美容外科でしわやたるみを改善するには?正しく理解して臨みましょう!

美容外科で今まさに行われている手術 たるみ

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化粧品やエクササイズなど、しわやたるみを改善させる方法はたくさんあります。
でも専門家の、それも「美容外科」の部類ではどんなしわ・たるみを改善させるのでしょうか。
今回は具体的な施術内容・各種料金・メリットやデメリットなどをご紹介します。
美容外科の正しい知識を身につけ、その施術は今の自分に本当に必要かどうかを見極めましょう。

しわやたるみの原因

美容外科という本題に入る前に、再確認も含めてしわ・たるみの原因をおさらいしましょう。

  • 肌の持つ弾性の喪失
  • 乾燥による肌へのダメージ
  • 紫外線
  • 女性ホルモンの低下
この4つがしわ・たるみを引き起こしています。どれも加齢に伴い顕著になります。
上から順にメカニズムを紐解いていきましょう。

肌の持つ弾性の喪失

肌の弾力を維持するものとして「コラーゲン」という物質が深く関係しているのはよく耳にします。
真皮の線維芽細胞は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の三つの成分が組み合わさって、肌に弾力を与えています。

歳をとるとコラーゲン量が減り、線維芽細胞を合成する機能も弱くなっていき、しわ・たるみが現れ始めるのです。

乾燥による肌へのダメージ

陽の光が当たった森にたくさん落ち葉があるところ気候の変化による気温・湿度の起伏に自律神経が対応しきれず、一時的な乾燥肌となってしまうことがあります。
一時的とはいえ、積み重なれば深刻なダメージとなります。

小さなしわはそうした乾燥が元で起きます。
乾燥し水分を失った皮膚は薄く硬くなるからです。
角質細胞の保湿力を担うアミノ酸と角質細胞をつなぐ細胞間脂質が年齢とともに減少するからです。

紫外線

紫外線もしわ・たるみの一因になります。
紫外線は日焼けを起こすだけでなく、光老化というものも起こします。

健康な肌の真皮の部分にはコラーゲンがしっかり束を作って集まっていますが、紫外線に当たるとそのコラーゲンは小さく切断されてしまいます。
そうなるとエラスチンを変化させる酵素が分泌されます。

そして、皮膚は弾力を失いしわやたるみとなるのです。
年齢を重ねるとこのコラーゲンを作る線維がだんだん修復するのが遅くなるために、しわとして蓄積されてしまうのです。

女性ホルモンの低下

外国人美女がロングヘア―をとかしているところ女性には美と健康を保つ女性ホルモンが備わっています。
この女性ホルモンが低下しても肌荒れを引き起こし、しわ・たるみになります。

ヒトの体内のホルモンは生命の維持と遺伝子の継承を目的としています。
健康を維持するために栄養素を運び、生殖機能を万全の状態に保ちます。

中でも女性ホルモンであるエストロゲンは、髪と肌の艶やかさに関係します。
ところが、更年期を迎えてくると卵巣機能が低下しエストロゲンが急激に減少します。
その変化は肌では角質層の水分量が減り、真皮であるコラーゲンやヒアルロン酸も減少します。
そうなると肌は乾燥して、ハリや弾力が失われていきます。

この女性ホルモンが意外と20代から30代前半をピークに減少していってしまうのです。

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その中でもなかなか改善しづらいもの

このようにしわやたるみには数々の原因が挙げられますが、しわやたるみの中でもなかなか改善しづらい部分といわれるのが次の部分です。

ほうれい線

肌のハリと美白が整った女性の口元ほうれい線は厄介です。
その原因は肌内部のハリや筋肉、骨格など肌表面ではないため、改善には時間がものを言うからです。
そもそもなぜほうれい線ができてしまうのかは3つの要因があります。

  1. 真皮の空洞化
  2. 表情筋の衰え
  3. 皮下脂肪の肥大化
ここで言いたいのは皮下脂肪の肥大化で皮下脂肪が多くなると、悪い因子が過剰に分泌されるようになるため、真皮にダメージを与えるようになります。
つまり、ほうれい線を予防するには皮下脂肪を増やさないようにすることなのですが、ただ脂肪を減らすというのは大変なことなのです。

頬のたるみ

指でニキビを気にする女性頬が垂れるということは表情筋の衰えを始め、肌の水分保持能力の低下や脂肪・老廃物の蓄積などが原因として挙げられます。
頬が垂れるとブルドッグ顔になります。

この「頬のたるみ」こそが、一般的に「老け」を感じるきっかけとなることが多く見受けられます。
というのは日本人は欧米人と比べて「たるみやすい人種」だそうです。
まぶたの上を覆いかぶさっている作りがモンゴロイドとも言われる日本人の特徴です。
一方、欧米人は日本人ほどたるみやフェイスラインの崩れで悩むことはないそうです。

このことがたるみの上で改善しづらい部分だとも言えます。

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美容外科ではどんなことをしてくれるのか

では、本題である美容外科について語っていきます。

美容外科ってどんなところ?

患者のレントゲン写真を診断している女医美容外科とは主に審美性(見た目の美しさ)を追求して修正を行う診療科です。

少し前までは美容整形はいけないことだと言われてきましたが、人の第一印象は80%見た目で決まります。
それはしわ・たるみの観点からも似たようなことが言えるでしょう。

美容外科ではさまざまな施術を行なっています。

  • 二重術や目元の美容整形
  • 鼻やフェイスラインの美容整形
  • 体内に吸収される糸でリフトアップ若返り術
  • プチ整形
  • バストアップ
  • 脂肪吸引 など

形成外科と何が違うの?

似たような意味合いで形成外科を看板にしているクリニックがあります。

違いは

  • 保険診療が適用するか否か
  • 病気か否か
一般的に美容外科という部類は保険適用されません。
例えば同じ顔の変形でも、実は病気が隠されている場合があります。
病気でしたら病気の根っこを取り除かなくてはならないので、形成外科の保険診療が可能で治療が必要になります。

ですが、ただ「見た目がイヤだから」と痛くもかゆくもない顔を変えるのは美容のためだけになるので、自費での出費となります。

そうなると、世の中にはさまざまな施術内容が溢れかえっていますので、よく見極めて利用することが肝心ですね。

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美容外科で行う施術の具体的な説明

美容外科で行う施術内容の数は極めて多いです。
今回は顔に関する施術内容に絞って触れていきます。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入はしわ・たるみを目立たなくします。

80年代ごろ、注入材(フィラーともいいます)としてコラーゲンが使用されていました。
しかし、アレルギー反応を示す患者も少なくありませんでした。
コラーゲンがタンパク質であることが原因とのことです。

そこで、人体に元から存在して、かつ拒絶反応を起こさないような物質として、ヒアルロン酸注入材が注目され始めました。
タンパク質を主成分としないヒアルロン酸であれば、アレルギー反応を起こす可能性を極力低くすることができたのです。

これから注射をしようとしている針ダウンタイムが短いため即日で以前より安全な治療が可能とのことで、爆発的に広まり、多くの人に知れ渡るようになりました。

そんなしわ・たるみである窪みや溝を、皮膚の中から隆起させ平たくしてしまうのがヒアルロン酸注入です。

ヒアルロン酸を皮内や皮下に注射し、しわの凹みを改善します。
特にほうれい線、マリオネットライン、口元の縦じわに有効です。
皮下に用いる場合は血管塞栓を避けるために血管に刺さりにくい特殊な針を使用しているようです。
ヒアルロン酸注入の効果は平均で1年程度持続します。

ボトックス注射

メスを使わないとのことで人気施術方法です。
ヒアルロン酸注入との違いは、窪んだ皮膚そのものを隆起させるヒアルロン酸注入に対して、表情筋の可動を抑制することでしわ・たるみを目立たなくするのがボトックス注入です。

加齢に伴い張力を失う皮膚はこの状態だと、くしゃっと笑ったりするだけでも、徐々にしわ・たるみがついてきてしまいます。
張力が低下していて、皮膚が元の形に戻ろうとしなくなるからです。

ボトックスは主に眉間や目尻のしわを対象とします。
表情筋の過剰な可動を抑え、くしゃっとしたしわ・たるみがつかないようにするので、くっきりとしわが定着する前の段階であれば改善が期待できます。
ヒアルロン酸注入と組み合わせてみても良いでしょう。

アイリフト

アイブロウとアイメイクがされている女性アイリフトには2種類あり、目の下・目の上のたるみによって施術方法が違ってきます。

目の下
袋状のたるみになりやすい目の下側は、下まつ毛の目立たない部分で余分な皮膚や脂肪を取り除きます。
クリニックの中では皮膚を切って縫合してしまうと傷跡が残るという観点から、まぶたの裏の粘膜から「経結膜脱脂法」という施術を行なっているところもあります。
目の上
目の上の場合は二重のラインに沿って治療していきます。
切開と縫合を行いますが、手術後は二重ラインに隠れるために跡は目立たなくなります。

ウルセラ

ウルセラとは超音波を当てることで皮膚の深層部に熱エネルギーを届けて、引き締めを促したるみを改善する治療法です。
深層部まで届けるので麻酔が不要です。

ダウンタウンも無く当日のお化粧も可能です。
それでいて高いリフトアップ効果が期待できます。

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値段やメリット・デメリット

前半でも記載したように美容外科の料金は「自費」です。
国が定めているのは「健康維持のための手術には保険を適用するべき」ことであって、たとえ国に認められた形成外科であっても美容に関する理由で受けた手術に保険は適用されません。

その上で料金を把握しておきましょう。

施術内容 料金
ヒアルロン酸注入 10万~12万
ボトックス注射 1万8千~5万円
(ただし部位によっては10万を超える場合もある)
ジェネリックが適用されるところもある
アイリフト 5万~10万
ウルセラ 10万~30万(部位による)

美容外科の場合、自分が気になる顔や身体の改善や心の健康を得るために行うというメリットがあります。
しかし、せっかく施術してもらっても肌が腫れてしまったり、医師が未熟なため誤ってパーツを壊死させてしまったり、リスクと隣り合わせになるかもしれないと心得た方が賢明です。

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リフトアップなどをした人たちの口コミ

丸とバツの札を持っている女の子「目を二重にするための糸を用いたリフトアップ。
広い院内は清潔感があり、隅々まで手をかけてあるそうだ。先生が優しかった。スタッフの皆さんも笑顔で、安心して施術を受けられたしあっという間に終わった。今や毎日のメイクがとても楽しくて!私の人生を変えてくれたリフトアップでした。友人にも紹介しようと思う」

「超音波による頬のリフトアップ。院長が直接執り行なってくれました。
手術の内容やアフターケアに関する説明に、たっぷりと時間を取ってくださり、真摯に向き合ってくれた。自分の予算をはっきりと伝えれば、オプションやコースの紹介は予算内で可能になりますね。」

このような良い口コミがある一方

思っていたよりも高い料金を提案された
カウンセリングがいい加減で高い料金の施術を勧められた
予約したのに待ち時間が長かった
スタッフや医師の対応が悪かった
などの低評価の口コミも見られます。

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デメリットも理解しつつ美容外科へ

美容外科に対する世間の目はというと、好意的評価もある一方、否定的意見も多数みられます。
「肌の持つ弾性の喪失」「乾燥による肌へのダメージ」「紫外線」「女性ホルモンの低下」この4つがしわ・たるみの主な原因です。
中でもほうれい線は厄介です。

国が定めているのは「健康維持のための手術には保険を適用するべき」ことであって、たとえ国に認められた形成外科であっても美容に関する理由で受けた手術に保険は適用されません。

美容外科の正しい知識を身につけ、その施術は今の自分に本当に必要かどうかを見極めましょう。
今の自分の悩みに合わせて選択していくのです。

『美容外科 施術内容』で検索していただくと、世の中にはさまざまな施術内容が溢れかえっているということが分かります。
料金も高額なため、じっくり比較して選びましょう。

 

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