顔に出来るあの2本線をどうやって消す?マリオネットライン解消法とヒアルロン酸治療とは

ぬいぐるみを抱きながらしかめっ面をしている女性 成分

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皆さんはたるみに悩まされていませんか。
ほうれい線や目尻のたるみなど気にする部分はいっぱいあるでしょう。
その中でもマリオネットラインを気にすることはないでしょうか。
口や顎から伸びるラインは口元が下にダラーッと見えて、老化の象徴の一つとも言えます。
中には20代のときからずっと悩まされている方もいるとか。
今回はこのマリオネットラインに着目していきます。

マリオネットラインとは

マリオネットラインとは、口の両端から下に向かって伸びている二本の線のことです。
あの糸を使って動かすマリオネット人形からその名が採られています。

マリオネットというのは口の部分が可動する種類の物もあり、口の両端から二本の切れ込みが下に向かって伸びていているから、口が開閉する仕組みとなっています。
つまり、マリオネットラインとは、マリオネットの顔にある二本の切れ込みのような筋がシワとなってヒトの顔に現れた物なのです。

マリオネットラインがわかるほどいろいろくっきりシワのある女性笑っているときはあまり目立たないものの、口を閉じているとそれが顕著になってきます。
一般的に40代頃から頬の下側に現れ始め、50代になってくるとはっきり目立つようになります。

これがあると老け顔だけでなく、口角が下がっているため不機嫌に見られるようにもなってしまいます。

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マリオネットラインができる原因

では、どうしてマリオネットラインができてしまうのかその原因を見てみましょう。

頬や口元のたるみ

マリオネットラインが刻まれてしまう原因は頬や口元の筋肉のたるみです。
頬や口元の筋肉は表情筋や口輪筋が使われています。

表情筋は頬以外にもありますが、普段そんなに使われているわけではないし、多くの場合靭帯によって支えられています。

しかし、若い頃は支えられていた靭帯も年をとってくると、弾力を失って筋肉を支えきれなくなります。
重力によって筋肉が下に引っ張られてしまうのです。

こうした頬のたるみからマリオネットラインができます。

自分の左頬が気になる日本人女性次に口元の筋肉(口輪筋)についてですが、これは筋膜というコラーゲンの層にくっついているのが特徴です。

普段お肌には水分が保たれて美肌を作っていますが、これも加齢により筋膜の水分量が減ります。
すると、筋膜も張りがなくなります。
張りがなくなるわけですから、硬くなり口輪筋もうまく使えなくなるというわけです。

この2ヶ所の衰えがマリオネットラインを作っていたのです。

肌の乾燥

お肌が乾燥してしまうのもマリオネットラインの要因です。
乾燥といっても肌表面にある表皮の乾燥です。
表皮は肌の内部を覆い隠し、肌の内部を守るためにあるのですが、加齢により肌を生まれ変わらせる力のサイクルであるターンオーバーが弱まると、肌の水分を保持する力も衰えていきます。

それによって表皮の乾燥が進み、肌表面の柔らかさも失われてマリオネットラインやほうれい線ができやすくなってしまうのです。

さらに、表皮の下にある真皮の働きも弱まります。
真皮には、表皮の傷を癒したり、古くなった表皮を入れ替えたりする役割を果たす皮下組織があります。
コラーゲンやエラスチンといった皮下組織にある成分量が加齢とともに、減少すると肌はハリを失います。

こうして表皮でも真皮でもお肌の水分量や成分量が減少してくると、たるみが生じてくるのです。

鍵となるのは線維芽細胞
線維芽細胞とは、コラーゲンやエラスチンでできた細胞のことで肌にハリと弾力をもたらしています。
「真皮層にはコラーゲンやエラスチンといった皮下組織がある」と、先ほど申しましたね。
これらを総称して線維芽細胞と呼ぶことができます。

線維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸でできています。
だから、線維芽細胞が減少するとシワやたるみになってしまうのです。

シワ・たるみを防ぐには、線維芽細胞の減少を抑えなくてはなりません。
つまり、マリオネットラインができてしまうのを防ぐには、線維芽細胞を減らさないようにするのが大事なのです。
繰り返しますが、線維芽細胞にはヒアルロン酸が含まれているのです。

姿勢が悪い

猫背からシャキッと姿勢を正す人形姿勢の悪さも口元のたるみにつながります。
猫背は背骨だけでなく、顔の筋肉までをも影響し衰えさせます。

猫背ということは顎が突き出たような格好になり、筋肉や皮膚がたるんできます。
そうなるとマリオネットラインも出るようになります。
また、姿勢が悪いと血行不良にもなり肌の新陳代謝が乱れてしまいます。

これらを避けるには、背筋を伸ばして顎も引いた正しい姿勢を意識しましょう。

噛み合わせの問題

口元ですから食事の仕方も理由に挙げられます。
片側だけで噛んでいませんか。
よく噛まずに食事していませんか。
こうした均等に噛まない食べ方も口元のたるみにつながります。

口元の筋肉を維持するためにも、しっかり噛む習慣をつけて食事しましょう。

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ヒアルロン酸を使った施術法とは

医療の技術でヒアルロン酸を注入する方法をご紹介します。
この施術法とはシワやたるみの気になる所にヒアルロン酸を直接注入し、くぼんだ部分を底から持ち上げるやり方です。

たくさん置いてある手術用の針片側につき3、4回は針を刺して注入していきます。
注入量は片側につき0.5~1.0ccとなります。
所要時間は片側5分程度と短時間で終わります。

マイクロカニューレ
「そんなに針を刺すの」と驚かれている方のために、マイクロカニューレという針を使った方法もあります。

マイクロカニューレとは先端が丸くなっている特殊な針です。
横から薬液が出るように柔らかく作られています。
この針だと1ヵ所だけ刺して処置をすることが可能です。
一つの差込口から多方向へ注入するのです。

初めての方は頬やこめかみに注入されることが多いです。
理由は最初から一部分だけ注入しても、そこだけ膨らんでいるように見えて違和感が出てくるからだそうです。
まずは頬やこめかみに入れて顔全体を持ち上げます。

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デメリットはある?

ヒアルロン酸や「ヒアルロン酸を使った施術法」にデメリットはあるのでしょうか。

結論は

結論から言いますとヒアルロン酸と「ヒアルロン酸を使った施術法」これらそのものにデメリットはありません。

しかし、医療技術ですから事故というものも存在します。
トラブルが起こってしまうのは、残念なことに「純度の低いヒアルロン酸が使用されてしまうこと」と医師の未熟さが主な原因です。
優秀な医師で「純度の高いヒアルロン酸」を使えば、まず失敗はあり得ないことのようです。

ヒアルロン酸がなぜ使われるようになったか

ヒアルロン酸が認知されるまでは、シワ・たるみにはコラーゲンが広く用いられていました。
人体に元来存在する物質であるから安全だろうとのことでしたが、一部の患者はアレルギー反応を起こしてしまいます。

理由はコラーゲンがタンパク質であることでした。
タンパク質は人が生きていくうえで必要不可欠な物質なのですが、本来ならば入り込むべきでない所にタンパク質が入り込んでしまうと異物と判断し、アレルギー反応を引き起こしてしまうんです。

そこで考案されたのがヒアルロン酸治療です。
体内に元から存在し、かつ外部から意図的に注入しても吸収されていくだけでアレルギー反応が起こらない成分。
さらに、一度入れたヒアルロン酸は溶かすこともできちゃうんです。

ヒアルロン酸と一口に言っても、硬かったり軟らかかったり、粘り気があったりさらさらしていたりして、じつにさまざまな種類が存在します。
医師はたくさんあるヒアルロン酸の中から患者に合わせた物を選択します。

施術に使われているヒアルロン酸のほとんどが国から認可を受けています。

しかし、低価格なクリニックには要注意。出どころの分からないヒアルロン酸注入剤が使われてしまう可能性があるからです。
また「このヒアルロン酸は長持ちしますから」といったアピールをしているクリニックにも注意が必要です。

なぜなのか
ヒアルロン酸は元来ヒトの体に存在する成分です。
ヒアルロン酸注入剤も例外でなく、ときが経つにつれて自然と体内に吸収されていきます。
ヒアルロン酸注入の効果は一般的に半年前後とされています。

「高い施術費を支払ったのに持続期間に納得できない」と不満に思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、人体に自然と吸収されるからこそ、そのヒアルロン酸注入剤は安全であるといえるのです。

ですから、「このヒアルロン酸は長持ちしますから」なんて謳っているクリニックを受けようとするのであれば疑うべきでしょう。

まれに医療事故が

STOPと言っている白衣の男性しかし、安全に施術をしてくれない医師に当たったせいで、事故が起きたという事例も少なからずあります。

例えば涙袋を作りたい患者が失明した、という悲惨な医療事故があります。
目の周りの皮膚は薄くてとってもデリケートで内出血も起こりやすいです。

それに、ほうれい線を埋めようと注入したら鼻が壊死した、なんてミスも。
鼻が壊死するのは、ほうれい線治療の際に誤って動脈にヒアルロン酸を詰め込んでしまったからだそう。
血が行き届かなくなり、壊死してしまうのです。

なので、クリニックを選ぶ際は、血管の分布や神経の仕組みをきちんと理解している「解剖学に知識のある医師」であるかどうかを確認しましょう。

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ヒアルロン酸注入は慎重な医師選びを

マリオネットラインは口の端から顎に向かってがっつりと刻まれてしまうシワのことです。
年々少しずつ変化していってできるシワの一種ですから、ある朝、いつものように鏡を見たらマリオネットラインができていたことに気づいてしまい愕然とする方も出てくるでしょう。

マリオネットラインができてしまう主な原因は頬や口元のたるみです。
お肌の水分量が減ったり、表情筋や口輪筋が衰えると次第に重力が下に引っ張られてマリオネットラインが出来てしまうのです。

その厄介なマリオネットラインをヒアルロン酸で消してみませんか?
ヒアルロン酸は本来人の体の中に存在している成分です。
通常デメリットはありません。

ですが、耐久性が短いことと安全や信頼ができる医師探しがポイントになります。
医療の力を借りるわけですから無理のないクリニックの利用を心がけてくださいね。

 

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