今話題のセラミドは体内から!どんな食べ物を摂るべきなの?

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乾燥肌にはセラミド配合化粧水!今話題のセラミド美容液で冬の乾燥を乗り切ろう!
何かと乾燥に効くといわれているセラミドですが、実際にはどのようなものなのでしょうか?
お肌にとって大切であることは、なんとなく分かってはいるものの、実際にどこでどのように働いているのか、いったいそれはどこで作られているのか?をしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか。
セラミドは私たちの体の中で生成される大切な美肌成分です。
今回は、お肌の中でセラミドが作られるプロセスや、セラミドを増やすために必要な栄養素までお教えします。

セラミドが体内で作られるプロセス

セラミドはどこでどのように作られるのでしょうか?
セラミドはお肌の中に数ある細胞間脂質の一つで、主に角層にある細胞と細胞の隙間を埋めるように存在しています。

ターンオーバーの仕組み
角層とは、お肌の中にある層の一番外側の層のことで、お肌と外界の境目に接している部分です。
角層から下の順に顆粒層、有棘層、基底層の4層構造でお肌は成り立っており、基底層でお肌の細胞が作り出されます。

生み出された細胞は時間をかけて徐々に有棘層、顆粒層へと上っていき、この顆粒層から角層へと変化する段階でお肌のセラミドは生成されます。

その後、細胞間に放出されたセラミドは役割を終えたものから角質とともに剥がれ落ち、垢として排出されるのです。

ターンオーバーと役割

この一連の流れである細胞が生まれてから、垢となって排出されるまでをターンオーバーといいます。
お肌はターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち、私たちの健康を守っていますが、加齢や乾燥肌、アトピーなどの影響でターンオーバーが乱れてしまうことがあります。

すると、基底層で未熟な細胞が生まれるようになってしまったり、顆粒層でセラミドがうまく生成されなくなったりして、お肌の乾燥が進んでしまうという問題が出てくるのです。

ターンオーバーの図

セラミドの役割

セラミドは角質と角質の隙間を埋める糊やセメントの様な役割をしていますから、セラミドが十分に生成されないと角質と角質の間が埋められず、隙間だらけになってしまいます。

こうなると角質の隙間へ雑菌が侵入しやすくなったり、水分が逃げやすくなってしまったりして、バリア機能の低下を招いてしまったり、乾燥による小じわが目立つようになってしまいます。

セラミドの生成量は加齢とともに減少していき、40代では20代の約半分にまで低下するといわれており、また、乾燥肌体質だったり、アトピーだったりするとセラミドの生成量はさらに減少してしまいます。

辛い乾燥肌を治すなら、いつまでも若々しくいたいなら、この減少量をなるべく抑えたいですよね。
セラミドの減少を抑え、生成量を上げるためには、セラミドの材料となる栄養素を摂ることとセラミドの生成を阻害する要因を排除することが重要になってきます。

ハリつやのあるお肌を手に入れるために必要なものは何なのか、もう少し掘り下げていきましょう。

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体内セラミド作成に必要な成分

減少してしまったセラミドを取り戻すためにも、体内でたっぷりのセラミドを生成させたいですよね。
その大切なセラミドを作るのに必要な成分とは何なのか、調べてみました。

皆さんは、健康のため、美容のためといって、主食である白米を食べないようにしたり、ドレッシングをノンオイルのものにしたりしていませんか?
お肌のためにもなるかもしれないと思ってしまいがちですが、実は、お肌には悪影響を及ぼしていたかもしれません。

セラミドは炭水化物が分解されたブドウ糖と、飽和脂肪酸の一つであるパルミチン酸をもとに生成されています。
私たちが最近避けがちな、糖質の中にセラミドにとって必要な成分が含まれているんですね。

脂質や糖質は確かに摂りすぎてしまうと肥満や生活習慣病の原因となってしまいますが、体にとっては確かに必要な成分なのです。

その為、食べ過ぎない程度に主食にごはんや良質な脂質をとれる主菜を取り入れる必要があります。

雑穀米摂取で体にやさしく

ブドウ糖を摂れる食品はパンやうどんなど多岐にわたりますが、健康・美肌を意識するなら白米を雑穀米に置き換えて食べるのがおすすめです。

雑穀米のカロリーは白米とほぼ同じですが、雑穀米は食後の血糖値の急上昇を防ぎ、緩やかに上昇させていきます。

血糖値が急上昇してしまうと、ブドウ糖が中性脂肪として蓄えられてしまう原因となりますから、それを抑えてくれる雑穀米は、健康にも美肌にもダイエットにも向いている食材と言えそうですね。

また、雑穀米には、白米だけでは摂り切れないビタミンやミネラル、さらに豊富な食物繊維が雑穀米には含まれています。
その上セラミドに必要なブドウ糖を必要な分だけ摂取することができますから、より健康的な美肌に近づけるかもしれません。

雑穀米の写真

必要成分、飽和脂肪酸、パルミチン酸

セラミドを作るために必要なもう一つの成分である飽和脂肪酸、パルミチン酸ですが、これは肉や乳製品に豊富に含まれています。

バターやショートニングなどにも含まれますが、そのほかの栄養をほとんど摂ることができませんから、コラーゲンのもととなるたんぱく質が含まれているお肉や、カルシウムやビタミンBを摂ることができる牛乳など、栄養が豊富な食材から摂取するようにしましょう。

セラミド生成に必要となる成分のブドウ糖とバルミチン酸は、日本人の体によく合う米や質の良い食物から摂るようにしましょう。

栄養価の高い食物からブドウ糖や脂質を摂取すれば腹もちもよく、満足感にも繋がります。
時間がないからカップ麺で、今日はコンビニのおにぎりだけでと済ませてしまうのを少しだけ変えてみませんか?

雑穀米を炊いて、おにぎりにして持っていくだけでも十分なお昼ご飯になりますし、添加物も無く健康的な食事に一歩近づけるでしょう。
健康的な食事で、セラミド生成に必要な成分を十分に摂取できるようにもなりますよ。

おいしい牛乳の写真
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摂るべき栄養素

セラミドがブドウ糖とバルミチン酸で生成されることがわかりましたが、お肌のターンオーバーが正しく働いていないと、未熟な細胞が生まれてしまったり、セラミドも生まれにくくなってしまったりして、せっかく摂った栄養素の力を活かすことができません。

セラミドの生成量を上げるためにも、ターンオーバーを整えることが第一優先だと言えます。
お肌のためにターンオーバーを整え、美肌へと導いてくれる栄養素をご紹介します。
栄養不足を解消して、乾燥しらずのうるおい美肌を手に入れましょう!

ビタミン

ターンオーバーを整えるために最も重要な栄養素は、やはりビタミン類です。

  • ビタミンA
  • ビタミンB
この4種のビタミンはお肌を作るためには欠かせない栄養素です。

ビタミンAは粘膜や皮膚の健康を保つために不可欠な成分で、不足すると肌荒れの原因になってしまいます。

また、ビタミンCとEは抗酸化作用があることが知られていますが、この二つの栄養素を同時に摂取すると体の錆を取って疲れてしまったビタミンEをビタミンCが助け、ビタミンEの力を呼び戻してくれるのです。

相乗効果で抗酸化作用が長く続くようになりますから、是非とも摂取しておきたい成分です。

ビタミンは毎日消費されていく栄養素ですから、気を付けて摂取していないとどうしても不足しがちになってしまいます。
新鮮な生野菜や緑黄色野菜を意識的に食べるようにすることで、ビタミン不足を解消しましょう!

ビタミン豊富なフルーツ各種

また、ビタミンAとEは脂溶性ビタミン、ビタミンBとCは水溶性ビタミンです。

脂溶性ビタミン 水溶性ビタミン
ビタミンAとE(肉類や脂質と摂取) ビタミンBとC(生野菜や果物を摂取)

脂溶性ビタミンは肉類や脂質と摂取することでその効果を最大限発揮することができます。

水溶性ビタミンはちょっと曲者で、熱や酸素、水などあらゆる刺激に弱く、熱処理や乾燥処理をしてしまうとすぐに壊れてしまいます

更にその時に使われない分は体の外へ排出されて行ってしまいますから、体の中にため込むことができません。
水溶性ビタミンのためには、生野菜や果物を毎日食べる必要があるんですね。

自然な食物から摂取するのが一番理想的ですが、もし毎日は難しいと思った場合には、サプリメントから摂取してもいいかもしれません。

水溶性ビタミンのおすすめ
水溶性ビタミンを摂るのにおすすめの食材はパイナップルです。
パイナップルにはパイナップルセラミドが豊富に含まれている他、ビタミンたっぷりで、更に美肌効果のある酵素も沢山含まれています。
ビタミンのために何を食べようか迷ったら、パイナップルを選んでみてはいかがでしょうか?
脂溶性ビタミンのおすすめ
脂溶性ビタミンを摂取するのにおすすめの食材はアボカドです。
森のバターともいわれているアボカドには、一日に半分食べるだけでセラミドの原料となる脂肪酸の必要量を摂取することができるといわれています。

脂溶性ビタミンのビタミンEも豊富なので、セラミド不足の方におすすめできる食材です。

たんぱく質

お肌の健康を保つためにもう一つ必要な栄養素としてたんぱく質が挙げられます。
たんぱく質は私たちの臓器や筋肉のほか、お肌の中のコラーゲンをも作りあげています。
健康なお肌の生成のためには、良質なたんぱく質の存在が欠かせません。

良質なたんぱく質を摂取すれば、良質な脂質を摂取することができますから、必ず主菜に入れるようにしましょう。

おすすめの食材は豚肉や豚レバーです。
豚肉にはお肌の調子を整えてくれるビタミンBが豊富に含まれており、値段も比較的お手頃です。
また、豚レバーにはビタミンAがたっぷりと含まれており、美肌を目指すためにうってつけの食材ともいえるでしょう。

とはいえ、おいしいからと言って一度の食事でありえないほど食べてしまうのはNG。

どんなものでもそうですが、食べ過ぎてしまうとどんなに体にいいものでも、毒となってしまいます。
様々な栄養素を様々な食材から摂ることで、健康的な体と乾燥しらずのお肌を手に入れましょう。

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セラミドは身近な食べ物で摂れるんです!

セラミドの生成量は年齢を重ねるごとに減少していきます。
年齢を重ねることは止められませんが、体内からセラミドの生成を促すことによって、お肌の加齢を緩やかにすることはできるといわれています。

セラミドの減少を少しでも抑えるためにも、主食、副菜、主菜のバランスを整えて、健康にも美肌によく効く食生活を意識してみましょう。

そうすれば自然と腸内環境なども整ってきますから、お肌の調子もきっと良くなっていくはずですよ。

 

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