テニスをプレイしてる間は日陰もなく、長時間太陽の下に晒されるため、無防備状態では紫外線を浴びる量も一方的に多くなってしまいます。
肌が赤く焼けてしまうのは当然のことながら、肌にメラニン色素が溜まっていきシミやシワにさらに白内障や皮膚がんに発展していく恐れもあります。
Contents
テニスコートでの紫外線対策とは?
- 露出してしまう箇所は必ず日焼け止めを塗る
- 肌の露出をできるだけ控える
- UVカットアイテムを利用して頭から顔・目も保護をする
- 屋根つきコートを使用する
- ナイターテニスをする
- 照り返しの少ないコートでプレイする
(クレーコートや、砂入人工芝など)
テニスでの日焼けを最小限に抑えたい方は、以上のポイントを基本として覚えておきましょう。
テニスコートの紫外線量はどれくらい?
真夏のテニスコートの紫外線ピークは12時でおおよそ7uv以上。
15時以降では3uv以下になり、17時の時点で0.5uv以下となります。
刺激的な紫外線を浴びたくないなら値が高くても5.5程度の10月からのコートの利用をおすすめします。
※uv値は気象庁のデータを参考にしたもの
テニスウェアはどんな物が良い?
アンダーウェア(インナーウェア)を手ごろな値段で品質のよい商品を探し、数着買って試着して検証しました。
もちろん半袖や長袖のTシャツの下に重ね着して、万全なUV対策をしています。
アンダーアーマーのヒートギアアーマーコンプレッションWCM2093
今年の春先で、もっとも着用しているシリーズです。
「白Sサイズ」と「黒Mサイズ」を購入しました。
S、Mとも伸縮性がある生地で結構ピチッとした着心地で私の体(身長157cm、体重43kg、細身体型)にフィットします。
コンプレッションインナーとしてはこのくらいが丁度いいのでしょうが、ちょっと締め付け感があるのと、あと透けますね。重ね着必須。
夏場の気温28℃くらいなら普通に着用してテニスできます。
けど、30℃超えた辺りは若干蒸れますね。
ワコール CW-X STYLEFREE TOP VAY530
Mサイズを購入してサイズはぴったりでした。(身長157cm、体重43kg、細身体型)トップスは普段Sサイズを購入することが多いのですが、こちらはMで大丈夫でした。
生地がしっかりしているのにメッシュ素材で蒸れにくく、ストレッチも効いていて体にフィットして着心地はよいです。
けど暑かったので秋~春にかけて使用頻度が高かったのは確かです。
以上、私が試したテニス用のアンダーウェア比較です。
大体4,000円以上の値段なら、納得のいく商品にめぐりあえそうだとわかりました。
安いアンダーウェアだと生地に対する不満を感じてしまいますね。
今後から安物買いの銭失いにならないよう、自分なりの基準が把握できてよかったです。
帽子は被ったほうが良いか?
テニスは野外でプレイするのが定番であり、紫外線を浴びてしまうことは避けられません。
特に「紫外線遮断率」の高い帽子をかぶることで紫外線をある程度まで遮ることができます。
帽子の有無で顔や頭に当たる紫外線の量は大きく違いますが、帽子で紫外線を100%防げる訳ではありません。
また照り返しによる紫外線は帽子では防げません。
ですので、日焼け止めクリームを使用してお肌へのUVケアはしっかりしておいた方が安心です。
しかし、帽子の種類によっては逆に熱中症を引き起こすのもあります。
通気性が悪く、熱がこもりやすい帽子は体温を上昇させる可能性があるので危険です。
・黒など色が濃い
・フェルトや革など厚手素材
・ニット帽
特に真夏日は紫外線よりも熱中症に気を付けましょう。
平成29年度、熱中症で救急搬送された人の数は52,984人でした。
自分もその中の一人にならないよう熱中症には最善の注意を心掛けましょう。
もっと日焼け・UVを最小限に抑えて屋外テニスしたい方は、帽子を被って顔にスポーツ用フェイスカバーを装着すればより効率の良い紫外線対策になります。
「息苦しくないUVカット フェイスカバー C型」はUV対策にこだわった繊維生地セオ・アルファ®を使用していて、鼻の下、口に開口部があり息苦しくならないのでおすすめします。
首裏辺りの日焼けが気になる方はネックカバー付きのキャップがあるのでそちらもおすすめします。
サングラスをかけてテニスはできるか?
目線を高い位置合わせるトスからサーブを放つ際や、ショットから軌道に乗った勢いがあるボールをレシーブする際、眩しい直射日光を遮るサングラスを着用してると非常に助かりますよね。
もちろん、サングラスは目を紫外線から守ってくれる最適の道具です。
テニスは常に日差しの中で活動するスポーツであり、視界の広さ・顔の保護・曇りにくさなど様々な条件がテニス専用のサングラスに求められ、また注目すべき点は紫外線(UV)のカット率です。
せっかくサングラスを付けても紫外線をカットで出来なければ目を守ることができません。
紫外線は目を焼き、白内障の原因にもなりえる為、目はしっかりと保護してあげなければなりません。
「プリンス」から発売されているテニス専用サングラスは全機種99.9%紫外線(UV)カットと優れもの。
それから、可視光線透過率という指標があります。
可視光線透過率とはレンズが光の明るさを通す割合のことで、数値が大きければ大きいほど視野が明るくなります。
また、最近のサングラスの機能性は進化しており、偏光(へんこう)機能が付いたレンズがあります。
「でもサングラスを掛けると曇りの日や夕方などプレイしてる最中ボールが見づらい・・・」
という苦情の声が聞こえてきそうですが、でもその心配は無用。
サングラスのレンズカラーで使い分ければ、より快適にテニスができます!
晴れ(強い日差し)→ブラウン・ブラック(濃い色)
曇り(弱い日差し)→クリア(薄い色)
またレンズの色が日差しの強さによってレンズカラーが変わる調光機能付きのサングラスもあります。
色の変化で視界を確保するのがお好みの方は優れた調光機能が備わなってる「UVEX」を是非試着してみてください。
サングラスの色の濃さで紫外線対策効果が変わる?調光レンズと偏光レンズとは

室内テニスで紫外線対策は必要か?
設備が整ってるインドアテニス場であれば冷房が効いています。
単なるフィットネスと違って暑苦しい苦痛感はありません。
そこへボールとラケットさえ持っていけばボウリング場のように楽むことができ、日光による紫外線とは無縁です。
サングラスやフェイスカバーは必要なくなるでしょう。誰でも身軽で楽しいテニスができると思います。
マラソン、ゴルフなど数あるスポーツの中でも、インドアのものは数が限られています。
たまには身体を動かしてみたいけどシミやソバカス、シワ、日焼けができる紫外線を長時間受け続けるのは無理!
そう考える方には日光が入ってこない屋根付きのインドアテニスはお薦めスポーツです。
確かに屋外テニスの場合は海水浴、スキー、ゴルフなどのアウトドアスポーツやレジャーの日焼けが原因となる「レジャー紫外線UV-B」は特に深刻です。
はじめの数時間で肌が赤くなって炎症を起こしてヒリヒリと痛む「やけど」の状態から、しばらくして色素細胞からメラニンが蓄積されていき長期的に浴び続けると炎症を引き起こしたり、皮膚細胞にダメージを与え、シミ、たるみ、シワの原因になってしまいます。
紫外線対策をして楽しいテニスライフを
テニスは二人~四人で対戦してラリーを続けてこそより楽しむことができます。
サッカーやバスケットボールと異なり、時間制限がない分テニスの試合における消費エネルギーはとても高いのです。
レシーブに行く際には前後・左右の短距離ダッシュを繰り返すのでインターバル走のようにハードです。
屋外でプレイしている最中は無意識のうちにUVダメージを受け続けることになります。
心の片隅でいいので、UV対策する意識を高めましょう。
来月から日差しが強くなっていくシーズンです。
日中の屋外テニスコートに入る際は首に塗れタオルを巻くなど熱中症対策をしながら必ず帽子を被りましょう。
太陽の光に弱い方はUVがほとんどないナイターでテニス場を借りるか、上記で述べたインドアテニスをおすすめします。
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