目が乾くドライアイで困ること！ドライアイはヒアルロン酸で改善できる？

目というところはすごく敏感で急所な部分ですね。
ここがトラブルに見舞われるとどうしてもつらいものです。
人は大体おおざっぱに計算しても寝ている以外の時間、起きている時間だけでも大体半日以上は目を開けてここを使っていることになりますが、それに支障が出ることは結構困ったです。
ここではその一つドライアイについて色々見識を高めてまいりましょう。

Contents

1 ドライアイの原因
2 ドライアイの症状
3 ドライアイで困る事例
4 ヒアルロン酸でどうやって治療する？
5 ドライアイと上手に付き合いましょう

ドライアイの原因

ドライアイとは読んで字のごとく目が乾いてしまうことで、色々な別の弊害を起こしてしまう眼の病です。
私たちが泣いたときに流すあの涙は、通常目を保護する役割としてバリアのような働きをしています。

ですが、近年パソコンやエアコン、コンタクトレンズなどの影響で涙が蒸発しやすくなるために目の表面の細胞が傷ついてしまうのがドライアイの症状です。

軽い症状でも視力の低下や痛みなどが発生し、重度の進行になれば、角膜上皮剥離という乾燥して角膜が剥がれる病気なってしまいます。

ドライアイの種類

まず大別してドライアイには３種類の症状に分かれます。

涙液分泌減少型ドライアイ

目が乾いても涙が分泌されにくいドライアイです。
通常目の刺激に対して神経が伝達されて涙が分泌されますが、この伝達に異常が生じるために起こります。

蒸発亢進型ドライアイ

通常涙というのは3構造になっていますが、涙膜の油層を作っているマイボームという組織に異常があり、油層が十分に分泌されないために起こります。
涙液が蒸発しやすいために起こっているそうです。

ＢＵＴ短縮型ドライアイ

目が乾いていないタイプのドライアイで、最近明らかになったタイプのドライアイです。
涙が十分に出ている方でも当てはまります。

パソコンなどの作業をするのが多い方やコンタクトレンズを使用する若い年齢の方たちがこれに当てはまります。
従来のドライアイとは違った側面を見せています。

こんな方がドライアイになりやすい

原因としてどうしてドライアイになってしまうのか、身近な生活と合わせて考えてみましょう。

ご高齢の方

年齢を重ねて老化すると身体にはいろいろな老化現象として身体の低下が起こります。
目も例外でなく老いれば涙腺からの涙の分泌量も減ってしまいます。

涙の一番外側にある油の層がどんどん薄くなるからです。

乾燥

エアコンの長時間使用や空調に顔が当たりやすいところにいるところはすぐ目が乾いてしまうので要注意です。
当然肌も乾燥してしまい、シワやむくみの原因にもなってしまいます。

エアコンの風に直接当たらないようにしたり、窓を開けて換気や加湿器などを使用したりしましょう。

コンタクトレンズ

一般的にコンタクトレンズを使用されている方は、ドライアイになりやすいと言われています。

先述の通り目は水分補給をされていますが、コンタクトレンズを装着すると角膜の上の水分の上にコンタクトがとても小さな浮力で浮くことになります。

そうなると、レンズに水分を取られてしまい目が水分不足に陥りドライアイになるのです。
また、コンタクトレンズなどによって傷が出来てしまっても、ドライアイになりやすくなります。

定期的に目薬を差したり、コンタクトレンズも衛生的に使いましょう。
コンタクトレンズをつけたまま疲れてそのまま眠ってしまったりすると、ものすごく目に負担が掛かるのでダメですよ。

目の開けすぎ

要はテレビ、スマホ、パソコン、ゲームなどを長時間使うことへの眼の影響です。
基本的に瞼を閉じている時に目の水分補給を行っている為、目を使いすぎるとこれも目の水分が足りなくなってドライアイになります。

これらを長時間使う際は際は１、２時間ごとに休憩をとり目の消耗をケアしましょう。
画面を見る角度や環境の整備も大事ですよ。

花粉症

一見無関係に思えますが、花粉症とドライアイは相互関係にあると言われております。

ドライアイだと涙液の量が少なかったり、すぐに蒸発しやすいがために関係してきます、
異物を涙で流せず、目に留まってしまい目を悪化させてしまうのが原因です。

花粉症などですとかゆみや集中できないほどのつらさが来て、強く何度も目を擦ったりしてしまうことがありますが絶対に厳禁です。

擦れば眼球は傷つく恐れがあるし、擦ったら手の皮膚に目の水分が剥ぎ取られてしまいます。
つらいなら眼科へ行くのをおすすめします。

飛行機などの遠い場所への旅行

飛行機やホテルなどの中では特に注意が必要です。
それらの場所はお客様を快適にしようとするため空調も強いです。

それに特に飛行機の中は密閉空間で、極めて湿度が低いとされています。
旅先だと環境も変わるために目も不安定になってしまいがちです。

目がつらいと思ったらアイマスクや目薬などのアイケアグッズをして、旅先でも休眠したりして快適な旅行を目指しましょう。
肌もそうですが旅先でも目の紫外線対策をしましょう。

夜更かしをしている方

夜更かしは肌にも悪いとされていますが、目にも影響を及ぼします。
というのも夜になると自然に目では、乾燥を防ぐために分泌されている涙が少なくなります。

涙が少なくなると目が疲れやすくなります。
だから、夜更かしは涙が少なくなっている目で物を見ているために、乾燥しドライアイになりやすいのです。

最近屈折矯正手術をした方

半年以内にそのような手術をされた方にもドライアイが当てはまります。
この手術はレーザーで角膜を削って視力を向上させます。

手術後にリスクとしてドライアイの合併症を引き起こしてしまいますが、手術が原因ですので、焦らず静かに回復を待ちましょう。一種のダウンタイムだと思って下さい。

病気

シェーグレン症候群という涙腺、唾液腺が破壊される自己免疫疾患の病気などの影響やスティーブンス・ジョンション症候群という薬の副作用の影響の病気があります。

こういった病がゆえにドライアイになっているケースもあります。

また、マイボーム腺機能が不全になっている場合もあります。
マイボーム腺とは瞼の裏側にある水分を出す腺でして、何らかの理由でこの部位が不全となり、水分とともに分泌される脂の量が減ってしまいために起こる疾患です。

このために眼の不快感を伴うようです。

目薬って紫外線対策になるの？有効成分と眼のUV対策とは？

ドライアイの症状

ドライアイには様々な症状があります。

目が乾いた感じする	目が乾くという感覚はまばたきの回数が減って、涙の量が減っているゆえに起きます。目が乾燥しているということは目の表面にも傷がつきやすくなります。それだけではなく、角膜や結膜の健康が損なわれる場合もあります。
目が疲れやすい、目が重たい感じがする	ドライアイの症状として典型的な症状です。長時間物を見ていると目を守る役割をする涙の量が減ったり、涙自体もバランスを崩しやすいです。ですので、目が疲れやすかったり重たいときは要注意なのです。
目がゴロゴロする	ドライアイの場合涙腺からの水分が足りず、目が傷ついているために目がゴロゴロとします。
物がかすんで見える	これも涙が足りないせいで目が傷つきやすくなっているため起こる症状です。涙が不安定になっているために、物を見る焦点が合っていないために起きます。
目が痛い	こちらも涙が理由で目が乾いて傷つきやすい状態であるために目が痛くなってしまうのです。眼精疲労からも目が痛みやすくなります。場合によっては傷から菌が入り込んで角膜炎を起こすこともあります。
目やにが出る	乾燥しているため色々なものが流されず、あるいは水分によって希釈されないため固まりやすくなってしまいます。
目がかゆい	先ほどの原因で見たパソコンやスマホ、エアコンやコンタクトレンズといった刺激が関係してきます。特に低温や低い湿度といった環境だと目もかゆくなります。
目が充血する	ドライアイによる目の充血の原因は「目の疲れ」です。人はついつい目を酷使してしまいます。そうすると目は疲れを回復させるために酸素や栄養を運ぼうとします。特にドライアイは目を保護する涙液が不足するため、酸素や栄養が角膜に十分に行き渡らなくなり、白目の部分の血管が膨らんで目が赤くなってしまうのです。
光が眩しく感じる	光が眩しく感じるのは、ドライアイの場合一つは涙の減少で目の表面がでこぼこしているからで、これも涙液が関係しています。もう一つが角膜に傷がついているからで、傷がつくと角膜炎になりやすいです。この角膜炎の症状の一つが「光がまぶしい」という症状なのです。
理由もなく涙が出る	なんでもないのに涙が出るなんて変じゃないかと疑問に思われるかもしれませんが、涙の量が少なくてドライアイの症状になるだけではなく、涙の質的な変化も含んでいます。ドライアイには傷ができやすいと再三お伝えしました。その涙が少ない状態だと外的な刺激から目を守ることができません。これにより、風を吹いて刺激を受けると反射的に涙が出るというわけです。

目も老化している!?目の白目を美白にする目薬とはどんな物がある？

ドライアイで困る事例

ドライアイに罹ったら困ることがたくさんあります。
場合によっては視力が落ちる可能性だってあります。

現代病でありしょっちゅう起こるのに人間の自然治癒では治りません。
それでいつか治るとか先入観によっていつまでも悩まされたり。
治す為に金銭的、時間的な負担を強いられます。
運転や画面が見づらくなってしまうためとっさの飛び出しやトラブル、PC作業の効率が落ちてしまいます。
単純にストレスの一因になりますので、ストレスが原因の別のトラブルに発展してしまうかもしれません。
それに頭痛や肩こりの範囲が拡大してしまいます。
コンタクトレンズという選択肢は無くさなければならない現実があります。
すると、メガネにしか頼らざるをえない状況になります。
容姿的な不満、あるいはファッションコーデによるメガネへの不満が出てくることだってあります。