ヘアカラーってどう選べばいいの?肌の色や季節に合ったカラーをご紹介!

ヘアサンプルを見て選んでいる様子 美髪

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皆さんは普段、髪の色を気にしていますか?
ヘアカラーもファッションの一部という方は、自分に合う色を考えて染めているでしょう。
髪を染めていない方も歳を取って白髪をそのままにしている方も、これから髪を染める機会が来るかもしれません。
今回は見た目の印象を左右する肌や季節に合ったヘアカラーの選び方をご紹介します。

そもそも肌の色っていくつあるの?

世界に目を向けてみると肌の色の種類はさまざまですが、どんな種類があるのでしょうか。

コーカソイド

花を抱えた白人女性

ヨーロッパの地域に住む人に多い肌で、皮膚・目・髪の色素は薄めです。
ヨーロッパは北緯にあるため紫外線が少なく、メラニン色素を生成する必要も少ないのです。

コーカソイドは少ないメラニン色素でも紫外線を効率よく吸収し、ビタミンDを生成しやすいという特徴もあります。
憧れる方も多い白い肌ですが、一方で薄毛になりやすいという悩みも多い肌タイプです。

ネグロイド

カップを持った黒人女性

目・皮膚・髪の色素が濃く、髪質は硬めでクセ毛が多めです。
赤道直下の熱帯などの地域住む人に多く見られ、強い日差しから皮膚や頭皮を守るためのものだといわれています。

オーストラロイド
似ている肌タイプに「オーストラロイド」というものもあり、ネグロイドと同じくらい色素は濃いめです。
オーストラリア大陸、ニューギニア、メラネシアなどのオセアニア地域などが起源の祖先を持つの方たちに多いです。

モンゴロイド

桜の木の下の日本人女性

暑い地域と寒い地域の中間に存在するタイプです。
東アジア・東南アジア・中央アジアなどが起源で、黄色から黄褐色の肌が特徴です。

また、目・髪の色素は濃くて毛髪はストレートなのも特徴です。
これは紫外線量が北緯と赤道周辺の中間くらいバランスになっているためです。

肌の色の違いの元は、紫外線によって生成されるメラニン色素の量の違いなのです。

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自分に合ったヘアカラーを選ぶ際のポイントと注意点

スマホを持って悩む女性

ドラッグストアや美容院でヘアカラーを決める時、色のバリエーションが多くて迷いますよね。
染めた髪のサンプルは置いてありますが、サンプルと自分の髪質は違うでしょう。
ここからは自分にどんな髪の色が似合うのか選ぶポイントをご紹介していきます。

トーン

トーンというのは明るさを表す単位のようなものです。
美容院へ行くとヘアカラーの色彩表を見せられると思いますがそのことです。

5~6トーンが地毛に近い自然な黒髪で、数字が大きくになるにつれて色も明るくなります。
職場で髪の色が決められている方も、まずはそこから注意しなければなりません。

髪質

髪質によっても似合う色と似合わない色があります。
細く柔らかい髪はイエロー系の明るい色、太く硬めの髪はブルー系の落ち着いた色が合うでしょう。また、髪は日光に当たると明るく見えるので、想定する色より少し暗めに染めるといいようです。

瞳の色と肌の色

顔の印象から浮かないように、肌や瞳の色から似合う色味を判断することが大事です。
判断を間違うと肌の色がくすんで汚く見えたり、髪が浮いて見えてしまいます。

瞳の色

瞳の色が薄ければ薄めの色を、濃ければ濃いめの色を選びましょう。
同じブラウン系でも以下のように選び分けることになります。

  • 瞳の色が薄い人 … ライトブラウン
  • 瞳の色が濃い人 … ダークブラウン

ミスマッチなものを選ぶと、髪と瞳のバランスが悪くなってしまいます。

肌の色

最もよく言われるのが、ファッションで使われる肌のベースカラーという基準です。
ここでは簡易的な診断と、それをもとにした選び方を挙げます。

ベースカラーの簡易診断表

イエローベース・春 イエローベース・秋
頬の色 血色感のある黄み色 赤みがあまりない黄み色
肌の質感 薄めの皮膚でハリツヤ肌 しっかりしたマット肌
地毛の色 明るめのブラウン 黄みのあるダークブラウン
髪の毛の質感 細くツヤ感がありサラサラしている 太くマットでボリュームがある
ブルーベース・夏 ブルーベース・冬
頬の色 ほんのり血色感と透明感のある肌色 赤みや黄みがあまりない肌色
肌の質感 薄めの皮膚でマット肌 皮膚が厚めでツヤ肌
地毛の色 赤みのあるブラウンやソフトな黒 ディープな黒
髪の毛の質感 細く柔らかくべったりしやすい 太くて硬くツヤがある
似合うヘアカラーの目安
  • イエローベース・春
    ライトブラウン、ミルクティーベージュ、ゴールドベージュ、ピンク系、オレンジ系
  • イエローベース・秋
    ダークブラウン、オリーブブラウン、スモーキーオレンジ、チョコレートブラウン
  • ブルーベース・夏
    レッドブラウン、アッシュブラウン、グレージュ、ネイビー、ローズピンク、ラベンダー
  • ブルーベース・冬
    黒髪、ダークブラウン、ブルーブラック、ダークグレージュ、ワインレッド

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肌が白く見えるヘアカラーや肌がキレイに見えるヘアカラーとは

リンゴを持っている白人女性

ヘアカラーはその方の美的な印象にも繋がりますよね。
肌を白く見せる美白カラーや、肌をキレイに見せる美肌カラーとはどのようなものでしょうか。

肌を白く見せるカラーとは

色白に見える条件として、ヘアカラーと肌の色との明度の差を大きくすることがあります。
だからといって、黒髪では人によっては重い印象になってしまいます。
そこで使えるのがアッシュ系ダークカラーです。

アッシュとはくすみのあるグレーのことです。
このアッシュを基本として、さまざまな色味で美白を演出することができるのです。

アッシュ系ダークカラーの例
  • ダークアッシュ
  • アッシュグレージュ
  • アッシュベージュ
  • スモーキーアッシュ

肌をキレイに見せるカラーとは

肌をキレイに見せるには、ご自身の肌の色味に合わせて選ぶといいでしょう。
肌のベースカラー診断をすることで、美肌に見せてくれる髪の色が分かるはずです。
ここでは大まかに、どんな肌にどのカラーに合うかをまとめます。

  • 黄色みのある肌 → アッシュ系、レッド系カラー
  • 赤みのある肌 → イエロー系、ダークトーン系カラー
  • 色白の肌 → 彩度の高いはっきりとしたカラー
  • 黒めの肌 → オレンジ系、ブロンド系ブラウンカラー

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季節別のヘアカラーの選び方

四季折々の絵が描かれた花札と梅の装飾

日本には四季がありますが、季節ごとに似合うヘアカラーも変わってきます。
季節によってどんな傾向があるのか、色の例とともに見てみましょう。

季節 色の傾向 色の例
春は陽気・さわやかな雰囲気が似合う季節です。
ファッションも薄めな生地にパステル寄りのカラーのものが増えてきますね。
そんな季節には明るい色や透明感・さわやかさを感じられる色がおすすめです。
  • グレージュ
  • ブラウンアッシュ
  • ハニーシルバー
  • シルバーピンク
夏は一年で最も日差しが降り注ぐ季節です。
ファッションでも明るめのカラーのアイテムが多く登場します。
ヘアカラーも同じく、強い日差しに合う少し明るめのカラーが人気です。
  • ベージュ
  • ブルージュ
  • メローイエロー
  • ラベンダー
秋は落ち着いた色味のファッションが出てきますが、ヘアカラーも同じようなカラーが旬です。
さらに、冬に近づくにつれて流行のカラーも暗めに落ち着いていきます。
  • マロンブラウン
  • ショコラブラウン
  • ダークレッド
  • カーキアッシュ
冬は暖色系の服を着ることが多くなりますね。
ヘアカラーはそれに合わせて暗めのアッシュ系が人気になってきます。
アッシュカラーやグレージュ系は特に合わせやすいでしょう。
  • アッシュベージュ
  • シアーグレージュ
  • ブルージュ
  • ダークブラウン

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今更聞けないヘアカラーする時の正しい方法とは

ヘアカラーセット

美容院でヘアカラーをする方はプロにお任せできますが、自分で染めるとなると難しいですよね。
ここで改めてセルフカラーの正しい方法を学んでいきたいと思います。

あらかじめ準備するものは以下の5点です。

  • 市販のカラー剤
  • ラップ
  • タイマー
  • 汚れてもいいタオル
  • ヘアクリップ

染める前の下準備

カラー剤クリームを付けた際に絡まりやすくするために、髪をクシでとかしておきましょう。
その後、髪を耳前左・耳前右・後頭部上・後頭部下の4ブロックに分けます。

また、あらかじめ生え際にフェイスクリーム・ワセリンニベアクリームなどの保護クリームを塗っておきましょう。
これは地肌が染まらないようにするためです。

保護クリームを塗る部分
  • フェイスライン
  • 耳周り
  • 首の後ろ

そして、肩にタオルをかけて耳にイヤーキャップを装着して始めます。
タオルの上にラップをしておくと汚れずに済みますよ。

染める手順

カラー剤を塗るときは順番が大切です。

  1. 後ろ髪の染まりにくい襟足から、毛先 → 根元の順に塗る
  2. 後ろ髪全体を同様にすべて塗る
  3. サイドの特に耳周りの根元を塗り残さないように塗っていく
  4. 前髪は染まりにくい真ん中は塗る量を多めに、染まりやすいこめかみは少なめにする
  5. 全体的に塗れたら特に根元をよくチェックして、説明書に従って放置する
  6. 時間になったら38℃ほどのぬるま湯でカラー剤を落とす
  7. シャンプーで頭皮を優しくマッサージし、トリートメントで髪に栄養を補給する
  8. よく乾かしてセルフカラー完了!

濡れた状態が続くとカラー剤が色落ちしてしまうので、手早く乾かしましょう。

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自分に合ったカラーで毎日に彩りを

今回は肌や季節などに合わせたヘアカラーの選び方を見てきました。
肌の色・目の色・髪質から選ぶ方法や、美白・美肌を目指す選び方、さらには季節のイメージに合わせた選び方など、ヘアカラー選びはさまざまです。

雰囲気を軽くしたい・変えてみたいなら、まずは自分の肌の色に合うものから試し、そこから目的別のカラーリングに挑戦してみるといいですよ。

ヘアカラーひとつでその人の印象は左右されます
自分に合ったカラーを見つけて、毎日に彩りを加えてみてはいかがですか?

 

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