こんにちは、皆さんは目の充血に悩まされたことはありませんか。
目は繊細で一度トラブルが起きると大変な不安や苦痛を感じますよね。
そんな目のお悩みについてお話ししましょう。
今回は目の充血はどうすればよいか一緒に考えていきましょう。
充血の原因
まず、目を充血するにも原因は様々なものがあります。
目のゴミ
目にゴミやチリなどが入る事によって角膜上皮を刺激したり、三叉神経を刺激して元々繊細な神経ですので鋭い痛みとして反映されます。
放っておくと様々な弊害をもたらします。
充血をして不安だったり長続きするようでしたら直ぐお医者様に診てもらいましょう。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズを装着していると、コンタクトレンズが目の表面にある水分を吸ってしまい(目のバリア機能たる、水分と油分です)結果乾燥してしまい、乾燥を招き充血してしまいます。
また、コンタクトレンズに関する溶液が劣化していたり、コンタクトレンズその物との相性や品質次第でも悪影響が出て充血します。
長時間の紫外線
紫外線は普段、肌にも影響を与えますが、もともと高エネルギー光波ですので目の健康にもよくありません。
理由としては高いエネルギー波で目の細胞を破壊してしまうため起こってしまいます。
こすりすぎ
単純に目の表面を傷つけてしまうため充血という形で現れます。
また、こすると目のバリア機能たる、涙腺からの水分油分を飛ばしてしまうため乾燥という形で現れます。
プールなどの塩素
塩素という元々人体にあまりよろしくない物質の影響を受けるために、充血してしまうことがあります。
ですが、意外なことにプール場合は水質を保つ塩素ではなく、他の要因にあります。
プールではゴミやチリ、他人の肌からの老廃物(本当に汚い話ですが、他人の尿素やアンモニアなどの影響)で、目がダメージを受けてしまいます。
まあ、プールで尿をする方もいないとは言えず、用を足したあとや何もせずとも、アンモニアは人体に付着していないとはいえずそれが流れ出て、他人の目に入り影響を与えます。
その中には尿素と塩素が融合してできるクロラミンも含まれます。
寝不足
人の第一次欲求たるものには、食欲、睡眠欲、性欲の3本柱がありますが、睡眠が不足すると睡眠という休憩中のメンテナンスが滞り、その分代謝や目の水分の生産量も落ちてしまいます。
結果、乾燥や損傷、あるいは補おうと目の血管が拡大し、充血という形で現れます。
長時間のパソコンやスマホ
パソコンやスマホを長く使えばそれだけで、目も長時間使用します。
パソコンやスマホを長時間見ていると、無意識のまばたきの回数が減ってしまい、目が乾燥して充血します。
(目は瞬きするときに水分を補充します)
あるいはPCなどから発せられるブルーライトなどの光も紫外線に近い高エネルギー可視光線のため、目に影響を及ぼします。
アルコールの摂り過ぎ
アルコールを摂取すると血管を太くして血流の量が増えます。
それが充血の原因にもなります。
これは眼精疲労の時にも起きる症状です。
花粉症
一見無関係に思えますが、花粉症とドライアイは相互関係にあると言われております。
涙が減るドライアイでは目に入ってきた花粉などの異物をすぐに涙で洗い流すことが出来ず、花粉が目の表面に長くとどまることで炎症が起こりやすくなります。
また、アレルギー性結膜炎では結膜(白目とまぶたの裏)に炎症が起こると、涙の成分が変化したり、涙を目の表面に保てず、ドライアイが悪化してしまうことがあります。
花粉症などですとかゆみや集中できないほどのつらさが来て、強く何度も目を擦ったりしてしまうことがありますが、擦れば手の皮膚に目の水分が剥ぎとられてしまうので絶対に厳禁ですよ。
目に何かしら入ったりぶつかった傷
目に傷を負うと、その部位が炎症を起こしてしまい充血することがあります。
単純に、傷によって目の血管を傷付ければ漏れて出血するのが理由です。
また、それを修復しようとして過剰な目やになどの影響もあります。
この目やには新陳代謝の一環であり、傷ついて沢山出ることは正常な回復です。
ドライアイ
ドライアイですと、炎症によって目の充血が起きている可能性があります。
目の充血の他に目の渇きや疲れやすさなども伴います。
コンタクトレンズを長時間使って、目を乾燥させてしまい充血してしまったという仕組みも考えられます。
目の病気の症状
何らかの病気により、乾燥やバリア機能不全、血管などへの影響によって引き起こされます。
- 緑内障は視神経が弱体化したり、眼圧が高くて起こりますが、その際血管も影響されて充血します。
- 緑膿菌は自然界でも普段の日常の場所でもどこにでも存在する常在菌の一種です。
見た目がかなり痛々しくグロテスクになり、ものすごく怖いです。
日和見感染症ともいわれており、普段普通の抵抗力を持つ人でも何らかの理由で抵抗力が下がると罹ってしまう病気です。 - 巨大乳糖結膜炎は、コンタクトレンズの汚れなどで起きる炎症です。
瞼の裏側が緑膿菌よりさらにグロテスクなことになり、とても痛々しいです。
当然白目の部分も充血を起こしてしまいます。 - 結膜化出血は、何らかの理由で結膜が破損して出血するものです。
これらは見た目の上でもとても痛々しい感じになってしまいますが、治療も可能ですので慌てず落ち着いて静養してください。
手術の影響
なんらかの目の手術をして、目にダメージや負担が入ることがあります、
一般的にこれはダウンタイム(安静期間として)というものですが、一時的なリスクでありますので、静かに健やかに安静することによって改善されます。
他にもシェーグレン症候群などの固有の影響やスティーブンス・ジョンション症候群などの薬の副作用によって、引き起こされることがあります。
などなど様々な原因やトラブルがあります。
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目が充血すると何が困る?
それが頻繁に起こる場合などは運転などの事故を起こすかもしれません。
アレルギー性結膜炎を起こしている場合もあります。
ドライアイに一度なってしまうと、生涯それが解決されることはなく、一生付き合っていかなければなりません。
それだけでストレスですし、逐一痛みや視界不良などの悩みに悩まされてしまいます。
ある調べではドライアイや傷が重い人ほど、失明するリスクや白内障、緑内障などの時期が早まってしまうということが挙げられます。
なので、充血を放置せず適切に対処しましょう。
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充血を防ぐ方法
充血を防ぐ方法は以下のような対策です。
デジタル機器のディスプレイを酷使しない
まず、パソコンやスマホなどの画面を見る場合は一時間ごと、ちょっと疲かれたと思ったら、2、3分の休憩をしましょう。
蒸しタオルを瞼の上に乗せたり、目の周りをマッサージするのも効果的です。
(筆者もよく長時間画面を見ますが、やはり疲れていると作業効率なども落ちます。)
ですので、効率的にもちょっと一息ついて回復してからやるほうが後々の成果は上がります。
また、パソコンやスマホの光は高エネルギー可視光線という紫外線に近いエネルギーであり、網膜に影響を与えやすいです。
そうなると、加齢黄斑変性という膜の中心にある黄斑というフィルム(要は脳に映像をインプットするための部位)がダメージを受けてしまい、視力の低下や目の病気を引き起こします。
目の紫外線対策
次に、紫外線の多い日はサングラスや日傘で対策しましょう。
サングラスはなるべくフレームやレンズが大きい、目を覆うデザインを選びましょう。
偏光レンズも反射光によるまぶしさが抑えられます。
夏など日差しの強い時は10~14時の外出を避けた方が良いでしょう。
目薬は炎症を抑えるグリチルリチン酸ニカリウム配合のを選んでみましょう。
目を清潔にする
日頃から目を清潔にすることも大事なことです。
例えば花粉症などでアレルギー反応によりかゆみなどの症状が出ているとき、かゆくてこすると目の炎症がもっとひどくなってしまうことがあります。
そうならないためにも目に入った異物は目薬で流したり、日頃から手を清潔にするように心がけましょう。
ストレスを溜めず規則正しい生活を
強いストレスがあったり、寝不足で体のコンディションが整ってなかったりしても目が充血になることもあります。
特に睡眠不足は目の大敵です。
体の抵抗力が落ちてウイルスや細菌にも感染しやすくなります。
体の疲れやストレスも上手に休んだり、解消したりしましょう。
目に良い食事を摂る
目の健康のために体の内側から栄養を摂ることで、充血にならない元気な目にすることができます。
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ヒアルロン酸入り点眼薬の効き目
目の充血に目薬が効き目ありますが、単純に乾燥やドライアイなど目のバリア機能が壊され、水分不足になってしまう状態のときにヒアルロン酸の成分が有効です。
ヒアルロン酸にはたった数ミリグラムも満たない量でも、多大な水分維持をできるため、お肌のうるおいや弾力の他に身体の水分を保ってくれる作用があります。
特に老化していくと、成人前後の人に対して25%の総量まで減少し、膝やひじなどの痛みに直結します。
目も例外ではなく、特に老いると水分を維持する能力が低下してしまうため、ヒアルロン酸が配合されている目薬で目のケアをすることは非常におすすめです。
また、何かしらの損傷を受けていると、目のバリア機能も低下してしまうため、ヒアルロン酸の点眼薬でそれを補い未然に防ぐということもできますし、
花粉症などで過剰なアレルギー反応が出てしまうと痒みが発生しますが、そのような場合でも水分量を補助し、目の悪い成分を洗い流すという点でもおすすめです。
一番良いのは眼科で処方される「ヒアルロン酸入り点眼薬」ですが、市販の目薬でもヒアルロン酸が配合されている物があります。
ただし、少量の配合だと心得てください。
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充血や目の不具合から目を守って
目は人が受け取る情報の受容体でも、一番重要な器官です。
やはり目が見えないというのは嗅覚や聴覚よりも受け取る情報量が多いので大切にしたいですね。
ですので、原因を理解し正しい対処法の元でご自身の目を大事に扱ってください。
目の充血は様々な要因があります。
もし何かしら困ったトラブルがありましたら、行きつけの眼科へ速やかな改善とアドバイスをお聞きになってください。
大切な目を労わってあげましょう。
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