皆様お肌の調子は如何でしょうか?
昨今では様々な美容品がありますが、その中でもなかなか人気でよく知られているキーワードとして、ヒアルロン酸というものがあるのではないでしょうか?
そんなヒアルロン酸ですが、実際どこまで、どのような効果という事を詳しく知っている方はあまり居ないんじゃないかと思われます。
今回はヒアルロン酸知識を身に着けていただきたく、若干のお時間をいただきたいと思います。
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どのような効果、特徴があるのか?
聞き覚えはあるのだけど、あまり良くしらず、ただ体に良い成分とイメージされる方もいるのではないでしょうか?
そんなヒアルロン酸ですが、本来は人体の内部に存在している物質の一つです。
ヒアルロン酸の体内での役割
ヒアルロン酸の役割ですが、特に皮膚の表面の弾力やうるおい、保水成分、バリア機能の一環として存在します。
これらは外気からの皮膚の乾燥を防いだり、物理的な衝撃から内臓など人体の大事な核を守る役割、太陽の光などに含まれる紫外線から人体を守る役割などがあり、それらを構成する組織の一部としてあります。
また、肘や膝などの関節部のつなぎ目にクッション(緩衝材)としての機能を果たしておりますので、その一部としてもヒアルロン酸があるのです。
それだけでなく、人間の目などは本来、人の脂と水分にによってバリア機能として、眼球を防護していますが、その水分はコンタクトレンズの表面に吸収されたり、何かしらの目の病気や日常生活の影響で減少したりします。
水分はいずれ蒸発してしまうため、ヒアルロン酸などの水分を保つ物質から水分の補給を受けています。
ヒアルロン酸が利用されている歴史は古く、約70年以上前から本格的に利用されており、昨今では美容品や化粧品の一部として配合され、一般に普及しています。
歳を重ねると減ってしまうヒアルロン酸
人体には19歳ごろまでのヒアルロン酸量に比べて、歳を重ねていくと四分の一ほどの量まで減少してしまいます。
もちろん他の人体の物質の影響などもありますが、人体のヒアルロン酸が減少することによって、お肌の水分が減ってしまい、シワやたるみなどが起こったり、膝や肘などの痛みを感じたり、四十肩、五十肩のようなトラブルが起きてしまいます。
このヒアルロン酸は1グラムの量で6リットルの水分を保持することが出来ると言われており、とても人体に重要だということが解りますね。
ヒアルロン酸は水溶性で水分に溶けるとゼリーのようなぷるぷると弾力のある、透明な瑞々しい個体になります。
そこで、人工的な利用が試みることになります。
今では、鶏の鶏冠などから抽出された天然ものと乳酸菌などから作られた人工ものがあります。
そして、天然物の方が安全性が高いと言われており、値段も人工のものより値段が高く設定されております。
それなり希少性があり、値段も高めですから効率よく扱ってほしいですね。
このようにヒアルロンには様々な効果や特徴があるのです。

注射で打つヒアルロン酸とどう違うのか?
ヒアルロン酸は高分子であって「分子量が大きい分子で、分子量が小さい分子から実質的または概念的に得られる単位の多数回の繰り返しで構成した構造」ということで、単純に物体として大きいのですが、人体の表面の網目、または角質より大きいため、表面に塗っても内部に浸透することができません。
つまり、化粧品やケア用品などは表面にしか効果がないことになりますが、薬事法でもお肌の表面にしか効果を出してはいけない、あるいは様々な制約があります。
それが詐欺というわけではありませんが、決められた制約の中で可能な限り、お客様の興味を引いて、商売ですからなるべく売れるように各社努めているようです。
ですが極端な言い方をしてしまいますと、サプリメントや化粧品にヒアルロン酸が入っていてもそこまで効果がありません。
例えば、膝が痛いので「●●の痛みにヒアルロン酸入り●●!!」というありがちな謳い商品があったとしますが、それが膝の根本的な解決になるかというとNOであり、そもそも薬事法・ヒアルロン酸の物質としての大きさからして、人体の内部に行き届くことが出来ません。

即効性の高いヒアルロン注射
ですので、そのように根本的な解決をしたい場合、ヒアルロン酸注射というものが利用されます。
先述の通り、ヒアルロン酸は内部にそのまま浸透させることができませんが、ヒアルロン酸注射ならば、物理的にヒアルロン酸の溶剤を体の内部に針を通して運ぶことができます。
この方法でしたら、確実性があり即効性も期待されており、顔の鼻、涙腺、シワ、おでこ、目周り、膝、肘などの不満や問題のある個所を改善することが出来ます。
大体数千円から数万円ほどで、効果の期間は美容だけならば半年から2年までの間になります。
若干効果の期間が短く金銭的な負担も大きいですが、安全性も高く、数分で痛みもなく切る手術ではないのでダウンタイムという安静期間も一日程度で済むため色々とその手の悩みがあるお客様にご利用されています。
ヒアルロン酸注射でアレルギーの心配はある?ヒアルロン酸とアレルギーについてくまなく解説します!
起こると怖い医療事故
ただし、留意点として医療事故なども存在します。
このヒアルロン酸を誤った箇所や血管の内部に入り詰まってしまったりすると、しこりや壊死などと大変恐ろしいことが起きてしまいます。
ですので、ごく稀にそういうことが起きるということを頭に入れていただいた上で、なおヒアルロン酸注射をご利用される方は行きつけの医院の評判を調べたり、マイクロカニューレという方式の注射のお店に通ってください。
リスクが多少少ないマイクロカニューレ
マイクロカニューレという方式の注射は針の先端が丸みを帯びていて尖っておらず、先端手前の側面の孔から溶剤を注入するようになっています。
ですので、血管を傷つけること、誤って血管内部などに溶剤を入れてしまうことがほとんどなく、極めて安全だったりします。
もちろんそれだけでは完全とは言えませんが、注射機を回転させることによって、針の側面を回転させることによって、360度に溶剤を注入できるため、必然、点としてしか打ち込むことのできない通常の注射器と違って皮膚の打ち込む回数が激減するため、その分体の負担やリスクも減ります。
自己施術は危険
また、ご家庭で自身で注射器とヒアルロン酸をご用意して打ち込まれる方も居られますが、大変危険ですので絶対にやめて下さい。
というのも、本来見えない血管や組織の場所に針を差し込むことになり、施術者はちゃんとした訓練や知識の元に施術してくれますが、それでも医療事故は起きています。
素人がそのような場所にご自身の勘だけで打ち込むのは大変危険ですし、大丈夫だったとしても、適切な箇所に打ち込まなければ効果がなかったということすら考えられます。
ですので、ご家庭でやる分には金銭的、時間的な負担はないかもしれませんが、リスクがとても高く、なにかしらトラブルが発生したときに医院のように様々なトラブルに対処するための器具や薬がないため危険です。
マイクロニードルは比較的安全
安全な方法としてはマイクロニードルというものがございます。
これはヒアルロン酸注射自体をとても小さな針にしたパック商品です。
これ自体を刺し込むと溶けて成分として働きます。
もちろん、薬事法の関係上表面にしか効果が出ず、改善できる範囲は限定されますが、比較的安全でかなりの評価を得ているようです。
ちょっとした美肌のための改善でしたらこちらがオススメでしょう。
ヒアルロン酸サプリの評判は?
ヒアルロン酸サプリの評判はおおむね好評なものもあります。
先述したようにそこまで効果がないと言いましたが、それはサプリメントでヒアルロン酸を補給してもそもそも体の生産量が決まっているためであり、毎日の栄養の補助的な目的や不足を補う用途では有効です。
ですので、毎日の生活を正し、改善してその上でサプリメントを使うことで効果があるという評判のようです。
人気のヒアルロン酸配合サプリメント
補う目的でのヒアルロン酸サプリですが、どのようなものがあるのでしょうか。
何点か見ていきたいと思います。参考にされてください。
DN ヒアルロン酸 30日分

- メーカー名:アサヒグループ食品
- 商 品 名:DN ヒアルロン酸 30日分
- 価 格:¥1,000前後(希望小売価格)
- 容 量:60粒
一日二粒、低分子コラーゲンがあなたの身体のサポート。
潤いを助けてくれる、セラミド、ビタミンC、ビタミンE配合のサプリメントです。
小林製薬ヒアルロン酸

- メーカー名:小林製薬
- 商 品 名:ヒアルロン酸
- 価 格:¥1,500前後(希望小売価格)
- 容 量:30粒
ヒアルロン酸は加齢と共に減少してしまう、体内に存在する大切な成分です。
ヒアルロン酸を主成分にハス胚芽エキスを配合しました。
みずみずしい美しさや健康が気になる方にオススメします。
DHC ヒアルロン酸

- メーカー名:DHC
- 商 品 名:ヒアルロン酸
- 価 格:¥1,000前後(希望小売価格)
- 容 量:24g
DHCの「ヒアルロン酸」は1日あたり150mgのヒアルロン酸を配合。
さらに、うるおい成分のライチ種子エキス、皮脂膜成分のスクワレン、コンディションを整えるビタミンB2をプラスし、ゆらぎをサポート。
みずみずしくハリのある美しさをサポートします。
適切な処置で瑞々しい健やかお肌に
以上のようにヒアルロン酸について述べさせていただきました。
ご自身の状態によって必要とするものも違いますし、まずは日常生活や食生活の向上、改善の上にサプリメントなり美容外科に通われるよう、読者様の美肌生活を願っております。
また、繰り返し申し上げますがヒアルロン酸は人体の内部に存在する物質となりますが、個人の判断で過度なご利用や注射器を用いての行為は危険ですので、どうしても悩みのある方は近くの医師などのカウンセリングを受けた上で適切なご使用を宜しくお願い致します。
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