角質(タンパク質)が詰まることで角栓ができます。
それが黒くなっている状態が毛穴の黒ずみです。
角栓ができてしまうと、毛穴が詰まってしまいます。
そうしたお肌のトラブルを防ぐためにも、顔についた汚れを除去して清潔に保つことが大切なのです。
化粧品の原料のほとんどは油性でできていますので、クレンジングを使わないとメイクの油分が水を弾くだけになってしまって、メイク汚れを落としきれません。
一方、洗顔の目的は汗やホコリなどの水性の汚れを落とすことです。
こうした2つの役割を覚えておくことで、適切にクレンジングを使うことにもつながりますよ。
美肌につながる洗顔の仕方
上記で洗顔の重要性がわかったところで、美肌に近づくための洗顔の仕方をご紹介しましょう。
1.手を清潔な状態にする
顔を触る前に洗顔する“手”をしっかり洗うのが肝心です。
手には見えない菌がついているので、指や爪の間などもきちんと洗ってから顔を触るようにしましょう。
もし、夜の洗顔でメイクをしている場合は、洗顔の前にクレンジングでメイクをしっかり落としておきましょう。
2.ぬるま湯で顔を洗う
まず、人肌程度のぬるま湯で顔をすすぎます。
この工程を予洗いともいいますが、それをすることで汚れを落としやすくなります。
3.洗顔料をしっかりと泡立てる
そして、洗顔料を使います。
洗顔料にはお肌を洗って、古い角質を除去する効果があります。
その洗顔料をしっかりと泡立てていきます。
泡立てる時に、洗顔ネットを使うのも良いでしょう。
大事なのはキメ細かい泡を立てることです。
粗い泡では毛穴の汚れは落ちないそうです。
4.洗顔にも順番がある
洗顔は皮脂量が多いTゾーンから洗っていくのが良い順番です。
先にフェイスラインから乗せてしまうと、時間差ができて乾燥しやすくなってしまいます。
Tゾーン→顎→頬やこめかみ→最後にUゾーン がベストな順番です。
目元や口元は皮膚が薄い部分のため、泡を乗せるだけに留めておきましょう。
5.すすぐ
最後にぬるま湯で洗顔料を洗い流していきます。
すすぎ残しがないように、20回以上すすぐのが良いでしょう。
けれども、肌との摩擦をなるべく起こさないようにするため、こするのはやめましょう。
あくまで優しく行なっていきます。
6.タオルで拭きとる
洗顔が終わったら、清潔なタオルで優しく押さえて水分を取ります。
使いまわしているタオルには、洗濯直後と比較して100倍もの菌の数が増えるといわれています。
そのため、キレイなタオルをおすすめします。
どんな洗顔料がいいの?
美肌につながる洗顔の仕方をお伝えしました。
それでは、どんな洗顔料が良いのか気になりますよね。
ということで、こちらの項目では洗顔料の選び方をご紹介していきます。
洗顔料のタイプで選ぶ
洗顔料にはたくさんの種類が販売されています。
どんなタイプのものが販売されているか、形態は3つに分かれます。
フォームタイプ | 最も種類が豊富なのが魅力 |
泡タイプ | 短い時間で優しく洗える |
固形石鹸タイプ | さっぱりとした洗い心地が長所 |
肌質に合わせて選ぶ
1人1人の肌質は同じではありません。
自分の肌質はどのようなタイプなのかを知って、それに沿って洗顔料を決めるのも良いでしょう。
乾燥肌や敏感肌
乾燥肌は角質層にあるはずの水分量が減少している肌のこと、敏感肌とは化粧・衣類・飲酒・乾燥・ストレスなどの刺激によって、敏感に反応(荒れ、かゆみ、かぶれ、湿疹など)してしまう肌のことです。
これらの肌質には、アミノ酸系やバーム由来のものを使用すると良いでしょう。
アミノ酸には肌のうるおいを守りながら、やさしく汚れを洗い流してくれる効果があります。
アミノ酸系の洗浄成分には、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなどがあります。
バーム由来のバームとは、ワセリンや蜜蝋をベースにした油分含有量が多い軟膏のことです。
脂性肌
脂性肌とは皮脂の分泌量が多い状態を指す肌のことです。
このタイプには、石鹸系のペースト洗顔料や皮脂を吸着するクレイタイプの洗顔料がおすすめです。
毛穴汚れや詰まり、黒ずみ、古い角質などをケアしたい人に最適です。
普通肌
普通肌は乾いた状態でもなく、脂っぽい状態でもない良好な状態の肌のことです。
それでも肌の質や状態によっては、洗浄力が優しいものを選んだ方が良い場合もあります。
サンプルやトライアルサイズのものを試してから決めるのも良いでしょう。
混合肌
混合肌とは、テカテカしている脂っぽい部分と、乾燥しがちな皮脂が混在するお肌のことです。
そうしたお肌には、肌状態に分けて洗顔料を使い分けるのが良いでしょう。
例えば、夏場だったらしっかりと洗浄できるもの、季節の変わり目には素肌に優しいタイプを選ぶなどです。
肌悩みに合ったもので選ぶ
肌トラブルに合わせた洗顔料の選び方です。
ニキビや肌荒れ | グリチルリチン酸ジカリウムやグリチルレチン酸ステアリル、アラントインなどの肌荒れを予防する成分のもの |
肌のざらつき | ピーリング成分やスクラブタイプ |
毛穴 | 角栓を分解するには酵素の入ったタイプ |
乾燥 | 保湿成分入りのもの |
くすみ | AHAやホワイトクレイなどのピーリング効果のある成分のもの |
ハリ不足 | コラーゲンやナイアシンアミドなどのハリをケアする成分のもの |
洗顔後のスキンケアにセラミド配合の保湿剤
まず、セラミドについてご説明しましょう。
セラミドとは、もともと人の肌に存在している物質で、角層細胞間脂質とも呼ばれているものです。
肌は何重にも層になっていますが、このうち外側の表皮を形成している角質層の間には、肌の潤いの下である水分が満ちています。
この水分や角質細胞をつなぎとめておくための物質がセラミドなのです。
しかし、このセラミドは加齢や誤ったスキンケア、肌の生まれ変わりのサイクルを指すターンオーバーの乱れによって、どんどん不足していきます。
誤ったスキンケアやお肌の乾燥も、セラミドが不足する1つの要因になりますから、スキンケアの仕方を見直し、セラミドを使った保湿で補給しなければなりません。
セラミドの化粧品としての原料は、油溶性成分に属しています。
油溶性ということは、水分の蒸発を防ぐ効果がありますので、お肌の外側を乾燥から守ることができます。
※ただし、化粧品としてのセラミドは表皮を保湿するのみの効果であって、体内に吸収されてセラミドが増えるわけではないので、注意しておきましょう。
セラミドは潤い美肌に必要不可欠!その役割を詳しく解説!
おすすめの洗顔料
記事の前半でどのような洗顔料が良いか、選び方を解説しました。
具体的におすすめな洗顔料をご紹介していきます。
クリアフルウォッシュ
- メーカー名:オルビス
- 商 品 名:クリアフルウォッシュ
- 価 格:¥1,430(税込)
毛穴ケアや繰り返しのニキビに効果があります。
低刺激性の濃密ボリューム泡が肌をいたわりながら、角栓の詰まりを溶かして落としてくれます。
メラノCC ディープクリア酵素洗顔
- メーカー名:ロート製薬
- 商 品 名:メラノCC ディープクリア酵素洗顔
- 価 格:¥696(参考価格)
ビタミンC配合の泡でうるおいを守りながら洗顔できます。
また、名前の通り酵素が配合されていますので、汚れや古い角質を除去してくれ、つるんと透明感のある肌を目指せます。
ディープクリア洗顔パウダー
- メーカー名:ファンケル
- 商 品 名:ディープクリア洗顔パウダー
- 価 格:¥1,980(税込)
こちらは毛穴の汚れや黒ずみ、角栓を一気にオフして、うるうるした肌に洗い上げる酵素洗顔料です。
洗い上がりも突っ張らず、スッキリ毛穴を実感できます。
毛穴の黒ずみにふさわしい洗顔方法とは?ご自分の肌に合った洗顔方法と洗顔料で美肌にしましょう!
セラミド配合保湿アイテムおすすめ
次はセラミド配合の保湿アイテムの紹介です。
モイストリファイン 化粧液Ⅱしっとり
- メーカー名:ファンケル
- 商 品 名:モイストリファイン 化粧液Ⅱしっとり
- 価 格:¥1,540(税込)
ファンケルの独自成分であるアクティブセラミドが進化した化粧液です。
この働きで潤いをしっかり守り、乾燥を防ぎます。
アルティモイストローション
- メーカー名:エトヴォス
- 商 品 名:アルティモイストローション
- 価 格:¥4,180(税込)
ヒト型セラミド、Wヒアルロン酸、ナイアシンアミド、ナス果実エキスを配合した、美容液タッチローションです。
角層の水分量を底上げして、うるおいで満たされた肌を目指します。
アルティモイストセラム
- メーカー名:エトヴォス
- 商 品 名:アルティモイストセラム
- 価 格:¥5,280(税込)
上記の商品と同じシリーズです。
こちらもセラミディアル®コンプレックスという保湿成分の中に、ヒト型セラミドが配合されています。
乾燥で硬くなりがちな大人の肌になめらかに行き渡るように、集中保湿します。
アズミー センシティブエッセンス
- メーカー名:キナリ
- 商 品 名:アズミー センシティブエッセンス
- 価 格:¥6,200(税込)
乾燥による小じわを目立たなくする敏感肌用美容液です。
濃密な美容成分やセラミドを内包した植物モイストカプセルを、角層のすみずみに行き渡らせます。
セラミドを使って保湿!セラミド配合コスメおすすめを集めました
洗顔で美しく
今回は洗顔の必要性とともに、おすすめなセラミド配合保湿剤についてもお伝えしました。
何気なく行なっている洗顔にも美肌への効果があることが分かりました。
ただメイクをすることが美肌への方法ではありません。
顔についている汚れをちゃんと落として、スキンケアを始めましょう。
セラミドについても大まかですが、説明しました。
セラミドを配合している保湿剤はこれら以外にもありますので、皆さんも探してみてくださいね。
洗顔を見直して美肌を目指しましょう!
セラミド配合化粧水って期待できる!?セラミドの性質と潤い効果の真実!
おすすめのセラミドアイテムはこちら
泥の洗浄力を実感してください!ホワイトクレイ酵素配合洗顔フォーム