冬に乾燥肌になりやすい原因としては、冬は気温の低下によって空気中の水分が少なくなるため、肌も乾燥しやすくなります。
そのため肌は外気の影響を受けやすいので、空気が乾燥しやすくなる冬は健康な肌でもカサカサになりやすくなっているのです。
内側からの保湿や栄養素・水分は頭皮や皮膚、デコルテ、ひじやかかとなど、全身の乾燥肌に期待ができます。
冬の乾燥肌改善方法について、考えてみたいと思います。
Contents
乾燥肌を予防するにはどのような食事が良いの?
乾燥肌を予防する上で乾燥が気にならない肌への一歩は、食べ物や飲み物で良い栄養素を摂り入れることです。
納豆
まず、はじめに乾燥肌になりにくく、手軽にスーパーなどで購入でき、おかずにもなるものとして納豆があります。
納豆には、ビタミンE・タンパク質が含まれており、女性ホルモン物質であるイソフラボンなども含まれており、乾燥肌やエイジングケアに有効だそうです。
パプリカ
パプリカは野菜の中でも最もビタミンCが豊富である野菜の一つです。
βカロテンやビタミンEなど、乾燥肌対策以外にも疲労や美肌効果もあり、女性には嬉しい一品ですね。
特に、オレンジパプリカが含有量が多いそうです。
例えば、きゅうりやレタスなどは大半が水分で、ビタミンCは少ないんです。
野菜でビタミン摂取したいなら人参やかぼちゃなど、緑黄色野菜を中心に温野菜にして食べるといいでしょう。
その他にも野菜では、ショウガ・ニラ・ゴボウなども体を温めてくれる作用があります。
これらの野菜は乾燥肌対策としても、プラスαで免疫力なども高めるので全身に良い影響を与えます。
魚
次に、魚について乾燥肌に良いものをご紹介したいと思います。
魚でたんぱく質やビタミンAが多く含まれ、EPA(不飽和脂肪酸)や、皆さんご存知のDHAが含まれている魚がオススメです。
それは「いわし・あじ・さんま」と言われる青背の魚です。
その中でも、不飽和脂肪酸は血行を良くすることで「ターンオーバー」を促進させます。
それにより肌の働きを良くし、乾燥肌を防いでくれます。
ついやりがちな、朝の食事に主食・副食・副菜と一緒に果物を摂取していませんか?
実は、乾燥肌に良いビタミンCが多く含まれている、柑橘系の果物でオレンジ・みかん・キウイなどは朝に食べると、紫外線に当たると活性酸素など発生して肌にダメージを起こす「ソラレン」という成分が発生し、肌にダメージを与えます。
どうしても食べたい時は、日焼け止めを塗るか、サプリで補いましょう。
乾燥肌の原因は食生活にも?どんな食事をすれば肌質改善出来る?
乾燥肌を良くするために必要なこととは?
普段のスキンケアも大切ですが、体を冷やさない事も大切です。
なぜかと言うと体全身が冷えてしまうと、乾燥肌だけではなく、体がむくんだり、冷え性にも繋がります。
食べ物
体を温める事は、冷え性の改善だけでは冷え性の改善や免疫力を高める働きがあり、バリア機能や乾燥肌にも良い影響を与えてくれます。
もちろん乾燥肌の予防にも良いとされています。
ハーブティー
寒い時、温かい飲み物が欲しいですよね。
温かい飲み物はターンオーバーを正常化してくれ、血液の流れも良くしてくれます。
乾燥肌に良い具体的な飲み物としては、生姜湯やハーブティーがオススメです。
ハーブティーには沢山の種類があり、カモミールやラベンダー、ローズマリーなど花にもよって、栄養素が違うので、自分の欲しい栄養素で選びましょう。
また、リラックスの効果も期待できるので、お仕事で疲れた時、気分をリフレッシュしたい時にはおすすめです。
水分はまとめて摂らず、1日にコップ一杯程度を何度かに分けてみると、慣れて自然に2リットルは飲めるようになりますよ。
油分・タンパク質
乾燥肌を良くするために水分も大切ですが、人間には適度な油分も大切です。
ダイエットのためといって、必要以上に油分をカットした生活をしていると、体内からカサカサになり、肌表面に出てきますよ。
タンパク質がたっぷり入ったお肉やお魚など食することも必要です。
睡眠
規則正しい生活は食生活だけではありません。
潤いのある肌には日々の睡眠が必要です。
22時から翌2時までの間を「肌のゴールデンタイム」と呼ばれています。
7時間の睡眠を確保することが理想ですが、仕事や日々のストレスなどで7時間の睡眠は無理という方が多いと思います。
そんな時には、まず睡眠の「質」を高めることが重要です。
一番大切なのは、寝始めの最初の90分間です。
この間に、成長ホルモンが最も多く分泌されるノンレム睡眠が訪れるので、ここでしっかり深い眠りにつけると、細胞の成長や正常な新陳代謝が促進され肌の保水量が高まり、乾燥肌に良いとされています。
睡眠を上手く取ることが出来ない人は、入浴することをオススメします。
なので、体温が下がりリラックスした状態の時に、お湯に浸かると体の芯が温まり気持ちが良いですが、お肌の事を考えると38度程度の入浴を心掛けましょう。
そうすると入浴後に体温が下がって、リラックスしたタイミングで寝ることができます。
入浴後2時間くらいすると体温が下がり始め、寝られる状態になるそうです。
睡眠不足はお肌によくないって知ってました?睡眠不足が及ぼす肌荒れとその対策
乾燥肌を予防するスキンケアの方法とは
乾燥肌とは、肌の水分と皮脂が少なめのお肌のこと。
もともとキメが細かく、毛穴の小さめなため羨ましくも見える肌のことですが、その一方で皮脂が少なく、うるおいのキープ力が少なめなため、空気が乾燥すると肌のうるおいが奪われやすく、つっぱったり、かさかさしたり、粉を吹いてしまうこともあります。
そうなる前に、しっかりと乾燥肌を防ぐ予防策をお伝えしようとも思います。
「肌が乾燥してしまうから」と乾燥肌の人は、保湿成分の高い化粧品や乳液など、たっぷり使う方が多いのですが、化粧品には気にする一方で毎日の肌のケアはどうでしょうか。怠っていませんか?
まず、朝・晩の洗顔から考えてみましょう。
洗顔
肌が本来持つ水分や油分は、洗顔などで失われてしまいます。
洗顔後に化粧水だけ・クリームだけといった、自己流の間違ったスキンケアは乾燥を招く原因になってしまいます。
洗顔料
もともと、洗顔料やクレンジングをすると、汚れと一緒に肌のうるおい成分が失われる事も多いのです。
特に洗浄力が強すぎる洗顔料やクレンジング(ウォータープルーフタイプなど)を使用したり、ゴシゴシ洗いをしたりすると、肌がダメージを受けて、余計にうるおい成分を失ってしまうのです。
オススメの洗顔料
オススメの洗顔料は、一般的な肌の人でも泡いっぱいの洗顔料で、擦るのではなく優しく肌に触れる様な感じなものが良いです。
また、敏感肌の人には、敏感肌専用の薬用洗顔料も市販でも販売されています。
着色料・香料・アルコールなどが不使用なものが多く、なるべく肌に負担をかけないようになっているので、是非、試してください。
お湯
また、寒い日は、きちんと汚れを落したくてお湯で洗顔する人も多いですが、熱いお湯だと肌のバリアが落ちてしまうので、人肌位の湯加減がいいでしょう。
乾燥肌と洗顔方法の関係!乾燥肌にはどんな洗顔や洗顔料が良いのか?
保湿ケアは
また、洗顔・入浴後5分以内に保湿ケアをすることが大事です。
たっぷりの化粧水でお肌に水分を与える事によって、お肌が潤い、乾燥肌も改善していきます。
化粧水でキチンとお手入れすることで、角質層が柔らかくなり、美容液・乳液・クリームの浸透性を高めます。
乾燥肌には、洗顔料と同様に保湿成分である、セラミドやヒアルロン酸などが配合された化粧水がベストです。
クリームをつける際には、指の肌を使ってトントンと優しく丁寧になじませていきましょう。
乾燥肌のスキンケアは重要!乾燥肌をよくするために行うべきこととは
冬の乾燥肌に効果的なメイクの方法とは
空気や湿度などの気象条件で、いつも以上に肌は敏感になっています。
いつも通りのメイクだと、乾燥肌が目立ったり、毛穴が気になったり。
乾燥している時は、その部位と乾燥肌の度合いによってケアだけではなく、メイクも変える必要があるのです!
と言う事で、冬の乾燥肌に効果的なメイク方法についてお話したいと思います。
スキンケア後、十分に間を置かずにメイクすることは、化粧が崩れる要因となるので注意しましょう。
そして、乾燥肌さんに厚塗りは厳禁です。
「大切なのは、あくまでも薄付き」ということを忘れないで下さい。
「目立たなくする」に要注意
ベース選びで避ける事は、下地やファンデーションにしろ「毛穴を目立たなくする」「テカリを目立たなくする」という表記のあるものは避けましょう。
この「目立たなくする」仕組みは、肌組織を萎縮させて毛穴を引き締めたり、皮脂を吸着する成分が配合されていることです。
両方とも、肌に刺激になるだけではなく、乾燥を促すので、乾燥肌の方にはなるべく避けた方がいいでしょう。
メイク前の洗顔やスキンケアをキチンとすれば防げるはずです。
肌になるべく負担をかけないメイク法
ファンデーションの量を減らしましょう
ここからは、肌になるべく負担をかけないメイク法です。
まず、スキンケアで肌に潤いを与えて、ティッシュオフしたら、潤いのあるうちに化粧下地やBBクリームを付けましょう。
ファンデーションの量を減らすため、下地やBBクリームはやや多めに塗りましょう。
その際、均等に肌へ伸ばしていく事がコツです。
下地やBBクリームを多く塗るのは、肌の毛穴からの油分を抑えて化粧崩れを予防するのが目的です。
それ以上に紫外線から肌を守ったり、毛穴にファンデの添加物が溜まるの防ぐ効果があるためです。
出来上がりはマットな感じに仕上がりにます。
冬の化粧方法
また、冬の間は乾燥が気になって、そのせいでカサカサ・ゴワゴワしがちですよね。
そんな方には先ほどの化粧下地も大事ですが、ファンデーションも乾燥をケアする物を選んでみましょう。
それもファンデーションを付ける際、スポンジに水を含ませることで密着感がアップしますよ。
もし、乾燥によるテカリや崩れを防ぎたいのなら、ルースパウダーをブラシで塗るのがオススメです。
ブラシでのせるとパフで塗るより薄付きになり、細かいところまでもカバーできます。
鼻や小鼻を塗る時は指先でブラシの毛をつまみ、縦に動かすことによって細部もスムーズに塗ることができます。
時間が経っても崩れにくい、ツヤっぽい仕上がりになりますよ。
乾燥肌でもあきらめないで!乾燥肌の方におすすめなメイクアイテムやメイク方法とは?
乾燥肌対策を習慣にしましょう
「冬に乾燥肌になる原因とは」をメインにお話をさせていただきましたが、如何だったでしょうか?
やっぱり冬は、乾燥により色々なところで不調を起こす人が増えますね。
やはり一番大切なのは、体を冷やさずにいることだと思います。
肌なら、夏よりプラスαでクリームや乳液を使ったり、体内を冷やさないように温野菜を摂取して冷えを防ぐなど、そうしたことを日常でも取り入れる事ができます。
今年も、コロナ対策でマスクをする機会が依然として続く中で、マスクを付ける事によって肌荒れを起こす方もいらっしゃいます。
それぞれ悩みは尽きませんがwithコロナで共存していかなければならない時こそ、基本に戻る事が必要だと思います。
この記事を読んで何か皆様のためになったことがあれば、とても嬉しいです。
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