除去してスッキリ肌へ!むくみを放置しておくとなってしまうセルライトとはどんなもの?

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冷えや運動不足によって生じてしまう「むくみ」
このむくみを放置しておくと、硬く落ちにくい脂肪、セルライトになってしまう事をご存知ですか?
セルライトがついてしまうと、太ももの内側やお尻が凸凹してお肌の見た目も悪くなってしまいます。
セルライトとは、成人女性の大半に生じてしまう悩みの種なのです。
頑固なセルライトですが、今から頑張れば夏の海やプールにはきっと間に合います!
これから対策できるかできないかで、大きく変わってくるかもしれませんよ。

セルライトって何?

脂肪組織に老廃物が絡まって繊維化が起こり、皮膚に凹凸として表れてしまった状態をセルライトと呼びます。

肥満とは無関係のため医学的には無害なのですが、皮膚の表面に表れてしまうという性質上、気になってしまいますよね。

セルライトは主に腰、太もも、お尻周りなど、比較的脂肪が付きやすい場所ならどこにでも形成されてしまいます。むくみを放置しておくとなってしまうセルライトとは? 美脚

程度は異なりますが、男性のセルライト保有率は2%と言われているのに対し、女性の80%以上の人々にセルライトは存在するとも言われているのです。

何故、女性の方がセルライトが出来やすいの?

その一つの理由として、女性の身体は脂肪が付きやすい性質であることがあげられます。

女性はお腹の中で赤ちゃんをしっかりと育てられるように、クッションや断熱材のような役割を持つ皮下脂肪がつきやすいよう、調節されているのです。

そして更に、女性は男性よりも筋肉が付きづらく、冷えやすい体質です。
その為リンパの流れが滞りやすく、むくみが生じやすくなっています。
これが、もう一つの理由です。

リンパとは老廃物を洗い流す役割を担っていますから、リンパが流れずむくんでしまうとどんどん老廃物が溜まっていってしまいます。

その結果、長い時間をかけて脂肪と体内の老廃物が結びついて硬くなり、表皮を引っ張るようになってしまうのです。

セルライトは主に女性ホルモンが安定し始める20代後半から形成されていくと言われています。
脂肪の繊維化は徐々に進行し、広がっていきますから自分がどの段階なのか確認してみましょう。

セルライトの形成とは

ステージ1

肉のある部分をつかむと凸凹がある
脂肪を掴んだり、引っ張ったりしたときに凸凹している部分はありませんか?

その浮き出てくる凹凸がセルライトです。
まだできたばかりですから、しっかりケアを施せば綺麗になりますよ。

ステージ2

立った状態で凹凸がある
鏡を見たときにお腹回りやお尻周り、太ももの裏などを見てみて下さい。

脂肪が重力によって引っ張られたときに、セルライトが表れてしまっています。
ここまで来たら立派なセルライトです。

わずかな刺激で表に出てきてしまっていますから、人前で肌を見せることを躊躇ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

ステージ3

セルライトが大きくなり、寝た状態でも皮膚の表面がでこぼこしている押すと痛みがある
かなり進行してしまっている状態です。
毛穴も目立ってきてしまいますから、早急にケアをしてあげないといけませんね。

ステージ4

皮膚の凸凹が硬くなり、痛みを伴うセルライト
力を入れていないのにがちがちに硬い腕や足は、筋肉ではなくセルライトの可能性がとても高いです。

専門家の力を借りましょう。
また、痛みを伴ってつらいとは思いますが、毎日セルフマッサージを続けて硬くなったセルライトを解しましょう。

セルライトは一度出来てしまうと、落とし切るまでにとても時間がかかってしまいます。
ですが、綺麗になった自分をイメージして、毎日ケアしていけばきっと改善するはずですよ。

セルライトにならないための様々な予防法

次はセルライトにならないための予防法についてです。

マッサージ

まずはリンパマッサージが効果的です。
リンパが流れることによって老廃物の排出がスムーズに行われるようになりますから、むくみの予防・改善だけでなく、セルライト予防にもつながります。

筋トレで筋肉量を増やす

リンパは筋肉の収縮活動によって流れていきます。
筋肉量を増やすことが出来れば、ダイエットにもつながりますし、一石二鳥ですね。
午前中の運動が最も効率良いようです。

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水分補給

むくみを放置しておくとなってしまうセルライトとは? 水分補給水分をよく摂りましょう。
むくんでしまった時に水分を摂らないようにする方もいらっしゃいますが、それは逆効果です。

摂取する水分量が減ってしまうと、体は焦って水分を排出させないようにします。
そうするとむくんでしまいますから、水分をよく摂ってしっかりと排出させるサイクルを整えましょう。

サイクルを安定させるには、一日2Lの水分補給が理想的と言われています。
2Lと聞くと多いなと考えてしまいますが、2時間ごとにコップ一杯と考えてみるとできそうな気がしませんか?

起床が7時 就寝が23時の方であれば、活動時間は16時間ですから、2時間ごとであれば250ml飲めばいい計算になります。
これはだいたい、コップ一杯の水と言えるでしょう。

たんぱく質を摂る

たんぱく質が不足してしまうと、水分を排出させるために必要なアルブミンが不足してしまい、むくみが生じてしまいます。

脂質を避けるとたんぱく質まで不足しがちになりますから、脂質が少なくたんぱく質が豊富な大豆や魚、鶏のささみなどで上手に摂取してみましょう。

ミネラルバランスを整える

塩つぼから出された山盛りのお塩食塩(塩化ナトリウム)を控えた方が体にいいというのは、体内のミネラルバランスが崩れてしまうからなのですが、ナトリウムは体にとって必要な存在です。
ナトリウムだけが過剰に摂取されてしまう事が問題視されているのですね。

体内では様々な栄養素が働き、そのなかでもミネラルはビタミンについで大切な役割を果たしています。

一口にミネラルと言っても、鉄、亜鉛、マグネシウム、カリウム、銅、セレン、ヨウ素など、体内で必要になるミネラル類は多岐にわたります。

普段の料理に使われる精製塩には純粋なNa(ナトリウム)しか入っていません。
精製塩のような純粋ナトリウムだけを多分に摂取してしまうと、体内のミネラルバランスが崩れてしまいます。

お塩を加える時は、ミネラル豊富な海塩や岩塩などの天然塩に置き換えてみてください。

セルライトになってしまった時の対策

たった二つです。

  1. ダイエット効果のある運動
  2. 食生活の改善

ダイエット効果のある運動

要は筋肉をつけましょう。
脂肪を燃焼し、筋肉をつける事でセルライトを目立たなくさせることが出来ます。

筋肉をつけると、リンパの流れも促進できる上、肥りにくい体質を作ることができますから、積極的に運動をしていきましょう。
厳しいかもしれませんが、健康な体を手に入れてみませんか?

ストレッチ

まずは体を温めましょう。
そうすることで、筋肉を収縮させることでリンパの流れを促すことが出来ます。

むくみを放置しておくとなってしまうセルライトとは? ストレッチ

できれば効率よくセルライトを燃焼させたいですよね。
そのために準備運動でリンパの流れを良くするのです。

無酸素運動(筋トレ)

ここからが本番です。
筋トレで血中の糖を消費します。

私たちが燃焼させたいのは脂肪ですが、脂肪の前に糖を消費して血中の糖を不足させておくことで、効果的に脂肪を燃焼することが出来ます。

また、筋肉量が増えると基礎代謝が上がって痩せやすく太りにくい体にすることが出来ます。
自分の体と相談して、ケガが無く、けれどしっかりと負荷のかかる範囲を攻めましょう!

有酸素運動

今度は有酸素運動で脂肪を消費しましょう。
血中脂質が枯渇したところでやっと体内に貯蔵されている皮下脂肪が分解、消費され始めますから、良い汗を掻き切るまで運動してみましょう。

また、有酸素運動と筋トレはどちらか片方だけでは不十分となってしまいます。
無酸素運動で血中のエネルギーを消費し、更に有酸素運動をプラスすることで、脂肪の燃焼効果が格段にアップします。

セルライトは頑固で落ちにくくなっていますから、撲滅するためには+αを心掛けましょう。

食生活の改善

たくさんの魚介類中心の食材セルライト撲滅のため、食生活の改善もしましょう。
上記でも少し触れましたが、水分をよく飲み、ビタミン、ミネラル、たんぱく質のバランスを整えることが大切です。

これらは相互関係にあり、互いに助け合って働いています。
魚介類や野菜を積極的に摂取し、調味料はお酢やオリーブオイル、岩塩や海塩など、天然由来でおいしいものにしてみるといいですね。

それにバナナやキュウリなどのカリウムを多く含んだ食べ物と一緒に、摂取することをおすすめします。

スリムボディを手に入れるまたとないチャンスですから、出来るところからチャレンジしてみましょう。

そのむくみは栄養不足から?ぜひ摂りたい食材・飲み物を分析してみました

エステで行っているセルライト除去とは

エステでのセルライト除去の施術の中では、キャビテーションが有名です。
キャビテーションとは日本語で空洞現象という意味で、特殊なマシンで超音波を照射し、脂肪の中に圧力の差を生じさせ、真空の気泡を生み出します。

脂肪と脂肪を衝突させることで脂肪細胞を破壊するのです。

キャビテーションマシンの効果

むくみを取るキャビテーションマシンキャビテーションマシンで超音波を当てることにより、脂肪細胞は1秒間で30,000回以上も振動すると言われています。

こうして破壊された脂肪細胞は代謝によって自然に排出されているため、施術を受けるほどにスリムなボディーラインに近づきます。

キャビテーションはセルライトにも働きかけますから、続けて施術を行えばセルライトを除去することもできます。
あまりに酷く、なかなか落ちてくれないセルライトに悩んでいる方にはおススメです。

キャビテーションの最大の効果を受けるためには、施術前後の過ごし方が大切です。
施術前には「体を温めて体温を上昇させる」ことが大切。
体温と代謝を高めておくことで、恩恵を最大限受けることが出来ます。

注意点として脂肪を分解すると一時的ではありますが血中脂質が上がってしまいますから、施術の前後1~2時間に食事は摂らないようにしましょう。

施術後には脂肪細胞を排出させられるよう水分をよく摂り、帰りに一駅分歩いてみるなど、軽い有酸素運動がおすすめです。

解した脂肪細胞をしっかりと流してあげなければまた定着してしまいますから、もったいないことをしないためにも気を付けましょう。

キャビテーションの副作用とは

体内の脂肪を破壊するのですから、どうしても副作用が伴います。
一時的なものではありますが、施術を受けてから知らなかった!と言うことが無いように、確認しておきましょう。

超音波による骨伝導

キャビテーションは超音波を照射しますから、施術中に金属音の様な物が頭に響き渡ります。
超音波が骨を振動させ、頭に響く不快な音を発するのです。
人によっては施術後もしばらく耳に残り続ける事があります。

血中脂質の増加 → 肝臓への負担

破壊された脂肪細胞は血中へ流れこみ、一時的に血中脂質を増加させます。
そして血中に溶け出した脂質は肝臓へ集まり、分解されてから体外へ排出されますから、肝臓に大きな負担が掛かります。

その為、施術前後の食事は控えることが進められているのです。
肝臓に負担をかけるお酒やたばこなども施術の一日だけは控えた方がいいでしょう。
また、肝機能が悪い方はキャビテーションを受けることが出来ないことがあります。

胃腸の不調

腸はちょっとした刺激で収縮運動が促進されてしまうため、外部から刺激が与えられることでお腹を下してしまう方がいらっしゃるようです。

特にお腹が弱い方は、食事を1~2時間前までに済ませておく必要があります。

脂肪細胞が壊れてしまう

根本を覆すような副作用ですね。
ですが、この脂肪細胞が壊されると大変なデメリットが生じてしまう可能性があるのです。

脂肪細胞と聞くと肥満の原因であり諸悪の根源と考えられがちですが、実はアディポネクチンという善玉ホルモンを精製しています。

アディポネクチンは傷ついた血管を修復したり、免疫細胞の活動を正常化させたりする役割を担っています。

また、インスリン感受性を高めてインスリンの分泌を節約させて、糖尿病を防ぐ働きもしているのです。

自宅で出来るセルライト除去の方法と効果

次は自宅で出来る簡単なセルライト除去の方法をご紹介します。

  • 入浴方法の改善
  • マッサージ
  • 簡単なストレッチ
上から一つずつ詳細をご紹介します。

入浴方法の改善

入浴方法によって得られる効果が異なるのをご存知ですか?
まずはリンパが流れやすい体を整えるため、むくみに効く入浴方法を実践してみましょう!

コップ一杯の水(常温)を飲む
体の中の毒素を排出させるためにはお水が必要になりますから、コップ一杯のお水を飲みんでからお風呂に入りましょう。
炭酸浴がおすすめ
炭酸入りのお湯につかると、二酸化炭素が皮膚を通して毛細血管に吸収されて血流が良くなります。

血流が多くなると冷え性改善効果やデトックス効果が得られ、リンパ液を排出させる手助けとなります。

おすすめなのは37℃~39℃のぬるめのお湯で、20~30分程度の入浴をすること。
この温度帯は副交感神経が働くことによって、リラックス効果を得ることが出来ます。

簡単なマッサージ

次にご説明するマッサージやストレッチは、入浴後1~2時間に実践するとむくみ改善効果が高まります。
試してみようかな?と思っていらっしゃる方は、是非入浴後に実践してみましょう。

お風呂に入りながら行う時は、じんわりと身体の内側が温まってリラックスしている時に始めましょう。
お風呂から出た後などお風呂の中以外でマッサージする時には、摩擦を軽減して皮膚を保護する、マッサージクリームやボディミルクなどを塗りながら行いましょう。

太ももなどのむくみにおすすめ、足全体のリンパマッサージ

自分の膝を大事そうに抱えている女性

  1. 鼠蹊部(太腿の付け根)
    手のひらでゆっくりと気持ちいいと思える強さで押し込んで放してを「左右4回 × 3セット」繰り返します。
    これを左右数回ずつ繰り返しましょう。
  2. 太腿のセルライト潰し
    内ももの肉をつまんで左右にひねるように引っ張ります。これを 5 秒ずつ 2 ~ 3 回繰り返していきます。
    位置をずらしながら、膝から脚の付け根まで 3 回ほど往復しましょう。
  3. 解した脂肪を流す
    膝から鼠蹊部にかけての内ももをマッサージします。
    手のひらで太ももを挟むように密着させ、膝から鼠蹊部に向かってリンパを流すように滑らせます。
    この時、膝まわりの筋肉を解すように手のひらでぐりぐりとマッサージすると、さらに効果が高まります
  4. ふくらはぎ
    まずは脛側の硬い骨に指を添わせるように掴み、足首から膝下に向かって下から上へ滑らせます。これを 3 ~ 5 回程繰り返しましょう。
    次にふくらはぎの肉をつかみ、太ももの時と同じようにひねるようにして引っ張ります。
    最後にふくらはぎの両側に手の平をピッタリと合わせて、下から上へ滑らせます。
1 ~ 4 の流れを両足に行ったら、マッサージは終わりです。

太腿やふくらはぎなどセルライトが気になる場所は、雑巾絞りの容量でしっかりマッサージしましょう。

腕のマッサージ

むくみを放置しておくとなってしまうセルライトとは? 体操次は腕のマッサージでセルライトを潰しましょう。
まずは鎖骨の中心に指2~3本をあてがい、気持ちいいと思う程度の力加減で軽く押し込みながらさすります。

数回繰り返したら、腋の下の盛り上がっている部分に親指以外の4本の指をあてがいます。
腋の下で指を挟むようにしてリンパの流れを促します。閉じて、開いてを数回繰り返しましょう。

手首から肩にかけてリンパの流れを促します。
腕の内側に親指を当て残りの4本指と挟み込みます。
手首から肘にかけて、凝りを解すようにマッサージしてください。

同じ要領で肘から肩にかけてもマッサージしていきます。
二の腕はひねるようにしてセルライトをつぶしましょう。

セルライト予防は毎日の行いから

セルライトは突然現れるわけではありません。2~3年の月日をかけて徐々に進行していきます。
この2~3年の間に少しずつ脂肪細胞と老廃物が絡み合い、セルライトが形成されていくのです。

セルライトが出来る主な条件とは

  • 慢性的に脂肪がついている
  • 老廃物が溜まっている
この二つです。

とはいえ、脂肪を0にはできませんから、老廃物を上手に排出する体作りを心掛けましょう。

 

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