むくみの悩みを入浴で!むくみに効果のある入浴剤でケアしましょう!

背を向けて入浴をする女性 むくみ

※Contents内をタップすると読みたい項目へ

一口にむくみと言っても様々な原因がありますが、スマホなどの使用時間が長く続くことで起きる顔のむくみやハイヒールを長時間履き続けたり、脚部の冷えなどによる脚のむくみなど、様々な種類のむくみが存在します。
今回はそのような体の各部位に分けた部分別のむくみの原因と、むくみに効果がある入浴剤の選び方や使い方について解説をしていきます。

部分別のむくみの原因

まずは、むくみに関しての基本的な情報と、体の各部位で生じるむくみについて解説していきます。むくみに対する症状や対策を、それぞれ見ていきましょう。

むくみとは?

女性の足のむくみ

そもそもむくみというのは、何らかの原因により、皮膚、または皮膚の下に水分が溜まっている状態の事を指します。

血液の中の水分が血管の外へと漏れ出しているような状態であり、炎症などが原因で起きる、体の一部で血液が増加して膨らんだ状態である腫れといった症状とはよく似ている症状だと言えます。

むくみにも細かいタイプが存在する

むくみには細かいタイプが存在します。

むくみは生じる場所によって2つのタイプに分けられます。

  1. 体の左右両方、全身に起きるむくみを両側性もしくは全身性のむくみとして分類
  2. 体の片側のみや限定的な部位にだけ発生するむくみを片側性、もしくは局在性のむくみ

このように分類します。

また、体の各部位ごとにむくみの原因なども異なります。さらに詳しく見ていきましょう。

顔のむくみ

顔面マッサージを受ける女性

顔のむくみが起きる原因として挙げられるのは、スマートフォンを長時間使用したり、睡眠時間の不足、アルコールの過剰摂取、ストレスなどが原因として挙げられます。

特にスマートフォンやパソコンの作業を長時間行なっていると、必然的に下を向く時間が長くなります。
下を向く時間が長くなると、頭部が凝り固まって老廃物が排出されにくい状態となります。

老廃物が頭から排出されにくくなり、溜まった状態となると顔面の面積が広がって見え、これが顔のむくみに直結します。

手で握り拳を作り、耳の上あたりの側頭部を刺激した際に痛みを感じた場合は、頭部が凝り固まった状態なのです。

脚部のむくみ

女性の脚部のむくみ

脚の部分のむくみは下肢浮腫(かしふしゅ)とも呼ばれ、座った姿勢を続けるデスクワークを長時間続けていると、この脚のむくみである下肢浮腫を引き起こしやすくなります。

脚のむくみが起きる要因として女性に多いのが、ハイヒールを長時間履いている点です。

脚部のふくらはぎの筋肉は足首を曲げ、伸ばす伸縮の運動によって動き、ふくらはぎの筋肉の血管がポンプの役割を果たします。

スニーカーなどの平らな靴であれば、このふくらはぎのポンプは正常に役割を果たすため問題はありませんが、ハイヒールを履いている場合は足のかかとが常に上がっている状態であるため、ふくらはぎの筋肉は縮んだままの状態なのです。

筋肉の伸縮がなければ、ふくらはぎのポンプは全く動いていない状態となり、この状態が長く続くと足のむくみへと発展します。

手のむくみ

手のマッサージ

手のむくみの原因は脚部のむくみと同様に、甲状腺機能低下症や関節リウマチなどの病気によるものだったり、糖尿病治療のための薬の投与によるものなど様々なものがあります。

しかし、日常生活における原因としては水分や塩分の過剰摂取も原因として考えられます。

水分や塩分を摂取しすぎると血管の内部や血液中の水分が増加することによって、血管の外へとその水分が漏れ出しやすくなり、むくみへと繋がります。
塩分も過剰に摂取しすぎると、体内に水分が溜まりやすくなります。

塩分も水分も摂取しすぎないよう注意を払って食生活を整えるべきです。

全身のむくみ

落ち込むデッサン人形

全身にむくみが生じる際には、腎臓や肝臓、心臓といった臓器に不調が見られる場合が多く、甲状腺ホルモンが分泌される甲状腺に異常が生じる甲状腺機能低下症といった症状である場合も多いです。

全身が不自然にむくむ際には、こういった病気の可能性もあるため、専門の医療機関に早めに受診を受けに行くことをおすすめします。

脚のむくみが起きるときには理由がある?

先ほど紹介した下肢浮腫のような症状は、病気などによって発症する場合もあります。
病気になると下肢浮腫が発生しやすくなる理由としては、毛細血管にあります。

毛細血管には小さい穴が点在しており、血液中の周囲の細胞や水や酸素、そして栄養などの交換を行なっています。

血液を送り出すポンプのような役割を持つ心臓の動きが悪くなると、脚部の血管の血液の循環機能が一時的に落ち、渋滞を起こしたような状態となります。

こうなった場合、血管の内部が血液で膨れ上がるため、血液中の水分が血管の外や細胞の周りに漏れ出すことによってこれがむくみとなります。

下肢浮腫、脚部のむくみを引き起こす原因としては、うっ血性心不全や腎疾患など、様々な要因があります。

アルコールの摂取しすぎでもむくみが起きる
アルコールは摂取した量の半分以上が尿として体外へと排出されます。
同時に血漿(けっしょう)なども排出されやすくなるほか、睡眠の質が落ち代謝不足となるため、これらもむくみの原因の一つになってしまいます。

むくみは季節ごとにある!?むくみの原因を季節に合わせて改善しよう!

入浴剤のメリットとデメリット

ピンク色の入浴剤

先ほどのようにデスクワークや1日立ち仕事などをして、むくみが起きた脚部や手などの部位にはしっかりとケアをしたいところ。
そのようなときにオススメなのが入浴剤です。

むくみの原因として多いのが水分が人体に溜まりすぎてしまっていることです。

入浴剤の中には新陳代謝を上げることによって、発汗を促すものがあります。
汗を流し、体内に溜まった水分を出すことによって、むくみを解消へと導くことができます。

入浴剤の種類

体のむくみを解消に導く入浴剤としては、3つの種類が存在します。
以下は、それぞれの種類に対して特徴などを説明したものです。

入浴剤の種類 主な特徴
血行促進入浴剤 血行促進入浴剤とは、血行促進効果を持つ入浴剤のことを指します。
この入浴剤が溶けた湯に入浴することで血行が促進され、全身の隅々まで血液が巡り、むくみを改善する効果があります。
発汗入浴剤

発汗入浴剤は発汗作用を持つ、汗を流すことを促進させる入浴剤です。
新陳代謝を活性化させることにより、汗を流すことを促進させて全身のむくみを改善へと導きます。

発汗入浴剤の特色として、短時間で汗を掻くことができるというメリットもあるため、手早く入浴を済ませたい方にもおすすめの入浴剤です。

炭酸入浴剤

炭酸入浴剤は湯を張った浴槽に入れた瞬間に、シュワっとした泡が広がるのが特徴的な入浴剤です。

この炭酸入浴剤が溶けだした風呂へ入浴すると、炭酸が血管を刺激することにより、血管が拡張するために血行が促進されてむくみの解消へと繋がります。

入浴剤のメリットとデメリット

メリット

入浴剤を使用することで享受できるメリットには、以下のようなさまざまな効果があります。

入浴剤の効果
  • 血行促進
  • 疲労回復
  • リラックス効果
  • 美肌効果
  • 筋肉の疲労の回復

デメリット

反対に、入浴剤を使用することによって受けるデメリットにも様々なものがあり、場合によっては使用そのものを控えた方が無難であることもあります。

というのも、入浴剤に含まれる成分にはアレルギー反応を起こす場合のある成分もあるためです。
このため使用する際に重要になってくるのが、入浴剤の成分に何が含まれているのかではなく、何の成分が入浴剤に含まれていないかである点です。

肌に影響を及ぼす成分
  • タール色素
  • 香料
  • サリチル酸 など

お風呂で美白になれる?お風呂の美白効果と入浴剤をご紹介!

むくみに効果がある入浴剤の選び方と使い方

むくみを解消するということに重きを置く選び方をするのであれば、バスソルトタイプの入浴剤を選ぶことをおすすめ致します。

バスソルトタイプの入浴剤がむくみ解消におすすめな理由

岩塩の入浴剤

バスソルトタイプの入浴剤は成分で大まかに分けると、2つのタイプに分類されます。

1つ目は死海に含まれる塩分やヒマラヤ岩塩などの天然由来の塩分を成分とする種類、2つ目はエプソム塩という硫酸マグネシウムを主成分とする塩分が含まれているものです。

むくみの主な原因となるのは、過剰に摂取した水分や塩分です。

この過剰に摂取した水分や塩分を体外へと排出することによって、むくみは改善されます。

その水分や塩分を体外へ排出することを促すのが、バスソルトタイプの入浴剤であると言えます。

バスソルトタイプの入浴剤でなぜ汗を掻くのか

何故バスソルトタイプの入浴剤を入れた湯に入ることで汗を掻くのかというと、浸透圧にあります。お風呂の湯に塩分を入れることにより、お風呂の湯の浸透圧が変化し、塩分濃度の濃いお湯が完成します。

人体にも当然塩分は含まれており、入浴剤によって塩分濃度の濃くなったお湯に入ることによって、人体に含まれる塩分はお湯の方へと流れ出ていきます。

これは濃度の異なる液体が濃度の低い方から濃い方へと移動する性質が存在するために、起きる現象なのです。

この浸透圧が働くことにより、バスソルトタイプの入浴剤を入れることで汗を掻くと言えます。

むくみの解消にお風呂を!むくみに効果的な入り方と併せたマッサージ法とは

むくみを解消するお勧めの入浴剤5選

入浴剤の種類、バスソルトタイプの入浴剤の特徴などの説明が終わった次は、むくみを解消するうえでのおすすめの入浴剤を5つ紹介していきます。

BARTH 中性重炭酸入浴剤

薬用BARTH中性重炭酸入浴剤(15g 30錠)

 

  • メーカー名:BARTH
  • 商 品 名:BARTH 中性重炭酸入浴剤
  • 価   格:¥6,600(税込)
  • 容   量:30日用/90錠

希少性の高い中性重炭酸が入った入浴剤で、重炭酸イオンが一般的な市販の炭酸泉の入浴剤よりも多く配合されており、皮膚に与える刺激も少ないため、アトピー肌を持つ方にも安心して使用することができます。

また、炭酸系の入浴剤には石油合成品の酸が使われることが多いですが、この商品に使用されているのはでん粉の発行の際に精製されるクエン酸を使用しているため、安全性が高いと言えます。

このサイズは大容量サイズで、他に3日用・10日用のがあります。

AQUA GIFT

AQUA GIFT

 

  • メーカー名:Growth canvas
  • 商 品 名:AQUQ GIFT
  • 価   格:¥1,999(税込)
  • 容   量:400g

主成分が塩化マグネシウムのこの入浴剤は、乳幼児から高齢者まで幅広く使うことができます。

人体に悪影響を及ぼすPCBやヒ素、水銀、鉛といった重金属を徹底的に取り除いているため、肌にも優しい商品となっています。

seacrystalsオリジナル エプソムソルト

ヒロセ シークリスタルス 国産 エプソムソルト

 

  • メーカー名:株式会社ヒロセ
  • 商 品 名:seacrystalsオリジナル エプソムソルト
  • 価   格:¥1,720(税込)
  • 容   量:4kg

シークリスタルスのメーカーから発売されたこの商品は、硫酸マグネシウムを主成分としたエプソムソルトの入浴剤です。

他の入浴剤と異なる点は強い香りがないということ。
食品添加物基準で製造されているため、乳幼児の入浴にも使える他、計量スプーンも付属されているので計量も簡単なのが嬉しいところ。

浴槽のお湯150~300リットルに対して、カップ一杯分の量である150グラムのエプソムソルトを入れると適量になります。
高い発汗効果を持つ一品です。
お試しタイプとして900gのサイズもご用意しています。
6回分の分量です。

ラグゼ デッドシーバスソルト

LU:XE ラグゼ デッドシーバスソルト

 

  • メーカー名:新日本機能食品
  • 商 品 名:ラグゼ デッドシーバスソルト
  • 価   格:¥3,601(参考価格)
  • 容   量:2kg

こののバスソルトは原産国はイスラエルで、死海から獲れた塩を使っているのが特徴的です。

全身の入浴以外にも足湯としても半身浴としても使用することが可能なほか、多くのエステサロンでも使用されている業務用のバスソルトです。

死海から獲れた塩以外には添加物が含まれていないほか、発汗効果や保湿効果も非常に高い、死海の塩を使った商品としてはおすすめの商品となっています。

きき湯 マグネシウム炭酸湯

バスクリンのきき湯 マグネシウム炭酸湯

 

  • メーカー名:バスクリン
  • 商 品 名:きき湯 マグネシウム炭酸湯
  • 価   格:¥585(参考価格)
  • 容   量:360g

「きき湯シリーズ」は炭酸ガスの発砲入浴剤です。
全体に沸き上がるような炭酸ガスの発砲が細かい気泡になり、素早くお湯に溶け込む仕組みです。

このマグネシウム炭酸湯はカボスの香りが特徴で、腰痛や肩こりを和らげると書かれていますがむくみにも効果があります。
硫酸マグネシウムが炭酸ガスが入浴効果を高めて、血流を良くしてむくみを解消させます。

お風呂が原因で肌荒れが!?正しい入浴方法で美肌にしましょう!

むくみや肌荒れになる間違ったお風呂の入り方

お風呂に入浴する際には正しい入浴方法で入らなければなりません。
では、どのようなことをしているとむくみや肌荒れの原因となる間違った入浴方法なのでしょうか。

ここでは間違ったお風呂の入り方だけを紹介します。

皮膚がふやけるほど風呂に長く浸かる

露天風呂

長時間お風呂に入り続けていると、肌がお湯に触れ続けることで徐々にふやけてシワシワになります。
これは肌表面に存在する角層が、大量の水分を吸収して一時的に膨らんだような状態です。

この状態であると一時的に肌のバリア機能が低下し、物質が浸透しやすくなっており、肌の内部にある水分を保つ働きをしている天然保湿因子であるNMFや、セラミドなどの細胞間の脂質が必要以上に流れ出てしまいやすくなります。

これらの物質が流れ出るほか、皮脂も必要以上に失われるようになり、その結果乾燥肌になりやすくなってしまいます。
これらのことから皮膚がふやけるほど長時間風呂に浸かるのはやめた方が良いでしょう。

全身を毎日石けんやボディーソープで洗う

石鹸とブラシのセット

毎日石けんやボディーソープを使用して全身を洗うのは、実は肌に良くないとされています。

人体には皮脂腺が多く、皮脂分泌が比較的多い部位とそうではない部位があります。
皮脂分泌が比較的多い部位は顔面のTゾーン鎖骨周辺胸部の上側、両脇、背中の上側です。

今挙げた部位は皮脂分泌が比較的多いため毎日洗った方が良いですが、それ以外の部位は皮脂分泌が比較的少ない部位であるため、毎日洗うと乾燥を招く場合があります。

入浴後に全身を乾かすのに10分以上時間をかける

ドライヤーとブラシセット

入浴後のお風呂上がりの状態は水分が肌に残っているためにしっとりとしてはいるものの、10分もすると肌の水分の量は入浴する前と同じような状態にまで戻ってしまいます。

浴槽から上がったらタオルで水分を早めに拭き取り、保湿効果のあるクリームなどを塗るようにすると保湿効果が見込めます。

この際、塗るクリームはセラミドといった保湿成分を含んだ化粧品などがおすすめです。

入浴の時間で美白や美肌が叶う!?肌がきれいになるお風呂の入り方と体の洗い方とは

入浴剤でむくみと体をいたわって

むくみにも様々な原因があり、ただ単純に水の飲み過ぎや塩分の摂取しすぎなどの原因から、リウマチなどの病気が原因でむくみが起きていることもあります。

このような悩みに入浴剤をお風呂に入れて使用すると、むくみをある程度解消に導くことができます。

むくみの原因は食生活からなのか、それとも病気からなのかしっかりと見極めながらむくみ解消に努めていきましょう!

 

冷えるとなんでむくむの!?冷えから起こるむくみの原因と対策

ストレスでもむくみは出る?適度に発散してレッツむくみ予防!

おすすめのむくみアイテムはこちら
『薬用Hottab重炭酸湯』加齢臭・体臭から肌荒れニキビも解決!!

熱い!バンビミルクのダイエット効果とは?超温感でむくみを強力ケア!

ピュアセラ美容オイルで乾燥を撃退!大切なのは素肌と同じセラミドを補うこと