髪のボリューム感を出すにはどうすればいいの?その方法を徹底解析!

美髪

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皆さんは髪のボリュームを気にしますか。
クセ毛で髪が広がってイヤだなと思う方もいれば、最近髪の毛がペッチャンコという方もいるでしょう。
髪にボリュームがなくなると一気に老けたと見えるかもしれません。
今回髪にボリュームがなくなる理由と髪のボリュームの付け方を見ていきます。

なぜボリュームはなくなるのか。その原因など

最近何だかヘアスタイルが決まらないし、ボリュームも出ない…とお出かけの前などに悩まれる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

このボリュームがないというのは髪が細って痩せてきたり、抜け毛が増えてきたり、髪の毛にハリやコシがなくなってきたといったものを指します。

なぜ髪へのボリュームがなくなってしまうのでしょうか。

女性ホルモンの減少

多くの女性は40歳代には「プレ更年期」と言われる更年期の前段階の時期に入ります。

そして、50代に向かうにつれて女性ホルモンが減少していきます。

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは髪の毛を作り出し、毛髪の成長を持続させる役割を持っていますので、このホルモンが少なくなると薄毛になりやすくなります。

1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり、髪が痩せていったりして全体的にボリュームのない髪へとなってしまうのです。

頭皮の毛穴汚れ

頭皮の毛穴の中に古い角質があったとします。

この角質が皮脂と混ざり合えば塊ができ、それが毛穴に詰まれば髪の毛の成長も妨げられます。

また、毛包が不衛生な環境になってくると髪も弱く細くなります。

シャンプーにシリコンが含まれていると、頭皮の毛穴までコーティングされてしまい毛穴を詰まらせてしまうことだってあります。

できればシリコンが含まれていないシャンプーに替えることをおすすめします。ダメージヘア

食生活

食事の仕方にも原因があります。

栄養バランスが偏っていたり、ジャンクフードや外食が多かったりすると肌トラブルに見舞われることだけでなく、髪にも十分な栄養が毛根に届かなくなります。

髪の毛の約95%は「ケラチン」というタンパク質でできていますが、そのタンパク質をはじめ髪にはビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、オメガ3脂肪酸、亜鉛などの栄養素が必要になります。

こうした栄養素はできればサプリに頼るのではなく、ちゃんとした食べ物から摂取してほしいですね。

生活習慣やストレス

食生活だけでなく、日々の生活の過ごし方も影響してきます。

不規則な生活、喫煙、飲酒、睡眠不足などで体の代謝機能が低下していると、体だけでなく肌や頭皮にも影響が及びます。

頭皮環境も悪化して毛根にダメージを与えます。
頭皮環境が悪いと頭皮が血行不良にもなり、抜け毛や薄毛の原因になります。

また、ストレスも長時間続く自律神経のバランスが崩れます。

そうなると体全体の循環が悪くなり、頭皮の循環にも影響してきます。
これも毛根に栄養を届かなくさせてしまいます。

ストレスから肌や髪を守るには、質の良い睡眠が必須です。

副交感神経が優位になる22時~深夜2時にちゃんと睡眠モードに入っていれば成長ホルモンの分泌が活発になり、美しい髪も作り出されますよ。

間違ったヘアケア

自分にとって良かれと思ってやっていたヘアケアが、かえってボリュームをなくす原因になっていたということもあります。

  • パーマやカラーによって頭皮がダメージ受けている
  • 過剰なシャンプーや刺激の強いシャンプー
このような状態だと頭皮も傷つき、毛根に影響が及んでいる可能性もあります。

すぐに出来るワックスを使った髪のボリュームアップ法

手っ取り早くボリュームをつけたい方にはワックスを使って、ボリュームアップしてみましょう。

いくつかやり方を紹介していきます。

ワックスを使ったボリュームアップ法

ショートヘアの場合
資料を手に説明をしているところのショートヘア女性

  1. ワックスを根元から全体に揉みこむ
    (ワックスは小豆3個分くらいの大きさが目安)
  2. 前髪をかき上げる
  3. バランスを見て整える

※髪が細くて柔らかい人はワックスの付けすぎに注意しましょう。

ボブヘアの場合
首筋をマッサージしてる風の女性

  1. ヘアアイロンで全体に動きをつける
  2. 前髪をサイドパートにする
  3. ワックスを揉みこむ
ミディアムやロングヘアの場合
最後

  1. ドライヤーを使って髪の根元を立ち上げる
  2. 毛先全体にヘアアイロンで1回カールをつける
  3. 毛先を中心にワックスを揉みこむ
  4. 作ったカールを高い位置から振り落として巻きを崩す

髪の長さによって紹介してきましたが、これら以外にもワックスの使い方はあります。

ご自身の目指したい髪型でワックスを使ってみましょう。

ワックスの選び方

きれいなピンクのケースのヘアワックスワックスも髪質によって向き不向きがあります。

ボリュームをアップしたいときはどんなワックスを選べば良いか、おおまかな基準をお伝えします。

髪の毛が細い人
髪の毛がペタッとしてきたり、猫毛でボリュームが出にくい方には軽めのソフトワックスがおすすめです。

パウダーワックスといったサラッとした軽い質感のワックスを選んでみてみてください。

反対にオイルタイプやファイバーワックスなどの油分が多いタイプのワックスだと、油分の重さで髪の毛がボリュームダウンしてしまいます。

ショートヘア
ショートヘアの方はある程度セット力の高い固めのワックスがおすすめです。

これは毛束を作ったり、毛の流れを作ったりできるからです。

  • ベリーショートなどの短いヘアスタイル→セット力の強いタイプ
  • ある程度長さのあるショートヘア→ファイバーワックスタイプ
ボブヘア
ボブヘアの場合は固すぎず柔らかすぎずの中間程度のワックスがおすすめです。

けれども、ボリュームをつけたい場合は、柔らかめのファイバータイプか伸びの良いバームタイプのワックスを使うのがおすすめです。

ロングヘア
長さのあるロングの髪ではナチュラルに仕上げるのがポイントです。

なので、自然な毛の流れを作れる柔らかめなワックスを選びましょう。

基本的には、髪全体になじませやすいクリームタイプのワックスが良いかと思われます。

また、毛先に動きをつけたい場合はファイバータイプかムースタイプがおすすめです。
うまくスタイリングできますよ。

髪のボリュームを出すドライ方法

ボリュームが出せるか出せないかは、髪を洗った後の乾かし方にもコツがあります。

今度はドライ方法(乾かし方)について学んでいきましょう。

ドライヤーは自然乾燥より髪や頭皮にとって良い乾かし方です。

使わないと水分が髪や頭皮に付着して雑菌が繁殖し、フケやかゆみといった原因になってしまいます。

タオルドライの仕方

柔らかそうなタオルで顔を拭く女性まず、タオルドライをする前に水気をしっかり絞っておきましょう。

これはロングヘアや毛の量が多い方に当てはまりますね。

そうしないと、タオルドライの時やドライヤーをかける際に時間がかかってしまいます。

そして、タオルの上から指の腹で頭皮をマッサージするように水気を拭き取っていきます。

髪の毛はこすり合わせるとキューティクルが壊れてしまうので、タオルで挟んで押さえるようにして拭き取っていきましょう。

アウトバストリートメントもおすすめ
持っている方は、ここで洗い流さないトリートメントを使いましょう。

これをつけることでドライヤーの熱から髪を守ったり、ブラシやコームの通りを良くして摩擦から守ることができます。

髪の毛の乾かし方

乾かし方は2通りご説明いたします。

その1

ドライヤーと髪の毛の間を10cm離して当てていきます。

はじめに根元だけ乾かしていきます。
次に根元から毛先に向かって乾かします。

これはキューティクルが根元から毛先に向かっているからです。

ドライヤーは1点集中で乾かすのではなく、風を散らすようにドライヤーを振りながら当てていきましょう。

そして、毛先は最後に乾かします。
乾きやすい部分でダメージもつきやすいからです。

最終的には髪の毛全体で8~9割乾いていればOKです。

※ロングヘアの方や髪にボリュームをつけたい方は、下を向きながら乾かしても良いでしょう。

その2

まず頭頂部と言われる「トップ」の部分から乾かしていきます

ヘアスタイル作りに重要になってくるのが、このトップの乾かし方だからです。

自分の自然な分け目を境に、頭をかしげて左右交互に乾かしていきます。

これは下方向に向いている髪の根元を起こすためです。

前髪の生え癖が強い場合は、この方法で前髪も一緒に乾かすと良いでしょう。

そして、トップの8~9割が乾いたら、中央の髪の毛をつかんでピンと張った状態を作ります。

熱風を当てたらピンと張った状態のまま熱が冷めるのを待ちましょう。

こうすることでトップの髪の立ち上がりを出してくれます。

ドライヤー

髪のボリュームを出すヘアケアとは

ここまでワックスとドライヤーのボリュームの出し方をお伝えしてきました。

それだけでも十分なヘアケアですが、それ以外にも髪のボリュームを出す方法はあるみたいです。

スタイリング剤を使う

先ほどワックスを使ったケアをご紹介しましたが、ワックスやムースといったものは上手く使わないとべたついて、かえってボリュームがダウンしてしまいます。

そこでスプレータイプのスタイリング剤です。

これを使えば、頭頂部や後頭部の内側から髪を持ち上げてふんわりしたヘアスタイルができます。

髪にボリュームをつけたい方は、頭のてっぺんあたりを指で逆毛を立ててその逆毛部分にスプレーしましょう。

ただし、これは乾いた髪に使ってください
根元が濡れているとうまくなりません。

そして、髪のボリュームを重視するなら、髪の表面にはあまり多くは吹きかけてはいけません。

せっかく根元から髪を立ち上げても、重さで髪がつぶれてしまうからです。

育毛剤を使う

これは短期集中効果は見込めないけれども、最近ボリュームが減ってきたと感じる方にはおすすめの方法です。

育毛剤の効果の一つは髪の成長が促されることにより、ボリュームアップできることです。

スタイリングなどでボリュームアップをしつつ、育毛剤で元の髪の改善を同時に進めるという2つのケアの仕方が一番良いのではないかと思います。

美容院で行っているボリュームアップ方法

この記事で、セルフでボリュームをアップさせる方法をお伝えしてきました。

一方、日頃スタイリングされている美容院では、どのようにボリュームをアップさせているのでしょうか。

美容院ならではの方法をご紹介していきましょう。

※プロの技術なので参考にならない部分もご承知ください。

パーマ

カットで工夫

プロの美容師さんならカットする際の技術でボリュームをアップさせることが可能です。

例えばトップのレイヤー(層)で根元から梳いたり(すいたり)前髪をしっかり多めに作るといった方法です。
こうすることによって、トップのボリュームを出します。

ボリュームを出すには、カットデザインが大事と言う美容師さんもいるほどです。

皆さんも髪を切ったり、美容院へ行く際はボリュームのことを相談してみてはいかがでしょうか。

パーマをかける

毛先にパーマをかけることで自然に根元の髪を立ち上がらせることができます。

髪が長めの方は、中間から毛先にかけると同じような効果が得られます。

パーマでボリュームというと後頭部や頭頂部からのパーマだと思えますが、髪の毛の健康上それはあまりおすすめできません。

トリートメントを使う

ケラチントリートメントなどボリュームアップに効果があるトリートメントを使うと、分け目がつきにくくなるなど髪質によってはカットやパーマと同様の効果が得られます。

ただし、このトリートメントは実施している店とそうではない店があるので確認してからおこなってくださいね。

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ボリューム作るには貴方のケア次第

髪のボリュームアップの方法はお分かりになりましたでしょうか。

髪がボリュームなくなるのは加齢が一番の理由ですが、普段の生活習慣も髪に影響してきます。

まずは身近な生活の仕方を見直してみましょう。

あとはワックスなり、ドライヤーなりで少しずつボリュームの付け方を学んでみてください。

ご自身のなりたいヘアスタイルに合ったケア方法や製品がきっとあるはずです。

髪へのボリュームを増やして、気持ちもUPさせていきましょう!

 

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